シンチャオ、旅ブロガーのファインです。
いよいよベトナム編の最終章「ホーチミン編」へ突入します。
ホーチミンは、ベトナム北部や中部よりもさらにバイクの通行量が激しさを増します。
バイクが途切れるまで待っていたら、いつまで経っても渡ることが出来ません。
ホーチミンで道路を渡るときは、飛び出しは大きな事故につながります。
当然ですが、バイクは急には止まってくれません。
多少怖いかもしれませんが、道路横断中は決して走らないようにしましょう。
「人間が通りますよ~」的な雰囲気を出しながら道路を横断するのがコツです。
不思議と、バイクが勝手に避けてくれます。
最初は怖いかもしれないけど、2、3回くらいでコツをつかめるようになります。
ということで、今回は「ホーチミン」について語ります。
ホーチミンシティ:Ho Chi Minh City
ホーチミンは、首都ではありませんがベトナム南部に位置する最大の都市です。
旧名の「サイゴン」は、聞いたことある人も多いでしょう。
現在でも、「ホーチミンシティ」より「サイゴン」と呼ぶ人も少なくありません。
ベトナム国民の父「ホーチミン氏」と区別するためとも言われています。
フランス統治の影響で「東洋のパリ」とも称されている活気ある都市です。
また、ベトナム経済の中心地であり、ベトナムGDPの半分を占めています。
東南アジアとは思えないビル群が立ち並び、夜景のインスタ映えも有名です。
観光のベストシーズンは、乾季に当たる12月から4月までと言われています。
5月~11月は、月の半分以上は雨となり観光するには避けた方がいい季節です。
日本とのかかわりも深く、大阪市や愛知県と姉妹都市関係にあります。
ホーチミンの夜景
アクセス:Access
<直行便>
ホーチミンの玄関口「タンソンニャット国際空港」へ、直行便が5社運航しています。
①日本航空
②全日空
③ベトナム航空
④ベトジェット
⑤バンブー航空
平均所要時間:往路6時間12分 復路5時間38分
コロナ禍の運賃に関しては、往復最安値で「6万円台」が多いです。
2020年は、ベトジェットで「往復2万円」だったことを考えるとかなり高く感じます💦
日本からの直行便があるベトナム航空
<経由便>
日本からの直行便より、韓国や香港を経由した方が2万円位安く行くことが出来ます。
運賃と時間を考慮して、直行便か経由便か判断しましょう。
タンソンニャット国際空港から市内へのアクセス
ファインが初めてホーチミンを訪れたときは、選択肢は2つしかありませんでした。
タクシーか152番バスです。
現在は大きく改善され、選択肢も増えています。
<タクシー:Taxi>
所要時間:約30~40分
空港から1区中心部までの運賃相場:約15万VND(約802円)
ちなみに観光客、特に日本人にはそれ以上の額を要求してくることがあります。
~乗車方法は2つ~
①到着フロアのタクシースタンドでタクシーに乗る方法(白タクも声をかけてきます)
②空港ターミナル内でタクシークーポンを購入して乗る方法(最初から相場以上の料金設定)
~評判のいいタクシー会社~
①マイリン(Mai Linh)
②ビナサン(Vinasun)
他のタクシーよりぼったくられる可能性が低く、きちんとメーターを使ってくれます。
到着ロビーで上記2社のタクシーが見当たらない場合は出発ロビーに移動しましょう。
「レベル2」つまり3階にはビナサンタクシー専用スタンドがあります。
~タンソンニャット国際空港のフロア表示~
レベルG=1階
レベル1=2階
レベル2=3階
※日本人はレベル1が1階だと勘違いしている人が多いですが、違います。
海外での「G」は、Grand Floorの略です。
~空港利用料~
空港からタクシーに乗る場合は、空港利用料金が運賃に別途1万VNDかかります。
空港利用料は、どのタクシー会社でも一律です。
「メーター表示料金+1万VND(約53円)」はぼったくりではありません。
<バス:Bus>
タンソンニャット国際空港からのバスは4路線です。
まずは、国際線ターミナルを出たら右へ進みましょう。
