カースト制度が色濃く残る差別大国「インド」の危険なひとり旅について#146

被害女性の写真を掲げる少年たちIndia
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ナマステ、旅ブロガーのファインです。

日本で生まれ育った我々には、身分による差別は歴史上のお話しですよね。

士農工商を社会の授業で習った我々には、遠い過去のお話しです。

しかし、インドでは現代でも身分による差別が残っています。

また、このブログでは、ひとり旅をコンセプトに記事を書いています。

但し、「インド」に関しては女性のひとり旅はオススメ出来ません。

人生に一度は、インドを訪れることを推奨しますが女性にはツアーをお勧めします。

 

 

 

ということで、今回はカースト制度と女性のひとり旅について語ります。

 

 

 

カースト制度:Caste

カースト制度とは、ヒンドゥ教の身分制度のことです。

大昔の話ではなく、現在のインドでもこの身分制度が残っているのに驚きます。

なお、1950年にインドの憲法が、カーストによる「差別行為」を禁止しています。

差別行為を憲法で禁止しているだけで、カーストそのものは禁止していません。

現在でもカーストは制度として、インド人の間で受け継がれています。

 

▼バラモン・・・神聖な職につける位が一番高い

▼クシャトリヤ・・・王や貴族などの位

▼ヴァイシャ・・・・製造業に携われる一般市民

▼シュードラ・・・・農牧業に従事することしか許されていな労働者

 

カーストは親から受け継がれるので、本人の努力次第で抜け出せるものではありません。

ヒンドゥ教は、輪廻転生りんねてんしょうが信じられている宗教です。

現在の身分は、過去の生き方の結果という考えが信じられているのです。

この人生の結果次第で、次に生を受けたときに高い身分にあがれると伝えられています。

つまり、生きている間の下層階級は頑張っても報われない人生が待っているということです。

 

 

 

フマユーン廟:Humayun’s Tomb

タージマハルより100年前に建てられた世界遺産です。

タージマハルの原型と言われており、色が異なるだけで形式はそっくりです。

有名な世界遺産の割には観光客数は多くいませんでした。

 

入場料:600RS

営業時間:6:00~18:00

最寄り駅:バイオレット線ジャワハルラール・ネルー・スタジアム駅  徒歩15分

ヤムナー川方面へ歩いて行けばすぐにわかります。

 

このフマユーン廟周辺のトイレは、ダリッドの人々が手で処理しています。

排出物処理方法は、人の手により排泄物をバスケットに入れるのです。

このみ取り式トイレの清掃業は、ダリット(不可触民)と呼ばれる上記で説明したカーストにさえ属さない、主に女性の担当とされているのです。

 

排出物処理の報酬は賃金ではなく、カースト制度上位の食べ残しを貰えるというものです。

ファインが説明を受けたのは、フマユーン廟周辺の話でしたがインド全体であるようです。

 

フマユーン廟フマユーン廟

 

 

 

ラム・ナート・コビンド:Ram Nath Kovind

2017年に、上記で紹介したダリッド出身の大統領が誕生しニュースになりました。

ラム・ナート・コビンド氏は、泥の家で育った大統領です。

就任当初は、ダリッドの境遇の改善に当たるとの意向を示しています。

しかし、現実は政治的な実権は持たず、儀礼的な役割のみを担っています。

新型コロナウィルスの影響で、ダリッドに対する差別や虐待は増加しているのです。

約2億人のダリッドからは、ラム・ナート・コビンド氏への期待は薄れつつあります。

 

 

3万4000件のレイプ事件

インドでは、2018年にレイプ事件を届け出数を発表しました。

但し、上位カーストからの報復を恐れてほとんど被害を届けていないのが現状です。

この数字は、氷山の一角だと言われています。

 

インドでは、我々日本人が改宗してヒンドゥ教になることは歓迎されます。

但し、その場合上記で説明した「シュードラ」に属することになるのです。

 

日本人女子大生レイプ事件

2015年ビハール州の「日本人女子大生3週間監禁レイプ事件」をご存じでしょうか?

