危機遺産に登録されたことのある世界文化遺産「アンコールワット群」 #141

水面に映る「アンコール・ワット」Cambodia
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皆さんスォスディ、旅ブロガーのファインです。

シェムリアップを訪れて「アンコールワット群」を訪れない人は少ないでしょう。

群と表記されている通り、アンコールワット以外にアンコールトム等も含まれています。

1992年世界危機遺産に登録後、2004年世界文化遺産に登録されました。

意外にも、世界遺産に登録されたのは最近のことなのですね。

 

 

といことで、今回はシェムリアップの「アンコールワット群」について語ります。

 

 

 

アンコール・ワット:Angkor Wat

アンコール遺跡群の中でも、最大規模のヒンドゥ教寺院として建てられました。

しかし、16世紀に仏教寺院に回修され、現在も上座部じょうざぶ仏教寺院とされています。

王の死後は王を祀る霊廟れいびょうとなっているので、インドのタージマハールに似ていますね。

 

敷地面積は、南北に約1,300m、東西に約1,500mあり東京ドーム約15個分の広さです。

アンコールワットの建築物には、それぞれに意味があります。

ヒンドゥ教の宇宙観によって構成されています。

 

中央の5基の祠堂しどうはヴィシュヌ神が降臨する山を表現しています。

祠堂=祖先の霊を祭る所、寺の位牌いはいを納めておく堂

周囲の壁はヒマラヤの寺の霊峰

 

環濠かんごうは無限の海を象徴しています。

環濠かんごう=周囲にほりをめぐらせたもの

 

 

 

アンコール=都市・王朝

ワット=寺院

30年以上の歳月をかけて建てられたと言われております。

 

 

 

アンコールワットのライジングサン:The Rising Sun of Angkor Wat

ガイドブックやパンフレットでもよく見かけるアンコールワットの日の出は有名です。

シェムリアップから約7キロなので、レンタル自転車で行くことは可能です。

しかし、日の出を見るには暗い中4時ころ出発しなければなりません。

 

体力があっても暗闇の中の自転車移動はあまりお勧めできません。

「タケオゲストハウス」で自転車を借りましたが、約7キロの暗闇移動は控えました。

 

シェムリアップには、たくさんのツアーがあります。

ファインも、初めてのアンコールワット観光はツアーに参加しました。

早朝ツアーは、日本人より欧米人の方が多いのでしょうか?

 

ファインが参加したツアーでは、日本人カップルが一組いただけでした。

ツアー料金は、内容により様々なのでここでは割愛させていただきます。

人気がある水面に反射する逆さアンコールワットが見れるのは、ずばり天気次第ですね。

 

アンコールワットのライジングサンアンコールワットのライジングサン

 

 

入場料:1日券37USドル、3日券62USドル、7日券72USドル

営業時間:5時~17時30分

入場券はチケットオフィスで写真を撮られて購入します。

 

肌の露出が高い服装は規定に反するため、薄着の観光客は遺跡内に入れません。

日本人でも、入場を断られる服装の方が時々いるそうです。

アンコールワットは、宗教寺院なのでマナーは尊重しましょう。

 

ちなみに、入場料高くないですか?

この価格設定でも世界中から観光客が集まるので値上げを検討しているらしいです。

現在も修復に多額の費用が掛かることを考慮しても・・・・高すぎると感じました。

 

 

 

アンコールワットの3つの回廊

第1回廊

東西200m、南北180m、総延長760mの長方形の回廊となっています。

ここには、レリーフ(彫刻)が数多く残されており、50mの壁画彫刻が見どころです。

 

第2回廊

仏像が祀られた、東西115m、南北100mの回廊です。

壁面に、連子窓れんじまどが並んでいることが特徴です。

連子窓れんじまど=そろばんを縦に並べたような格子状の窓

第2回廊の連子窓第2回廊の連子窓

 

第3回廊

ファイン一番お勧めが第3回廊です。

人気が高いので、第3回廊へ登るために数十分は並びました。

急な石段の上に観光客用に木の階段が作られており、中央の祠堂は65mの高さがあります。

かつては王族など限られた人しか入れなかった神聖な回廊です。

かなりの急勾配なので、上の人が落ちたら下にいる人は全員被害に合うでしょう。

 

急勾配の第3回廊急勾配の第3回廊

 

