セゥラマット シアン、旅ブロガーのファインです。
都市圏人口世界1位は、我々日本が誇る東京・横浜の3,700万人です。
そして都市圏人口第2位は、この記事のタイトルで3,400万人を誇るのジャカルタです。
但し、1位と約300万人の差があるジャカルタの人口密度は東京の2倍もあります。
インドネシアは若い層が多く、とても元気で活気がある国です。
少子高齢化の進む日本と比較すると、若者や子供がとても多いと感じられます。
特に20歳代〜30歳代の労働人口が多いため、将来的に日本よりも注目度は高いです。
毎年GDP6%前後の経済成長を持続しています。
将来的には、経済大国3位の日本がインドネシアに抜かれることが予想されています。
そのジャカルタは、旅人の間では見どころがないとの噂をよく耳にします。
本当に、ジャカルタは見どころがなく、魅力のない都市なのでしょうか?
ということで、今回は「ジャカルタ観光」の魅力ついて語ります。
モナス独立記念塔:MONAS-Monumen Nasional
ファインは、パサール・スネン駅の近くのゲストハウスに宿泊していました。
近くには「ムルデカ広場」があります。
その中にあるモナス独立記念塔は、インドネシアの独立を記念して造られました。
高さ:137メートル
これほどの高さがあるので、勿論ジャカルタのランドマークとなっています。
モナス独立記念塔には展望台があるので、エレベーターで昇ることができます。
ファインが訪れた時刻は14時で営業時間内だったのですが、
「本日は終了だよ」
と言われちゃいました。
なぜ14時で終了していたのか今でも謎です💦
残念!
以下の写真は小さいのですが、わかるでしょうか?
塔の尖っている部分は35kgの純金だそうです。
ちなみにガイドブック等では、ガンビル駅から徒歩1分と紹介されています。
しかし、ムルデカ広場の入り口がどこか非常にわかりずらいのです。
柵で囲まれているので、ファインは入口を探すのにぐる~と数十分も歩いちゃいました。
週末はかなりの混雑なので、もし行かれるなら平日がお勧めです。
展望台入場料:15,000 IDR(約131円)
営業時間:8時00分~16時00分
夜間営業:平日 19時00分~22時00分、土日祝日 19時00分~24時00分
休館日:毎月末の月曜日は休館
モナス独立記念塔
アクセス:Access
最寄り駅:ガンビル駅から徒歩1分
ムルデカ宮殿:Merdeka Palace
8月17日の独立記念日には式典も行われ、現大統領が居住している宮殿です。
敷地内には、18世紀に建築された宮殿「イスタナ・ネガラ」があります。
事前登録があれば、土、日に限り無料で見学ができるのです。
但し、露出度の高い服装を着ていくと事前登録していても入場を断られます。
ムルデカ = 独立
ちなみにこの記事の写真は、ムルデカ宮殿で行われる州旗引き下げ式の様子です。
アクセス:Access
最寄り駅:ガンビル駅から1.2㎞ 徒歩14分
インドネシア国立博物館:National Museum
1868年にオープンしたインドネシア最大の博物館です。
国内各地方から集められ、インドネシアの歴史と文化を知ることが出来ます。
インドネシアの無形文化遺産のバティック(ジャワ更紗)は女性の方は必見です。
ファインは、海外ではあまり博物館には興味を示しません💦
しかし、火曜日と土曜日は日本語の無料ガイドツアーがあるのです。
このどちらかの曜日に、この近くを通ったら外すわけには行きません。
無料ガイドツアーは10:30からスタートします。
個人的には、ジャワ原人の展示物がリアルで興味をそそりました。
ちなみに、2022年にリニューアルしているようです。
敷地はかなり広いので、急いで見学しても1時間は必要かもしれません。
ゆっくり見学したら、3時間必要でしょう。
中庭は、スペイン編で紹介した「アルハンブラ宮殿」にどこか似ていました。
ファインが訪れた時、10,000IDR(約87円)だったので少し値上がりしているようです。
入場料:20,000IDR(約175円)
営業時間:8時~17時
定休日:月曜日
アクセス:Access
最寄り駅:ガンビル駅から1.9km
JKT48Theater
ジャカルタ観光地と呼べるのか?疑問に思いますが、夜は何もすることがないのです。
お酒も飲まないファインは宿にくすぶっていてもつまらないので出かけることにしました。
JKT48シアターは、アイドルグループJKT48による公演が開催されています。
ちなみに、日本でも「AKB48」を観に行ったことは一度もありません。
「JKT48を観て来た印象は?」
と聞かれると・・・
