スォスディ、旅ブロガーのファインです。
今回から、カンボジア編が始まります。
カンボジアは、1年を通して気温が高いのが特徴です。
観光しやすいカンボジアの乾季は11月上旬から5月中旬にかけての時期です。
ファインが訪れた2月ごろはとても気持ちいい季節でしたよ。
但し、3月後半から5月にかけてかなり暑くなり、昼間は40度まで上がることもあります。
また、日差しは1年中強いので、日焼け止めや帽子は女性にとっては必需品です。
バスや室内の冷房は強烈なので、長袖の羽織りなども必要になります。
カンボジアの首都は「プノンペン」です。
ファインが訪れた時、日本人姉妹が襲われて姉が妹の前で殺される事件がありました。
貴重品をひったくられた姉が、犯人に大声で叫んだため犯人が戻り撃たれたのです。
だから予定していた「プノンペン」を回避し、「シェムリアップ」のみ観光しました。
カンボジアは、2022年世界平和度ランキングで62位にランキングされています。
ということで、今回は国土の30%がジャングルの「カンボジア」について語ります。
ビザ: Visa
カンボジア王国へ入国するには、査証(ビザ)が必要です。
ビザ有効期間:査証発給日より3ヶ月間(入国は、有効期間中1回のみ)
入国後、滞在期限は1ヶ月までで、滞在延長は現地での申請が必要となります。
また、パスポートの残存期間が入国日から6ヶ月以上必要です。
2022年3月17日より、アライバルビザ(カンボジア入国時に空港で申請するビザ)の発給が再開されています。
アライバルビザは、入国審査の手前にカウンターがあります。
空港のアライバルビザ申請の所要時間は、混雑していなければ約15分で取得可能です。
東南アジア周遊中の場合は、国境で取得することもできます。
またベトナムやタイのカンボジア大使館や領事館でビザを取得することも可能です。
<e-visa>
日本では、電子ビザと言われています。
この電子ビザは2006年4月に導入されました。
オンライン申請フォームに必要事項を記入し、クレジットカードで決済可能です。
電子ビザの30日間滞在可能な書類は、メールで送られてきます。
プリントアウトは、入国分1通と出国分1通の合計2枚必要です。
e-visaは、観光目的で渡航される方のみが申請できます。(所要日数:3営業日)
~e-visaによる通関可能な場所~
①プノンペン国際空港
②シェムリアップ国際空港
③チャムイエム(Cham Yeam (Koh Kong)タイ国境
④ポイペット(Poi Pet(Banteay Meanchey)タイ国境
⑤バベット(Bavet(Svay Rieng) ベトナム国境
⑥Tropaeng Kreal Border Post(Stung Treang) ラオス国境
⑦プレアシアヌーク国際空港
観光ビザの料金は、申請方法によって異なります。
~2014年11月17日よりビザ料金が改定~
★日本の窓口で申請する場合 … 為替相場にも寄りますが約4,300円
★現地で申請する場合 … 30ドル
基本的にアメリカドルですが、日本円で支払うことも可能です。
但し、かなり割高になるので、アメリカドルで支払う方が多い傾向にあります。
★ネットで申請する場合 … 30ドル + システム手数料6ドル
日本からのカンボジアへの直行便
<プノンペン>
成田国際空港からの直行便はANAのみです。
運行時間:往路/約7時間 復路/約5時間40分
運賃を安く抑えたいなら、中国経由や韓国経由・ベトナム経由便等があります。
直行便より2時間から3時間多くかかりますが、2万円から3万円ほど安価です。
経由便の最低運賃:5万円台~
年間通して、カンボジア行の航空券が最も安くなるのがオフシーズンの9月10月です。
<シェムリアップ>
日本人にも人気の観光都市ですが、残念ながら日本からの直行便は飛んでいません。
一番短い経由便を利用しても10時間以上はかかります。
これまでは、検索すると香港経由が最安値運賃として一般的に知られていました。
しかし、カンボジア王国は観光で成り立っている国と言っても過言ではありません。
カンボジアでは、2位か3位争いをしている知名度のある航空会社が頑張っているのです。
