【インドの気温】首都「デリー」の定番観光地を巡るおすすめの時期と服装#147

500ルピー紙幣に描かれている有名なお城「レッド・フォート」India
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ナマステ、旅ブロガーのファインです。

あなたは海外旅行をする時期は、どのように選びますか?

日本人は、学校や仕事など長期休暇をが取れるときに行く人が多い傾向にあります。

但し、インドに関しては、ベストシーズンを調整した方がいいかもしれません。

なぜなら、近年デリーでは5月から6月は、50℃以上を記録している日があるからです。

正直、50℃以上の炎天下で、観光をするにはかなりの体力を消耗します。

GWにインドを訪れた人は、ホテルに籠って観光できなかった人もいる程暑いのです💦

「人生観が変わる」

と言われているインドですが、宿にいるだけでは何も変わりませんからね。

ただ暑いからと言っても、薄着だけしか準備しないととんでもない目にあいますよ。

 

ということで、今回はインドの定番観光地を訪れるシーズンと服装ついて語ります。

 

レッド・フォート:Red Fort (赤い城)

現地では、「ラール・キラー:Lal Qila」と呼ばれています。

ファインが初めて、ここを訪れた時期は6月でした。

「レッド・フォード」は、インド北部に位置しています。

地理的には、デリーとニューデリーの間にあります。

この地域は、インドの中でも寒暖の差が激しいエリアです。

レッド・フォードのあるデリーには、3つの季節があります。

3月から気温が上昇傾向になり、デリーの短い春が訪れます。

4月は35°Cを超えるようになり、ファインが訪れた5月~6月は猛暑でした。

滞在期間中は50°Cに達することはありませんでしたが、連日40°Cは超えています。

日差しも強く、帽子やサングラスは必須です。

暑いからといって半袖で観光していると、肌に苦痛が感じる程日焼けしてしまいます。

ファインは、日焼けしやすいので、薄手のロングTシャツを着て観光していました。

長袖を持参しなかった日本人は、デリーでストールなどを購入していたようです!

あまりに寒暖の差が激しいので、体調を崩す日本人観光客は少なくありません。

経験上、スケジュール調整できるなら4月~6月の観光旅行は避けた方が無難でしょう。

またここでインスタ映えを狙うなら、比較的涼しい午前中は逆光になってしまいます。

強い日差しを我慢して、午後に行くと素敵な写真が撮れますが・・・・・・・・・。

ご自身の体調と相談して、訪れる時間帯を決めた方がいいでしょう♪

別名:赤砂岩の城壁

「レッド・フォート」はインドの500ルピー紙幣に描かれている有名なお城です。

2007年「レッドフォード建造物群」として世界文化遺産に登録されています。

ファインがレッド・フォードを訪れた時の第一印象は、

「広いっ!」

でした💦

ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、デリーに都を移した居城です。

建材に赤砂岩を用い、9年という歳月を費やしました。

レッド・フォートはイギリスから独立後、軍の施設として使用された経緯があります。

毎年8月15日のインド独立記念日の首相演説はここで行うのが恒例になっています。

ちなみにレッド・フォードだけではないのですが、日本人はインド人にジロジロ見られます。

日本人でも、興味のある人がいたら遠慮がちにちらっと見ることはありますよね?

しかし、インドでは人の顔をほぼ全員ガン見してくるのです。

インド嫌いになった人は、このガン見される行為が

「怖い」

「ずっと見られている視線が嫌だ」

「不愉快」

と感じる方が多い傾向です。

入場料:250RS(約425円)

カメラ、ビデオ持込み代:25RS(約42円)

営業時間:9:30~17:00

音と光のショー(英語版)

暑い日中の観光を避け、夜のウォーキングツアーのみ訪れる人も少なくありません。

開催時間:20:30~21:30(2月、3月、4月、9月、10月)

入場料:60RS(約102円)  現在80RS(約135円)に値上がりしています。

定休日:月曜日

レッド・フォートレッド・フォート

アクセス:Access

最寄り駅:イエロー線チャンドニー・チョウク(Chandni Chowk)駅から徒歩15分

最寄り駅:バイオレット線ラール・キラー(Lal Quila)駅から徒歩2分

以下で紹介する「サンタナゲストハウス」からの距離:約4.2km

 

 

 

サンタナゲストハウス:Santana Guest House

インド国内に、5つの店舗がある日本人宿です。

(京都にもサンタナ系列の宿があります)

現在はわかりませんが、ファインが訪れた時は日本人スタッフが常駐していました。

ファインは「バラナシ」「コルカタ」「プリー」のサンタナには宿泊していません。

ひとり旅で、もし一人で行動するのが怖ければここに宿泊することをお勧めします。

衛生面やコスパはあまりよくないですが、客層は日本人だらけなので

「一緒に観光しようと」

と声をかければ旅仲間がすぐに出来ますから安心です!