ディスっているわけではないですが、曲や振り付けを知らないと置いていかれる雰囲気です。
観客は立ち上がって、一緒に踊ったり掛け声をかけたりして盛り上がっていました。
ただ、ひとりで会場に入ったファインだけ場違いな感じで取り残された印象です💦
初体験だったので、雰囲気は楽しめました。
もう一度行くかと聞かれたら、
「恐らく、行かない」
と答えるでしょう💦
高さ30mの「歓迎の塔」
宿の周辺からバスに乗り「歓迎の塔」の写真を撮るために途中下車しました。
歓迎の塔:Selamat Datang Monumentの周辺は、高級ホテルが沢山あります。
夜はライトアップされて雰囲気が変わり、若者で溢れかえります。
スカルノ大統領の案で造られた「歓迎の塔」から「JKTシアター」まで約4kmです。
開演時間まで、時間があったのでジャカルタの街を散歩しながら会場へ向かいます。
1本道なので、方向音痴のファインでも迷うことはありませんでした。
FⅩスディルマンの隣には「ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム」があります。
「ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム」は、ジャカルタで最も有名な運動施設です。
この周辺を歩いているだけでも、楽しい雰囲気を味わうことが出来ます。
「FⅩスディルマン:fX Sudirman」ショッピングモールの4階
入場料:120,000IDR(約1,047円)
開演時間:2時間
公演終了後に、出演者がハイタッチでお見送りをしてくれたのです。
慣れていない人は、ちょっと照れますよ。笑
アクセス:Access
最寄りバス停:トランスジャカルタバス・Gelora Bung Karno Shelter 徒歩3分
最寄り駅:MRT Senayan駅 徒歩3分
ファタヒラ広場:Fatahillah Square
ジャカルタのコタ地区の中心にある庶民の広場です。
この「ファタヒラ広場」の周辺には、この地の歴史を伝える建造物が並んでいます。
オランダ植民地時代の面影を残し、自転車が楽しめる街です。
「ファタヒラ広場名物」派手なレンタル自転車を乗ることが出来ます。
派手なのは自伝者だけではありません。
自転車と一緒に派手な麦わら帽子も一緒に貸してくれます。
その派手な自転車に乗り、派手な麦わら帽子を被って写真を撮る観光客が多いです。
インドネシア国旗も掲げられていて、ジャカルタ旅行の記念撮影にも良い場所です。
大道芸人がいたり、露店も出されたりしているなど、地元民で賑わっています。
レンタル自転車料金:30分20,000IDR(約175円)
<ジャカルタ歴史博物館:Museum Sejarah Jakarta>
ここに関しては、インドネシアの歴史知識がなければ面白くないかもしれません。
入場料:5,000IDR(約44円)
ファタヒラ広場の目の前に建っています。
インドネシアの歴史資料や展示物などが、英語の案内であります。
周囲は車が入ってこれないため、歩道は狭く、道路に信号もありません。
営業時間:9:00~15:00
定休日:月曜日
ジャカルタ歴史博物館
ファタヒラ広場の周辺の派手なレンタル自転車
アクセス:Access
最寄り駅:トランスジャカルタ1号線・コタ駅から徒歩7分
ショッピングモール:Shopping Mall
ジャカルタには路面店というのは少なく、大型ショッピングモールが一般的です。
強烈な日差しや、突然の雨も気にすることなく涼しい環境でショッピングができます。
ジャカルタ市内には200近いモールがあると言われています。
200ものショッピングモールは紹介できないので、有名どころを3つだけ紹介します。
①マンガドウア:MANGGA DUA
ここは、ジャカルタの秋葉原と呼ばれています。
旅行中に電化製品など壊れたら、ここへ来るといいかもしれません。
かなり混雑しているので、激しい混雑状況が苦手な方は行かない方がいいかも・・・💦
最上階のフードコードは、客引きが強引な印象を受けるのでやや不快に感じました。
※現在コロナの影響で、多くのお店が閉店しており混雑した面影がないらしいです。
アクセス:Access
最寄り駅:ジャカルタ駅から約700m(徒歩だと遠回りしなければならないので1.5㎞)
②グランドインドネシア:Grand Indonesia
越谷にあるイオンレイクタウンより大きいと言えば広さがわかるでしょうか。
比較的新しく、日本のレストランも多数出店しています。
たくさんあるショッピングモールの中で、ここをオススメする人は多いです。
2016年のジャカルタテロ爆破事件を覚えているでしょうか?
