タイ第3の都市「ハジャイ」の移動方法と「仏教寺院ワット・ハット・ヤイ」#101

Thailand
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サワディークラッㇷ゚、旅ブロガーのファインです。

あなたは、ハジャイってご存じでしょうか?

「ハジャイ」は日本人にはあまり馴染みがなく、知らない人も多いと思います。

「ハジャイ」もしくは「 ハートヤイ」と呼ばれているタイ第三の都市です。

タイ南部の都市で、「小バンコク」とも呼ばれています。

タイ最大の湖「ソンクラー湖」に面しています。

英語表記では「Hat Yai」と書きますがここでは「ハジャイ」に統一してお話しします。

 

 

ということで、今回は、タイ第3の都市「ハジャイ」について語ります。

 

 

ハジャイ:Hat Yai

マレーシアと隣接しているので、マレー系の人種が多いと思いきや、ハジャイは

華僑かきょうが創った街なので看板などからもわかるように中華系の方が多い印象です。

勿論、タイ国なのでタイ人もたくさんいます。

ハート = 浜

ヤイ = 大きい

ハジャイ名物といえば「フライドチキン」

本当に美味いですよ!

 

アクセス:Access

距離:バンコクから約950km

<飛行機:Airplane>

ドンムアン国際空港 ⇒ ハジャイ国際空港

1日9便

所要時間:90分

運賃:1,400B(約5,262円)

※ファインが訪れた時は、1,200B(約4,511円)が平均的でしたが・・・・・・・💦

★ノックエア―

★タイライオンエア―

★エアアジア

ハジャイ国際空港から市中心部まで約14km

~空港からの移動方法~

①ソンテウ:Songthaew 

空港から徒歩2分の駐車場の先に待機しています。

日本人には馴染みがないかもしれませんが、トラックの荷台を改造した車と言えばわかりやすいでしょうか?

写真を撮らなかったのでイメージで絵だけ💦

ソンテウ

ちなみに、ハジャイのソンテウの車体は、すべて青でした。

フィリピンでは「ジプニー」と呼ばれていますが、ほぼ同じです。

運賃:20B(約75円) 30B(約113円)

所要時間:約40分(時間帯により1時間以上かかる場合もあります)

②ロットゥー:

ハイエースの様なバンタイプの車両です。

運賃は安いのですが、乗客がそろうまで待つのが難点でしょうか。

運賃:100B(約376円)

所要時間:約25分~45分

③タクシー:Taxi

ハジャイ空港内に呼び込みのお姉さんが沢山いますwww

ファインが訪れた時は、クーポン制だったのでぼったくりに合う心配はなかったです。

運賃:300B(約1,128円)

所要時間:約25分

③ミニバス:Mini Bus

24人乗りのマイクロバスです。

運賃:60B(約226円)

営業時間:7時~21時(ハジャイ国際空港→ハジャイ市内)

所要時間:約35分

※空港を出たら赤い看板の「Mini Bus」という小屋でチケットを購入します。

④Grab

ファインが訪れた時は、利用できませんでした。

しかし、2022年現在はハジャイでGrabが利用できるようになったようです。

 

<バス:Bus>

バンコクのサイタイマイ/南バスターミナル

所要時間:14時間~15時間

運賃:ファーストクラスバス800B(約3,007円)

   VIPクラスバス1,100B(約4,135円)

ハジャイのバスターミナルは2つあります。

①ボーコーソーバスターミナル(第1バスターミナル)

距離:市内から3km

②タラートカセットバスターミナルTalad kaset(第2バスターミナル)

距離:市内から6km

※タラートカセットバスターミナルはタイ人利用がメインなのでほぼ英語が通じません。

バスターミナルからの移動方法~

①ソンテウ(乗り合いトラック)

外国人だと5倍から10倍の運賃を提示してくる可能性があるので注意画筆世です。

ボーコーソーバスターミナル→BIGC→市内→タラートカセットバスターミナル→空港

運賃:20B(約75円) 30B(約113円)

所要時間:約20分

②トゥクトゥク:三輪タクシー

2020年にお客の奪い合いにより、発砲事件が発生しています💦

被害者も加害者もトゥクトゥクの運転手です💦

ボーコーソーバスターミナル → ハジャイ市内

運賃:100B(約376円)

ボーコーソーバスターミナル → タラートカセットバスターミナル

運賃:150B(約564円)

 

 

<タイ国鉄:State Railway of Thailand>

ファランポーン駅 ⇒ ハジャイ駅

1日3便

所要時間:約16時間

タイ国鉄では遅延は普通にあるので所要時間はかなりざっくりな数字です。

1等個室寝台

運賃:上段1,594B(約5,992円) 下段1,794B(約6,743円)

2等寝台

運賃:上段1,005B(約3,778円) 下段1,105B(約3,778円)

3等

運賃:350B(約1,316円)

※3等車両に関しては外国人は売ってもらえない可能性があります

※2等寝台で過去にレイプ殺害事件がありましたので、ご利用の際はくれぐれも自己判断でお願いします。また「ハジャイ駅」に待ち構えているタクシーやソンテウは、ぼったくりの可能性がかなり高いです。ファインは、ぼったくり防止のためにフランス人親子とタクシーをシェアしました。

