お得な「コンポジットチケット」を利用して「ジャイプール観光」を完全制覇#156

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皆さんナマステ、旅ブロガーのファインです。

前回は、ジャイプールの移動方法について語りました。

今回は、いよいよジャイプールの観光について解説します。

ジャイプールには、観光地が複数あり毎回チッケットを購入するのも大変です。

そこで、お勧めしたいのが今回お勧めする「コンポジットチケット」です。

インドに行ったことがない方は、初めて聞いた方も多いかもしれません。

簡単に説明すると8つの観光地に対応しているチケットのことです。

コンポジットチケットに関して、メリットとデメリットをわかりやすく説明します。

初めて、ジャイプールを訪れる方には参考になるかもしれません。

 

ということで、今回はジャイプール観光必須の「コンポジットチケット」について語ります。

 

 

コンポジットチケット:composite tickets

ジャイプールの8つの観光地に入場できる共通のチケット

①アンベール城(Amer Fort)

②ナハーガー要塞(Nahargarh Fort)

③風の宮殿(Hawa Mahal)

④アルバート博物館(Arbelt Hall Museum)

⑤ジャンタル・マンタル(Jantar Mantar)

⑥シソディアガーデン(Sisodiya Garden)

⑦ビドゥヤダールガーデン(Vidyadhar)

⑧イサーラト(Isarlat)

 

~購入方法~

上記8ヶ所ならどこでも購入可能です。

毎回チケット売り場に並ぶ手間が省けますし、毎回購入するよりもお得です。

メインの3ヶ所を巡れば、元を取れる計算になりますからね。

3ヶ所以上観光する予定の方は、メリットがあるのではないでしょうか。

一般料金:1,000Rs(約1,791円)

学生料金:200Rs(約358円)

 

<デメリット>

①有効期間が2日間しかないこと

②1つの観光地に1回のみしか入場できないこと

(その施設をリピートするときは、新たにチケットを購入しなければなりません)

「シティパレス」が含まれていないこと

※この3つのデメリットに該当する方は購入を再検討する必要があります。

 

 

 

アンベール城:Amer Fort

アンベール城は、ジャイプール郊外の北東11㎞に位置する城塞都市にある宮殿です。

宮殿の後ろには、ジャイガル城砦があります。

2013年にラージャスターンの丘陵城塞群として、世界文化遺産に登録されています。

入場料:500Rs(約895円)

営業時間:8時~17時半

アクセス:Access

風邪の宮殿からバス:10Rs(約18円)

※発音が違うのか?アンベールでは通じなかったので、紙に書いて見せました💦

バス番号:5番・29番

※運賃はバス車内にいる男性が現金を回収に来てくれます。

所要時間:約17分

 

 

 

ナハーガー要塞:Nahargarh Fort

別名:タイガー砦

要塞と表現しましたが、ガイドブックによっては宮殿と訳している本もあります。

(理由は、要塞が作られた後、宮殿も建てられ妃も住んでいた経緯があるからです)

8つの施設の中では知名度は低いですが、中々いい所ですよ。

高台にあるので、ジャイプールの街全体を見下ろすことが出来ます。

天気次第ですが「水の宮殿」も観ることが出来ますから。

夜景も評判ですが、治安がいい場所ではないのでくれぐれもご注意ください。

入場料:200Rs(約358円)

アクセス:Access

風邪の宮殿から約3km

徒歩:44分

 

 

 

風の宮殿:Hawa Mahal

ジャイプールの中心である風の宮殿については、以下の記事を読んで頂ければ幸いです。

ラジャスタン州の州都ジャイプールのシンボル「風の宮殿・ハワーマハル」#157
ジャイプールのシンボル、953個の窓、5階建ての建造物、ステンドグラス、写真の撮り方、チャンドポール駅、コンポジットチケット、オーディオガイド、ジャイプールの眺望、ジャイプルジャンクション駅、The Tattoo Cafe & Lounge

 

 

 

