ニイハオ、旅ブロガーのファインです。
ヴィクトリア・ピークは年間700万人以上が訪れる香港を代表する最大の観光名所です。
アクセス方法は、香港名物「ピーク・トラム」で行く方法が定番です。
大人気のピーク・トラムの混雑を避け、「バス」で訪れる観光客も見かけます。
もちろん、ミニバスやタクシーでも行くことも可能です。
ただ、海抜396mの高台に建つ「ピーク・タワー」へ徒歩でも行けるのはご存じですか?
ということで、今回は香港最大の観光名所ヴィクトリア・ピークへの行き方について語ります。
ピーク・トラム:Peak Tram
ピーク・トラムは香港初の公共交通機関であり、1888年以来無事故なので、安全性を重視する日本人には特にお勧めできる移動方法です。
最寄り駅:MRT中環駅 「j1」「j2」「k」出口から徒歩10分
MTR金鐘駅からも徒歩14分位で行くことができます。
グーグルマップを頼りに歩いていると「山頂欖車」←この看板が時々現れます。
この看板通りに歩いて行けば、花園駅へ方向音痴でも間違わずに行ける・・・・はず💦
花園駅から山頂駅
所要時間:8分
営業時間:7:00~24:00
運行間隔:10分~15分
運賃:片道37HK$ 往復52HK$
運行距離:1.4㎞
最大傾斜:27度
ちなみにチケット売り場は大混雑していますが、ピーク・トラムでは過去に紹介したオクトパスカードが使えます。
列に並ぶのが嫌いな人は、オクトパスカードを利用しましょう。
バス:Bus
香港島のセントラル・フェリー・ピアから運行する路線バスがあります。
ピーク・トラムの花園駅に向かうなら、バスターミナルの一番手前にあるD乗り場から、路線番号「15C」の路線バスで行くことが出来ます。
隣の路線番号「15」から出発するバスは、直接ビクトリア・ピーク山頂に向います。
ファインのように、乗るバスを間違える人が多いので注意しましょう。 💦
運行時間:6時台~24時台
運行間隔:6分~30分
所要時間:約30分
運賃:10.3HK$
徒歩:Walk
個人的には、時間と体力がある方にはこのハイキングコースがお勧めです。
歩きながら眺める香港のビル街は、まさに絶景です。
夕暮れ~夜にかけて治安面からお勧めはしませんが、記念撮影する人で賑わいます。
最寄り駅:香港大学
所要時間:約1時間~2時間
大学と直結している「A2」から出てエレベーターで1階まで降りましょう。
他に観光客もいるので学生でなくても躊躇せずに校舎の中へ入れます。
右手の階段を降りたところにあるカフェが、ハイキングコースの出発地点です。
最初の15分~20分は、急勾配なので普段運動をしていない人はきつかもしれません。
「Kotewall Rd.(旭龢道)」まで来たら石の階段があります。
この石階段を上がると「Morning Trail」の方向案内看板にぶつかります。
途中に2回ほど分岐点がありますが、2回とも左を選択してください。
案内看板もところどころあるので不安になることも少ないと思います。
木陰で日差しが遮られているので、平地ほど暑くは感じませんでした。
なんちゃって庭園みたいな休憩所まで来ればもうすぐです。
魯吉道(ルガードロード)の標識を見つけたら着いたも同然です。
感じが読めないから英語表記で「Lugard Rd.」を左に進みます。
右側でも展望台まで行くことが出来ますが、海の景色を観たいので左を選択しました。
この辺りからの道はフラットなのでハイキングというよりも散歩感覚です。
日本語で「インドのゴムの木」の説明案内板を見つけたらすぐに展望台があります。
絶景を観ながら歩くので、ここまで登ってきた疲れもふっ飛びます。
最後は少し下り気味に歩くと「ピーク・タワー」があなたを出迎えてくれます。
ルガードロードからの眺望
徒歩②:Walk Ⅱ
実は、香港大学駅から3駅離れた中環駅からも徒歩で行けるルートがあるのです。
<世界一長いエレベーター>
中環駅からは、800mのミッドレベル・エスカレーターを利用します。
映画のロケ地などにも使われており、インスタ映えスポットにもなっているようです。