 

 

 

治安:Public Order

外務省からレベル2「不要不急の渡航は止めて下さい」の注意勧告が出ている地域です。

<テロ:Terrorism>

ハジャイは、過去に爆弾テロが時々起きている地域で治安がいいとは言えません。

昔はブラジルがゴム生産で有名でしたが、現在はタイのソンクラ県が一大生産地です。

ハジャイは、このソンクラ県に位置しています。

ゴムで成り立っている地域なので、ゴム相場により誘拐事件も頻繁に起きています。

街歩きをしていたら軍服姿をよく見かけるでしょう。

軍人のみなさんは、ライフルを肩からぶら下げているので治安の悪さを感じます。

 

 

 

旅社:Hotel

ハジャイ駅近辺に「旅社」の看板を沢山をよく見かけます。

これは「ホテル」の意味です。

安宿が沢山ありますが、外国人からぼったくる情報があるので注意が必要です。

日本人に人気が高いのが「キャセイゲストハウス ハジャイ」です。

衛生面を気にする方には厳しい宿かもしれません。

築年数が古いので、お世辞にも綺麗だとは言えないレベルです。

エスカレーターもなく階段で受付のある3階まで登ります。

数年前に訪れた時は、日本人はファイン一人だけでした。

受付のおじさんは、高い部屋に止めようと一生懸命案内してくれます。

しかし、ファインが安い部屋を希望すると、

「ベッドが固い」

など、色々な理由をつけて、なかなか安い部屋を案内してくれませんでした。

早く荷物を降ろしたかったファインがその場を立ち去ろうとすると

「わかったよ」

みたいな態度で、安い部屋に案内されました。

当時は1泊140B(約526円)でした。

部屋はショボかったけど、個室だったので個人的には満足ですwww

現在はリニューアルしている情報と閉鎖の情報があります。

どちらが正しい情報なのか不明ですが、地図だけ掲載しておきます。

 

 

 

ワット・ハット・ヤイ:Wat Hat Yai Noi

ハジャイ唯一の観光地で、一番有名な仏教寺院です。

特大サイズの涅槃仏ねはんぶつ/全長35m、高さ15m、幅10mが有名です。

野良犬と鳩のフンが沢山あって汚いので、あまり期待しすぎるとガッカリします。

しかも敷地内にいる犬はかなり大きいので、苦手な方は避けた方がいいでしょう。

涅槃仏の背中の方から中に入れますが、お土産屋さんしかありませんでした。

ハジャイ中心部から3Km程度なので、歩いても行けないことはないですね。

4面観音もありましたが、軽く見ただけで印象が薄かったことしか覚えていません。

「わざわざ行く価値はない」

という観光客は多いですが、これ以外に見どころがあまりないのがハジャイですから。

アクセス:Access

ハジャイ駅から約2.3km

 

 

 

ハジャイ市営公園:Hat yai Municipal park

ハジャイ市内から約7km郊外にあるので、タクシーかソンテウで行くのが一般的です。

山頂にはケーブルカーで行くことが出来ます。

ケーブルカー:往復200B(約752円)

所要時間:約5分

<プラモンコン・マハラート:Pramongkol Maharat>

黄金の大きなお釈迦様がいて、ハジャイの眺望を楽しむことが出来ます。

個人的には、観光的には無名ですがこちらの方が全然良かったです。

階段はきついですが、黄金のお釈迦様も立派ですし、景色が素晴らしかったです。

仏教寺院ですが、マレーシアが近いこともあり、イスラム教徒が見学に来ていました。

 

アクセス:Access

ハジャイ駅から約8.2㎞

 

 

 

キムヨン・マーケット:Kim yong market

旅の大きな目的の1つに「食」を重視している方は、訪れるべき市場でしょう。

駅から近いので(徒歩14分)電車の待ち時間に覗いてみることもできるのです。

お店自体は小規模ですが、100件以上が軒を連ねていました。

その中でも、ドライフルーツは日本人感覚でもかなりいい値段がします。

ナッツ系も高いです。

ピーナッツは千葉の八街産には劣りますが、美味しかったですよ。

営業時間:6時00分~18時00分

2021年、この市場で働いていた女性が、コロナ陽性反応が出たニュースが流れました。

消毒と清掃が行われ、30日間市場を閉鎖していましたが現在は再開しています。

アクセス:Access

ハジャイ駅から約700m

徒歩8分

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

今回ご紹介した「タイ第3の都市ハジャイ」はいかがでしたでしょうか?

ハジャイに来たら、名物のフライドチキンだけはぜひ食べて欲しい所です。

日本人バックパッカーでは、マレーシア移動に立ち寄る程度の人が多いみたいですね。

カラフルな建物が多く、治安さえ良ければインスタ映えするかもしれません。

 

「Hat yai Municipal park」は期待せずに訪れたら満足するかも・・・・・・・・。

宿でゴロゴロしているくらいなら、全然行く価値はあると個人的には思います。

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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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