
ナマステ、旅ブロガーのファインです。
アーグラでは、マッサージと耳かきの勧誘がとても激しかったです。
過去記事でインドの宿について、ファインは500円以上の宿をお勧めしました。
1,000円以上だと今回紹介するアーグラでもそこそこのホテルに泊まれます。
そのアーグラ周辺では、日本人が被害に合う代表的なトラブルが3つあります。
ということで、今回はアーグラで日本人が経験する「3大トラブル」について語ります。
アーグラのホテル:Hotels in Agra
アーグラのホテルでは、ベッドの端がカッターのようにメチャクチャ鋭利でした。
ベットの横を通り太ももがかすっただけで皮膚が切れて、10cm以上の傷が出来ました。
ファインだけではなく、他の日本人もスパッと皮膚を数センチ切っていたのです。
アーグラでは、この宿しか泊まっていないので他ホテルの情報はわかりません。
あっ・・・・・・、これはトラブルでも何でもありません。
ファインが目撃したトラブルの1つ目が、このホテルで日本人女性がしつこく付きまとわれていた件です。
インド人に付きまとわれている様子で、フロントでチェックインするまでついてきます。
日本人女性は、インド人男性に何度も断っているのに部屋まで荷物を運ぶと言って引き下がりません。
フロントでも他の方がチェックインの為に並んでいたので、ホテルの方が注意しました。
そしたら、インド人の男が「彼女は友達なので部屋まで荷物を運ぶだけだ」と言い帰りません。
彼女は、困惑した表情で「ホテル近くで声かけられただけで友達ではない」と伝えています。
このホテルでは、フロントマンが男性をホテルから追い出し日本人女性を助けてくれました。
しかし、500円以下の宿ではお客同士のトラブルに関与せずほぼ助けてくれません。
万一部屋まで荷物を運ぶことを許した場合、危険な状況になることが想像できます。
チップ攻撃ならまだいいですが、もし襲われでもしたらシャレになりませんから。
インドでは一度相手にすると、ずっと付きまとわれるので女性はくれぐれも注意しましょう。
ホテルは基本的に誰でも出入り自由ですから!
日本人は、ホテルの宿泊料金を一人単位で考える方が多い傾向にあります。
しかし、海外のホテルは1室単位で料金が決められている場合がほとんどです。
つまり、1部屋に何人で泊まろうが、1室料金を払えば泊まれます。
あなたが部屋代を払えば、人数が増えても誰を連れ込んでも関知しない宿は多いです。
インドのホテル
現地ガイドが日本人観光客に対して共通して言うことがあります。
「基本的に話しかけてくる人は、信用しないことが大切です。」
このセリフをインドで何度聞いたことか💦
基本的にインド人は、知らない人には話しかけない国民性です。
あなたに積極的に話しかけてくるインド人は、何かしらメリットを求めているのです。
マッサージ:Massage
アーグラだけでなく、インドの国中どこでもマッサージの勧誘には遭遇します。
日本人女性に対して、「マッサージの勧誘」が激しいのは大きく2つの目的があります。
1つ目は、お金です。
2つ目は、体です。
お金をぼったくり、女性の体に触ろうとするのが目的なことが多いと聞きます。
しつこい勧誘に負けて、マッサージ店に入っても鍵をかけられない部屋を選びましょう。
また、ドリンクを提供してくれるマッサージ店は多いですが控えた方が無難です。
インドでは薬が安価で入手できるので、飲み物に薬物が入っている可能性があります。
マッサージ店で意識を失ったら、何をされるかわかりません。
お金を盗まれるだけなら、ラッキーと考えましょう。
どうしてもインドでマッサージ店を利用するなら、女性の方を選ぶことをオススメします。
きちんとした店で女性を指名して予約しても、男性に変わることもあります。
その時は、毅然とした態度でキャンセルして構いません。
このようなことが多々あるので、お金の先払いだけは絶対にしないでください。
逆に日本人男性は、マッサージを受けるときは男性を指名しましょう。
もし女性の場合、次第にスペシャルマッサージになり高額請求される場合もあります。
