切ない歴史を持つ「アーグラ城」と観光客が知っておくべき周辺の現実 #153

アーグラ城India
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皆さんナマステ、旅ブロガーのファインです。

アーグラ城は、タージ・マハルから2kmほど離れた美しい城壁です。

タージ・マハルを建てたシャー・ジャハーンが死ぬまで幽閉された場所としても有名です。

しかも、幽閉したのは14人の子共のひとり、次男のアウラングゼーブなのです。

彼は、継承争いをした長男と三男を殺害し、父を幽閉してムガル帝国を最盛しました。

 

 

ということで、今回は「アーグラ城」について語ります。

 

 

アーグラ城:Agra Fort

高さ20m

城壁:2.5㎞

遠くから見ると、赤茶色の綺麗な城壁との印象を受けるでしょう。

しかし、近くに行くとアーグラ場周辺にはゴミの山があり異臭がします。

 

日本のガイドブックには「城」と記載されていますが現地では「砦」と呼んでいます。

駐車場も未整備で、ガイドの売り込みがしつこいくらい激しいです。

 

入場料:500RS

カメラ持ち込み料:25RS

ADAチケット:タージ・マハルと共通なので、入場料が250RSになります。

最寄り駅:アーグラ・フォート(Agra Fort)駅 徒歩8分

 

 

入り口周辺の状況

子供の物乞いがたくさんいます。

入口で警備員に停められるので、入口周辺の観光客にお金を求めてきます。

人間は貧しい子供を見ると助けてあげたくなる衝動しょうどうにかられます。

 

但し、彼らにお金をあげるとインド人からは白い目で見られるそうです。

子供たち全員ではないですが、子供に渡したお金は後ろにいる悪い大人の懐に入ります。

悪い大人たちは、子供を利用してお金を稼いでいる仕組みがインドで存在するのです。

 

本当に貧困の子供なのか、大人に利用されている子供なのか見分けがつきません。

ファインは、貧困の子供にはお金ではなく食べ物をあげるようにしています。

食べ物ならば、すぐ口に入れるので悪い大人の私腹を肥やすことに繋がらないでしょう。

貧困層の子供貧困層の子供

 

また、手がない人や足がない人もアーグラ城周辺で見かけます。

これも不憫ふびんに思いお金をあげる日本人が多いみたいですが、白い目で見られます。

彼らの後ろにも、先ほどと同様の悪い大人たちの存在があるのです。

 

インドでは、普通に働くよりも観光客からお金をもらう方が稼げる現実があります。

健常者けんじょうしゃよりも体の不自由な人の方が、お金を恵んでもらえる確率が高いのです。

それを知った悪い人が、健常者の手や足を切って観光客にアピールしているのです。

 

インドで体の不自由な人に寄付する行為は、そのような人を増やすことだと思われています。

本当に手足が不自由な人もいますが、日本人観光客には見分けがつきません。

体の不自由な人にお金を寄付する行為は、白い目で見られていることを認識しましょう。

 

右腕のない老人右腕のない老人

 

 

激しい勧誘

アーグラ・フォート駅から、アーグラ城へ向かう途中に物売りに囲まれます。

日本人は、欲しくなくても面倒で仕方なく購入する人がいます。

しかし、この行為は逆効果です。

 

押しに弱いと思われたら、物売りの人数が2倍に増えて激しさが増すことになります。

激しい勧誘の対処方法は、「無視」することが一番です。

りません」

「高いよ」

「触らないで」

などと反応するだけで彼らは喜びます。

 

あなたの存在が目に入りません、的な雰囲気を出すのが一番効果的ですよ。

激しい勧誘で多くのインド人に囲まれてはいけない理由がもう一つあります。

囲んでいるインド人の中に「スリ」が紛れ込んでいるのです。

 

バッグをつかんでくるインド人が多い中、多少バッグに手が当たるくらいでは気づきません。

インド人に囲まれたら、バッグやリュックは体の前に持って無視し続けましょう。

 

 

「このキーホルダーいいなぁ」

「あなたの帽子かっこいいなぁ」

など、身に着けているものをめてくる攻撃にも注意が必要です。

鬱陶うっとうしいと思い、それをあげちゃうと彼らの思うつぼです。

 

勧誘の激しさが増し、前から後ろから右から左から逃げ道をふさがれます。

囲まれている日本人を助けに入る行為も逆効果なので、静観せいかんし続けることが大事です。

気持ちはわかりますが、アーグラ城へ入場するまでは「無視」を貫きましょう。

 

 

囚われの塔:ムサンマン・ブルジ

アーグラ城へ入場したら、ボディーチェックが待っています。

ボディーチェックも無事通過して、シャー・ジャハーンが幽閉された塔へと進みます。

囚われの塔の前で写真を撮っていたら、インド人の女子高生たちに囲まれました。

 

日本のjkにも言われたことがないのに「一緒に写真を撮ってください」とお願いされたのです。

騙されてなるものかと、警戒をしていたけど普通のインドの女子高生たちでした。

ひとりと写真を撮ると私も、私も、とたくさんのインドの女子高生と写真を撮りました。

 

お金を請求されるわけでもなく、笑顔でただ一緒に写真を撮るだけの時間です。

次第に目じりが下がり、デレデレしたアホな勘違い日本人がリクエストに応じます。

あれは、夢か幻か? なんだったのだろうか?

 

アーグラ城のムサンマン・ブルジアーグラ城のムサンマン・ブルジ

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

今回の「アーグラ城」は、いかがでしたでしょうか?

少々重たい話になってしましましたが、インドの現実を知ることも大切だと思います。

今回紹介した「アーグラ城」も1983年世界文化遺産に登録されています。

 

アーグラ城の囚われの塔から、妻が眠るタージ・マハルが遠くに見えます。

実の息子に幽閉されて、切ない歴史を感じるアーグラ城はお勧めの観光地です。

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管理人

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居住地域  :千葉
自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

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