アルバート博物館:Arbelt Hall Museum

個人的には、博物館自体に強い関心がないので否定的なコメントは控えます。

外観は立派だったので、インスタ映えを狙うにはいいかもしれません。

展示品に関しては・・・・・・・・・・日本人形があった印象しか残っていません。

ここは、鳩が異常に多くてリュックに糞を落とされて不愉快なイメージが残りました。

入場料:300Rs(約537円)

営業時間:9時~17時

定休日:毎月最終火曜日

アクセス:Access

ジャイプールジャンクション駅から約1km

徒歩11分

 

 

 

ジャンタル・マンタル:Jantar Mantar

インド北部に5か所ある大型日時計天文観測所

その中でも、「ジャンタル・マンタル」が最大です。

直訳すると「計測する機械」

「魔法の仕掛け」という意味があり、2010年世界文化遺産に登録されています。

営業時間:09:00~16:30

入場料:200Rs(約358円)

ビデオ持ち込み料:25Rs(約45円)

 

ジャンタル・マンタルの天体観測儀

 

大小20の天体観測儀が並んでいます。

中でも天文学や占星術に使用する12の観測機がメインの天体観測儀です。

これらの天体観測儀は、適当に並べているわけではなく12星座に向いています。

①サムラート・ヤントラ

高さ27.4mの日時計である「サムラート・ヤントラ」は一番人気の天体観測機です。

2秒単位で時間を計測でき、子午線、天頂距離も測れます。

この天文台最大の観測機で、一直線の斜面は北極星を指しています。

②ダクシノー・ブリッティ・ヤントラ

太陽の高度を測定する観測機

③ウンナターシャ・ヤントラ

星や惑星の位置を図る観測機

④ヤントラ・ラージ

天体の高度を測定する観測機

⑤クラーンティ・ヴリッタ・ヤントラ

天体の緯度と経度を測定する観測機

⑥ナリ・ヴァラヤ・ヤントラ

太陽を観測する観測機

⑦ジャイ・プラカーシュ・ヤントラ

ほかの観測機のデータを補足するための観測機

⑧ラーシ・ヴァラヤ・ヤントラ

占星術に用いる観測機で、12の観測機が各々の星座に向かって設置されている

⑨ラグ・サムナート・ヤントラ(サムラート・ヤントラの小型版)

世界標準時が採用される以前には、この時計がジャイプルの標準時計でした

⑩チャクラ・ヤントラ

子午線通過時間や星の位置を測定する観測機

⑪ラーム・ヤントラ

太陽・月・星の高度と方位を測定する観測機

⑫ディガンシャ・ヤントラ

太陽・惑星・星の位置を測定する観測機

 

※ちなみに観光地化していますが、280年たった現在でも現役で利用されています。

世界一正確な二重赤道日時計

南と北にそれぞれ円盤があります。

ジャイプルの二重赤道日時計は、宗教暦上の日付を知るために造られたものです。

石造りの二重赤道日時計は、記念碑も兼ねています。

入場料:200Rs(約358円)

営業時間:6時~18時

アクセス:Access

最寄り駅:Chand Pole駅

グーグルの案内では徒歩22分ですが、実際は30分以上かかりました。

ファインが訪印した時は、チャンドポール駅までしかありませんでした。

将来的に延伸し、Badi Chopar駅まで伸びると徒歩11分でジャンタル・マンタルに行けます。

マハラジャの居城「シティ・パレス」の一角あり、「風の宮殿」からは約4分

 

 

 

シソディアガーデン:Sisodiya Garden

丘に囲まれた風光明媚な美しい庭園

女王にちなんで名付けられました。

営業時間:8時~18時

入場料:30Rs(約54円) 50Rs(約90円)

アクセス:Access

ハワー・マハルから5.2㎞

 

 

 

