ブエナス タルデス、旅ブロガーのファインです。
今回は、ヨーロッパに移動します。
あなたは、日本人が認識している「スペイン」は正式名称でないことはご存じですか?
スペインの正式名称は「エスパーニャ王国 Reino de españa」
知らない人も多いですが、スペインは王国なんです。
163ヶ国を対象にした2021年の世界平和度指数ランキングでは、第31位にランキングされています。
ということで、今回は日本人にも人気の「スペイン」について語ります。
日本とスペインの直行便
「イベリア航空」と「日本航空(JAL)」の2社のみです。
上記2社はコードシェア便になることもあり、運賃はイベリア航空の方が安いです。
現在バルセロナへの直行便はなく、就航都市は首都のマドリードしかありません。
所要時間:往路/14時間10分 復路/13時間40分
運賃:11万円台から15万円台(季節と為替により変動)
イベリア航空はマドリードを本拠地にしているフラッグキャリアです。
<マドリード国際空港:Madrid Barajas International Airport>
正式名称:アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港( Aeropuerto Adolfo Suárez Madrid-Barajas)
ターミナルは4つあり、スペインの空の玄関口となっています。
空港から市内移動は以下を参考にしてください♪
日本からスペインへの経由便
スペインへの経由便なら「マドリード」も「バルセロナ」にも複数社運航しています。
ファインがスペインを訪れた時は、スカイスキャナーの検索結果でバルセロナ最安値が「ターキッシュエアラインズ」でした。
ということで、ファインは「イスタンブール」経由で「バルセロナ」に行きました。
<ターキッシュエアラインズ>
ファインがターキッシュエアラインズを利用した時に機内トラブルに遭遇しました。
ファインが無事に搭乗し、映画を観てリラックスしてる時です。
突然、後ろの席の人がファインの座席を蹴り上げるのです。
「あれっ」
と思ったけど、
「偶然ぶつかっただけだろう」
とあまり気にせず引き続き映画に集中していました。
しばらくすると、ファインの席の周りに複数のCAさんたちがが集まって来たのです。
それが、一人や二人じゃなく数人の女性CAと男性CAが大きな声をあげています。
さすがに、無視できずにファインはイヤホンを外して
「何ですか?」
と尋ねました。
実は用事があるのはファインではなく、ファインの後ろの座席の男性でした。
周囲の乗客もみんなこちらに注目して、機内に罵声が飛び交っています。
ファインは何事かと振り向いたら、白人男性と黒人男性が大喧嘩をしていました。
その時に小競り合いになり、足がファインの座席を蹴り上げていたというわけです。
喧嘩の原因は、白人男性が
「黒人の隣は嫌だ~」
と苦情を言っていたそうです。
人種差別の噂は耳にしていましたが、本当にあるんだと少し驚きました。
結果、黒人男性が他の席へ移動してなんとかトラブルは収まりました。
一時は、対応していたCAさんが
「飛行機を出発した空港へ戻すぞ」
というギリギリの状況までになっていたのです。
日本のCAさんとは異なり、海外のCAさんはトラブルメーカーに対してはかなり強気です。
それにしてもエコノミークラスに乗って、彼は何をわがまま言っているのだろうか?
そんなに黒人の隣が嫌なら、
「ビジネスクラスやファーストクラスを予約すればいいのに」
と思うのはファインだけでしょうか?
バルセロナ・エルプラット国際空港:Aeroport de Barcelone el prat
バルセロナの玄関口、エルプラット国際空港は2つのターミナルがあります。
ファインの利用した「ターキッシュエアラインズ」はターミナル1に到着します。
<シェンゲン協定:Schengen Agreement>
マドリード経由の乗客に対しては、バルセロナでの入国審査がありません。
またシェンゲン協定国を経由してきた場合も空港での入国審査がありません。
シェンゲン協定とは、島国の日本ではあまり馴染みがないと思いますが、ヨーロッパ諸国間で出入国審査なしに国境を超えることが許されている協定のことを指します。
将来、旅行業界への就職、又は国家資格取得を目指している方は覚えておくべき知識です。
1985年ルクセンブルクのシェンゲンで結ばれた協定が、名前の由来となっています。
シェンゲン協定では、道路や鉄道、空港でのパスポート検査が廃止されるなどヨーロッパの協定を結んだ国境検査を撤廃し「人の移動の自由」が組み込まれています。
飛行機を降りたら「Exit」や「Baggage claim」の看板通り手荷物受取所へ進みます。
ちなみに、トルコは「非シェンゲン協定国」なので入国審査を受ける必要があります。
「Passports control」の看板に通りに進みファインは無事スペインに入国できました。
アクセス:Access
「バルセロナ・エルプラット国際空港」から市内へ4つの移動方法
距離:市内中心部まで約14km
①空港バス:Aerobus
運行時間:5時台から25時台
所要時間:終点のカタルーニャ広場まで約40分(スペイン広場を経由します)
到着ロビーに出ると、「Bus」の看板が目に飛び込んできます。
看板通り、エスカレーターで下へ降ります。
水色の車体に「Aerobus」と大きく書いてあるのですぐに見つけられるでしょう。