その影響でしょうか、従業員がゴミ箱をチェックする様子を何度も見かけました。
アクセス:Access
最寄り駅:Sudirman Stationから約650m
③タマンアングレッグ:Taman Anggrek
総面積世界第10位を誇る大きなショッピングモールです。
ショッピングモール周辺は高級住宅街となっています。
近くにあるカトレヤ公園は、東京で例えるなら日比谷公園みたいな感じでしょうか。
アクセス:Access
最寄り駅:Grogol Stationから2.4㎞
GoWes:ゴーウェス
スマートフォンアプリを使った専用駐輪場が設置された自転車シェアサービスです。
短距離の移動を想定した自転車なので、速度はあまり出ません。
渋滞が激しいジャカルタでは、時間を有効に使える自転車移動はオススメです。
アプリをダウンロードする前に、インドネシアの電子マネー「OVO」を解説します。
<電子マネーOVO>
あなたのスマートフォンにOVOアプリをダウンロードしましょう。
▼google Play store (Androidユーザー)
▼App Store (iphonユーザー)
ダウンロードに成功したら、電話番号と名前、6桁のセキュリティコードを設定します。
設定後、SMSに認証コードが送られるので、認証コード入力をして登録を完了です。
前回紹介した「Grab」の登録方法とほとんど変わりません。
登録作業が無事に出来たら「電子マネーOVO」に入金をしてみます。
ファインはインドネシアに銀行口座を持っていないので「トランスファーワイズ」を利用しました。
<GoWesの使い方>
▼google Play store (Androidユーザー)
▼App Store (iphonユーザー)
どちらかで「GoWes」アプリをダウンロードします。
専用のアプリを立ち上げて、電子マネーOVOから、アプリに度数をチャージ。
自転車に貼り付けられたQRコードを読み込んで開錠します。
返却時は、以下の専用駐輪場に自転車を停めて、鍵をかけるだけです。
QRコードをスキャンしたら返却終了です。
使用料:15分3,000IDR(約26円)
~専用駐輪場~
◇MRTブンダランHI駅
◇中央ジャカルタ市長(プラサスティ美術館)
◇タナアバン駅
◇シナールマスビル
◇市庁舎バス停(南側)
◇アブドゥルムイステクニカルサービスビル
◇ジャティバルテクニカルサービスビル
◇ペリカンクロッシングラウンドアバウトバス
時間帯に寄りますが、タクシーを利用するより早く移動できます。
この専用駐輪場はファインがインドネシアを訪れた時のものです。
現在は、もっと増えているようですね♪
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回紹介したつまらないと言われているジャカルタの観光地はいかがでしたでしょうか?
インドネシアは90%以上がイスラム教徒なので、アルコール類はあまり飲めません。
お酒好きな方の海外旅行としては、やや物足りなさを感じることでしょう。
ファイン的には、これがジャカルタが敬遠される要因の一つだと思っています。
アルコールに関しては、よく探せばイスラム教徒以外の外国人の入手は可能です。
ぜひ、ジャカルタ滞在もインドネシア旅行の一つに加えてみてはいかがでしょうか?
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