ボアタールデ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、リスボンの観光名所をどのくらいご存じでしょうか?
また、リスボンのグルメについてどのくらいの知識をお持ちですか?
ファインは、滞在中に必ず1日は地元民と同じ目線で街歩きを楽しむ日を設けます。
有名観光地ばかりだと、その国の本当の姿を観ることはできません。
リスボン市民の生活の「食」や「文化」に触れるのも自由なひとり旅の醍醐味です。
ガイドブックウやブログなどに載っていない情報を得ることも楽しいですからねwww
リスボンの広場と展望台を中心に、ポルトガル文化を感じる旅をしてきました。
ということで、今回はリスボンの街をブラブラ散歩してきた時のお話をします。
ロシオ広場:Praça de Rossio
ポルトガル人口の約27%を占めるリスボンの街歩きのスタート地点はロシオ広場になります。
今回は、ロシオ広場の坂上にあるゲストハウスのミックスドミトリーに泊まりました。
※ミックスドミトリー=男女共用相部屋
ロシオ広場は、通称「ペドロ4世広場:Praça de D. Pedro IV」とも呼ばれています。
バイシャ・ポンバリーナ地区に位置し、リスボン中心部の広場で観光客も多く見かけます。
現在は、観光客や地元民が集う待ち合わせ場所的な広場として親しまれていますが、かつては民衆の反乱や祝祭、闘牛、公開処刑などが行われた場所でした。
ロシオ = 所有者のいない草原
アクセス:Access
最寄り駅:ロシオ駅(国鉄とメトロのロシオ駅の間に位置しています) 徒歩2分
フィゲイラ広場:Praça da Figueira
知名度は低いですが、ロシオ広場の隣にある広場です。
「ジョアン1世の騎馬像」がランドマークになっています。
1829年創業、老舗菓子店「コンフェイタリア・ナシオナル」があります。
「王様のお菓子」ボーロ・レイ発祥のお店として有名です。
ボーロ・レイ:ドライフルーツやナッツ等を煉りこんで焼き上げたお菓子
アクセス:Access
最寄り駅:Rossio駅
ロシオ広場からの距離:約230m
徒歩3分
コメルシオ広場:Praca Do Comercio
別名:「王宮広場(Terreiro do Paço)」と呼ばれる約180m×180mの広場です。
1755年「リスボン地震」で崩壊したリベイラ宮殿があった場所です。
また貿易広場と訳される170m×170mの広大なコメルシオ広場:Praça do Comércioとロシオ広場はアウグスタ通りRua Augusta1本で繋がっています。
リスボンのメインストリートで、市内で唯一平坦な道で歩行者天国になっています。
リスボン市民の間では、テレイロ・ド・パソ(Terreiro do Paço)の方が通じます。
宮殿広場の意味があり、元々リベイラ宮殿を改修した広場のためにそう呼ばれています。
凱旋門「勝利のアーチ」や埠頭「カイス・ダス・コルナス」などが見どころです。
アクセス:Access
最寄り駅:テレイロ・ド・パソ(Terreiro do Paco)駅 徒歩1分
ロシオ広場からの距離:約800m 徒歩10分
3つのケーブルカー:Carris
リスボン市内には、3つのケーブルカーがあります。
①Lavra/ラヴラ線
②Gloria/グロリア線
③Bica/ビッカ線
3つとも急斜面を上り下りするだけなので、徒歩でも10分程度の距離です。
運行時間は、それぞれのラインにより異なります。
車内はかなり狭く、3つに分かれています。
線路横を歩いている人は、ギリギリを走るので大きなバッグ等で接触する人もいます。
安全対策でしょうか、歩道側の建物の壁になんと手すりが設置してあるのですwww
音が静かで、坂道を歩いていると気がつかない時に突然抜かれて驚くこともあります。
運賃:3.5€(約453円)~3.8€(約492円)
ガイドブックで、よく目にするのは走行距離約240m③のビッカ線です。
所要時間も3分弱なので、この高すぎる運賃は観光客価格でしょうか💦
運行時間も観光客が活発に行動する時間帯に走っており、繁忙期には増発されます。
月曜~土曜は、7時台~21台まで、日曜は、9時台~21時台までを15分間隔です。
3つの中で最も急斜面を走る②のグロリア線は、リスボン市民に一番利用されています。
走行距離260mの急勾配の影響で、他路線よりも大きなスカートが付いているのです。
需要に合わせて運行時間も一番長く、平日は7時台~23時台、金曜日が7時台~24時台まで運行しています。
土曜日は8時台~24時台、日曜は9時台~23台まで、約12分間隔で走っています。
①のラブララインは地理的要素もあり、どちらかというと目立たない存在です。
運行時間も短く、平日/7時台~19時台 週末/9時台~19時台 となっています。
サンペドロ デ アルカントラ展望台:Miradouro de Sao Pedro de Alcantara
ケーブルカーのグロリア線で登った先に見えてきます。
公園の規模としては小さいですが、赤煉瓦の屋根がインスタ映えします。
日本では、「消臭力のCM」でミゲル君が熱唱していたロケ地として有名になりました。
市内で日本人にほぼ会わなかったけど、ここでは写真を撮っている日本人がいました。
その日本人達は、なんと「消臭力」を手に写真撮影をしていたのですwww
前回紹介した「サンタ・ジュスタのエレベーター」からも1km以内にあります。
アクセス:Access
最寄り駅:Elevador Da Glória 地下鉄Restauradores駅 距離550m 徒歩10分
