スラマッ トゥンガハリ、旅ブロガーのファインです。
コタキナバルは、沿岸が埋めたてられているので泳げるビーチは多くありません。
「あれほど海が綺麗なのに、海を楽しめないの?」
と思った方はご安心ください。
「トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園」って、ご存じでしょうか?
日本人には、あまり馴染みのないかもしれませんが、欧米人には人気があります。
海がとても綺麗で、短時間で魅力的な離島にも簡単に移動できちゃう公園なんです。
また、コタキナバルは「ショッピングセンター」が充実しています。
観光客にとっても利用価値の高い「ショッピングセンター」って重要ですよね?
ということで、今回はコタキナバルのビーチとショッピングセンターについて語ります。
トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園:Tunku Abdul Rahman Marine Park
①サピ島:Sapi Island
所要時間:約20分
入島料:20RM(約595円)
島内にはシュノーケリングセットをレンタルしている店があります。
水着さえ用意すれば、手ぶらで透明度の高い海を楽しむことが出来ます。
宿のスタッフに5つの島で一番オススメされたのがここ「サピ島」でした。
②マヌカン島:Manukan Island
所要時間:約15分
入島料:10RM(約297円)
サンゴ礁や野生動物を見たい方は、マヌカン島がオススメです。
国立公園で2番目に大きい島には、第2次世界大戦の爪跡がたくさん残っています。
外国の観光客よりも地元民が多く訪れる島です。
③マムティック島:Mamutik Island
所要時間:約20分
入島料:10RM(約297円)
ここは、ファインの様な一般観光客が立ち入るエリアとリゾートエリアに分かれています。
宿泊するリゾートエリアは訪れていないのですが、サピ島との違いは感じませんでした。
短期旅行の方は、サピ島かマムティック島のどちらかを訪れれば満足出来ると思います。
④スルーク島:Sulug Island
上陸用の桟橋もトイレもない無人島です。
ファインは訪れていないので、ここに行った方の情報だと人が少ないとこのこと♪
原始的な島を求めている人にはオススメできる島だそうです。
但し、訪れる観光客が少ないのでシェアする船をチャーターするのに苦労するかも・・
⑤ガヤ島:Gaya Island
所要時間:約15分
入島料:10RM(297円)
「トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園」で最も大きな島がガヤ島です。
マリン・エコロジー・リサーチ・センターでは、ウミガメが保護されています。
ガイド付きで、約2kmのジャングルトレッキングを楽しむことが出来ます。
これら5つの島がトゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園に含まれているのです。
<個人で行く場合の注意点>
①船着き場からのボートは、8名集まらないと出発しません。
②マムティック島は2m級のオオトカゲがいて6月から9月はクラゲが発生します。
③ガヤ島は「フィリピンからの移民無法地帯」があり、治安面でやや危険です。
アクセス:Access
ジェッセルトンポイント:Jesselton Point
コタキナバル側にある船着場で、上記①②③の島へ行くときに利用します。
船会社やツアーによって④⑤の島へ行くことも可能です。
運賃:30RM(約892円)ターミナル使用料7RM(約208円)含む
カウンターがたくさん並んでいますが、船会社の運賃は殆ど変わりません。
どのカウンターで申し込んでも、乗船する船は同じです。
飛行機のコードシェア便の様なイメージと言えばわかるでしょうか?
また、ジェッセルトンポイント周辺には、ATMや両替所、飲食店もあります。
ここから島々へ渡り、のんびりビーチリゾートを楽しむ欧米人が多いです。
ツアー会社は「アイランドホッピング」で5島全てを巡るツアー等を催行しています。
ガヤ・ストリートからジェッセルポイントまでの距離:約1㎞ 徒歩12分
タンジュン・アル・ビーチ:Tanjung Aru Beach
離島のビーチはちょっと抵抗があるという方にはこちらがオススメです♪
タンジュン・アル・ビーチは、数キロ続くビーチで海水浴ができます。
島にはないカフェやレストランも多いので利便性を考えたら優先順位は高いでしょう。
但し、海の透明度では「トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園」より劣ります。
以下のアクセスで、Grabで15分と記載していますが、それは通常の時間帯の事です。
夕陽が有名なので、夕方は渋滞が発生するほど道路は混みあいます。
観光バスも訪れるほどなので、ある程度の覚悟は必要です。
以下の写真の夕陽を目的で訪れるなら、早めに到着することをオススメします。
女性のグループやひとり旅の方もちらほら見かけたので、治安面では問題ありません。
屋台村もあるので、夕日が沈んだ後も渋滞が解消する時間まで過ごすことが出来ます。
但し、近年は再開発が進んでいるのでいつまで屋台村が存続できるのか・・・・・💦
アクセス:Access
ガヤストリートからの距離:約5.8㎞ Grabで約15分
運賃:11RM(約326円)
シグナルヒル展望台:Signal Hill Observatory Platform
「シグナルヒル展望台」は、コタキナバルの街並みが一望できる展望台です。
車でもアクセスすることも出来ますが、個人的にはトレッキングをオススメします。
中心地から森林コースをかなり急な階段で登っていきます。
トレッキングの所要時間は、17分位で到着できるので難易度は高くありません。
ファインが訪れた時は、殆ど観光客の姿を見かけませんでした。
<トレッキング入口は2ヵ所>
①黄色いホテルガーデンの横
②ルーシー・バックパッカーズの裏
展望台には「簡易レストラン」と売店があるので、トレッキングで疲れても大丈夫です。
夕焼けがとても綺麗という噂を聞き、ファインはその時間帯に訪れました。
展望台からの景色に見とれていると、いつの間にか辺りは暗くなっています。
暗くなってからのトレッキングはかなり危険なのでGrabで帰りましょう。
足元がわかりにくくなるほど、視界が悪くなりますから。
※最近の都市開発で、現在はシグナルヒルより高い建物が建設されているようです。
アクセス:Access
ガヤストリートからの距離:約800m
ロッカウィワイルドライフパーク:Lok Kawi Wildlife Park
ボルネオ島に生息している野生のオラウータンは、一般男性の4倍の力があります。
でもボルネオ島に来たからには、一度は生で観てみたいと思いませんか?
