スラマッ プタン、旅ブロガーのファインです。
あなたは、ブルネイ・ダルサラームの配車アプリをご存じでしょうか?
ブルネイでは、皆さんがご存じの「Grab」や「UBER」は利用できません。
ブルネイ・ダルサラームの公共交通機関では、電車がありません。
移動手段としては、バスもしくはタクシーで移動するしか方法がないのです。
しかし、ブルネイには配車アプリ「Dart」があります。
前回バスの利用について少し触れましたが、初めてブルネイ・ダルサラームを訪れた方にはややハードルが高いかもしれません。
またタクシーの台数自体も少ないので、利用する前に見つけるのが大変なのです。
そこで、ファイン的には「Dart」と「水上タクシー」を使うことを推奨しています。
またブルネイ・ダルサラームを観光するうえでは、モスクは外すことは出来ません。
イスラム教のブルネイ・ダルサラームは、2つの大きなモスクがあります。
それが、ガイドブックに掲載されている「オールドモスク」と「ニューモスク」です。
ということで、今回はブルネイ・ダルサラームの「配車アプリ」と「2大モスク」について語ります。
ダート:Dart
Dart(ダート)は、2017年から開始されたブルネイ・ダルサラームの配車アプリです。
電車がないブルネイでも、「Dart」があればほぼ移動手段に困ることはありません。
知名度は低くくても、利用方法は「Uber」や「Grab」と同じです。
<利用方法>
①アプリをダウンロード
UBERやGrabと同じく、日本国内でアプリをダウンロードしておきましょう。
現地SIMを購入してから、登録しようと考えているなら注意が必要です。
あなたが使用しているキャリアで国際ローミングを利用すれば問題ありません。
しかし、「現地SIM」や「レンタルwifi」を利用する場合、ネットにつながることは出来ても後に紹介するSNSに届く「ピンコード」を受け取ることが出来ないのです。
SNSに送られてくる「ピンコード」を入力しないと登録は出来ません。
iPhoneユーザー:App storeで「Dart Rider」
Androidユーザー:google play storeで「Dart」
と検索します。
アプリのダウンロードに成功したら、『SIGN UP NEW ACCOUNT』をタップ
次に電話番号を入力する画面が出てきます。
『Country Code』の画面で日本は「+81」です。
日本をタップ後、あなたの電話番号を入力したらタップします。
※「090」「080」「070」から始まる場合、最初の「0」は省いて入力します。
例えば「090」の場合、90ー1234ー5678と入力するのです。
間違いなく入力出来たら、あなたのSNSに「ピンコード」が届きます。
そのピンコードを入力すれば、Dartの入力完了です。
②配車場所の指定
緑色のマークの欄をタップして配車場所を指定します。
地図上のピンで設定することも可能です。
ファインは待ち合わせに失敗した経験があるので、常にわかりやすい場所を指定します。
③目的地を指定
配車場所の指定が出来たら、同じ方法で目的地を指定します。
④配車前に金額を選べる
配車場所と目的地が指定出来たら『SET DROP-OFF』をタップします。
すると、車種と金額の一覧が表示されます。
海外でぼったくられる心配がないのが、配車アプリ最大のメリットだと思いませんか?
⑤何分で到着するか分かる
よく見ると表示された金額の下に、小さく時間が出ています。
この数字は、配車場所までのどのくらいかかるかの目安となる時間です。
⑥メータータクシーより安い
ブルネイ・ダルサラームのタクシーは、台数が少なく運賃が高い傾向にあります。
⑦クレジットカード支払いor現金支払いの選択
車種と時間と金額を確認したら「Next」をタップします。
配車アプリDartが、どちらの支払い方法を選択するのか聞いてきます。
★Cash(現金)
★Dart Credits(クレジットカード)
クレジットカードの種類は、VisaまたはMastercardの2種類です。
アプリにクレジットの情報を追加しておけば、現金を出す手間が省けます。
また、ファイン的には「WhatsApp」もダウンロードしておくことをオススメします。
これは、アメリカのメッセージアプリです。
万一ドライバーと出会うことが出来ない場合、このアプリにメッセージが届きます。
また、メールアドレスを登録しておけば領収書が送信されてきます。
ファインの様な個人事業主は、領収書は大切ですからねwww
⑧地図で確認
ここまで無事に入力出来たら『LET’S DART』をタップして配車されるのを待ちます。
タクシーを呼んでから、いつ到着するのかイライラして待った経験はありませんか?
