「シンガポール」への移動方法と「チャンギ国際空港」からの市内移動方法#127

シンガポールの玄関口「チャンギ国際空港」Singapore
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スラマッ トゥンガハリ、旅ブロガーのファインです。

今回から、シンガポール編がスタートします。

シンガポールは多民族国家で、英語、マレー語、中国語、タミル語の4つの言葉を話します。

60以上の小規模の島々からなる国です。

イギリスの週刊新聞では、2013年以降最も住みやすい都市として格付けされています。

旅行でシンガポールに滞在する場合は、英語ができればほとんど問題ありません。

しかし、マレー語で挨拶するとシンガポール人には特に喜んでもらえます。

つたない日本語で、道を聞かれたら我々も微笑ましい気持ちになりますよね。

それと同じで、片言のマレー語で道を尋ねると丁寧に教えてくれますよ。

 

 

ということで、今回から「シンガポール編」に突入します。

 

シンガポール共和国: Republic of Singapore

歴史的にも我々日本人とは、とても関係性が深い国の一つに数えられます。

第2次世界大戦では、日本に占領された過去があるのです。

1965年にマレーシアから追放された形で、シンガポールの歴史が始まります。

シンハ(siṃha) = 獅子

プーラ = 町

現在では、「アジア四小龍」のひとつに数えられるほどに成長しています。

アジア四小龍:韓国・台湾・香港・シンガポール

年7%以上の経済成長率を誇る先進経済のことを指します。

ちなみに、日本は「アジア唯一の大龍」に例えられています。

アクセス:Access

<日本からの直行便>

①成田国際空港

②羽田国際空港

③関西国際空港

④中部セントレア空港

⑤福岡国際空港

所要時間:6時間半~7時間半

運賃:往復5万円台~10万円台

<経由便>

レガシーキャリアやLCCなど選択肢は豊富にあります。

経由地を満喫してからシンガポール移動したら、1度に2度おいしい旅行が楽しめます。

①マニラ経由

②台北経由

③バンコク経由

④ハノイ経由

⑤香港経由

所要時間:経由地により異なります。

運賃:時期にも寄りますが、直行便より2万円以上は安いイメージです。

 

 

 

シンガポール航空: Singapore Airlines

シンガポールのフラッグキャリアで、世界有数の航空会社です。

航空会社の格付けで、最高評価の5つ星の認定を受けています。

ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ:The World’s 5-Star Airlines

ファインも数回利用させていただきましたが、ホスピタリティのレベルが高いと感じました。

CAさんの制服「サロンケバヤ」はとても綺麗で、男性だけでなく女性も見惚れますww

シンガポール航空シンガポール航空

 

 

 

クアラルンプールからの移動方法

東南アジアを周遊している方は、バス移動をする人も少なくありません。

クアラルンプールからシンガポールに行く場合、普通は飛行機移動しますよね?

飛行機の所要時間:約60分弱

但し、クアラルンプール市内から空港までは1時間かかります。

クアラルンプール国際空港へは出発時刻の約2時間前に到着しなければなりません。

シンガポールチャンギ国際空港から市内移動に1時間くらいは必要です。

フライト時間は確かに1時間ですが、全て合わせると約5時間はかかります。

そこで節約型バックパッカーは、バス移動の選択肢が浮上するのです。

バスの本数もたくさんあり、早い場合は約5時間でシンガポールへ到着できます。

所要時間:約5時間半

バス運賃:18S$(1,758円)〜

高級バス:乗務員+食事や飲み物無料+無料Wi-Fi+テレビ+マッサージ機能付の座席

座席は3列シート、フットレストを使用して、足を伸ばせる快適さですよ♪

飛行機移動と比較しても所要時間に大差はないのです。

シンガポールの長距離バスターミナルは「ゴールデンマイルコンプレックス」です。

他にもありますが、主要なバスターミナルとして旅人から知られています。

 

 

 

