えっ、セーヌ川が決壊?氾濫?    #72

氾濫したセーヌ川France
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皆さんボンジュール、旅ブロガーの「ファイン」です。

全長780Kmで、パリで2番目の長さを誇るフランスを代表するセーヌ川。

2024年パリ五輪の競技会場の「イエナ橋」はセーヌ川に架かっています。

「トライスロン」や「オープンウォーター」の競技会場予定地です。

セーヌ川を観たことある人は、えっ、泳げるの?と驚くことでしょう。

そのセーヌ川沿いには世界的な観光名所がずらりと並んでいます。

ということで、氾濫したセーヌ川沿いのパリの観光名所について語ります。

 

 

オルセー美術館:Orsay Museum

 

前回、不愉快な警備員さんのおかげで「オルセー美術館」に入らずに帰ったファイン。

しかし生で見たい作品があり、気を取り直して再び「オルセー美術館」を訪れました。

 

誰もいないオルセー美術館誰もいないオルセー美術館

 

しかし、今回は美術館鑑賞どころではありませんでした。

観光客どころか、不愉快な警備員さえいないのです。

 

無人のオルセー美術館前で躍動する馬の像無人のオルセー美術館前で躍動する馬の像

 

「オルセー美術館」は、前回セーヌ川沿いにあるとお伝えしました。

昨日も危険な状態にあったセーヌ川が、とうとう一部決壊してしまったのです。

 

 

セーヌ川の氾濫:Flooding of the Seine River

水位は通常時の5倍を超え、セーヌ川の水が堤防からあふれ出しました。

 

立ち入り禁止のロープが張られたセーヌ川立ち入り禁止のロープが張られたセーヌ川

 

 

 

馬で誘導するお巡りさん馬で誘導するお巡りさん

 

パリは水の都になり、お巡りさんも市民の避難誘導に忙しそうです。

消防隊員が、セーヌ川に取り残されている人をゴムボートで救出に向かっています。

 

ゴムボートに乗る消防隊員さんゴムボートに乗る消防隊員さん

 

なぜ、ゴムボートに乗って救出に向かうかわかりますか?

水位が高くて、消防署の船では橋の下をくぐれないのです。

 

 

セーヌ川の氾濫

 

まだ一部決壊しただけですが、状況次第では観光どころではありません。

 

セーヌ川の氾濫②セーヌ川の氾濫②

 

ネズミが、下水道から這い出して街をうろちょろしています。

新宿で大きなネズミを見たことがあるファインは、それほど驚きません。

 

本日、ファインはセーヌ川クルーズを予約していたのですが中止になりました。

船が橋の下をくぐれないので当然ですよね。

 

セーヌ川の氾濫③セーヌ川の氾濫③

 

 

 

セーヌ川の氾濫④セーヌ川の氾濫④

 

セーヌ川クルーズを諦めて、予定を変更して「ヴェルサイユ宮殿」に行こう。

と臨機応変に観光計画を変更していたファインです。

しかし、「ヴェルサイユ宮殿」まで移動手段の高速電車RERのC線も運行中止。

 

ヴェルサイユ宮殿ヴェルサイユ宮殿

 

ヴェルサイユ宮殿②ヴェルサイユ宮殿②

 

はい、タイミングが悪かったです。

ヴェルサイユ宮殿も観に行けませんでした。

 

 

愛の南京錠の橋

セーヌ川に架かる橋の中で最も有名な橋があります。

ナポレオンの命によってかけられた美しい橋です。

正式名称:Pont des Arts(ポンデザール=芸術橋)

 

メトロの「Pont Nuefポンヌフ駅」徒歩4分です。

 

最寄り駅から橋までの通りには、背景画や肖像画などを販売する露店が続いています。

橋に近づくと南京錠がたくさん見えてきます。

南京錠には恋人たちの名前や日付が書き込まれているのです。

 

大量の南京錠大量の南京錠

 

歩行者専用の橋なので、カップルやミュージシャンがたくさんいます。

観光客以外にも地元パリっ子にも人気のある橋です。

 

 

「愛の南京錠の橋」の由来

恋人たちがお互いの名前を書いた南京錠を欄干に取り付けたのが始まりです。

鍵をセーヌ川に投げ捨て永遠の愛を誓うというブームが起きました。

しかし、南京錠の重みに耐えられずフェンスの一部が2014年6月に倒壊したのです。

 

撤去した後のポンデザール撤去した後のポンデザール

 

2014年にポンデザールの愛の南京錠が撤去されました。

その数約70万個、その重さは45トンです!

