皆さん、マガンダン アラウ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、「馬尼剌」この漢字が読めますか?
ご想像通り、マニラ と読むのです。
別名:東洋の真珠
マニラ首都圏人口は2000万人を超えており、世界有数の大都市圏です。
世界都市ランキングでは66位、東南アジア絵は5位と評価されています。
大都市「マニラ」は治安の悪さで有名です。
中でもストリートチルドレンは、7万人以上もいて深刻な問題となっています。
しかし、個人的には昼間はそれほど治安が悪いと感じることはありませんでした。
夜は出歩かない方がいいと思いますが、昼間は観光しても問題ないレベルだと思います。
治安が悪いからと言って、観光もしないで宿にいるなら比渡した意味はありません。
ということで、今回は「マニラ」のひとり観光について語ります。
ケソンメモリアルサークル:Quezon Memorial Circle
小規模ながら「遊園地」や「マーケット」もあります。
緑が多く、サイクリングやジョギングを楽しむ人がいて治安の悪さは全く感じません。
夜はライトアップされるので日中とは異なる表情を見せてくれるでしょう。
公園中央には、大きな記念塔(ケソンメモリアルモニュメント)が3本建っています。
これは、フィリピン初代大統領「マニュエル・ケソン」を記念して建てられたものです。
3本の柱はフィリピンの「ルソン島」「ビサヤ諸島」「ミンダナオ島」を表しています。
広い公園で、治安の悪いと言われているマニラでも、ほっと一息できる場所ですよ。
ケソンメモリアルモニュメント
公園内には、スイーツなどの店も豊富で、週末には露店もたくさん出てきます。
テーブルやベンチなどもあるので、出店で買ったものを食べている人を多く見かけます。
国立公園なので基本的には入場料無料ですが、キリスト教の国なので寄付は求められます。
強制ではないので、寄付したくない人は拒否しても問題ありません。
ピクニックエリアや滑り台などの子供が遊べる遊具もあるので家族連れも多いです。
開館時間:8:00~22:00
月曜日定休
ケソンメモリアルサークル
アクセス:Access
最寄り駅:MRTケソン・アベニュー駅徒歩11分
ニノイ・アキノ公園:Ninoy Aquino Park
ケソンメモリアルサークルのすぐ近くにある広大な公園です。
観光客の姿はほとんど見かけませんでした。
地元マニラ市民の素顔が見れる公園です。
緑に囲まれた園内には、野生動物救助センター(Wildlife Center)があります。
鷲やニシキヘビ、猿やワニなどがいますが、暑さのせいであまり動きません。 笑
胸から上だけの「ニノイ・アキノ元大統領の銅像」が唯一の写真スポットです。
営業時間:7:00~17:00
入場料:8ペソ(外国人は8ペソ以上徴収されます)約20円~
フィリピン大学:University of the Philippines
ケソン市に本部があるフィリピンを代表するとても優秀な国立大学です。
フィリピン国内に10以上のキャンパスがある国内最難関の名門大学です。
通称:UP(ユーピー)
総学生数は5万3千人以上で、フィリピンで多くの大統領を輩出しています。
ユニバーシティアベニューを真っすぐ歩くと「ケソンホール」が見えてきます。
ケソンホール前にある銅像は、フィリピン大学出身の芸術家により造られました。
多くの観光客や学生が、大学の象徴である銅像と同じポーズで写真を撮ります。
ファインも真似しましたが、ひとりで撮るとちょっと恥ずかしいです。 笑
敷地がメチャメチャ広く治安がいいので、ジョギングに来る市民を多く見かけます。
上記で紹介した「ケソンメモリアルサークル」から約2.3km
キャンパス内のエリア2は屋台街となっていて、一般人も利用できます。
銀行や郵便局、病院、教会、ホテル、映画館、もありキャンパス内で生活できます。
ここまでくると大学というより、ひとつの街ですね。
ケソンホール前の銅像
アクセス:Access
上記で紹介したケソンメモリアルサークルから約2.2㎞ 徒歩約28分
サン・アングスティン教会:San Agustin Church