シンガポール・チャンギ国際空港

今までたくさん空港を見てきましたが、これ以上素晴らしい空港は見たことありません。

元軍用空港のチャンギ国際空港に降り立つだけでもワクワク感が止まらないのです。

シンガポール・チャンギ国際空港は、現在4つのターミナルがあります。

5つ目のターミナルは、2025年に開業予定です。

<第1ターミナル>

アライアンスでは、日本航空などワンワールドの航空会社が発着します。

<第2ターミナル>

シンガポール航空やANAなど、スターアライアンスの航空会社が発着します。

<第3ターミナル>

日本を含む長距離便が発着します。

<第4ターミナル>

日本の竹中工務店が建設し、LCCなどが発着します。

ファインが訪れた時はなかった大型複合施設「ジュエル・チャンギ・エアポート」は、2019年にオープンするときは旅行業界でもかなり話題になりました。

ターミナル間の移動方法は、3両編成の「スカイトレイン」というモノレールで移動します。

第1ターミナルから第2ターミナルまでの所要時間は約1分でした。

第3ターミナルから第1ターミナルまでの所要時間も1分位で到着します。

チャンギ国際空港チャンギ国際空港

チャンギ国際空港から市内中心部まで約17km

ゴールデンマイルコンプレックスまでは、車で約20分

①地下鉄(Mass Rapid Transit

空港の地下鉄最寄り駅:Changi Airport駅/ EastWest Line

チャンギエアポート駅は第2ターミナル・第3ターミナルと直結しています。

第1ターミナルからは紫色の車体で無料シャトルバスがあります。

車内はとても綺麗で、クオリティーが高く日本と同等レベルです。

所要時間:約5分

運賃:スタンダードチケット/ 2.40S$(約234円)〜

   ez-linkカード/1.70S$(約166円)〜

   ※VISAやJCBなどのクレジットカードも使用できます。

行先により乗り換えが必要ですが、案内表示がシンプルなのでわかりやすいです。

運行時間:5時台~24時台

<ターミナル1からの移動方法>

ターミナル1からチャンギエアポート駅へ移動するにはスカイトレインを利用します。

スカイトレイン=無料のモノレール

~シンガポールMRTの罰金~

シンガポールの地下鉄を利用するときには注意しなければならないことがあります。

日本人感覚で、観光客がやりがちなことは以下の通りです。

①地下鉄内で飲食をすると500S$(約48,841円)

②喫煙は1,000S$(約97,682円)

③可燃物は5,000S$(約488,411円)

④ドリアンは持ち込み禁止です。

ドリアンドリアン

②タクシー

チャンギ国際空港から市内中心部まで約17km

運賃:23S$(約2,247円)~

所要時間:約30分

※6時から9時半と18時から24時はピークサーチャージ25%割り増しになります。

この時間帯に利用すると、市内までは30S$(2,930円)以上はかかる計算になります。

タクシーのスキルは日本と同レベルなので、トラブルになる心配はほぼありません。

③Grab

海外でお世話になる配車アプリです。

運賃: 16.00 S$(約1,563円)~(タクシー運賃の70%くらい)

JustGrab:近くの車を配車

GrabCar:個人の車を配車

GrabTaxi:タクシーを配車

GrabShare:ライドシェア(乗り合い)⇒安くて出会いがあるので超お勧めです♪

GrabFamily:7才未満の子供向けの座席を配した車両

GrabCar Premium:GrabCarの高級車版

6-Seater:6人乗り

インドネシアの玄関口「スカルノハッタ国際空港」から市内への移動方法5選#116
スカルノ・ハッタ国際空港、メータータクシー、定額制リムジンタクシー、ブルーバード社、シルバーバード社、ダムリ社、スカルノハッタ空港スカイトレイン、BNI CITY駅、空港送迎サービス、配車アプリ、Grab詐欺、SIM、ブロックM駅、空港鉄道

④リムジン・ラージタクシー

▼4シートリムジン

運賃: 55S$(約5,373円)~

▼7シーターラージタクシー

運賃:60S$(約5,861円)~(途中で降車する人がいる場合、+15S$(約1,465円)

所要時間:約35分

<利用方法>

各ターミナルArrival Hallにある「Grand Transport Concierges」で申し込みます。

⑤空港シャトルバス

運賃:9S$(約879円)