黄色もしくは緑色のバスなのですぐに見つかると思います。
109番:タンソンニャット国際空港~ファングーラオ~9月23日公園
運行時間:5時台~26時台
所要時間:デタム通り近くのバス停までは約45分
運行間隔:20分に1本
運賃:5kmまで1万2千VND(約64円)、5km以上だと2万VND(約107円)
119番:タンソンニャット国際空港~チョロン~ミエンタイバスターミナル
運行時間:4台~21時台
所要時間:約60分
運行間隔:30分に1本
運賃:5kmまで1万2千VND(約64円)、5km以上だと2万VND(約107円)
152番:タンソンニャット国際空港~ベンタイン市場~KDCチュンソン
運行時間:5時台~18時台
所要時間:約45分
運行間隔:15分に1本
運賃:5,000VND(約28円)(荷物が大きいと追加で5,000VND要求されます)
※車体は緑で、ファインが利用したころは終点がベンタイン市場でした。
現在はその先まで行くらしいので、降り忘れに注意しましょう。
72-1番:タンソンニャット国際空港~ブンタウ
運行時間:4時台~23時台
所要時間:111分
運行間隔:80分に1本
運賃:16万VND(約855円)
※車体は赤ベース、国内線ターミナルを駐車場方面へ進みます。
2番の柱が「AVIGO社」のカウンターです。
事前予約不要で、英語か日本語を話せるスタッフがいる場合もあります。
受付カウンターでは、「名前」「行き先の住所」「電話番号」を用紙に記入します。
<配車アプリ:Grab>
ファインがいつも海外でお勧めしている移動手段の配車アプリです。
市内中心部までの運賃:約10万VND(約535円)
勿論バスよりは高いですが、タクシーの約60%くらいの運賃なのでオススメです。
メリットは料金だけではなく、ドライバーと会話をする必要がないことです。
クレジットカード決済できるので、空港で両替する必要もありません。
Grabバイク等も利用でき便利なので、ぜひ日本でダウンロードしておきましょう。
詳細は、過去記事の番外編を参考にしてください♪
ニャチャン ⇒ ホーチミン
ベトナム国内からの移動方法は、経済の中心地なのでたくさんあります。
前回紹介した「ニャチャン」からの移動方法は飛行機、バス、鉄道の3つがあります。
①飛行機の所要時間:約65分
運賃:3,000円台~(時期と出発時間により変動)
②バスの所要時間:約9時間
運賃:1,000円台~(時期と出発時間により変動)
③鉄道の所要時間:約8時間
運賃:1,000円台~(時期と出発時間により変動)
ファインは、その日の最安値だった夜発のバス移動を選択しました。
ファインが利用した時は、中間地点の「ムイネー」という街で食事休憩がありました。
以前は、各宿でお客をハイエースでピックアップして、海岸線に停まっているスリーピングバスに乗り換えていました。
現在は、「フィアナムバスターミナル」で乗り換えることが主流のようです。
ハノイ ⇒ ホーチミン
ハノイからホーチミンの移動方法も3つあります。
しかし、現実的には選択肢は1択かもしれません。
なぜなら、両都市の距離が約1,700㎞もあるからです。
ビザなしの滞在期間が15日しかないベトナム滞在に多くの時間を過ごす余裕はありません。
また、時期にも寄りますが鉄道と飛行機の運賃は8,000円前後と大きな差はないのです。
運賃重視の方は、疲れますがバス移動が最安値の3,000円台~を選択する人もいます。
但し、トイレ休憩があまりないのが東南アジアのバスの特徴です。
バス会社にもよりますが、7時間も休憩がなかったという話も聞いたことがあります。
①飛行機の移動時間:約2時間
②鉄道の移動時間:約35時間
③バスの移動時間:約37時間
~航空会社~
①ベトジェット
②パシフィック航空
③ベトナム航空
④バンブーエアウェイズ
ダナン ⇒ ホーチミン
ダナンからホーチミンの移動方法も同じく3つあります。
距離的には、約900km離れています。