サンタ・カタリーナ展望台:Miradouro de Santa Catarina
ケーブルカーのビッカ線近くにある比較的カップルの多い展望台でした。
前回紹介した4月25日橋やテージョ川の眺望を楽しみたいのならここがオススメです。
モニュメントのフェンスがちょっと邪魔だと感じましたが、なかなかの眺望です。
晴れた日には対岸の街も見えて、サンセットの眺望が素晴らしいです。
夜は、治安が悪くなるという情報もあるので行かれる方は自己判断でお願いします。
ファインは、夜はほとんど外出していないので夜景などは観ていません💦
アクセス:Access
最寄り駅:地下鉄バイシャードBaixa-Chiado駅 徒歩11分
上記で紹介したケーブルカーのビッカ線を降りたらすぐにあります。
リベイラ市場:Mercad da Ribeira
世界40都市で発刊されている「タイムアウト誌」プロデュースのフードコートです。
1882年にオープンし、老朽化により2014年リニューアルオープンしました。
日本のアウトレットの建物がならんでいるような感じです。
清潔感のある市場で、観光客が訪れるフードコートは夜遅くまで営業しています。
生鮮市場はファインが訪れた時は閉まっていたので、雰囲気は半分くらいしか味わっていません。
ヨーロッパのメルカドをすべて知っているわけではありませんが、ファインの経験上一番清高級感のある市場だと感じました。
完全に観光客価格なので、物価の安いポルトガルの中でも高く感じます。
<営業時間>
生鮮食品売り場:6時〜14時
フードコート:日曜〜水曜 10時〜24時 木曜〜土曜 10時〜26時
アクセス:Access
最寄り駅:地下鉄Cais do Sodré駅 から約220m 徒歩3分
アズレージョ:Azulejo
ポルトガル芸術を代表する「装飾絵タイル」のことをアズレージョと呼びます。
Azulejoの語源はポルトガル語のアズールもしくはスペイン語のアズレホからきています。
Azul = 青い
典型的な上薬をかけて焼かれた青く美しいタイルのことを「アズレージョ」と言います。
また、「磨かれた石」の意味を持つとも言われています。
アズレージョは教会、宮殿、一般の家、鉄道駅の壁や床、天井で使われています。
ポルトガルのお土産としても日本人に、特に女性に人気があります。
ポルトガル文化の代表格「アズレージョ」は、都市部でも田舎でも観ることが出来ます。
ファインは訪れませんでしたが、アズレージョ好きの女子は「国立アズレージョ博物館」に足を運ぶ人も多いと聞きました。
アクセス:Access
最寄り駅:地下鉄Arroios駅から約2.5㎞
カンポペケーノ闘牛場:Campo Pequeno Bullring
カンポペケーノ闘牛場は、リスボンにある闘牛場です。
闘牛と言えば、スペインを思い浮かべる方も多いでしょう。
この闘牛場は、スペインとは異なりイベント中に牛を殺さないのが特徴です。
闘牛以外にもコンサートなどのイベント会場としても多く利用されています。
メインの闘牛ですが、夏に開催されているのでファインが訪れた時はやっていませんでした。
アクセス:Access
最寄り駅:国鉄エントレカンポス・ Entrecampos駅から約550m 徒歩7分
地下鉄ローマ・アレエイロ・Roma-Areeiro駅から約700m 徒歩9分
ポルトガルグルメ:Portugal-food
①バカリャウ :Bacalhau
タラの塩漬けの干物は、ファインが一番お勧めするポルトガルグルメです。
特に、バカリャウのコロッケはメチャクチャ美味しいです。
メルカドで買っても、スーパーで買っても、どちらでも外れがなく美味しいのです。
リスボン以外でも食べることが出来るので、ポルトガルのソウルフード的存在です。
上記の写真は、定番中の定番で塩漬けにした干しタラです。
この塩漬けの干しタラを置いていないスーパーはポルトガルにはありません(多分)。
「バカリャウ・ア・ブラシュ/Bacalhau à Bras」が定番だというポルトガル人は多いです。
ジャガイモとバカリャウを細くして、タマネギやタマゴで閉じた料理です。
ゲストハウスにいたポルトガル人が作っていたの、少し食べさせてもらいました。
もちろん、美味い♪
上記写真は、「ボリーニョシュ・デ・バカリャウ/Bolinhos de Bacalhau」です。
店によっては「パシュテイシュ・デ・バカリャウ/Pasteis de Bacalhau」として売っています。
魚のコロッケと言えば想像できるでしょう。
日本と同じように海に面しているので、ポルトガルは魚料理が本当に美味しいのです。
ファインはリスボン滞在中は、ほとんど毎日バカリャウばかり食べていました。
②ビファーナ:Bifana
ポルトガル版サンドウィッチが「ビファーナ」です。
鍋で煮込まれて下味をつけた豚肉をパンに挟んであります。
ポルトガル人の軽食の代表格で「絶品B級グルメ」です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
追伸
今回ご紹介したリスボンの観光地とポルトガルグルメはいかがでしたでしょうか?
ファインが、リスボンの坂道を歩いていると、突然おばあさんに声をかけられました。
「リュックのチャックが開いているわよ」
って!
ファインは、誰かにチャックを開けられたことに全く気がつきませんでした。
いつもリュックに南京錠をかけているのに、その日はたまたま忘れて外出したのです。
被害はありませんでしたが、欧州ではくれぐれもスリには注意しましょう。
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