所要時間:約60分

チャンギ国際空港から市内までの乗り合いシャトルバン

各ターミナルArrival Hallにある「Grand Transport Concierges」で申し込みます。

空港シャトルは深夜運行もしているので、安く移動したい方にはオススメです。

⑥路線バス

運賃: 2.50S$(約244円)〜(乗車距離に応じて変わるので観光客には難易度が高い)

ez-linkカード:1.80S$(約176円)〜

チャンギ国際空港と市内を結ぶ路線バス番号:36/36A

※現金でも利用できますが、お釣りは出ません。

 

 

 

ez-linkカード

シンガポールに長期間滞在する方は、持っていると便利なカードです。

日本の「Suica」や「PASMO」と同じような交通系のICカードです。

地下鉄やバスは勿論、買い物などにも利用できます。

ファインは利用しませんでしたが、タクシー会社「Ⅽomfort Delgro」でも使用可能です。

ez-linkカードは主要駅のTransit Link Ticket Officeのみで購入可能とうたっているブログが多いですが、市内にある「セブンイレブン」でも普通に購入できました。

チケットオフィスは休憩で閉まっていることもあり、いつでも買えるわけではありません。

<購入方法>

ファインが訪れた時は券売機では購入できませんでした。(現在は自販機でも購入可)

ファインは、改札の隣にある有人カウンターで、購入しました。

デザインの3種類の見本を見せられたので、指差しで選択しました。

「デポジット:5S$(約488円)」+「運賃チャージ分:7S$(約684円)」

ちなみにデポジットという名称ですが、帰国時に返却しても返金はありません💦

カードを購入後、チャージの追加は自動販売機でも出来ます。

 

TopUp(トップアップ) = チャージ

チャージ最低金額10S$(約977円)

まず、購入したez-linkカードをチャージする台に置きます。

右側の言語から英語を選択します。

英語の他にも「中文」「melayu」「●×▼■」が選べました。

[select card options]の画面から、

check card

add value(All Options)  ←ここを選択します。

add value(NET $20)

add value(Credit card, Devid card $20)

Activate EZ Reroad

 

Select Mode of Payment の画面になります。

一番左が現金でチャージ

真ん中が NETS

一番右がクレジットカードやデビットカードでチャージ

ファインはクレジットカードをチョイスしました。

 

金額を確認し、数秒後に

Transaction successful(正常終了)

の表示が出たら、カードを台から取っても大丈夫です。

レシート発行を聞いてきますので、必要な方はカードを取る前にタップしてください。

<補足>

短期旅行で、もうシンガポールに来る機会がない人は現金で切符を購入することも出来ます。

自動販売機の最初の画面から、

左側の「Buy Standard Ticket」には、駅地図をタップすると路線図が表示されます。

その中から、あなたの行先の駅をチョイスしタップします。

拡大されたら駅の右側のアルファベットと数字をタップします。

すると、大きく運賃が表示されます。

Single trip(片道)  又は   Return trip(往復)  をどちらか選択します。

1人か2人か、人数を選択してから、現金を投入します。

※自動券売機では、現金は5S$札までしか使用できません。

クレジットカードも一回券を購入するときは利用できませんでした💦

テレフォンカードのようなチケットとお釣りが下から出てきます。

改札は日本と同じで、カードをタッチすると「ピッ」と音が鳴りゲートが開きます。

※ちなみに、駅名で探すことも出来ますよ。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

今回ご紹介したシンガポールの移動方法はいかがでしたでしょうか?

治安もいいし、初めてのひとり旅でもなんとかなりそうな国じゃないでしょうか?

シンガポールのMRTは、ファイン的には東京の南北線に似ている印象でした。

シンガポールは小国で、東京23区とほぼ同じ大きさしかありません。

そんな小国を「リー・クアンユー」が、資源も何もないシンガポールを発展させました。

マレーシアから見捨てられたシンガポールをこれほど魅力的な国へ成長させたのです。

日本からも近く、街も清潔なので女性のひとり旅を始める国としてはオススメですよ。

Singapore 海外旅行
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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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