
ナマステ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、インド北部のゴールデントライアングルってご存じですか?
「デリー」「アーグラ」「ジャイプール」の定番観光地の三都市を巡ることを指します。
インド観光ゴールデントライアングルのひとつ「ジャイプール」はなせピンクなのか?
1876年イギリスの王子が「ジャィプール」を訪問したことがきっかけとなりました。
当時のマハラジャが歓迎の意味を込めて、街中の建物をピンク色に塗ってしまったのです。
これが、「ジャイプール」がピンクシティと呼ばれるようになった理由です。
ジャイ・シン2世=当時の国王
プル=城壁に囲まれた街
ということで、今回はピンクシティ、ジャイプールへの移動方法について語ります。
デリーからの移動方法
人口305万人を誇り、ラージャスターン州の州都が「ジャイプール」です。
デリーからの距離:約266km
飛行機:Airplane
デリーからジャイプル国際空港(サンガネール)まではたくさんの便があります。
正式名称:Jaipur International Airport
別名:Sanganer Airport
▼ジェットエアウェイズ:1日4便
▼スパイスジェット:1日2便
▼インディゴ:1日1便
▼エアインディア:週6便
多くの航空会社が就航しているので、競争が激しく運賃も安くなる傾向にあります。
短期旅行の方は、時間節約になる飛行機移動をオススメします。
所要時間:約50分
ジェットエアウェイズ
<ジャイプール国際空港から市内移動>
距離:約14km
オートリキシャ:200Rs
タクシー:運賃相場400Rs
所要時間:約25分
鉄道:Train
特急列車:シャタブディ・エクスプレス(SHATABDI EXPRESS)
所要時間:約4時間半(ニューデリー駅~ジャイプール駅)
シャタブディ・エクスプレスは、食事付きで日本の列車に近いクオリティがあります。
インドの不衛生な列車の旅が苦手な人でも、快適に移動できるでしょう。
マイナス面は1日1本しかないこと。
<特急列車に乗れなかった場合>
デリー駅からの急行に乗っていく方法もあります。
運行頻度:1日12本
所要時間:約5時間
運賃:200Rs~
※jaipur gandhinagar駅で降りる人がいますが、ジャイプール駅はここではありません。
観光客は間違えやすいですが、ジャイプール駅は「jaipur junction駅」です。
バス:Bus
サラーイ・カレ・カーン・バススタンド発(デリーのバスターミナル)
所要時間:約5時間半
座席:300Rs
寝台:400Rs
大きな荷物:10Rs
ジャイプールのバスターミナル
▼Sindhi Camp Bus Stand
最寄り駅:メトロ「Sindhi Camp」駅
<お祈りの時間>
バスターミナルからオートリキシャ(三輪バイク)で市内移動するときのことです。
突然、運転手に「10分待ってくれ」と言われました。
お客さんを乗せていても、お祈りの時間を優先するのがインドの常識です。
これは、宗教文化の違いなのでイライラしないで尊重して待ちましょう。
オートリキシャの運賃相場
2km:50Rs
ピンクシティを走るオートリクシャー
アーグラからの移動方法
アーグラからの距離:約250km
2度と使うことはないであろう、セキュリティーチェックだらけのアーグラ空港
別名:ケーリヤー空港(Kheria Airport)
飛行機:Airplane
民間航空機の発着は1日2便のみ
それ以外は、軍の飛行が離着陸します。
そうです。
ここは軍が使用している飛行場だったので、セキュリティーチェックも厳しいのです。
所要時間:約53分
エアインディア社のみで、プラオペラ機を使用しています。
短時間だから我慢できますが、プロペラ機って音がかなりうるさいんですよ。
ジャイプール国際空港(サンガネール)は、ターミナルが2つあり3kmも離れています。
<ローカルバス>
ジャイプール国際空港出口前の道を右に300m歩くとロータリーからローカルバスが出ています。
行先:アジメーリ門
運賃:12Rs
運行時間:8:00~21:30
運行間隔:15分
鉄道:Train
運行頻度:急行のみで1日4便
アーグラ・フォート駅発
所要時間:約6時間
運賃:200Rs~(エアコン有無や寝台車両などたくさんの運賃形態があります)
※列車は頻繁に遅れるので、結果的にバスよりも到着が遅くなる可能性が高いです。
