南米のベネチアと呼ばれている「ソチミルコ」を一人で楽しむ方法 #20

ソチミルコの派手な遊覧船「トラヒネラ」Mexico
この記事は約8分で読めます。

皆さんこんにちは、旅ブロガーの「ファイン」です。

 

ソチミルコは、人口は40万人余のメキシコシティでは3番目に大きい都市です。

アステカ時代の名残が残っているので「アステカの生きた遺跡」と呼ばれています。

メキシコシティ中心部から28キロの距離にあり、水路を使った遊覧船ツアーが有名です。

 

ということで、今回は「世界遺産ソチミルコ」について語ります。

 

 

 

 

 

旅行会社がソチミルコをお勧めしない理由

日本の旅行代理店は、あまりソチミルコをお勧めしません。

ユネスコの世界遺産にも登録されているのに、なぜなのでしょうか?

 

理由1

お客様にトラブルや被害にあってほしくないからです。

ソチミルコ一帯はメキシコマフィアが仕切っています。

つまり、ソチミルコのマフィアとお客様との接触をなるべく避けたいのです。

 

マフィアとの接触によりお客様がトラブルに合うことを懸念しているのです。

 

 

理由2

ソチミルコに一度も行ったことのない添乗員や旅行関係者が多いからです。

旅行会社で、実際にソチミルコに行った人がいないので情報がありません。

つまり、ソチミルコの本当の魅力をお客様に伝えることが出来ないから勧められないのです。

 

上記理由により、ソチミルコで日本の団体客に会うことはありませんでした。

日本の個人旅行者は、ちらほら見かけましたけどね。

 

 

 

 

ソチミルコの由来

ソチミルコという地名は「花の野の土地」「花畑のある所」を意味します。

 

Xochi=花

Mil=畑

Co=場所

 

ソチミルコの運河群には多くのChinampaと呼ばれる浮畑が今も残っています。

Chinam=柵とか垣根

Pa=~の上に

 

つまり、沼地や水深の浅い湖に盛り土をして造った畑のことです。

 

チナンパチナンパ

 

 

 

 

トラヒネラ:Trajinera

トルヒネラと呼ばれる派手な遊覧船は、多くの客を乗せている貴重な観光資源です。

食事や楽団マリアッチを用意して船を借り切って運河をクルーズする家族も多いです。

 

 

トラヒネラトラヒネラ

 

 

 

アクセス

最寄り駅:路面電車ソチミルコ駅

 

<行き方>

メトロ2号線「TASQUENA駅」下車(終点だから乗り過ごすことはありません)

「TASQUENA駅」から路面電車に乗り換えます。

「TREN LIGERO」の看板とおりに進むと、入口の右側に自動券売機があります。

チケット購入にアタフタしてたら、メキシコ人40代の夫婦が助けてくれました。

 

お礼を伝え、路面電車に無事乗車します。

「TASQUENA駅」から29分で「Xochimilco駅」到着です。

ここも終点なので、乗り過ごすことはありません。

 

駅から運河のトルヒネラ乗り場までは徒歩約20分。

 

ソチミルコ駅ソチミルコ駅

 

 

 

 

ソチミルコのマフィア:Sochimilco Mafia

改札を出ると、首から身分証をぶら下げている人がたくさん話しかけてきます。

彼らはマフィアの一員なので、無視しましょう。

オフィシャルの観光案内人のような雰囲気で話しかけてきます。

 

彼らの目的は、もちろん観光客のお金です。

自分たち管轄の船着き場へ誘導して、高い遊覧船代を要求することが狙いなのです。

一人かわしても、百メートルおきに首から身分証を下げた人が話しかけてきます。

 

運河の船乗り場までGoogle map検索「Pier Fernando Celada」でたどり着けます。

マフィアとグーグルマップどちらを信用するか、・・・・・・わかりますよね!

 

 

グーグルマップルート

改札を出ると交番があり、この交番とは逆の方に歩きます。

路面電車の線路が左側に見える辺りに「CALLE GRADIOLAS」という通りがあります。

この通りを右折します。

 

右折後は、「CALLE GRADIOLAS」をひたすらまっすぐ進みましょう。

飲食系屋台が数件見えたら、突き当たりが乗り場です。

但し、ここはガイドブックやサイトに書いてある船着き場です。

 

お一人様でも乗れる船は、ここからは出ません。

「料金はボート単位で団体で遊覧船に乗らないと行けない」

と書いてあるガイドブックやサイトが案内している場所がここの船乗り場です。

 

 

 

