セゥラマット シアン、旅ブロガーのファインです。
バリ島では電車が走っていません。
そうなると移動手段は、必然的に徒歩か車かバイクになります。
これまで海外の移動手段でレンタル自転車を推奨してきたファインですが・・・・
バリ島では、レンタル自転車は正直オススメできません。
その理由も含めて、今回の記事でバリ島のレンタル自転車事情についても語ります。
ちなみに、「コピ ルアック」という高級コーヒーをご存じでしょうか?
ファインは、バリ島を訪れるまで一度も聞いたことありませんでした。
その高級コーヒーが、バリ島では日本より安価でいただくことが出来ます。
また、バリ島にある「世界文化遺産の湖」を知っていますか?
その名も「バトゥール湖」です。
別名「聖なる湖」とも呼ばれているので、ちょっと観光したくなりませんか?
地球上に13あると言われている「チャクラ」があり、有名なパワースポットです。
ということで、インドネシア編の最終回、バリ島の世界遺産と高級コーヒーについて語ります。
レンタル自転車:Rental Bicycles
ファインは、海外で街の移動手段として自転車をレンタルすることが多いです。
バリ島でも街の移動方法として「レンタル自転車」を利用しました。
結論から申し上げますと、超絶オススメ・・・・・しません。
理由1
バリ島の道は、段差がかなり多いのでサイクリングに適していないのです。
借りた自転車は、整備が行き届いていないのでブレーキが効かないことが多いです。
理由3
自転車が錆だらけで、ペダルを漕ぐたびにギコギコ音がするので体力を消耗します。
理由4
自転車のハンドルは曲がっているので、方向を変えるときに力が必要で危ないです。
理由5
バリ島には、元々レンタル自転車屋が少ないので見つけるのに苦労します。
理由6
インドネシアの交通ルールは地元のバリ人も理解しておらず、危険です。
理由7
暑いバリ島のサイクリングは死ぬほど汗をかくので、高確率で熱中症になります。
理由8
車やバイクの運転が荒いので、自転車とすれ違う時はかなりデンジャラス状況です。
理由9
バリ島には犬がたくさんいます。バイクだと追いかけてきませんが、自転車だと・・
理由10
バリ島の交差点ではバイク天国で、自転車で交差点を走るのは勇気が必要です。
理由11
治安のいいバリ島でも、ひったくりはあるので、カゴに荷物が入れると危険です。
理由12
バリ島では、突然スコールが発生するので、当然自転車ではびしょ濡れになります。
レンタル自転車料金相場:1日50,000IDR(約453円)
<クタ周辺のレンタル自転車屋>
① Chit-Chat
ここは、長期滞在者向けの1ヶ月契約も可能です。
② Intan Car Rental
ここは、マウンテンバイクとシティーサイクルがありました。
※歩いた方が早い時もあるので、ファインのような失敗はしないで下さいね♪
バリ島で長期レンタルをするなら、新車購入しちゃうことをオススメします。
帰国時に不要になったら、観光客に売却すればいいだけですから・・・・・・・・💦
上記レンタル自転車屋以外にも、そこそこのホテルなら自転車を貸してくれる所は多いです。
コピ ルアック:kopi luwak
コーヒーでは、ブラジルとベトナム、コロンビアは世界的にも有名です。
あまり知られていませんが、実はインドネシアも上位3か国に次ぐコーヒー大国なのです。
インドネシアがコーヒーで有名になったのは「コピルアック」の影響が大きいかもしれません。
「コピ ルアック」って聞いたことありませんか?
