
セゥラマット シアン、旅ブロガーのファインです。
あなたは、「ヘナタトゥ」って聞いたことあるでしょうか?
簡単に言えば「消える入れ墨」です。
ヘナタトゥは、角質に染める入れ墨なのです。
人間の角質は、14日前後で生まれ変わると言われています。
つまり約2週間で、表皮の一番外側が剥がれ落ちるということなのです。
ジョグジャカルタでは、そのヘナタトゥの勧誘が激しいのです。
ということで、今回はジョグジャカルタのメインストリートを紹介します。
目次
ヘナタトゥ:Henna-tattoo
ファインに突然声をかけてきた人は、「ヘナタトゥ」の勧誘でした。
場所は、ジョグジャカルタのメインストリート「マリオボロ通り」です。
「2週間で消えるから安心だよ」と言われましたが、笑顔が怪しかったので断りました。
本物のヘナタトゥは、確実に消えます。(本物はね)
「ヘナタトゥ」は、「ヘナアート」や「メヘンディ」とも言われています。
ヘナと言う植物の葉をペーストにして、一番外側の皮膚に塗り込んでいきます。
ボディーアートとして、最近は若い日本人女性に人気が出てきました。
人間の表皮は28日周期で新陳代謝するので、2週間では薄くなる程度です。
完全に消えるのには1ヶ月くらいはかかります。
「ヘナ」は天然成分なので安全性は高いです。
しかし、化学物質が添加された「ブラック・ヘナ」については注意が必要です。
興味のある方は高くてもきちんとしたお店で天然の「ヘナ」で施術することをお勧めします。
安い化学物質が入っているヘナタトゥの特徴としては、黒、赤、青、などバラエティー豊かな色があることです。
天然素材のヘナタトゥは、ブラウンもしくはオレンジの2色しかありません。
ヘナタトゥ
料金相場:30,000RP
ヘナタトゥは、長持ちするよとか、相場以下の料金提示にはくれぐれも注意しましょう。
<ヘナタトゥが消えない2つのトラブル回避方法>
①相場以下の料金提示(化学物質入りのヘナタトゥはかなり安いですから)
②オレンジまたはブラウンのみ(化学物質が入っていると他の色も作れるのです)
王宮舞踊:Royal Palace Dance
王宮=クラトン
現在でも「ハメンクブウォノ10世」がこの王宮で暮らしています。
王宮の一部が観光客にも公開しており、ファインも見学してきました。
メインストリート「マリオボロ通り」から近いので観光しやすい場所にあります。
入口は南と北に2つあり、それぞれ入場料が必要です。
開館時間:火曜~日曜 8:30~15:00 / 午後に閉館
元旦とラマダン明け大祭、月曜は休館日
入場料:15,000RP
カメラ使用料:1,000RP
英語・日本語ガイド料:50,000RP
「ガムラン演奏」や「伝統舞踊」が毎日上演されています。
踊り終えたら衣装に身を包んだダンサーとツーショット写真を撮ってもらえます。
ダンサーは化粧をしているので年齢不詳ですが、高校生くらいに感じました。
身長162㎝のファインとツーショット写真でも、ほぼ同じくらいの背丈でした。
王宮に仕える民族衣装を着た家臣たちとも一緒に写真を撮ってもらえますよ。
<注意事項>
クラトンを訪れる際は、帽子などの被り物は取ることがマナーとされています。
マリオボロ通り:Malioboro-Street
ジョグジャカルタに訪れたら必ず訪れるであろう約2.5㎞のメインストリートです。
屋台は勿論、ストリートパフォーマンスも晴れていれば毎日楽しめます。
歌手やマジシャン、コミカルな動きのコメディアンなどたくさんいます。
そのマリオボロ通りで必ず見かけるのが、名物の馬車(Andhong)です。
運賃:一台150,000RP(1,100円)
交渉制なので、利用する際はぼられないように注意して下さい。
マリオボロ通りのストリートパフォーマンス
またマリオボロ通りは、観光客へ客引きの声掛けもよく見かけます。
同じ商品でも声をかけてくる人の店は高く、声をかけてこない店は安い傾向にあります。
悔しい思いをしたくなければ、欲しいものの相場をリサーチしてから購入しましょう。
インドネシアグルメ:Indonesian Gourmet
サテ:Sate
王宮舞踊を見学後に、インドネシア名物の「サテ」を頂きました。
10本セットで15,000RP(約110円)
串に肉を刺して焼くので、日本の焼き鳥と同じですね。
①サテ・アヤム=焼き鳥
②サテ・サビ=牛肉
③サテ・カンビン=ヤギ肉
サテ
日本との違いは、どれもピリ辛のピーナッツソースにつけて食べることです。
テンペ:Tempeh
テンペとはインドネシア発祥の大豆を発酵させた食べ物です。
「インドネシアの納豆」と呼ばれてるので日本人の口に合うと思います。
「テンペ」は固められたブロック状で売られています。
味は淡白で臭気や苦味はありません。
テンペ
テンペゴレンは、ご飯とセットで8,000RP~10,000RPくらいで売っています。
テンペをケチャップで炒めたもので、豆の食感がとても美味ですよ。
チロック:Cilok
マリオボロ通りの屋台で売っています。
魚のすり身や小麦粉、タピオカ粉にニンニクを混ぜて団子にします。
屋台は、バイクの荷台に大きなお鍋が取り付けられています。
チロック
お店により大きさが異なり、2~3cm程度の団子から4~5cmサイズの団子まであります。
料金:5,000ルピア(約44円)
ビニール袋に「チロック」を入れ、お鍋の煮汁を少しかけてくれます。
仕上げに甘いソースとピーナッツソースをかけてくれます。
ピーナッツソースは、日本人には少々辛いです。
次回紹介する「バリ島」では、「チロック」を1度も見かけませんでした。
もし、興味ある方はジョグジャカルタでトライして下さい。
つくね団子のピリ辛ソースがかかっているおやつと表現したらイメージできるでしょうか。
※同じ団子でもインドネシア定番の「BAKSO」とは全く別の食べ物です。
「バクソー」は日本でいうおでんのつみれみたいなものです。
バクソー
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回紹介した「ヘナタトゥ」と「王宮舞踊」はいかがでしたでしょうか?
「王宮舞踊」と「ストリートパフォーマンス」を楽しんだら突然スコールが降ってきました。
バケツをひっくり返したようなスコールに降られたのが、ちょうど警察署の前でした。
突然のスコールに困っていたファインを観て「警察署で休んでいきな」と言われたのです。
スコールは30分ほどで止みましたが、ずっと警察署で雨宿りさせていただきました。
インドネシア人の優しさに触れて、ファインはほっこりした気持ちになりました。 笑
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