仏教の聖地ブッダガヤがあり、仏教に興味がある方はよく訪れる場所です。

犯人は観光ガイドしている兄弟でした。

しかし、逮捕されたのは兄弟2人だけでなく、その他に複数人逮捕されています。

 

つまり、日本人がひとりで旅行しているとガイドでさえ信用できないのです。

劣悪な環境で繰り返し暴行を受け続け健康状態が危ぶまれました。

そのような状態になり、初めて医療機関に運ばれて事件が発覚したのです。

 

ご自身の身に置き換えてみて下さい。

異国の地で、3週間も監禁され複数のインド人に健康状態が悪化するまで暴行される姿を。

また、別の事件ではタクシーに乗った日本人女性が車内で性的暴行を受けています。

他にもインド人の手工芸品商の男性が、日本人女性を性的暴行しています。

タクシーや手工芸品など観光客が必ずお世話になりますよね。

この事件は、医師が警察へ届けたので公になりました。

 

共通点はお気づきでしょうか?

日本人女性がひとりで行動していることです。

 

インド旅行でツアーをお勧めする理由

インドでは、15分に1回レイプ事件が起きているほどのレイプ大国です。

過去に、公共交通機関のバス車内でレイプ未遂事件が起きたことがニュースになりました。

カースト制度の上位の者が下位の者へのレイプ事件はほとんどニュースになりません。

インド人は、バス車内でもレイプを目撃しても誰も助けてくれないのが普通なのです。

交通機関のレイプ未遂事件がニュースになったのは、姉が助けに入ったからなのです。

 

誰も助けてくれないインド社会で珍しい事件なので、ニュースに取り上げられました。

つまり、女性のひとり旅ではあなたが襲われても誰も助けてくれないことも想像できます。

ツアーでもインドを感じることが出来ますから、危険を冒してまでひとりにこだわる必要はないと思います。

 

以上が、女性のひとり旅をお勧めしない理由です。

 

 

 

インド門:India Gate Delhi

第一次世界大戦の戦没者85,000人の名前が刻まれている慰霊碑いれいひです。

エトワール凱旋門を模した高さ42mあるインド門は、パリの設計士によって造られました。

 

 

エトワール凱旋門については以下の記事をご覧下さい。

パリにある「5つの凱旋門」と「エッフェル塔」 #71 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)

 

インド門の周辺は公園になっており、地元民の憩いの場になっています。

夜は外出を控えていたので観ていませんが、ライトアップされとても美しいようです。

インド門から大統領官邸に伸びるラージパト通りは、ニューデリーのメインストリートです。

 

 

毎年、共和国記念日の1月26日この通りで軍事パレードが行なわれています。

▼インド陸軍の行進

▼民族衣装をまとった代表団によるパレード

▼音楽隊

▼ダンス

▼装飾された山車や象、ラクダ

 

世界中から数十万人の観客が集うインドの迫力あるパレードです。

最寄り駅:Central Secretariat駅  徒歩20分

運賃相場:20RS~30RS

駅周辺にオートリキシャがたくさん止まっていますが、利用に関してはオススメしません。

トラブルが多く報告されているので、高確率で不愉快な思いをするでしょう。

 

 

インド門に来ると、「カースト制度」の説明をするガイドさんが多いです。

元々カースト制度とは、約3000もの職業を細分化したものでした。

また、異なる身分の結婚を禁じているはずのカースト制度ですが、

インド門近くに住む男性が上位の場合で、結婚を認められたこともあったそうです。

 

しかし、その逆で、女性が上位の場合は現在でも結婚は認められていません。

カースト制度は、食事の席でも同席することができないような決まりがあります。

 

インド門インド門

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

追伸

今回のカースト制度と女性のひとり旅に関する内容は、いかがでしたでしょうか?

インドでは、一泊200円~300円くらいで泊まれる安宿があります。

ただ、日本人には500円以上の宿から選択した方がいいような気がしています。

確かに、値段は2倍するので高いと思われる旅人も多いでしょう。

しかし、治安面やスタッフの質、宿のクオリティを考慮すると500円以下は危険です。

インドでは、安全や快適な旅はお金で買うという考えで間違いありませんよ。

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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

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