ファインは、前回のお話ししたように野生のオランウータンには出会えませんでした。
しかし、せっかくボルネオ島に来たのにオランウータンを観れないのは悔しいです。
でも、ご安心ください。
ファインと同じ思いをされた方には、コタキナバル中心部から、Grabで約20分のところに「ロッカウィ動物園」があるのです。
オランウータン以外にも「テングザル」など、ボルネオ島特有の珍しい動物が沢山います。
ファインはやりませんでしたが、ここでは餌やり体験もできますよ。
入場料:20RM(約593円)
営業時間:9:30~16:30
アクセス:Access
ガヤストリートからの距離:18.2㎞
スリアサバ・ショッピングセンター:Pusat Membeli-Belah suria Sabah
近代的な外観が特徴の「スリアサバ・ショッピングセンター」です。
屋台などの不衛生な食事が苦手な人はここをオススメします。
衛生的なフードコートには、日本食もあります。
長期間日本を離れると、無性に日本食が恋しくなるんですよね~!
ショッピングセンターは、コタキナバルのスコールや暑さから逃れるのに大助かりです。
またマレーシアに来て、「ニョニャ料理」を見つけられない方はここにありました。
「ニョニャ料理」は中華系とマレー系が融合した料理として有名です。
発祥は、マラッカと言われていますがマレーシアやシンガポールで食べられます。
食材は中華料理、スパイスはマレー系のものを使用します。
ココナッツミルク、サンバル、ウコン、レモングラス、パンダナスの葉などです。
ファインが驚いたのは、イスラム教では禁じられている豚肉を使うことでした。
3階のスーパーでは、ばらまき土産が豊富に揃っています。
地下には、ダイソーがありました。
旅のグッズが安価で買えるのは、節約バックパッカーには嬉しい誤算です。
ちなみに、料金は100円ではなく5.9RM(約175円)でした😢
アクセス:Access
ガヤストリートからの距離:約700m
センターポイントサバ:Centre Point Sabah
ここは、街の中心部にあります。
最終日にばらまき土産を買うのにオススメの大型ショッピングセンターです。
ファインが訪れた時は、スーパーマーケット(Servay Premier)に日本語を話すスタッフがいました。
コタキナバルで数あるショッピングモールの中でもラウンドマーク的存在です。
また、ヒジャブも売っているので不衛生な店で購入するのが苦手な女性は喜ぶかもしれません。
ゲストハウスで自炊をする方は、地下に食品スーパーマーケットがあります。
ショッピングモールのトイレが有料なのは、日本人は驚くかもしれません。
ケータイショップが充実しているので、ボルネオ島に到着してからSIMを街で購入しようと考えているなら覗いてみる価値はあるかもしれません。
アクセス:Access
ガヤストリートからの距離:約1.2㎞
スリ・セレラ・カンポンアイル:Seri Selera Kampung Air
コタキナバルの中心地にあり、とてもアクセスしやすい場所にあります。
シーフードレストランが集結している屋台街という印象でしょうか。
ボルネオ島に来たら、やはりシーフードを食べてみたいと思いますよね?
どこでシーフードを食べるか迷ったら、まずはここへ足を運ぶべきでしょう。
ここには、中央にテーブルと椅子があり4つのシーフードレストランが集まっています。
双天シーフードレストランの店員さんは、日本語を話す人がいました。
日本語メニューもあったので、やはり日本人が多かったです。
言葉の問題で注文に不安だったら、双天シーフードレストランだと安心です。
①「古村:オールドビレッジシーフードレストラン」
②「華興:フアヒングシーフードレストラン」
③「双天:双天シーフードレストラン」
④「珍珠:スリムティアラシーフードレストラン」
テーブルクロスの色で、4つのお店の席が分かれています。
日本では珍しい生きているカブトガニが、水槽の中で元気に動いています。
たくさんの水槽が並んでいるので、雰囲気だけでも楽しめますよ。
<注文方法>
まず水槽の生きた食材を選びます。(水槽にグラム単位の値段が表示されています)
料理方法を選択します。(蒸す、炒める、揚げる)
自分がチョイスした食材が、調理されてテーブルに運ばれてきます。
観光客をターゲットにしているのか、相場的にはかなり高めの印象を受けました。
屋台だと思って油断していると会計の時にびっくりします。
ファインは現金が足りなくて焦りましたが、クレジットカードが使えました。
※お会計の時に、食材費+調理費が追加されるシステムみたいです。
アクセス:Access
ガヤストリートからの距離:約750m 徒歩9分
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したボルネオ島のビーチとショッピングセンターは、いかがでしたでしょうか?
記事内で紹介した「ジェッセルトンポイント」はブルネイ移動のときにも利用しました。
トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園の島々へ20分程度の移動ではほとんどの方が問題ないと思います。
しかし船酔いする方は、ブルネイなど3時間以上移動する場合揺れが激しいので注意が必要です。
吐く人が多いのか、船内にはバケツが通路にたくさん置いてありましたwww
船酔いしやすい人は、乗船前の飲食は控えた方がいいかもしれませんね。
ジェット船は、窓も開かないがっつり室内したなので海風を感じることが出来ません。
一人が吐くと匂いが船内に充満するので連鎖反応が起きます。
バケツが大活躍しますが、なんとも言えない、嫌~な気分になります。
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