運賃:5.9€(約773円)
ちなみに、現地で運賃を払う場合は20€以下の現金しか利用できません。
往復チケットを買えば少し安くなりますが、有効期間が15日間しかありません。
15日以内に空港に戻る予定の人のみ往復で購入した方がお得になります。
ファインは、滞在期間が15日以上だったので片道チケットで乗車しました。
降車場所は、どこへ移動するにも便利な「スペイン広場」です。
闘牛場をリノベーションしたショッピングセンターが目の前にあるのですぐわかります。
もし途中で降車したいときは、日本と同じく「Stop」ボタンを押すだけです。
終点の「カタルーニャ広場」からも歩ける距離なので間違えても問題ありません。
②地下鉄:Metro
運行時間:平日5時~24時(金・祝日~26時)
土曜は24時間運行
日曜24時まで
L9‐Sud線「AeroportT1駅」から乗車する場合、空港線では1回券が使えません。
空港使用料込みの「エアポートチケット」を購入する必要があります。
運賃:5.15€(約675円)
路線は全部で8路線
改札手前に窓口があります。
券種は3種類
・1回券:Bitlet Senzill2.4€(約315円)
・10回券:T‐Casual11.35€(約1,488円)
・1日券:T‐dia10.50€(約117円)
③スペイン鉄道:Renfe
スペイン鉄道を利用する場合、ターミナル1から無料循環バスでターミナル2へ移動します。
この移動時間が、約14分くらいかかることを頭の片隅に入れおくと安心ですね♪
ターミナル2とスペイン鉄道の空港駅は繋がっているので看板通りに進みましょう。
運行時間:5時台から23時台
運行間隔:30分~60分間隔
運賃:4.60€(約603円)
④配車アプリ
ファインがスペインを訪れたときは、Uber(ウーバー)は利用できました。
しかし2019年配車アプリUber(ウーバー)とCabify(キャビファイ)が撤退しました。
つまり、現在スペインでは配車アプリは利用できない状態になっています。
個人で車両移動したい方は、現在はタクシーしか選択肢はありません。
市内までのタクシーの運賃相場:35€~40€(約4,589円~約5,244円)
相場以上請求してくる悪質なタクシードライバーに騙されないように注意しましょう。
スペインのタクシーもいい評判は聞かないので、個人的にはオススメしません。
トラム:Tram
バルセロナにはトラムが走っています。
ファインは利用しませんでしたが、旅人に人気があるみたいなので紹介します。
運行時間:5:00~24:00
全部で6路線
切符はホームの券売機で購入します。
運賃:2.40€(約315円)
1回券は30分以内なら乗り換え可。
10回券は90分以内ならメトロやバスへ乗り継ぐことが出来ます。
レンタル自転車:Rental Bicycles
ヨーロッパといえば、自転車で移動するイメージを抱く人も多いでしょう。
料金:2時間6€(約787円)
自転車の英語ガイド付きツアーもあります。
3時間22€(約2,884円)
ロープウェイ:Cable car
「モンジュイックの丘」って聞いたことがありませんか?
バルセロナオリンピックの時に、何度も耳にしたあのモンジュイックの丘です。
そのモンジュイックの丘からロープウェイでバルセロナの景色を堪能できます。
運賃:片道11€(約1,442円) 往復16.50€(約2,163円)
クリスマスと強風以外は毎日運航しています。
乗車時間:約20分
マジカ(マジック)噴水ショー:Font Màgica de Montjuïc
バルセロナの噴水ショーは歴史があり、100年も続いています。
ファインも、バルセロナの夜にこの噴水ショーを観ることを楽しみにしていました。
週末にやることも調べていたし、時間も日暮れとともに始まる情報も得ていました。
しかし、大人気の噴水ショーが始まらない・・・・・・。
開催時間:木曜~日曜の21時から23時半
※11月から3月までは、金曜・土曜の19時から21時
きちんと確認して行ったのに・・・ファインが訪れた日はやっていませんでした。
売店のおじさんに確認したら、
「今日はやらないよ~」
とショッキングな返事が返ってきました。
翌週末は、マドリードにいるからチャンスはその週末しかなかったのです😢
なぜ、その日にやらなかったのか、いまだに理由が不明です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「日本からスペインへの移動方法」についてはいかがでしたでしょうか?
ちなみに記事内で紹介した「ターキッシュエアラインズ」のトラブルは復路にもありました。
成田国際空港のターンテーブルで荷物を待っているとファインの荷物だけ出てきません。
そうです、
「ロストバッゲージ」
を初体験したのです。
地上係員の女性が一生懸命謝ってくれましたが、いつ到着するかも不明との事でした。
航空会社からの保証はなく、1週間後に荷物が自宅に届きました。
ちなみに、到着した荷物の中身を確認すると荒らされた形跡があったのです。
ターキッシュエアラインズの地上職員が盗みを働くという噂は耳にしたことがあります。
高価なものを入れていたわけではないので、良かったです。(良くないか💦)
ファインが、海外旅行で受託手荷物=Cheked Baggageをやめたのはこの経験からです。
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