ベトナムの旧正月テト休みを甘く見ない方がいい? #83

グエン朝の王宮Vietnam
この記事は約8分で読めます。

皆さんシンチャオ、旅ブロガーの「ファイン」です。

 

今回は首都ハノイから古都フエに移動します。

楽しみにしていたベトナム統一鉄道で移動しましょう。

670キロ、13時間の寝台列車の旅、楽しみ(笑)

 

ということで、テト時期のハノイからフエ移動について語ります。

 

ベトナム統一鉄道に乗れなかった?

チケット購入のため窓口で日時を告げると希望の時間は満席でした。

仕方なく

「次の列車のチケットを下さい」

「翌日も満席です」

「えっ、いつなら空席があるのですか?」

「テト期間はほぼ満席ですよ」

 

完全に調査不足でした!

ある程度の混雑は予想していましたが、チケットが買えないほどとは予想外。

 

ベトナム統一鉄道ベトナム統一鉄道

 

テトとは?

ベトナムの旧正月のことです。

毎年1月下旬から2月中旬の間がテト休みとなります(太陰暦により毎年テト期間は異なります)

 

ベトナムの旧正月の花火ベトナムの旧正月の花火

 

テトによる影響7つ

①急激なインフレ

色んな物が値上がります。

 

②結婚式増

テト明けの時期に結婚するのは縁起悪いとされているベトナム。

テト前に挙式するカップルが多く、あちこちで結婚式を見かける機会が増えます。

 

③治安の悪化

治安のいいベトナムですが、テト準備のためにお金が何かと必要になるのです。

その結果、観光客狙いのスリやひったくりが急増する負の連鎖が起こります。

 

④忘年会の増加

ベトナムはたくさんの忘年会があります。

日本人の感覚では忘年会は夜ですが、ベトナムでは朝から忘年会を始めます。

この時期、早朝からカラオケ大会が見れるのは忘年会なのです。

 

⑤帰省ラッシュ

日本のお盆や年末年始と同じ感覚です。

バス・汽車・飛行機などあらゆる国内の交通手段が満席になります。

 

ファインは、この影響を受けました。

また料金が相場以上に上昇しても座席を取るのが困難な状況になります。

仕方なく、料金が倍増したスリーピングバスを必死に探し席を確保しました。

 

⑥街中から人が消えます

都市部で働く地方出身者が、故郷に帰ります。

ホーチミンやハノイの大都市では人が少なくなります。

 

⑦ お店が開いてない

これは、旅人にとっては大問題です。

市場やスーパーマーケット、食堂、屋台、軒並み休業です。

開いているのは、料金が普段の2~3倍になっている店のみ。

 

上記のことからテトをベトナムで過ごす人は注意が必要です。

 

ベトナムの旧正月ベトナムの旧正月

 

日本人親子と関西人女性

希望の寝台列車に乗れず、スリーピングバスでフエに到着。

日本人が集まりやすいゲストハウスに無事に着くことが出来ました。

 

そこで30代くらいの落ち着いた感じの女性と60代くらいの元気な男性に出会いました。

彼らは、親子でベトナムを旅しているとのことです。

 

親子で長期海外旅行は珍しいなと思いつつ、意気投合。

その後、観光から戻ってきた関西人女性が合流し4人で夕食へ出かけました。

 

しかし、お店が開いていない。

 

色々探し回りましたが、寂れたお店が一軒開いていました。

他に開いている店がないので、選択肢はなく4人で入店。

 

テトなので、あまり働く気のないご主人に申し訳なさそうに料理を注文。

「ちっ」

舌打ちが聞こえたのです。

 

そこで関西人女性が切れました。

客に向かって「ちっ」じゃねえだろ。(気が強い)

 

お店の人の態度があまりにも酷かったので、彼女の気持ちもわかります。

 

 

風邪薬

 

食事の時に、親子で旅をしている父親が少々具合が悪いとの話を聞いていました。

その父親曰く、「ベトナムの薬は怖くて飲用できない」とのこと。

 

辛そうだったので、ファインが日本から持参した薬を親子の部屋へ届けました。

ファインは、アホなので風邪をあまりひきません。

自宅にある風邪薬も消費期限が過ぎていることはよくあります。

 

翌日、薬の効果か父親の体調が回復したみたいなので良かったです。

旅行中に体調を崩すとかなり辛いですからね。

 

 

 

ゲストハウスの少女

我々が宿泊したゲストハウスに、小学生くらいの少女がいました。

この宿の娘さんかと思っていたら、近所の子供だそうです。

 

ベトナムの女の子イメージ

 

日本人が集まる宿で、何をしているのと思いませんか?

