ブラジルの玄関口「グアルーリョス国際空港」から市内移動方法5選と日本人宿#39

リベルダーデの記念碑Brazil
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ボンジィア、旅ブロガーのファインです。

今回からブラジル編に突入します♪

あなたは、2021年世界平和度指数ランキング128位の「ブラジル」に行ったことありますか?

ブラジルは治安が悪いと言われているので、この数字は納得いく順位じゃないでしょうか。

その治安が悪いブラジルは、親日国としてご存じの方も多いでしょう。

しかし、幸福度ランキングは35位となかなかの上位に位置しています。

ちなみに、日本の幸福度ランキングは56位とブラジルを大きく下回っています。

 

 

 

ということで、今回から南米大陸最大の面積を誇る「ブラジル」について語ります。

 

 

ビザ免除

2019年6月17日以降より、日本国籍所有者の訪問ビザが免除されました。

観光、商用、通過(トランジット)、芸術・スポーツ等の各種イベントへの参加という条件付きですが、ブラジルのビザを取得して、していたファインにはの朗報ろうほうです。

滞在期間は90日以内となっていますが、最寄りの連邦警察(Polícia Federal)で延長手続きをすれば、さらに90日間の延長が可能となります。(滞在合計日数は180日以内)

ブラジル連邦共和国は距離的には遠いけど、訪れるハードルは確実に下がりましたね。

 

 

アクセス:Access

現在、日本からブラジルへの直行便はありません。

多くの日本人は、アメリカ経由で行かれる方が多いのではないでしょうか。

 

しかし、ファインはアリタリア航空を利用しイタリア経由でブラジルに行きました。

時間に余裕がある人は、遠回りになるけどヨーロッパ経由の方が安いことが多いです。

ファインの感想としては、かなり疲れたので2度とこのルートは行きませんけど💦

 

世界一周をしている旅人が南米へ行くときは、韓国発が多い傾向にあります。

理由はシンプルで、日本発よりも数万円航空運賃が安くなるからです。

日本から韓国まではLCCで数千円で行けることはご存じの方も多いでしょう。

時間がある人は、韓国旅行をしてからブラジルに向かうのもありかな、と思います。

 

首都のブラジリアや人気都市リオデジャネイロやマナウスに行く人も多いでしょう。

日本人には、サンパウロ行き運賃が一番安い傾向にあります。

ブラジル国内移動の運賃は、高くないのでサンパウロを拠点に移動すると安く抑えられます。

 

 

 

グアルーリョス国際空港: Aeroporto Internacional de Guarulhos

世界40社の定期便が乗り入れている南米を代表するハブ空港です。

※ハブ空港=航空路線が集中し、他の空港に乗り継ぎする機能を備えた地域の拠点空港

サンパウロ市内中心部までの距離:約25km

オセアニアを除く全大陸28ヶ国の100を超える都市間に定期旅客便が就航しています。

 

グアルーリョス国際航空に就航するブラジル最大の航空会社グアルーリョス国際航空に就航するブラジル最大の航空会社

 

アクセス:Access

①タクシー

登録制のエアポートタクシーなので、ボッタくられる可能性は低いでしょう。

車体は白を基調にしており、青い線が入っています。

ブラジルは物価が高いので、勿論タクシー運賃も高額です。

タクシー運賃相場:市内中心部まで、約130レアル(約2,600円)

所要時間:約50分

 

②配車アプリ

ポルトガル語が話せなくても全く問題ないので、特に夜の移動は強くオススメします。

ブラジルの配車アプリは、アメリカ発の「Uber」だけではありません。

日本での知名度は低いものの、ブラジル発の「99(ノーヴェンタノーヴィ)」もあります。

但しUberよりも知名度が低い分、ドライバーが中々到着しないなどのトラブルは多いです。

しかしUberよりも運賃が安いので、これからは利用範囲が広がると期待が高まっています。

もう一社「Cabify」という配車アプリがありますが、運賃が安いわけではないので利用価値が低く、ファインが訪れた時はリオデジャネイロでしか利用できませんでした。

 