「フィリピンのバロック様式教会群」の名称で1994年世界文化遺産に登録されています。
以外にもマニラで唯一の世界遺産なのです。
多くの観光客が訪れる「イントラムロス」にあるフィリピン最古の石造教会です。
イントラムロスとは、スペイン人によって建設された城郭都市のことをいいます。
マニラの観光スポットが密集しているエリアです。
スペイン語で、「壁の内側」という意味があります。
日本にも人材派遣会社はありますが、イントラムロスには、船員の派遣会社があるのです。
世界の船員の25%をフィリピン人が占めていることをマニラに来るまで知りませんでした。
日本の船の外国人船員比率も7割がフィリピン人だと言われています💦
サン・アングスティン教会は第2次世界大戦時に爆弾が直撃しましたが、倒壊を免れました。
また、地震や天災等でも倒壊されずに残り続けました。
このような経緯から「地震のバロック」や「奇跡の教会」とも呼ばれています。
サン・アングスティン教会周辺の石畳道路はヨーロッパにいると勘違いするほどです。
「宣教師さんたちの受難の図」の絵画がたくさんありました。
教会は入場無料ですが、隣接するサン・アグスティン博物館の入場料は100ペソです。※現在は200ペソ(約492円)に値上がりしています💦
ちなみに、結婚式が行われるときは関係者以外入場できません。
サン・アングスティン教会で結婚式を挙げることがフィリピン女性の憧れなんだとか♪
結婚式の費用:33,500ペソ(約82,466円)
フィリピンの平均月収は、2万円~5万円くらいなのでかなり高額と言えるでしょう。
綺麗な噴水がインスタ映えと言われていますが、期待しすぎるとガッカリしますwww
営業時間:8:00~12:00、13:00~18:00
定休日:月曜日・火曜日
入場規制:100名
<要注意>
サン・アングスティン教会周辺では、観光客をターゲットにした押し売りが多くいます。
特に、日本人は押しに弱いと考えられているのです。
必要ない物、高額表示されたもの、強く拒否しましょう。
ファインはフィリピン人と一緒だったので、守ってもらいました。
日本人だけだと、かなりしつこいみたいで、根負けする方が続出とのこと💦
日本語で話しかけられたら、99%強引な客引きなので無視しましょう。
特にこの周辺にいる馬車には乗らないことをオススメします。
金額を確認しないで少しでも乗車するとビックリするほどの金額を請求されるのです。
アクセス:Access
最寄り駅:LRT線Central Terminal駅から車で9分
マニラ湾から車で14分
マニラ大聖堂:Manila Cathedral
フィリピンはアジアで唯一のカトリック教の国です。
イントラムロス歴史地区にあるカトリックの大聖堂で、フィリピンで最も重要な教会です。
マニラ大聖堂には4,500本のパイプを持つアジア最大級のパイプオルガンがあります。
マニラ大聖堂①
1571年に創建されたフィリピンを代表する大聖堂です。
戦争や自然災害で7度の破壊を繰り返し、1958年に8度目の再建がされています。
有名なステンドグラスは、フィリピンの国教がキリスト教になった記念に設置されました。
平日はかなりガラガラなので、訪れる予定の方は平日をオススメします。
※現在はコロナの影響で大聖堂へ入場が出来ないみたいです。
開館時間:7:00~17:00
ミサ時間:月曜~金曜7:30、12:30
土曜7:30
日曜7:00、8:30、10:00、11:30、18:00
<注意事項>
マニラ大聖堂周辺にいる「サイクルリキシャ」にも注意が必要です。
お釣りがないとかわざと遠回りする程度はかわいいものですから💦
女性の旅行者は、悪質な被害が報告されているので特に注意して下さい。
ガイドを頼んでもいないのに、勝手に説明を始める人もいます。
無視し続けても、説明が終わると高額のガイド料を請求してくる手口です。
対処方法としては、カメラを向けると彼らはすぐに立ち去ります。
これは地元人に教えてもらった方法で、証拠を取られたくない心理が働くみたいです。
マニラ大聖堂②
アクセス:Access
最寄り駅:LRT線Central Terminal駅から車で6分