洒落が効いているのか、「愛が重すぎて崩壊した」と皮肉られました。

 

一度撤去されたにもかかわらず、それでも南京錠を掛ける人はあとを絶ちません。

現在は、両サイドがガラス板に変えられているので南京錠が掛けられないようになっています。

 

 

ノートルダム大聖堂:Notre Dame Cathedral

全長128m、幅48m、高さ91m、内部の天井高32.50mのパリを代表する大聖堂です。

 

ノートルダム大聖堂ノートルダム大聖堂

 

「シテ島」にあるローマカトリックの大聖堂です。

 

ノートルダム大聖堂②ノートルダム大聖堂②

 

1991年に、周辺の文化遺産と共に世界遺産に登録されています。

 

ノートルダム大聖堂③ノートルダム大聖堂③

 

別名を「我らが貴婦人」「白い貴婦人」と呼ばれています。

 

十字架

 

 

パリから各地への距離を表す起点は、ノートルダム大聖堂が起点となっています。

 

厳かな雰囲気の大聖堂

 

ノートルダム大聖堂で有名なのは「バラ窓のステンドグラス」です。

 

バラ窓バラ窓

 

2019年4月15日夜大火災が発生し尖塔などを焼失しました。

翌日16日午前に消火活動により鎮火しました(現地時間)

現在、多額の寄付により修復工事継続中です。

 

 

 

ノートルダム大聖堂④ノートルダム大聖堂④

 

寺院に保管されていた文化財・美術品の一部は、消防士により運び出されたらしいです。

巨大なパイプオルガンも無事だったみたいですが、どうやって運んだんだろう?

 

アクセスと開館時間

 

最寄り駅メトロ4番線 Cité 駅
    :RER A,B線 Saint Michel Notre-Dame 駅

 

開門時間月~金曜 8:00~18:45
     : 土・日曜 8:00~19:15

 

※入場料は無料ですが、日本語オーディオガイドは5€かかります。

 

マナーについて

どの教会でも共通ですが、教会に入るときは帽子を必ず脱ぎましょう。

 

ノートルダム大聖堂内部ノートルダム大聖堂内部

 

信者の方はとても熱心にお祈りしていますので静かに見学しましょう。

大聖堂内は写真撮影ができますが、フラッシュ撮影は禁止されています。

 

 

アンヴァリッド:Invalides

 

正式名称:オテル・デ・ザンヴァリッド

戦争で傷ついた軍人を受け入れる目的で、ルイ14世によって建てられた廃兵院です。

 

アンヴァリッドアンヴァリッド

 

現在のアンヴァリッドは一部が今でも軍事病院として使われています。

「軍事博物館」「サンルイ教会」「ドーム教会」といった複数の施設があります。

 

アンヴァリッド前のラウンドアバウトアンヴァリッド前のラウンドアバウト

 

このアンヴァリッドは、日本ではあまり有名じゃないけど見る価値ありますよ。

 

アンヴァリッド入口アンヴァリッド入口

 

開館時間
10:00~17:00(4~10月末は18時まで)
無料ゾーンの開門時間
07:30~19:00(火曜、4~9月の木曜は21時まで)

定休日
1/1、5/1、12/25
毎月第一月曜は①ドーム教会、②サンルイ教会のみ開館(7~9月を除く)

 

兵士の教会=サンルイ教会

 

 

サン‐ルイ教会の中庭サン‐ルイ教会の中庭

 

 

外には大砲がいくつも展示されています。

この中に下関の戦いで戦利品として持ち帰られた長州藩のものもあるらしいです。

 

大砲大砲

 

「軍事博物館」に主に展示されているのは当時使用されていた武器です。

戦車から小銃まで、実際に使用されていた武器が間近で見られます。

 

 

戦車戦車

 

 

 

王家の教会=ドーム教会

ナポレオン・ボナパルトが残した言葉通りにここに眠っています。

「わたしの愛したフランス国民に囲まれ、セーヌ川のほとりで眠りたい」

 

ナポレオン・ボナパルトナポレオン・ボナパルト

 

ドーム教会の中央が吹き抜けになっていて、その下にチョコレート色の棺があります。

写真ではわかりずらいかもしれないですけど、大きな棺ですよ。

 

ナポレオンのお墓ナポレオンのお墓

 

最期はセントヘレナ島に幽閉され、51歳でその生涯に幕を降ろします。

ナポレオンの命令で建設された「エトワール凱旋門」を彼は棺でくぐりました。

 

 

アクセス

最寄り駅
メトロ8番線 La Tour Maubourg 駅
メトロ13番線 Varennes 駅
メトロ8,13番線,RER C線 Invalides 駅

 

入場料

共通券

一般: 9.5 €
割引き: 7.5 € ※閉館より1時間前の入場
18歳未満: 無料

 

<共通券での入場箇所>
・ドーム教会(ナポレオンの墓)
・軍事博物館
・立体地図博物館、開放勲章博物館、シャルル・ド・ゴールの歴史

 

<日本語オーディオガイド>
I-Pod Touchを使ったオーディオガイドの貸出し(要パスポート)
料金: 6€

 

追伸

このセーヌ川の氾濫で、被害総額が1000億円を超えたらしいです。

原因は温暖化の気候変動によるものだと、パリ副市長が発表しました。

 

帰国後に知ったのですが、

ファインが訪れたときのパリは1900年以降2番目の降水量を記録したそうです。

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管理人

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自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

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