ちなみに、1本で800mはありません。
中環駅「j3」出口から出て、13番バスに乗車すれば、上記で紹介した登山道入り口に行けるみたいですが、それだと中環駅で下車した意味がないのでここでは割愛します。
エスカレーターを一番上まで登ると干德道(Conduit RD)に出ます。
左の車道を4分歩き「香雪道 (Hornsey Road)」に進むと、オールドピーク・ロード(Old Peak Road)という車道に突き当たります。
急勾配な坂道を登ると、ハイキングコースの入口まで続いています。
オールドピーク・ロードを約25分くらいかけて登り、小道に入ると急に寂しくなります。
現地の人々がジョギングしている以外、観光客は一人もいません。
夜は訪れていませんが、おそらくかなり暗いと思います。(想像です)
スマホのライトでは、ちょっと厳しいかなぁ、という雰囲気です。(想像ですからね)
急な坂を登りきると、トラムの途中駅に出ます。
ここで、「ピーク・トラム」を撮影する人がけっこういました。
日本での撮り鉄たちを思い出します。(撮り鉄=鉄道好きが、電車を撮りまくる行為)
芬梨道(Findlay pass)の階段を登れば、太平山獅子停:Tai Ping Shan Lions View Point Pavilion に到着します。
ここで飲んだ一杯が旨いっこと、(下戸なので水ですけど)
太平山獅子停:Tai Ping Shan Lions View Point Pavilion
中国式東屋の展望台です。
ピーク・タワーが完成する前は、ここがメインの展望台でした。
ピーク・タワーから少し下がったところにありライオンズパビリオンと呼ばれています。
旅行会社主催のツアーに参加すると必ず訪れる場所です。
ここでもピーク・トラムを撮影する人が多いので、混雑しています。
ピーク・タワー:Peak Tower
エアーホッケーのパックを切り取ったような形をしています。
この記事では、メインとなる2つだけ紹介します。
スカイテラス428
標高428mと香港島で一番高い場所にある有料の展望デッキです。
入場料:45HK$
「ピークトラム・スカイパス」
ピーク・トラムの運賃と展望台の入場料セット:片道77HK$、往復90HK$
香港杜莎婦人蝋像館:Madame Tussauds Hong Kong
中国語でも英語でも読みにくくないですか?
ここでは「マダムタッソー」で統一しますね。
トイレに行くときに目に飛び込んできたのが、前々回紹介した「ジャッキー・チェン」です。
ジョニー・デップはリアル過ぎて、本物そっくりでした。
日本人では、「あゆ」こと、浜崎あゆみさんの蝋人形が飾ってありました。
ディスっているわけではないですが、浜崎あゆみさんのクオリティは低かったです。笑
ガンジーやダイアナ元王妃なんて、メチャクチャクオリティが高かったんですから!
ピーク・タワー
ピーク・サークル・ウォーク:peak Circle walk
太平山の上部をぐるりと景色を楽しみながら1周できる平坦なルートです。
ピーク・タワーから、ちょっと裏道的な魯吉道(ルガードロード)を進みます。
あまり知られていませんが、ちょっとした小道で地元の人はこちらを好む傾向にあります。
幅3mの遊歩道
所要時間:1周約60分
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
ヴィクトリア・ピークという名称から、この場所が太平山の頂上だと思っている人が非常に多いです。
実は、ピーク・タワーの正面に「マウントオースチンロード」という上り坂階段が山頂まで続いています。
約20分ぐらいで「山頂 食水配水庫」の立て看板と電波塔が見えてきます。
この電波塔の先は立ち入り禁止となっており、観光客が来れるのがここまでです。
ここまで来れた人が、本当の意味で太平山の頂上へ行ってきたと言えるでしょう。
ちなみに、この時電波塔が見える立ち入り禁止看板まで、ファイン以外誰もいませんでした。
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