個人の方

先ほどの団体船乗り場から、約10分歩いた船乗り場から出ます。

料金は船頭さんに直接渡し、領収書代わりのパンフレットを受け取ります。

ちなみに、ここはグーグルマップやマップスミーでも検索不可でした。

 

 

ファインは、露店屋台や八百屋さんに聞きながらなんとかたどり着きました。

ファインは、普段なら基本的に有名観光地を日曜日に訪れることを避けます。

しかし、今回のソチミルコは日曜日を狙いました。

 

平日だとマリアッチが少なく盛り上がりの雰囲気に欠けるのです。

ソチミルコに行くなら週末の方がいいとの現地情報を参考にしました。

マリアッチ=音楽を奏でる楽団

 

 

マリアッチマリアッチ

 

 

ソチミルコの印象

福岡県の「柳川の下り」をはご存じでしょうか?

ファインは、「柳川の下り」にとても似ているなぁ~、と思いました。

 

船乗りが竿を運河の底にさし、進んだり方向を変えたりして船を操縦する点

柳川の川下りは船頭さんが歌を歌うけど、ソチミルコはマリアッチが音楽を奏でます。

 

柳川では、毎年2月11日から4月3日まで開催されるひな祭りイベント

「柳川雛祭り さげもんめぐり」で「さげもん」(=雛の吊るし飾り)

 

ソチミルコでも人形を吊るしてある人形島があります。

川下りの途中でも水上売店のような買い物ができる点も共通しています。

 

 

ソチミルコと柳川の違い

柳川の川下りは、地味な小舟です。

そしてヤクザではなく、きちんと研修を積んだ方が船頭さんとして働いているのです。

 

ソチミルコの船頭さんはビール飲みながら仕事してました。

飲酒運転です、暑くて飲まなきゃやってられないようです(笑)

 

ちなみに、柳川の川下りは屋根がありません。

ソチミルコの遊覧船は屋根があり、船頭さんの飼い犬が自由に動き回っています。

 

ソチミルコの遊覧船はメッチャ派手で、船頭さんもマフィアの一員らしいです(笑)

 

 

 

丗界7大禁断の地:ソチミルコ人形島(La Isla de la Muñecas)

遊覧船の船乗り場から人形島までは、片道2時間

2時間コース、3時間コース、4.5時間コース、5.5時間コースと複数コースがあります。

下記写真の一番右が、人形島へいく船の料金です。

 

ソチミルコの料金表ソチミルコの料金表

 

 

 

人形島へは往復4時間弱かかるので、通常1400ペソかかります。

(最大18人乗りの舟を一隻チャーターなので、大人数で行く方が一人当たりが安くなる)

人形島上陸の際にも一人30ペソ入場料必要になります。

 

ちなみに船頭さんは、行くまでが大変だから人形島へはあまり行きたがりません。

人形島にたどり着くには、運河が途中で切れて一度下船しなければならないのです。

その時に、遊覧船をクレーンで運ぶのです。

 

人形は全然かわいくありません。

子供はトラウマになるから連れて行かない方がいいかも知れません。

それくらい、怖い、不気味、大人でももう一度行きたいとは思わないでしょう。

 

人形島の歴史

なぜ人形島が出来たのか諸説あります。

たくさんあるので、ここでは2つだけ紹介します。

 

諸説1

その湖へ続く運河で、少女が溺れていたのを発見したのが

フリアン・サンタナ・バレッラ(Julián Santana Barrera)です。

 

サンタナは助けようとしたのですが、少女を助けることができず亡くなってしまいました。

その少女の供養の為にサンタナは人形を集め、この島を人形で飾り付けたそうです。

 

 

諸説2

サンタナが、人嫌いだったとも伝えられております。

逆さ吊りにした不気味な人形で他人を追い払おうとしたともいう説もあります。

 

現在の島はサンタナの甥の所有しています。

この人形島が不気味だと言われている理由が、見た目の人形だけではありません。

 

ある日、サンタナ氏は甥によって遺体で発見されました。

その遺体発見現場は、少女が溺れてしまった場所とまったく同じ場所だったそうです。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

追伸

トルヒネラを下船したら、飲食店やお土産屋さんがたくさんあります。

トイレもありますが、すべて有料なので常に小銭の用意をしておきましょう。

 

使用方法は、トイレ入口に座っている人にお金を渡すだけです。

ティッシュをくれる所とくれないところがあるのでティッシュは常に持ち歩きましょう。

Mexico 海外旅行
シェアする
管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

ファインをフォローする
元添乗員のひとり旅

コメント

タイトルとURLをコピーしました