特に女性のひとり旅は、前回の記事にも書きましたがここインドでは危険です。

デリーの観光地だけでも、この宿で出会った日本人と行動するのも楽しいと思いますよ。

宿にある旅情報はやや古いですが、日本語が通じるので新しい情報は会話で入手できます。

初めてインドに来た方は、かなりストレスを感じる方もいるかもしれませんから。

サンタナゲストハウスの最寄駅「ニューデリー駅」での詐欺行為が

「うっとうしい~」

と思う日本人は多いです。

ニューデリー駅周辺で、まず

「電車のチケットは駅では買えないよ~」

と話しかけてきます。

それを信じた日本人は旅行会社へ連れていかれ数倍のチケットを買わされてしまうのです。

この騙される確率が、100%と言っている人が多いですがそんなことはありません。

ファイン的には98%くらいで、本当に親切でいい人もたま~にいるのですよ。

ただ、観光客にはその見分け方が出来ず100%詐欺師だと思い込む傾向があります。

基本的には、積極的に話しかけてくる男は「詐欺師」だと思っていいでしょう。

特に「日本語」で、話しかけてくる輩は間違いなく詐欺師との情報がありますから。

サンタナゲストハウスへ行くには、ニューデリー駅の鉄橋を越えなければなりません。

この鉄橋付近に、詐欺師が沢山出没するのですwww

アクセス:Access

最寄り駅:ニューデリー駅から徒歩11分

サンタナデリー インド・デリーのゲストハウス/日本人宿 | インドサンタナ (indiasantana.net)

 

 

 

ジャマー・マスジット:Jama Masjid

6年の歳月を要した、大きな3つのドームが有名な美しいモスクです。

ファインが訪れた時は暑い時期だったので、靴を脱ぐと足の裏がかなり熱かったです。

正式名称:マスジデ・ジャハーン・ヌマー(Masjid-i-Jahan Numa)

「世界を見渡す(ことができるほど大きな)モスク」

という意味があります。

モスクには、25,000人規模が礼拝できる中庭がありました。

ジャマー・マスジットは、金曜の集団礼拝に人々が集まるモスクという意味です。

つまり、同じ名前のモスクがイスラム圏にはたくさん存在するということになります。

ちなみに、ここもインドを嫌いになる理由がある場所の1つと言われています。

ミナレットに登るには、入場料100RS(約170円)が必要です。

写真撮影代として、300RS(約510円)を要求してくるインド人も少なくありません。。

詐欺師ではなく、正規職員もルールを知らない日本人には300Rs要求してきます。

ジャマー・マスジットの撮影代300RS(約510円)は払う必要はありません。

ミナレットの入場料と写真撮影代込みで100RS(約170円)なのですから。

ちなみに、宗教上の理由で女性だけではミナレットに登ることが出来ません。

インド人男性が、一人の女性に

「一緒に登ってあげようか?」

と声をかけてきます。

狭い階段を登るときに、押してあげると言って体を積極的に触ってくるみたいです。

被害に合う確率が高いので、ツアーで参加するか日本人宿で仲間を見つけましょう。

ただ、被害に合いたくないのでミナレットに登らないという選択は勿体ないです。

高さ39mのミナレット(塔)に最上階まで登るとデリーの素晴らしい眺望を楽しめます。

120段の階段は体力を奪われますが、せっかくインドまで来たら登りたい場所です。

また、どこからともなくガイドさんが頼んでもいないのに勝手に説明を始めます。

説明が終了すると、チップの請求があります。

一度払うと、さらに増額を要求してくるので、彼らの請求は無視して下さい。

彼らの行動をよく見ていると、アジア人、特に日本人に声をかける傾向が強いです。

欧米人は、キッパリと断る姿勢があるからでしょうか、

日本人も必要ない時は断固たる態度で臨む必要がある、と痛感しました。

サンタナゲストハウスで得た情報によると、

「ガイドと一緒に写真を撮ろう」

と声をかけると、詐欺の証拠を取られたくないのか、離れていくそうです。

営業時間:7:00~12:00   13:30~18:30

入場料:無料(ミナレットに登る時のみ100RS(約170円)が必要となります。)