年配者や女性は降りるときに「怖い怖いっ」と泣き出す人もいます。

第3回廊は、渋滞するので階段でもたもたしているとブーイングが起こります。

 

欧米人は「ブーイング」

日本人は「ため息」

 

過去に階段から落ちて病院に運ばれた方もいたそうです。

周囲からブーイングされようが、ため息をつかれようが、ゆっくり降りましょう。

炎天下で長時間並んでいるので、気持ちはわかりますがブーイングは酷いですね。

 

高い所が苦手な方もいますので、安全第一で問題ありませんよ。

 

 

アンコール・トム:Angkor Thom

アンコール・ワットの北に位置する城砦都市じょうさいとし遺跡で寺院ではなく王宮の跡地です。

アンコール・トムは約3キロメートル四方の京城です。

 

アンコール=都市・王朝

トム=大きい

 

都市建築の基本はヒンドゥ教の宇宙観の影響が見られます。

観光客用に、東南アジアらしくゾウに乗って遺跡巡りをすることもできます。

 

 

幅100メートルの堀と、高さ8メートルの城壁で囲まれて5つの城門があります。

アンコール・トムは複数の遺跡が集まっています。

 

像に乗ってアンコール・トム遺跡巡りをする観光客像に乗ってアンコール・トム遺跡巡りをする観光客

 

 

バイヨン寺院:Bayon

アンコール・トムの中央に、12世紀末に建造されました。

巨大なバイヨンの四面像は、「クメールの微笑み」として有名で最大の見所です。

知名度では、アンコールワットに劣りますが、敷地面積はアンコールワットの4.5です。

 

アンコールワットから約3.4㎞離れているので、トゥクトゥクで8分くらいかかりました。

バイヨン=美しい塔

 

巨大なバイヨンの四面像巨大なバイヨンの四面像

 

死者の門にある5塔を含めると、54塔もの四面像がバイヨン寺院にあります。

 

バプーオン:Baphuon

周囲に木が生い茂り、その奥にひっそりとたたずむ「隠し子」という意味の寺院です。

カンボジア王国とタイ王国は昔兄弟関係にありました。

タイ国王の息子をカンボジアに預けたときに、成長した子供に支配されると考えた国王

が支配されることを恐れ、預かったタイ国王の息子を殺害してしまったのです。

 

その時に、カンボジア王妃が自分の子供が報復として殺されてしまうのを恐れました。

そこで隠れ家として、「バプーオン」に自分の子供を隠したと伝えられています。

 

 

タ・プローム:Ta Prohm

仏教寺院として建立され、後にヒンドゥ教寺院に改修されたと伝えられている遺跡です。

世界遺産の1つで、東西1000m南北600mという広大な壁に囲われた中に建っています。

三重の回廊に覆われた遺跡には、ガジュマル(樹木)が食い込んでいます。

 

タイ編でも、アユタヤ遺跡で紹介したワット・プラ・マハータートに似ていますよね。

世界文化遺産「アユタヤ」とは? Ayutthaya#97 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)

 

 

別名「締め殺しの木」と言われており、寺院を絞めつける様子がインスタ映えします。

「タ・プローム」に関しては、修復するかしないかで現在でも議論してます。

樹木に支えられているのか、寺院を破壊しているのか、意見が分かれ結論が出ていません。

映画好きには「トゥーム・レイダー」を撮影した場所ということでも知られています。

 

ガジュマルが絡みついた「タ・プローム」ガジュマルが絡みついた「タ・プローム」

 

 

アンコール・バルーン:Angkor Balloon

アンコールワットから約800m離れた場所から浮き上がります。

上空からジャングルの「アンコールワット群」を見下ろす眺望はお勧めですよ。

天候次第ですが、「トンレサップ湖」「アンコールの山々」まで見渡せました。

7kmしか離れていないので「シェムリアップの街並み」も見ることが出来ます。

 

ツアーに組み込まれていない場合

料金:20ドル

最大乗船人数:20人

 

アンコール・バルーンアンコール・バルーン

 

熱気球ではなく、ヘリウムガスなので周遊することなく120mまで上昇するだけです。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

追伸

アンコールワットの遺跡群は、おどろくことにトイレが水洗でした。

ここの遺跡群全てを見学すると、数時間かかります。

観光客はトイレに必ずお世話になるでしょう。

綺麗好きの日本人には、東南アジアでの水洗トイレはとてもありがたいものですね。

 

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管理人

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自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

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