日本語を勉強しているとの事でした。

語学学校に通うお金もないので、日本人と話すことで日本語習得しているのです。

 

凄い

 

こういう頑張っている子には幸せになってほしい。

ファインには助けてあげられる力はないのが残念でならない。

 

この子と、日本語で会話してあげるだけで喜ぶそうなので少しお話ししました。

世界には貧困から抜け出そうと頑張っている人がたくさんいます。

つくづく我々は日本に生まれて幸せな環境で育ったんだと考えさせられました。

 

 

フエの移動方法4選

フエはコンパクトな街です。

あなた自身の旅にマッチした移動方法を選びましょう。

 

レンタル自転車

王宮から新市街は近いのでファインはレンタル自転車を選択しました。

「タクシー」や「シクロ」利用時の煩わしい交渉はしなくて良いので楽になります。

レンタル自転車の相場:1日2万ドン(100円)から3万ドン(150円)程度

 

レンタル自転車レンタル自転車

 

 

シクロ:Xích lô

フエの移動手段として人気が高いのは、自転車の人力車であるシクロです。

シクロは複数人でのることができます。

シクロのドライバーは街中に大量にいるので、何度も声をかけられます。

 

シクロの料金の相場は市街地をあちこち回ってもらうなら5万ドン(250円)

市内→王宮は2万ドン(100円)が相場です。

それ以上の値段を提示されたら、たくさんいるので他のシクロに頼みましょう。

 

シクロシクロ

 

レンタルバイク

「カイディン」「ミンマン帝廟」に行く人は市街から10キロ離れています。

体力に自信のある方以外は自転車やシクロだと少々厳しいのが現実です。

そんな時はバイクをレンタルして自力で運転していきましょう。

 

レンタルバイクレンタルバイク

 

レンタルバイク相場:1日レンタルで7〜10万ドン程度(350円~500円)

フエを自由に回りたい、というファインと同じ考えの人はこれが一番楽な方法です。

 

 

タクシーorバイタクシー

ベトナムで運転するのが不安な方は「タクシー」や「バイタクシー」を頼りましょう。

タクシーの相場:1キロ1万ドン程度

「カイディン帝廟」に行く予定の方は片道8万ドン(400円)程度かかります。

 

バイクタクシーバイクタクシー

 

配車アプリ

なぜ、ファインの好きなGrabを勧めないのか疑問に思いませんか?

決して書き忘れたわけではないのです。

ハノイにはたくさんいたGrabがフエにはいないのです。

 

Grabを起動しても全然つかまりません。

テトの時期だからではなく、元々フエにはGrabドライバーがあまりいないらしい。

 

チャンティエン橋

フエ市街地を隔てているフォーン川を跨ぐのが「チャンティエン橋」です。

夜はライトアップが美しく、写真を撮りに来る若者が橋の周囲に集まります。

 

フエ市内のフオーン川をつなぐチャンティエン橋チャンティエン橋

 

フエのテト攻勢

ベトナム戦争の大きな転機となったのが、「フエのテト攻勢」です。

皆さんご存じのベトナム戦争でも、テト期間中は休戦協定が結ばれていました。

 

しかし、1968年1月30日のテト期間中に大攻勢が始まりました。

北ベトナム人民軍と南ベトナム解放民族戦線による南ベトナムに対する攻撃です。

このテト攻勢がベトナム戦争の終結した大きな要因だと言われております。

 

 

フエ事件

1968年1月30日~2月上旬。

テト攻勢時にフエでは大規模な市民への虐殺事件「フエ事件」が発生したのです。

 

この事件はテト攻勢の実施に合わせて半ば計画的に行われたものでした。

事前に虐殺相手の優先リストまで用意されていたと言われております。

 

犠牲者は南ベトナム政府の役人や警察官だけではありません。

学生やキリスト教の神父、外国人医師などの一般市民にまで2000人以上にのぼります。

(一部wiki抜粋)

 

フエ大学

フエにある国立の総合大学です。

ホーチミンさんがこのフエ大学の出身という事で知られています。

ベトナムの大学国内ランキングで27位に入っています。

 

 

追伸

フエのベストシーズンはいつでしょうか?

ファインは雨期から乾季に変わる季節がベストシーズンと情報を得ていました。

ざっくりですが、2月~8月は乾季、9月~1月は雨季です。

 

つまり一月下旬から二月上旬が季節的には最高なんです。

季節的にはね!

皆さんも、卒業シーズンとテトの時期は被るでしょうからくれぐれも注意して下さい。

Vietnam 海外旅行
シェアする
管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

ファインをフォローする
元添乗員のひとり旅

コメント

タイトルとURLをコピーしました