ジャマー・マスジットとミナレットジャマー・マスジットとミナレット

アクセス:Access

最寄り駅:バイオレット線Jama Masjid駅 徒歩2分

 

 

 

コンノート・プレイス:Connaught Place

インド最大の商店街で、ビジネスと金融の中心です。

イギリス植民地時代の都市計画によって整備されました。

セントラルパークを中心に、白い柱の建物が2重のサークルを囲むように並んでいます。

デリー観光の中心地で、鉄道やメトロも複数通っているので旅人の多くが立ち寄ります。

インドとは思えないビル群が立ち並び、日本のビジネスマンもこの周辺で見かけます。

見所は多くありませんが、AからNまでのブロックに分けられてかなり広いです。

雰囲気的には、広大なアウトレットモール、という感じでしょうか♪

ここでインド名物「オートリクシャー」をたくさん見かけます。

ご想像通り、オートリクキシャーを利用してトラブルになりインド嫌いになる人もいます。

オートリクシャーでトラブルに合いたくないあなたは、配車アプリを利用しましょう。

以外と思う方も多いですが、UBERでオートリクシャーが呼べるのです。

UBERの運賃相場:オートリクシャー/1km 50RS(約85円)

         乗用車/1km 165RS(約281円)

乗用車はどこでも乗れるので配車アプリなら断然オートリクシャーがオススメです。

オートリクシャーオートリクシャー

コンノート・プレイスで買い物をしていると、10m間隔で客引きがしつこく勧誘してきます。

無視するのが一番いいのですが、日本人は笑顔で断る人が多く誤解されやすいです。

あまりにも強引で、腕やバッグをつかんで来たら近くのインド人に助けを求めて下さい。

インド人は世話好きの人が多いので、高確率で助けてくれると思います。

この世話好きを誤解する観光客も少なくありません。

例えば道を尋ねたら、道を知らないインド人に騙されたと思う日本人が多いのです。

これに関しては、インド人の性格を理解していれば怒りも湧いてこないでしょうwww

このインド人達は、道を尋ねたあなたを騙すつもりはなく、ただ本当に困っている人を助けたいという思いが強いだけなのです。

道を聞かれたら、自分が知らない場所でも教えたがります。

彼らには、その道が正しいかどうかよりも、人に親切にしたこと自体が重要なのです。

お金を要求されない行動は、インド人の優しさからくる文化だと理解して頂ければ怒りもこみ上げてこないと思いますよ♪

ちなみに、コンノート・プレイスには多くの旅行会社があります。

オフィシャルを名乗る彼らは、あなたにデリーの地図を安く売ってくれます。

安く売ってくれた地図は、後ほどフリーマップだということが判明しますけどねww

アクセス:Access

最寄り駅:イエロー・ブルー線 ラジブ・チョーク(Rajiv Chowk)駅

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

今回ご紹介したデリーの主要観光地とベストシーズンはいかがでしたでしょうか?

インドの11月~2月頃は、雨もほとんど降らない乾季に当たります。

観光のベストシーズンです。

ただし、12月の最低気温は10°C以下にまで下がりこともあるので、冬服は必須です。

日本の夏休みに当たる7月から9月は、インドでは雨期になります。

少し気温が下がりますが、湿度があるので蒸し暑く感じるかもしれません。

スコールがこの時期に1日数回遭遇するでしょう。

日本では経験したことのない豪雨になるので、折りたたみ傘は役に立ちません💦

それぞれの観光地での主なトラブルにまつわるエピソードを紹介しました。

このトラブルにあった被害者は、ほぼ観光地は素晴らしかったと答えます。

これを言ったら驚く人が多いのですが、インド人は知らいない人にあまり声をかけません。

これ、本当なんですよ。 笑

声をかけられたら「疑うこと」を肝に銘じておけば素晴らしい観光地を楽しめますから。

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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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