アーグラの街中でも、耳かきやマッサージの勧誘は多いです。
しかし、下町のちょっとしたトンネルがあるような所は特に被害が多い傾向にあります。
雰囲気的にもダウンタウンの少し暗めのトンネルなどはすぐに通りすぎるに限ります。
もし、インド人に声をかけられても、無視して逃げましょう♪
アーグラの下町
このような場所で、日本語で話しかけてくるインド人には特に注意して下さい。
被害に合わないためには、日本語が流暢でも常に警戒心を持っておくことが重要です。
耳かき:ear-pick
アーグラの路上や公園には小さな箱を持った耳かきオジサンがたくさんいます。
後ほど調べたら、アーグラだけでなくインド各地にいるようですね。
耳かきをして、観光客の耳の中の掃除をしてくれるという商売です。
料金相場:40Rs~100Rs
結論から申し上げますと、詐欺です。
詐欺の手口は、手に隠した大きな耳くそを一発目であなたの耳の中に入れてきます。
一度入れた耳くそを時間をかけて取り除くので、たくさん取れるというカラクリです。
他人の耳くそを自分の耳の中に入れられるなんて、気持ち悪くないですか?
耳かき終了後、ありえないくらいの耳くそが取れた状況を見せてくれます。
しかし、これは最初に他人の耳くそをあなたの耳の中に入れたものですからね。
また、耳かきの時にオイルを使われると耳かき後に高額の追加料金を請求されます。
上記の料金相場の数倍の金額を請求されますからくれぐれもご注意ください。
公園周辺やオートリクシャーがたくさん止まっている場所に出没する確率が高いです。
オートリクシャー
こうしたインド人が騙す観光客のターゲットには共通点があるそうです。
①自分より体の小さな観光客
②ハッキリ「No」と言わない観光客
まさに、日本人ですよね💦
シーク教:Sikhism
インド人男性のイメージを訪ねると、多くの人が頭にターバンを巻いた人を思い浮かべます。
頭にターバンを巻いた男性は「シーク教徒」で、割合的にはインドで約2%未満です。
日本人には、プロレスラーの「タイガー・ジェット・シン」の影響が強いようですね。
日本で、シーク教が話題になったのは2014年の「黄金寺院事件」ではないでしょうか?
黄金寺院でシーク教同士が、剣で切りあう事件が発生したのは記憶に新しいでしょう。
シーク教が起こしたこの黄金寺院事件は、実は事件としてはパート2なのです。
黄金寺院事件でのシーク教徒同志の喧嘩の原因は、なんと演説をする順番だそうです。
シーク教の総本山の黄金寺院で演説をする順番で揉めて、剣で切りあう事件に発展したのです。
シーク教の子供たち
黄金寺院事件のパート1は、1984年インド軍により400人以上が殺された事件です。
シーク教過激派を鎮静化させるための「ブルースター作戦」が実行されました。
法と秩序の悪化に基づいて、当時のインドの首相の命により実行された作戦です。
1つの宗教団体をインド軍が、戦車や装甲車を使って攻撃するなんて💦
日本人の理解を超えています。
この事件後、命令を下した首相は自身のボディーガードに暗殺されてしまいました。
このボディーガードが、実はシーク教徒だったのです。
ちなみに、事件のあった黄金寺院はアーグラから約700km北部にあります。
このシーク教の話しは、アーグラのガイドさんから聞き帰国後調べました。
中々、興味深いお話しだったので番外編として最後に書いちゃいました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回紹介したアーグラでの3大トラブルは、いかがでしたでしょうか?
インドでは、日本の常識では考えられないようなトラブルが本当に続出しています。
今回は、ファインが目撃したアーグラでのトラブルについて記事にしました。
ただ基本的には、インド全般にある代表的なトラブルと思って間違いありません。
ある旅人が、インドを「笑顔が不愉快な国」と表現していました。
笑いながら人を騙してくるので、その気持ちはファインもよく理解できますね。
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