ビドゥヤダールガーデン:Vidyadhar

インドの喧騒けんそうに疲れた時に訪れたら癒されるかもしれません。

観光客も多くないので手入れが行き届いているかと聞かれたら・・・・・・・微妙💦

中央にある池が、視覚的に楽しませてくれるかもしれません。

期待しすぎないで、時間潰し的な感覚で訪れることをオススメします。

夜間のライトアップが美しいらしいですが、自分は夜訪れていません。

アクセスが難しい場所にあるので、コンポジットチケットがなければ行きませんでした。

営業時間:9時半~

入場料:200Rs(約358円)

アクセス:Access

ハワーマハルから約4.4㎞

※この周辺ではオートリキシャ―やタクシーや配車アプリを捕まえるのが困難です。

 

 

 

イサーラト:Isarlat Sargasooli

7階建ての塔です。

マハラジャサワイシン2世の2人の息子が王位を争ったことを記念して建てられました。

シティ・パレスやハワー・マハルから近いので、セットで訪れる人は多いかもしれません。

塔の上からの眺めは良かったけど、単独で観光に行くかと言われたら疑問符が付きます。

自分が訪れた時はやっていなかったライトアップが評判みたいです。

最大10人登ることが出来ると言っていますが、かなり狭いので厳しいと感じました。

入場料:200Rs(約358円)

営業時間:8時~17時

アクセス:Access

最寄り駅:Chhoti Chaupar駅から徒歩3分

シティ・パレスから徒歩5分

ハワー・マハルから徒歩9分

 

 

 

ジャイプールメトロ:Jaipur Metro

ジャイプール市内を走る9.63kmのピンクラインです。

地下鉄との名称ですが、ほとんど高架鉄道です。

Mansarovar駅

New Aatish Market駅

Vivek Vihar駅

Shyam Nagar駅

Ram Nagar駅

Civil Lines駅

Jaipur Metro Station

Railway Station駅

Sindhi Camp駅(ブルーラインの乗換駅)

Chand Pole駅

Choti Chaupar駅

Badi Chaupar駅

運賃:オフ・ピーク/17Rs(約30円)、ピーク時間帯/23Rs(約41円)

 

メトロ車内には電源コンセントがありました。

開通して数年しか経っていないので、インドとは思えないほど綺麗な電車です。

チャンドポール駅下車するとピンク色の門の「チャンドポール門」が出迎えてくれます。

この「チャンドポール門」からジャイプールの旧市街となります。

荷台を引っ張るラクダや野生の猿、車上で寝ている野犬などを横目で見ながら進みます。

チャイ屋など食べ物屋台がならんでいる通りに歩みを進めていきます。

メインストリートの「チャンドポールバザーロード」を歩くので距離はあっても迷うことはないでしょう。

 

ジャイプールのラクダ

 

 

 

「見るだけただ」は要注意

オートリキシャに乗ると目的地まで、すんなり連れて行ってくれません。

片言の日本語で

「見るだけただ」

と言って、いろんなお店を連れまわされます。

最寄り駅から多少遠くても、歩いて行った方が結果的に早く着きます。

「見るだけただ」は嘘ではないですが、何も買わないと笑顔の態度が豹変ひょうへんします。

チップが貰えないからね。

不愉快な気分で観光をしたくないならば、公共交通機関を利用しましょう。

ジャイプールの人形

 

ジャイプールの操り人形はお土産としては有名です。

個人的な感想ですが、全然可愛くないので正直貰っても嬉しくないですよね?

捨てるわけにもいかずに、処分に困る人形をびっくりするくらいの値段を提示してきます。

1度店に入ったら、買うまで店の外にはなかなか出してもらえません。

「見るだけただ」の言葉には十分注意して下さい。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

今回ご紹介した「コンポジットチケット」は、いかがでしたでしょうか?

数日ジャイプールに滞在するならば、持っていても損はないと思います。

8ヶ所全ての観光地を巡る必要もないので、興味がある所だけ行けばいいのですから。

また補足として、ジャイプール観光の足となるメトロも紹介しました。

まだまだ利用価値は低いですが、これから延伸が進めば観光客の足になるでしょう。

将来は、日本人観光客をだますオートリキシャ不要の時代が来るかもしれません。

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管理人

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居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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