日本からの直行便もあるので、15日を満喫するには意外に狙い目かもしれません。
飛行機の運賃も時期にもよりますが、安い時には往復4,000円台~あります。
バスは最安値の2,000円台~ありますが、往復すると差額は大きくありません。
鉄道運賃は、バスより高く飛行機より安い本当の旅好きが選択する移動手段です。
但し寝台列車は、4人男女混合なので女性は熟慮して判断しましょう。
①飛行機の移動時間:約75分
②鉄道の移動時間:約15時間
③バスの移動時間:約15時間
タンソンニャット国際空港(番外編):Tan Son Nhat International Airport
ファインが初めてホーチミンを訪れた時は空港到着時間が真夜中でした。
安い航空チケットを利用すると悪い時間帯になることが多いので想定内です。
入国審査の時に、ファインの前にいた日本人が係員に呼び止められていました。
その日本人女性は、係員に呼び止められていることに全く気がついていません。
ベトナム語が理解していないらしく、どんどん歩みを進めていきます。
ファインはその女性に、係員に呼び止められていることを伝えました。
その日本人女性はファインにお礼を言い、係員との問題を無事解決出来たのです。
夜中に到着したこともあり、一人で市内へ移動する事が不安だったのでしょうか。
「一緒に市内に移動しませんか?」
との提案を受けました。
しかし、真夜中にホーチミン市内に移動しても宿も店も開いていません。
安全面も考慮して、明るくなるまで空港にいる旨を伝えると彼女も同じ行動をすることに。
横になれるベンチを見つけて、空港のベンチで明るくなるまで寝ることにしました。
人気のない暗い真夜中の海外の空港を想像してみて下さい。
ベンチは寝心地が悪く、ファインはなかなか落ち着かなくて寝れません。
たま~に薄暗い空港をコツコツと足音が聞こえてくるので、さらに眠れないのです。
その状況で、先ほどの20代くらいの日本人女性はというと・・・・・・・・爆睡!
彼女は、貴重品がベンチから落ちていても全く起きません。
無防備と言うか勇気があるというか「旅する女性はメンタル強いなぁ」と思いました。
数時間後、ぐっすり寝た彼女とあまり寝れなかったファインが朝食を共にしました。
彼女は、ベトナム旅行後にフィリピンへ語学留学するとのこと。
この時まで、フィリピンの語学留学が安くて人気が高まっていることを知りませんでした。
数年後、ファインがフィリピンに語学留学するきっかけを作ってくれた出会いでした。
それまでは、フィリピンには全く興味がなく、旅行する予定もなかったですけどね。
旅の出会いってなんか不思議ですよねwww
出会った人の情報から、目的地が決まるなんて旅をしてるって感じでワクワクしませんか?
これからもどんな人に出会えるか楽しみで仕方がありません。
現在は「海外に行きたくして仕方がない病」にかかっているファインです。
コロナ禍が収束したらすぐにパスポートを手にします。
皆さんも旅を諦めないで、いつかまた海外へ行ける日まで一緒に待ちましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「ホーチミンと空港からの移動方法」は、いかがでしたでしょうか?
これまで、ベトナム旅行でレンタルバイクでの観光を推奨してきたファインですが、
ここ「ホーチミン」では、レンタルバイクを推奨していません。
なぜなら、ベトナム中部より道路状況の危険性が高まるのが「ホーチミン」だからです。
日本人の観光客がバイクの運転をするには、ちょっとハードルが高いと思います。
ファインも、ホーチミンでは一度もレンタルバイクを利用しませんでした。
「Grabバイク」があるので、移動方法は配車アプリを利用した方が安全です。
次回紹介するホーチミン観光でもバス運賃も安いので、危険を冒す意味はありません。
くれぐれも、安全第一で「ホーチミン観光」を楽しんでください。
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