日本では1杯5,000円以上もする高級なコーヒーです。(バリ島では、1杯80,000IDR)
1杯5,000円以上もするには、理由があります。
野生のジャコウネコの糞を探すのがかなり大変で、希少性がとても高いのです。
作り方は、ジャコウネコにコーヒーの実を食べさせて糞と一緒に出た豆を焙煎します。
餌となる果実は栄養源となりますが、豆は消化されていない状態で排泄されます。
これらの工程で手間がとてもかかるので、世界一高いコーヒーとなるのです。
ちなみに日本人にはかなり珍しいコーヒーですが、バリ島では昔から飲まれています。
現在はこれらの工程を要領よく産出するため、ジャコウネコを飼育するのが一般的です。
コピ = コーヒー
ルアック = マレージャコウネコ
飼育するエサにチェリーコーヒーを混ぜれば、容易に糞と豆を取り出せるのです。
興味のある方は、ぜひ一度飲んでみて下さい。
但し、粗悪な品種を食べさせて作った「コピ ルアック」を売る業者も一部います。
きちんとした「コピ ルアック」を飲みたい方は、製造工程を見せてくれる所を選びましょう。
製造工程を自由に見学したり、試飲をできる農園は本物の可能性が高いと思われます。
レストランでは扱っていないので、偽物にはくれぐれもご注意ください!
「キンタマーニ高原」に向かう途中に、ジャコウネコを飼育している農園で飲めます。
<問題点>
世界で最も高価なコーヒーは、500gで300$~500$で取引されています。
日本円に換算すると大体38,138円~65,305円くらいになります。
これらの儲け話の被害にあっているのが、肉食であるジャコウネコたちです。
野生のジャコウネコを人間が乱獲して、餌はコーヒーチェリーのみしか与えません。
これが動物虐待に当たるとして、イギリスでは大きな反響を呼びました。
しかも世界最大の消費地は日本・台湾・韓国なのです。
欲に目がくらんだ人間が、偽物を観光客に売買することも問題となっています。
以下は、バリ島で最も有名な本物のコピルアックが飲める施設です。
現地では酸味が強いものは偽物だと言われていますが、ファインにはわかりませんでした💦
アクセス:Access
①BAS De ATAYANA (I Love BAS Agrotourism)
クタビーチから約58.9㎞
バトゥール湖:Lake Batur
バリ島初の世界文化遺産にも登録された聖なる湖がバトゥール湖です。
「バリ州の文化的景観 : トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム」の一部として2012年に登録され、川や泉を生み出した女神の住み家と伝えられています。
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院が近くにあるのでセットで観光する観光客が多いです。
女神が住むといわれるバトゥール湖は火山湖であり、バリ島の水がめとも呼ばれています。
バトゥール湖の近くにある「バトゥール温泉:Batur Hotspring」は日本人に人気です。
バリ島で2番目に高いバトゥール山の麓にあり、日帰り温泉施設は複数あります。
スーパー銭湯の屋外版というイメージです。
料金相場:150,000IDR(約1,357円)~200,000IDR(約1,809円)
★温泉プール
★レストラン
★マッサージルーム
※入場料には、貸しタオル、石けん、シャンプーとロッカーの鍵、ウェルカムドリンクチケットが含まれています!
海外の温泉はバリ島だけでなく、多くの場合水着着用の混浴温泉となっています。
イメージとしては、温水プールが温泉プールになっているような感じでしょうか。
温泉に浸かりながらアルコールも飲めますが、日本人的には温度がやや温めです。
アクセス:Access
距離:クタビーチから約80km
所要時間:クタビーチから車で約3時間
距離:ウブドから約40km
所要時間:車で約75分
ウブド:Ubud
バリ島の滞在エリアで有名なクタは海側、ウブドは山側に位置します。
地名の由来は、日本語訳では「薬草」が訛ったものです
「ガムラン音楽」や「バリ舞踊」が有名で、芸術の村とも言われています。
「ウブド王宮」「ウブド市場」「モンキー・フォレスト」など見どころ満載です。
バリ島を暑い印象を持っている人も多いですが、ウブドは涼しいエリアになります。
標高の高いウブドは、山間部なので天候が変わりやすく雨も多いです。
ヨガやプールなどがある宿泊施設が多く、充実している大人の雰囲気があります。
男一人でヨガに参加する勇気はないですが、女性一人参加は比較的多いみたいです。
ウブドの「モンキー・フォレスト」にいる多くの猿は人間をまったく恐れません。
人間はエサをくれるものだと思っているので、観光客のカバンなどを襲ってきます。
約200頭が生息しており、奥にはダルム・アグン・パダントゥガル寺院があります。
狂犬病を持っているサルもいる可能性があるので、予防接種をしてから訪れましょう。
狂犬病が発症したら、99・9%助かりません。
あなたの命を懸けてまで、サルに餌を与える必要はありませんから。
アクセス:Access
距離:クタビーチから約36.2km
所要時間:クタビーチから約で約1時間24分
テガララン・ライステラス:Tegallalang Rice Terrace
あなたは、「ライステラス」って聞いたことあるでしょうか?