アメリカ記念墓地:American Memorial Cemetery
第2次世界大戦中フィリピンで戦死した1万7千人以上の米軍人の遺体が眠っています。
中央の記念塔の周囲にズラリと並ぶ白い十字架が緑の芝生に映え、とても美しいです。
円形に囲う記念館には、行方不明を含む犠牲者3万6279人の名前が刻まれています。
ちなみに、敵国であった数十万人の日本兵の遺骨はフィリピンで野ざらしにされたままです。
モンテンルパに日本人兵士の墓地ありますが、日本政府の補助は一切ありません。
アメリカ記念墓地から、約18kmなので行ってみましたが施錠されて入れません。
場所は、フィリピン最大の「ニュービリビット刑務所」の近くにあります。
ここは、第2次世界大戦後に日本人捕虜収容所として使われていた施設です。
日本の為に、命をかけて戦ったのに、どれほど無念だったことでしょう。
日本人として、色々と考えさせられ感慨深い気持ちになりました。
開園時間:9:00~17:00
アメリカ記念墓地
アクセス:Access
最寄り駅:MRT線Ayala駅から車で15分
サンチャゴ要塞:Fort Santiago
当時のマニラは城塞都市で、現在のイントラムロス歴史地区一帯でした。
サンチャゴ要塞は戦争で損傷しましたが後に修復され、現在はマニラ観光の定番です。
サンチャゴ要塞の目の前に「Club Intramuros Golf Course」があります。
都心にあるフラットなコースで、城壁から見える緑がとても映えていました。
要塞内部は、スペイン独立運動の英雄「ホセ・リサール記念館」となっています。
恋人であった日本人女性の肖像画がかけられていいます。
ホセ・リサールが処刑場に向かうために、要塞内を歩いた足跡が地面に残っていました。
Last Walk と呼ばれている金色の足跡です。
サンチャゴ要塞は、旧日本軍が使用していたこともあり、弾痕の跡も残っています。
また、日本軍が設置した大砲が当時のまま残されていました。
第2次世界大戦の激しさを思い起こさせる施設です。
ちなみに、ツアー客が多いのか、個人だと帰りのタクシーが中々見つかりません。
今回紹介した記事の中で、サンチャゴ要塞が一番観光客が多かったです。
城壁の上を歩けるので、ここは男性に人気があります。
日陰は苔の影響でしょうか、歩くときは少し滑るので注意しましょう。
入り口を入ると左側にお土産屋さんがあります。
海外旅行では殆どお土産を買わないファインは、スルーしましたwww
城壁の周辺にはお濠のようなものがありますが、緑色に濁っています。
トンネルのようなミュージアムでしょうか、模型が並べてありました。
室内はエアコンがあり涼しいので、マニラの暑さに耐えられなかった時は極楽です。
戦争中に檻に閉じ込められた人々は、満潮時に溺死したと伝えられています。
あまりに残酷な内容なので、ここでは詳細を割愛します。
営業時間:8:00~19:00
入場料:75ペソ(約185円)
アクセス:Access
最寄り駅:LRT線Central Terminal駅から車で7分
マニラ大聖堂まで、約450m 徒歩約6分
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回のマニラの観光地はいかがでしたでしょうか?
サン・アングスティン教会の近くにレンタル自転車屋があります。
このレンタル自転車は、なんと竹で出来ているのです。
ファインは、竹製の自転車をここ以外で観たことがありません。
1時間:100ペソ(約246円)
道がヨーロッパ調の石畳なので、運転はしにくいですが人気急上昇中です。
物価は日本の半分ほどのマニラは、治安が悪いのに意外にも女性人気が高いのです。
その大きな理由は、ショッピング天国。
アジア最大級のショッピングモール「SⅯモール・オブ・アジア」
マカティの3つの複合施設「グリーンベルト」「グロリエッタ」「SⅯマカティ」等
有名ショッピングモールが沢山あるので、買い物好きの女性には魅力的なのでしょう。
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