航空会社:スカイアンコール航空
無名の航空会社だからLCCかと思いきや、なんとフルサービスキャリアなのです。
運行時間(乗り継ぎ時間を除く):往路/約7時間 復路/約6時間
経由便は、ベトナム経由、タイ経由、シンガポール経由、香港経由、中国経由等
復数の航空会社が運航しています。
往復相場は4万円台~6万円台ですが、LCCやキャンペーンを利用すれば更に安く行けますよ。
<シアヌークビル>
カンボジア第3の都市です。
直行便はなく、復路に関しては13時間ほどかかります。
運賃と移動時間が比例しているのがこの路線です。
大手航空会社とエアアジアなどのLCCでは5時間ほど差が出てしまいます。
その分、5万円ほど安く行くことが可能ですが・・・・・・♪
時間を優先するか、運賃を優先するか、旅人なら必ず悩むところですよね💦
理由は不明ですが、シアヌークビルは中国系の人が多い傾向です。
シェムリアップ国際空港から市内移動
2005年に、新国際線ターミナルがオープンしています。
しかし、それでも小規模な空港で収容人数が少ない問題は解消されていません。
フライト時刻によって、入国審査でかなりの時間がかかることがあります。
ファインが初めて訪れた時は25$の空港使用料が徴収されていました。
現在は、(2014年5月2日以降)航空運賃に含めるように変更されています。
ちなみに、シェムリアップ国際空港に入国したら同日に出国することはできません。
これは、カンボジア政府の決めた謎ルールです。
アンコールワット人気の為、世界中から観光客が押し寄せています。
キャパを超えているために、新しい空港が市内から50㎞の所で建設が始まりました。
中国資本で建設しているので、後々問題が起こらなければいいのですが・・・・💦
現在のシェムリアップ国際空港から市内中心部までの距離:約8km
所要時間:約20分
<4つのアクセス方法>
①タクシー(定員4名)
②ミニバン(定員7名)
③トゥクトゥク(定員4名)
④バイクタクシー(定員1名)
コンパクトな空港の到着ロビーを出たら窓口があり、4種類の中から選択します。
運賃は時間帯により異なります。
<6:00~23:00>
CAR(タクシー):40,000KHR(約1,334円)
MINI VAN(ハイエース):60,000KHR(約2,002円)
REMORK(トゥクトゥク):36,000KHR(約1,201円)
MOTOR(バイクタクシー):36,000KHR(約1,201円)
<23:00~6:00>
CAR(タクシー):60,000KHR(約2,002円)
MINI VAN(ハイエース):80,000KHR(約2,669円)
REMORK(トゥクトゥク):56,000KHR(約1,868円)
MOTOR(バイクタクシー):56,000KHR(約1,868円)
※この窓口近辺で話しかけてくる白タクドライバーがかなり多くいます。
正規運賃より高額になる可能性が高いので、無視して窓口で購入しましょう。
空港敷地外でトゥクトゥクを見つけることが出来れば、そちらの方が安く行けます。
トゥクトゥクとは、バイクの後ろに座席をつけた乗り物です。
屋根があるので、暑さや雨も凌ぎつつ走行中の風を感じることができます。
流しのトゥクトゥクドライバーは、白タク同様にトラブルの可能性が高いです。
滞在期間中にトゥクトゥクを利用予定の方は、宿手配の方が安全かもしれません。
何か問題が起きても、殆ど宿の方が間に入って解決してくれます。
客と問題を起こすとその宿から出入り禁止になるので、運転手の対応は比較的良好です。
宿泊先が決まっていれば、空港からの送迎を依頼すると安心できますよ(*^_^*)
良心的な宿には、トゥクトゥクの料金表がある場合も多いです。
どの種類の移動手段を利用しても、ドライバーから翌日の予定を聞かれるでしょう。
シェムリアップに到着した観光客はほぼ「アンコールワット観光」と答えますよね。
すると
「俺を1日チャーターで雇ってくれ」
と言ってくるのがお決まりのパターンです。
市内には、たくさんのドライバーがいるのでここで約束しなくてもいいかな、と思います。
※シェムリアップでは、バイクの4人乗りは普通です。
