デリーの定番観光地「クトゥプ・ミナール」とメトロの利用方法 #149

イスラム様式とヒンドゥー様式が混在しているIndia
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皆さんナマステ、旅ブロガーのファインです。

過去記事で、インドの女性ひとり旅をお勧めしないことを書きました。

インドは、価値観が変わると言われているほど魅力的な国であることは否定しません。

女性のひとり旅が危険であることも又事実です。

今回は、それでもひとり旅をするという方のための情報をお伝えします。

 

という事で、デリーに来たら多くの日本人が訪れる定番観光地とトラブルに巻き込ま

れない移動方法について語ります。

 

 

 

クトゥプ・ミナール:Qutub Minar

デリー中心部から約15km離れた場所にある古いモスクです。

イスラム様式ヒンドゥー様式が混在しているのが最大の特徴です。

偶像崇拝ぐうぞうすうはいを認めないイスラム教寺院ですが、ヒンドゥー教寺院を破壊して造りました。

その為に彫刻の紋様もんようは、ヒンドゥーとイスラムが融合したものとなっています。

 

クトゥプ・ミナールクトゥプ・ミナール

 

ミナール=モスクの尖塔(ミナレット)

 

1993年「クトゥプ・ミナールと周辺の建造物群」は世界遺産に登録されています。

 

基底部の直径:14.3m

先端部:2.75m

 

入場料:500RS     クレジットカードも使えます。

営業時間:7:00~18:00

最寄り駅:メトロのイエローラインQutab Minar駅もしくはSaket駅から約2km

 

 

セキュリティーゲート:security gate

地下鉄に乗る感じで「トゥークン」をタッチして入場します。

カメラ撮影には、撮影代20RSをセキュリティゲートで払います。

スマートフォンでのカメラ撮影はなぜか無料です。

 

 

 

ミナレット(塔)の高さ:72.5m

クトゥプ・ミナールは、以前は7層でしたが現在は5層になっています。

1層目/直径15m=赤砂岩・・・ヒンズー様式

2~3層目/赤砂岩で造られた・・イスラーム様式

4~5層目/雷で破損し後に修復・・・白い大理石

 

 

 

アラーイ・ミナール:Alai Minar

造りかけのミナレットはなぜ完成しなかったのか?

アラーイ・ミナールは、クトゥブ・ミナールの2倍の高さの塔を建てる計画でした。

 

・インドの王様アラウッディー本人が暗殺されたこと

・財政難

この2つの理由によりドーム状の建物は未完成となっています。

未完成のミナレットは、残された基底部だけでも直径約25メートルあります。

 

アラーイ・ミナールアラーイ・ミナール

 

 

アシャカ王の鉄柱:Iron Pillar

別名チャンドラヴァルマンの柱とも呼ばれ、錆びない鉄柱として有名です。

99.72%という高純度な鉄で作られています。

 

直径:約44cm

高さ:約7m

地下に埋もれている部分:約2m

重さ:約10トン

 

この錆びない鉄柱の研究からステンレスが生まれたとの説があります。

「柱は地中深くに達し、地中を支配する蛇の王の首に刺さっている」という言い伝えが

ありますが、実際は地下に埋もれている部分はたったの2mです。

 

以前、観光客がその不思議な力にあやかろうと柱を触ったり、よじ登ったりしていました。

現在は、柱を保護するための柵囲いが設けられています。

 

門の奥にあるアシャカ王の鉄柱門の奥にあるアシャカ王の鉄柱

 

 

 

嘘と事件と事故

嘘:lie

「クトゥプ・ミナール」については、様々な憶測おくそくが飛び交っています。

中でも飛行機事故により崩れたと記述しているブログやガイドブックがありますが嘘です。

現存する中で世界一高いミナレットですが、落雷や地震により先端が崩れました。

当初は、100mの高さがあり、修復を繰り返し現在の高さになったというのが事実です。

 

 

事件:Incident

2015年クトゥブ・ミナール遺跡近くで、死傷者が出る事件が発生しました。

覆面をした5人の男が座っていた他の男性グループに突如発砲し逃走した事件です。

1名が死亡し、数人が重傷を負いました。

 

土地を巡る口論が原因で、不動産仲介業者が起こした事件です。

死亡した男性は、間違って標的にされたとされています。

 

 