バス:Bus
アーグラ・カント駅前から出発するバスは沢山あります。
所要時間:約5時間半
運賃:300Rs~400Rs
※ファインがバス移動した時クレジットカードは使えず、現金のみでした。
バスはトイレ休憩がありますが、安いバスだと女性でも青空トイレの場合もあります。
青空トイレに多くの日本人女性は嫌がり、中には泣く人もいます。
日本人は女性のトイレは「見てはいけない」と理性が働きますが、インド人はガン見します。
青空トイレが苦手な方は、飛行機移動やツアーに参加することをお勧めします。
※ちなみに、バスターミナルに5Rsの有料トイレがあります。
乗車前にトイレ休憩の確認をしましょう。
ウーバー:Uber
ジャイプールにもウーバーはあります。
ストライキをしていなければ、鉄道駅からでも空港からでも市内移動にはお勧めです。
両替所:Exchange counter
インド通貨は国外への持ち出しが禁止されています。
ジャイプールに限らず、日本からインドに到着したら必ず両替をすることになります。
2016年に、500ルピー札と1000ルピー札を廃止すると政府から発表がありました。
つまり、500ルピー札と1000ルピー札は買い物しても受け取ってもらえません。
お釣りで渡された場合は、断固拒否して下さい。
観光客が、このニュースを知らないと思い、お釣りに500ルピー札を紛れさせてきます。
また、ジャイプールの空港は、レートも悪く、金額を誤魔化す評判が悪い空港です。
意味不明の手数料を請求される被害が報告されているので、空港での両替は止めましょう。
高級ホテルのレートもかなり悪いので、あまりオススメしません。
ゲストハウスでのレートはいいですが、破れた紙幣をつかまされる可能性があります。
インドでは、破れた紙幣を受け取ってくれないお店はかなり多いので注意が必要です。
街中の両替所は、観光客を見てレートを変えてくるので注意が必要です。
高レートを提示しても、マジックと言われる手品みたいな手法で紙幣を抜き取ります。
YouTubeなどにアップロードしている人もいるので、渡航前に観ておくことをオススメします。
ジャイプールのような都市部なら大丈夫ですが、地方は日本円から両替してくれません。
インド渡航前に、万一の為に米ドルを用意することをオススメします。
では、どのようにしてインド通貨をゲットすればいいのでしょうか?
ファイン的には、「ATM」のクレジットカードキャッシング1択です。
両替所よりもレートが良く、手数料も微々たるものです。
早期返済すれば、全然お得ですよ。
また、インド旅行で一番使う紙幣が「10ルピー札」です。
インドは、まだまだ物価が安いので10ルピー札を頻繁に使用します。
安いオートリクシャーに乗車しても、運転手が「お釣りがない」と言ってきます。
これは、嘘なんですけどね♪
日本人は、面倒くさいと思いお釣りをもらわないで下車することを知っているのです。
ジャイプールでは、常に高額紙幣を小額紙幣に変えながら旅行することをオススメします。
蛇使い:Snake charming
ジャイプールを歩いていると「蛇使い」を時々見かけます。
毒を抜いていると思いますが、蛇に触ることも出来ますよ。
彼らは、プンギと呼ばれる楽器を演奏し、蛇を操ります。
ジャイプールの蛇
本当に操れているのか?
蓋を開いて楽器を演奏してもピクリとも動かないコブラ。
また蓋を開けたら、楽器を吹いても逃げ出していくコブラ。
クオリティーは高くないので期待しすぎは禁物です。 笑
料金:30Rs~40Rs
ジャイプールの蛇使い
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したジャイプールの移動方法はいかがでしたでしょうか?
ジャイプールは宝石の街としても有名です。
オートリキシャに乗るとお願いしていないのに宝石店へ連れていかれます。
女性は見るだけでも楽しいかもしれませんが、男性には苦痛の無駄時間となります。
運転手は10分以上滞在すると宝石店からチップを貰えるので何軒も連れまわすのです。
3分で店を出ようとすると、10分以上見てくれと店の外に出してもらえません。
宝石に興味はないと意思表示してオートリキシャから降りないと機嫌が悪くなります。
目的地で降りるときの運賃が数倍に跳ね上がるのでくれぐれもご注意ください。
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