バイクタクシーを利用するときは、ヘルメットなしでも問題ありません。
安全のためにヘルメットを希望すれば貸してくれますが、ファインは利用しません。
なぜなら、ヘルメットからは我慢できないほどのかなり酸っぱい匂いがするのです。
衛生面と安全を天秤にかけて悩みましたが、20分は我慢できませんでした。
配車アプリ
海外旅行でファインが移動手段で常にオススメしている配車アプリです。
Grabはカンボジアのプノンペンとシェムリアップの2都市のみしか利用できません。
カンボジア第3の都市「シアヌークビル」では、Grabは利用できないのです。
カンボジア周遊予定の方は、少々不便を感じるかもしれません💦
またカンボジア国内では「パスアップ:PassApp」という配車アプリがあります。
「Pass App」は、プノンペンではGrabより知名度と利用率が高い配車アプリです。
英語表記があるので日本人観光客にも利用しやすいかもしれません。
~乗り物の種類~
①クラシック(4人)
②三輪タクシー(3人)
③SUV(4人)
④トゥクトゥク(3人)
アプリ起動後「Set pickup(運転手を呼ぶボタン)」を押すと、配車したタクシーが今どこにいるのかも地図上に表示されるので、使用方法はGrabとほぼ変わりません。
しかし、現金決済なので配車アプリの長所は半減といったところでしょうか。
インターネットの接続状況が悪いと、運転手は金額を上げてくると報告されています。
プノンペンとシェムリアップのみ滞在するのならGrabだけで充分でしょう。
シェムリアップの移動方法
①レンタル自転車
料金:1日5ドル(約678円)
安いけどブレーキが効かないなどメンテナンスが悪いのできちんとした自転車を選びましょう。
シェムリアップのゲストハウスでは、ボロい自転車を貸してくれるところも多いです。
炎天下でサイクリングする体力がある人にはオススメの移動手段です。
ファインは、日本人宿タケオゲストハウスで自転車を借りました。
② E-Bike
料金:1日10ドル(約1,357円)
時速は35キロくらいなので女性や体力に自信がない人にはオススメです。
満タンに充電されていれば、走行距離で60kmは走ります。
万一バッテリー切れになったとしても、充電するところはいくつかありました。
ガソリン代を考慮すると、ファイン的にはオススメの移動手段です。
特に体力に自信のない方は、自転車と比較すると非常に楽で快適ですから。
基本操作は普通のバイクと似ています。
また、E-Bikeにはペダルがついていることもおすすめポイントの一つです。
万一バッテリーが切れても、自転車として使用することもできるのから便利ですよ。
免許も必要ありません。
バイクのように、不衛生なヘルメットを被る必要もありませんwww
閉店時間:21時
※1時間の延長ごとに1ドルがかかります。
レンタルするときにデポジットとしてパスポートを預ける必要があります。。
③トゥクトゥク
料金:1日20ドル(約2,713円)
たくさんのトゥクトゥクが街中にいるので、バイクの運転に自信がない人向けです。
観光地で待ち合わせ場所や時間など気を使うので個人的にはオススメはしません。
自由度も減るし値段交渉も面倒で、正直あまりドライバーが信用できないのですから。
※ひとり旅なのでタクシーチャーターは割愛します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回紹介した入国からシェムリアップの移動方法は、いかがでしたでしょうか?
シェムリアップの沿道でパラソルの下で液体を売っている人がいます。
ウイスキーなどのガラスの瓶で、バイクタクシーやトゥクトゥクの燃料となる液体です。
瓶のサイズ:700ml 750ml 1000ml
ガソリン代相場:1本/1ドル≒4,000KHR(約133円)
日本では見ることのできない光景なので、ファインはちょっとワクワクしましたwww
カンボジアを訪れた際には、ぜひあなたに合った移動手段で観光を楽しんで下さい。
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