事故:Accident

内部には378段の階段があり、以前は先端部まで昇ることができました。

しかし1981年に修学旅行中の小学生が階段で折り重なり、十数名が死傷しました。

原因は、照明が消えてパニック状態になったから だそうです。

この事故以来、現在でもミナレット内部への立入りは禁止さています。

 

 

 

デリー・メトロ:Delhi Metro

セキュリティ・チェック:Security Confirmation

メトロには改札口を通る前に、空港のような手荷物のX線検査と身体検査があります。

最初にセキュリティ・チェックを通ってから販売窓口に行くという流れです。

無事にセキュリティ・チェックを通過したらチケットを購入しましょう。

 

運賃:10〜40RS(インディラガンディ空港からNew Delhi駅までは60RS)

運行間隔:約10〜15分

デリー・メトロの車内デリー・メトロの車内

 

 

トゥークン:Token

<窓口>

トゥークンとは切符の事で、ICチップ内蔵のプラスチック型の使い回しコインです。

駅の窓口では英語が通じます。

行列ができていると横入りしてくる人がいるので、前の人に密着して並びましょう。

 

万が一割り込みされたら、割り込みしてきた人の肩を叩いて首を横に振ります。

1人割り込みされたら、次々に割り込みされるので決して横入りは許してはいけません。

肩を叩いても、ゴチャゴチャ言ってどいてくれない人もいます。

 

列が進んでも根気強く「割り込みしちゃだめだよ」アピールを続けましょう。

自分の順番が来たときに、割り込んできた人がお金を窓口に出したらお札を払いのけます。

文句を言われることもありますが、後ろに並んでいる人たちが味方になってくれます。

 

逆に割り込まれた行為を許すと後ろの人たちにずっと大声で文句を言われ続けます。

割り込んだ人に文句を言われるか、

後ろに並んでいる大勢に文句を言われるか、

どちらかですね!

 

行列に並んだら、あなたの後ろにもピッタリと密着してきますが驚かないで下さいね。

 

<自動販売機>

密着して並ぶのが嫌な人は、自動販売機を利用しましょう。

自動販売機では、小銭やお札は使えますがクレジットカードは使えません。

 

列車の絵が描かれた初期画面にタッチします。

言語を「English」にしましょう。

最後に「Yes」をタッチするとトゥークンが出てきます

但し、残念なことにインドの自動販売機は作動していないことがよくあります。

 

 

ツーリスト・カード:Tourist Card

有効期間:1日、3日の二種類

ツーリスト・カードも窓口で買うことができます。

<窓口>

カード料金:50RSのディポジット + 最低150RSのチャージ

 

「ツーリスト・カード」

「スリーディズ」

これだけで通じます。

200RSを窓口で出すだけで、早口英語の聞き取りにくい会話もほぼ必要ありません。

 

ぼったくりタクシーやリキシャと毎回戦うストレスを考えてみましょう。

メトロに乗るたびに、毎回トゥークンを買うストレスを考えてみましょう。

渋滞もなく、外の喧騒とはかけ離れたメトロは本当にお勧めの移動手段です。

 

ツーリスト・カード唯一のデメリットは、空港線(Airport Line)では使えないことです。

ディポジットの50RSは、カードを駅窓口に返却すると返金されます。

 

 

 チケット購入後の流れ

無事にチケットを購入したら、改札口を通ります。

ツーリスト・カードかトークンを、自動改札機の水色の丸い部分にタッチするだけです。

タイムラグがありますが、赤い扉が開きます。

 

各ホームへの案内板は、終着駅名で表示されています。

ホームからの乗車方法と降車方法は日本と同じです。

ルール道徳を守らないインド人が、車内飲食禁止だけはきちんと遵守しています。

危険な雰囲気もなく、汚いカオスな鉄道と比較すると全然快適ですよ。

 

 

改札出口を通るときにトゥークンは自動改札機に入れます。

ツーリスト・カードは、反応は鈍いですがタッチするとドアが開くので日本と変わりません。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

追伸

いかがでしたでしょうか?

一つの観光地でも、歴史やその地で起きた事を知っているだけで楽しくなりませんか?

リキシャやタクシーのトラブルを回避して、メトロを利用すれば行ける気になりませんか?

今回紹介した2つが、あなたのひとり旅に役に立てば幸いです。

India 海外旅行
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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

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