レッツダートをタップしたら、地図上に手配した車両がどこを走っているのかわかるのです。
勿論、車両ナンバーとドライバーの名前もわかるようになっています。
マレー語が話せないファインは利用することはありませんでしたが、緑の電話のマークをタップすれば配車予定のドライバーと電話することも可能です。
⑨利用後の評価
利用後には、ドライバーを評価する画面が表示されます。
評価が悪いと、利用頻度が落ちるので全体的にドライバーのサービスはいいですね。
評価を意識してでしょうか、水やお菓子を用意しているドライバーもいますからwww
文字で評価するようなことはなく、★のマークをタップするだけなので簡単です。
★のマークが1つから5つまで選択できるような画面で、ファインは「Dart」を利用して悪い評価を押したことは一度もありません。
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク:Sultan Omar Ali Saifuddien Mosque
ブルネイを象徴する定番観光スポットで「オールドモスク」と呼ばれています。
内部撮影はできませんが、礼拝が行われていないときに限り見学は可能です。
肌の露出が多い人は、入口でローブを借りて入場します。
夜になるとライトアップされるので、昼とは全く違う表情を見せてくれます。
モスク前に浮かんでいる船は、王室行事に使用される船のレプリカです。
1958年に建てられたモスクで、周囲の公園もきれいに整備されています。
遠くから臨むと、水の上に浮かんでいるように見えるから不思議な景色でしたwww
基本的には毎日見学可能ですが、ブルネイ・ダルサラームの祝日とその前日は見学できません。
<ブルネイ・ダルサラームの祝日>
1月1日:New Year’s Day
2月14日:Chinese New Year
2月23日:National Day of Brunei Darussalam
2月26日:Birthday of Prophet Mohammad
5月31日:Anniversary of Royal Brunei Armed Forces
7月10日:Israk Meraj
7月15日:Birthday of His Majesty the Sultan of Brunei Darussalam
8月11日:First Day of Ramadan
8月27日:Revelation of Holy-Quran
9月10日:Hari Raya Aidilfitri
9月11日:Hari Raya Aidilfitri
9月12日:Hari Raya Aidilfitri
9月13日:Hari Raya Aidilfitri
11月16日:Hari Raya Aidil Adha
12月7日:Islamic New Year
12月25日:Christmas Day
イスラム教の国なのに、クリスマスが祝日になっていることに違和感を感じましたwww
アクセス:Access
BSBバスターミナルから徒歩7分
ヤヤサン・コンプレックスショッピングモールから徒歩4分
オールドモスク
ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク:Jame´Asr Hassanil bolkiah Mosque
1994年に、ハッサナル・ボルキア国王の即位25周年記念を祝して建てられました。
ブルネイ・ダルサラームの「2大モスク」のひとつであり、ブルネイ最大のモスクです。
別名:ニューモスク
収容人数:5,000人
入場する際は、記帳して靴を脱ぎバッグはロッカーに預けるよう指示されます。
高さ58mの4本のミナレットと12個の噴水がニューモスクのインスタスポットです。
第29代国王にちなんで29個の純金ドームがあしらわれています。
日本大使館の前にあるという事で、日本人観光客には知られています。
目の前と言っても、歩いたら10分くらいかかりましたけどねwww
室内は撮影禁止です。(スマホで撮影している人がいたけど、いいのかな?💦)
夜はライトアップされるので、昼とは別の景色になります。
但し、夜は中に入ることは出来ません。
ニューモスクは、天井の美しさが評判なのでぜひ中に入ることをオススメします。
冷房が強く効いているので、暑い東南アジアでもやや肌寒さを感じる程でした。
営業時間:月〜水、土 8〜12時、14〜15時 / 日曜日 10時半〜12時、14〜15時
定休日:木曜日と金曜日
アクセス:Access
BSBバスターミナルから「01」「20」「23」でニューモスク下車
所要時間:17分
ニューモスク
イスタナ・ヌルル・イマン:Istana Nurul Iman
現国王が住んでいる王宮なので、普段は門の外からしか見ることはできません。
しかし、ラマダン(断食)明けの3日間だけは中に入ることが許されています。
世界最大級の規模を誇る宮殿としてブルネイの独立を記念し、総工費4億ドルで造られました。
▼部屋数:1,788
▼浴室:257
▼応接室収容人数:5,000人
▼モスク収容人数:1,500人
アクセス:Access
バス番号:42番
運賃:1ブルネイドル(約92.70円)
ガドンナイトマーケット:Gadong Night Market
マレーシアと比較すると小規模ですが、ブルネイでは最大の夜市です。
屋根がついている市場で生鮮食品店や屋台、生活雑貨店など約100店舗が営業しています。
他の東南アジアのナイトマーケットと比べるとかなり清潔そうに感じました。
ブルネイの夜は、治安がいいので一人で出歩いても全く問題ありません。
東南アジアの夜市は、何も買うものがなくても雰囲気だけでも楽しめますよ。
営業時間:16:00頃~22:00頃
※クレジットカードは使えません。
アクセス:Access
ブルネイ最大のショッピングモール「The Mall Gadong:ザ・モール」から徒歩5分
BSBバスターミナルからバス番号:01C番か20番
所要時間:約30分
運賃:1ブルネイドル(約約92.70円)
タム・キアンゲ:Tamu Kianggeh
水上集落近くにある庶民の朝の市場です。
ぶらぶら散策するだけで,ブルネイの日常を垣間見えるのでなかなか楽しいですよ。
富豪の印象が強い「ブルネイ」ですが、市場は普通に東南アジアっぽいです。
ファインが訪れたときは、パラソルがたくさんある市場でした。
現在は、隣に引っ越しをして屋根もついている清潔感のある市場になったみたいです。
営業時間:5時~夕方頃
営業時間は夕方までですが、何か食べたいと考えている方は午前中に訪れましょう。
午後には、殆ど食事が出来なかったという観光客もいますから。
アクセス:Access
首都の「バンダルスリブガワン」の市街地にあります。
テン・ユン寺(Teng Yun Temple)という中国寺院の向かい側に位置しています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回紹介した2大モスクとブルネイの配車アプリはいかがでしたでしょうか?
ブルネイでは、コタキナバル編で紹介した「テングザル」が高確率で出会えますよ。
「トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園」とその他の観光地 #113 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)
現在は生息数が約1万5,000頭と減少しているので、絶滅危惧種に指定されています。
野生のテングザルが見れなくなる前に観ておくのも貴重な経験になるかもしれません。
水上タクシーを利用すれば「バンダール船着場」から20分でマングローブに到着します。
ツアー会社で行く方法もありますが、ひとり旅では頑張って交渉したいところですね。
今回紹介した「Dart」と「バス」と「水上タクシー」を上手に利用すれば大丈夫です。
あなたも自分だけの、オリジナルの旅を作って実践してみませんか?
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