ちなみに、ブラジルの配車アプリを利用すると乗車場所を指定されることがあります。

その理由としては、タクシー組合からドライバーが暴行を受ける恐れがあるからです。

サンパウロだけでなく、ブラジル各地でタクシードライバーから、配車アプリ運転手が暴行を受ける事件が多発しているのです。

タクシードライバーは、暴行を阻止しようとした警察官に対してもひるむことはありません。

お客が待っている場所にタクシーが並んでいると、配車アプリの運転手が迎えに来てくれないこともある理由がこの暴行を恐れての事だと言われています。

タクシー組合はブラジル国内にたくさんあり、過去には逮捕者も出ているほど配車アプリとの確執が現在も続いているのです。

 

運賃相場:タクシー運賃の80%程度

所要時間:市内中心部まで約50分

 

<注意事項>

ブラジルでは配車アプリドライバーがストを決行して、運賃が上がる傾向にあります。

また燃料費の高騰により、サンパウロではレンタカーを返却するドライバーが増えています。(ブラジルでは車をレンタルして配車アプリのドライバーをしている人が多い)

上記2つの影響により、ブラジル国内ではこれまでのように快適に配車アプリを利用することが困難になると危惧されています。

配車アプリ「Uber」 配車アプリ「Uber」

 

③エアポートバス

値段はUberよりも安いです。

ターミナル1は、到着ロビーを出て右にスタッフがいます。

ターミナル2は、到着ロビーを出て左にスタッフがいます。

運賃:45.50レアル(約910円)

<エアポートバスの3ルート>

★ヘプブリカ広場行き 259番

乗車時間:約55分

★Circuito dos HoteisI行き 316番

乗車時間:約2時間

★Brooklin Novo行き 437番

乗車時間:約2時間

 

④ローカルバス

サンパウロに到着して、まだ明るいうちはローカルバスをオススメします。

とても安くて簡単なので、ファインはこれで市内まで移動しました。

ターミナル2到着ロビーを出て、車道を渡ると257番バスが停まっています。

空港からメトロ「Tatuape駅」へ運行しているローカルバス257番に乗車します。

「Tatuape駅」が、ローカルバスの終点なので乗り過ごす心配はありません。

お釣りがないこともあるので、乗車時の支払いは小銭の用意をしておきましょう。

運行時間:5時台~24時台

所要時間:約40分

運行間隔:15分間隔

運賃:5.55レアル(約111円)

 

ローカルバス下車後、エスカレーターで「Tatuape駅」改札に移動し切符を購入します。

このとき、現地の女性に突然

「あなた気をつけなさい」

と突然アドバイスされました。

普通に歩いていただけですが、ファイン自身に何かすきでもあったのでしょうか?

基本的に往路も復路も昼間移動だったので、特に危険は感じませんでした。

 

⑤鉄道

ファインがサンパウロを訪れた時はまだ運行していませんでしたが、2018年3月にCPTMの路線13号線が開通しました。

グアルーリョス空港駅(Aeroporto – Guarulhos)からエンジェニェイロ・グラール駅(Engenheiro Goulart)までを結ぶ路線です。

ターミナルビルから駅までは無料の巡回バスでの移動が必要となるみたいですが、次回ブラジルを訪れた時にぜひ利用してみたいと思います。

運行間隔:約20分間隔

運行時間:04:00~23:45

運賃:普通運賃4レアル(約80円)、エアポートエクスプレス8レアル(約160円)

 

 

 

スキミング: Skimming

ファインは、このグアルーリョス国際空港でスキミング被害に合いました。

空港に降り立ってから、現地通貨を得るためにATMでキャッシングをしたのです。

勿論、暗証番号を打ち込むときは、手で隠し誰にも推測できない番号にしています。

 

結論から申し上げますと、犯人に限度額いっぱいを引き出されてしまったのです。

ファインは現金を引き出された日時に、たまたまアルゼンチンにいたので助かりました。

キャッシングをしたのがファインでない証明が出来ない場合、または推測されやすい暗証番号だった場合、引き出された金額すべて自己負担となることもあるみたいです。

ちなみにオーストラリアに続き、スキミング被害にあったのはこれで2度目なのです😢

スキミングは、どうやったら防げるのでしょうか?