直訳すると「棚田」です。
バリ島の棚田の中で一番有名なのがここ「テガララン・ライステラス」と言われています。
ウブド中心部からはツアーも出ていますが、簡単に一人で行くことが出来ます。
途中道路に陥没しているところもあるので、スピードの出しすぎには注意が必要です。
ここを訪れると以下で紹介する空中ブランコにも出会えるのでセットで観光しましょう。
入村料:20,000IDR(約181円)
※景色がいい所には、カフェやレストランなどの飲食店が多数あります。
<注意点>
このエリアは雨が多い影響でとても滑りやすいです。
サンダルで訪れた観光客がコケているのを何度も見ましたwww
棚田見学には、滑りにくいトレッキングシューズかスニーカーを推奨します。
また、このエリアでバナナの葉を帽子にしている人を時々見かけました。
珍しさから、つい写真を撮るとチップを要求されるので要注意です💦
世界文化遺産に登録されている「ジャティルイ」のライステラスと間違える人がいます。
ジャティルイの棚田は、上記で紹介したバトゥール湖一帯にあります。
アクセス:Access
距離:ウブドからテガララン村(Desa Tegallalang)まで約8km
所要時間:車で20分
距離:クタビーチから約52km
所要時間:約80分
バリスイング:Bali Swing
バリスウィングと聞いて、
「なんのこっちゃ?」
と思う人もいるでしょう。
簡単に言えば、「空中ブランコ」のことです。
ファインがバリ島を訪れたころは、知名度は全然低かったのですよ。
最近は、インスタ映えの影響でツアーまで出ているほどの大人気が出ています。
<WHEEL BALI社のツアー料金>
送迎込み30ドル(送迎車は、ジープのようなオープンカーです)
送迎なし24ドル(入場料2ドルとブランコ代22ドル)
※ブランコをする前に「誓約書」にサインをします。
契約書と聞くとギョっとしますが、「何か事故が起きても自己責任デス」みたいな内容です。
バリスイングパッケージアドベンチャー&レジャーパーク! (baliswing.com)
営業時間:8:00~17:00
ブランコに乗るだけでこの金額は高いと思いますよね。
でもあなたが
「ストップ」
と言うまでスタッフが何度も押してくれるのです。
かなりアナログだけど、立ったり、写真を撮ったり、手を離したり、色々楽しめます。
アクセス:Access
距離:ウブドから約14km
所要時間:約28分
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したバリ島のオススメ観光地はいかがでしたでしょうか?
バリ島でサイクリングしている時には、駐輪場を見つけることができませんでした。
レンタル自転車を借りても、どこに止めていいのか迷うことが多いです。
地元バリ人が自転車を乗る文化がないみたいで、お店の人に聞いてもわかりません。
この状況が続いてしまうと、バリ島で徐々にレンタル自転車に乗らなくなりました💦
2022年3月7日から隔離なし入国の試験的運用が開始されました。
日本人観光客の入国条件は以下の通りです。
★2回の新型コロナワクチン接種
★入国前のPCR検査で陰性
これらの条件をクリアすれば、隔離なしで観光を行うことができます。
インドネシアのバリ島は90%以上が観光業に携わっていると言われております。
いよいよバリ島への渡航が現実的になってきましたね。
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