 

 

 

サンパウロの日本人宿

ファインが泊ったのが日本人宿の「福音ルーテル・日系サンパウロ教会」というところです。

宿を運営管理している(た)牧師さんご夫婦は、日本人です。

とても親切なご夫婦で、治安の悪いブラジルでも安心して宿泊できました。

 

サンパウロで両替する日本人が、襲われる事件が多発しているということで、

牧師さんが、なんと両替所までついてきてくれたのです。

両替後も、後をつけられていないか、警戒しながら戻ってきました。

 

両替所を出たら、一度近くの教会へ避難したのです。

その教会で20分ほど滞在させてもらい、外の様子を安全確認してから戻りました。

サンパウロに数年住んでいる方でも、これほど警戒するほどの治安ということです。

 

場所は東洋人街として有名なリベルダージにあります。

最寄り駅:地下鉄4号線Linha Azul(青い路線)「São Joaquim駅」から徒歩9分

部屋は全室個室で、支払いは現金のみです。

キッチン、シャワー、トイレ、洗濯機は共同になります。

 

福音ルーテル・日系サンパウロ教会福音ルーテル・日系サンパウロ教会

 

 

~親切な日系3世~

近くにもうひとつ教会があるので、ファインは最初間違えてそちらに行っちゃいました。

東洋人街なので、中国人や韓国人、日系人がちらほら歩いています。

 

ファインが、間違えた教会の前でポルトガル語を話せずに困っていた時です。

日本語を少しだけ話せる20代女性に声をかけられて助けてもらいました。

彼女は日系3世らしく、2分位はなれた教会まで一緒についてきてくれたのです。

海外で、人の優しさに触れると感激してしまうのはファインだけでしょうか?

 

 

ポケトーク:POCKETALK

ブラジルの母国語はポルトガル語なので、英語が全く通じません。

以下写真のポケトークと2年間のグローバルシムを購入しましたがこれが失敗です。

なかなかの料金がしたので、活躍を期待して南米旅行に持って行きました。

 

ブラジルで活躍しなかった翻訳機ブラジルで活躍しなかった翻訳機

 

サンパウロリオデジャネイロマナウス、などでは全く使えなかったのです。

但し、アルゼンチンとの国境の街「イグアス」では、少しだけ使えました。

2年間のグローバルSIMを入れているのに利用できるのは、wifiのある場所限定ですね。

道を尋ねたり、現地人に話しかける機会は外にあるのに・・・・・・😢

スマホの翻訳機に現地SIMを入れGoogle翻訳を使った方が、全然役に立ちますよ。

 

 

 

リベルダージ:Liberdade

以前は日本人街と言われていた場所です。

現在は日本人が減り中国人や韓国人が増えて、東洋人街へと名前が変わっています。

サンパウロの中心を通る2.8kmの「パウリスタ通り」へも歩いていける範囲内です。

 

ここでは日本の食品やお菓子屋などが手に入りますが、想像以上のおそるべき高さです。

日本の数倍の値段で売っているので、ファインは1度も買うことはありませんでした。

「すき屋」には行きましたが、やはり日本の「すき屋」よりは高かったです。

 

サンパウロのすき屋サンパウロのすき屋

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

追伸

今回ご紹介した「グアルーリョス国際空港」からの市内移動はいかがでしたでしょうか?

 

最後に紹介したサンパウロの「ルーテル福音教会」でお世話になった牧師さん夫婦は現在、日本に帰国おり岐阜県の教会にいるみたいです。

岐阜に行く機会があったら、一度挨拶に伺ってみようかなぁ、と思っています。

ちなみに男子大学生が、ルーテル福音教会でお手伝いしていましたが、彼も1年間という予定だったので、おそらく2020年3月には帰国していると思われます。

 

この「ルーテル福音教会」周辺は、昼間は治安的には全く問題ありません。

しかし、夜になると危険なのか人が急にいなくなります。

近所のスーパーに、夕方買い物に出かけた帰りにかなり危険を感じました。

 

スーパーで買い物を済ますと、いつの間にか辺りは暗くなりかけていました。

スーパーに入店する前までは賑やかだった通りから、人がいなくなっていたのです。

 

こ のルーテル福音教会の前の通りで、襲われた人もいると聞きました。

夜間外出は、ブラジルでは危険なのでくれぐれもご注意ください。

Brazil 海外旅行
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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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