サワディークラッㇷ゚、旅ブロガーのファインです。
あなたは「バンコクの三大寺院」ってご存じでしょうか?
旅行会社の多くがツアーに組み入れているバンコク観光の「ザ・定番」です。
そのバンコク観光の定番である三大寺院はツアーでなく個人でも簡単に行けるのです。
「ワットポー」「ワットアルン」「ワットプラケオ」名前だけは聞いたことあるでしょう。
あなたも時間制限や団体行動に縛られることなく、自由に個人で観光してみませんか?
バンコク三大寺院を巡る際の服装って、気になりませんか?
観光客が注意しなければならない、寺院巡りの服装の注意事項についても説明します。
また、王室批判に厳しいタイ王国で、現国王が批判されていることはご存知でしょうか?
その原因についても、最後に少し触れています。
ということで、今回はバンコク観光の定番「三大寺院」について語ります。
ワット・ポー:Wat Pho
言わずもがな、バンコク市内随一の広さを誇る寺院です。
全長46m、高さ15mの金色に輝く涅槃像がここ「ワット・ポー」にあるのです。
涅槃像にちなんで、別名を「ねはん寺」とも呼ばれています。
ここ「ワット・ポー」で、ファインはタトゥーを入れている僧侶を発見しました。
驚いたファインは、つい二度見したけどタトゥーって宗教的にいいのでしょうか?
ワット・ポーの涅槃像
バンコクには、タイ古式マッサージを目的に来た方も多いかもしれません。
実は、タイ古式マッサージの総本山が、ここ「ワット・ポー」にあるのです。
寺院なのに「タイ古式マッサージの学校」があり、施術を受ける人もいます。
日本人観光客には、少し違和感を覚える人も少なくないですねwww
ファインはくすぐったいのでマッサージはちょっと苦手なのです。
バンコク市街のお店よりは高額で、ファインが訪れた時よりも値上げをしています。
営業時間: 08:00~17:00
料金:タイマッサージ30分/260B(約954円)
タイマッサージ1時間/420B(約1,541円)
足マッサージ30分/280B(約1,028円)
足マッサージ1時間/420B(約1,541円)
ちなみに、ワット・ポーは正式名称ではありません。
正式名称:『ワット・プラ・チェートゥ・ポン・ラーチャ・ワ・ララーム』
営業時間:8:00~18:30
入場料:200B(約734円)
<108の壺>
ワット・ポーにある108の壺は、涅槃像の壁に設置されています。
この壺の利用方法は、各壺に「サタン硬貨」と呼ばれる硬貨を少しづつ入れていきます。
108全部の壺に硬貨を入れると、煩悩がなくなると教えられました。
25サタン硬貨をアルミのお皿に大量に入れて置いてある所が両替所です。
20B(約73円)から両替してくれます。
<ルーシー ダットン:Rusie Dutton>
直訳すると「修行者の体操」となります。
フィットネスジムに行かない方は聞き慣れないと思いますが「タイ風のヨガ」の事です。
マッサージスクール付近でルーシーダットンの教室を行っています。
毎朝8:00から30分
参加費:無料
女性は体験される方が多く、体調を整え精神を落ち着かせる効果があります。
ルーシーダットンの24ポーズあるうちの、15ポーズのレッスンを受けられます。
興味のある方は「ルーシーダットン教室」から寺院巡りをスタートしてはいかがでしょうか?
ワットポーのちょっとした池の周辺には、仙人の像がたくさん並んでいます。
体操のポーズをとる仙人の像
アクセス:Access
<徒歩>
カオサンからチャオプラヤ川沿いを散歩しながら徒歩で約10分。
移動時間をあまり気にせずカオサンから「ルーシーダットン教室」に参加可能ですね。
<タクシーかGrab>
最寄駅:MRTフアランポーン(Hua Lamphong)駅
ワット・ポーまでは約5㎞
所要時間:10~15分
相場料金:約100B(約367円)
<バス>
フアランポーン駅から地下通路で、バンコク中央駅(クルンテープ駅)に移動します。
バンコク中央駅から25番、53番のバスに乗れば「ワット・ポー」に到着できます。
<水上バス>
最寄り駅:BTSサパーンタクシン駅(Saphan Taksin Station)2番出口
約10mで「Chao Phraya Express Boat」の看板が見えてきます。
看板通りに進めば「サトゥーン船乗り場」に到着します。
チケットカウンター「チャオプラヤーツアリストボート」
下船船着き場:ターティアン船着場(tha tien)から徒歩3分
※オレンジ(急行)、グリーン(特急)、フラッグ無し(普通)も
「ターティアン船着き場」へ停船します。
ツーリストボートよりも安いけど、地元民が利用するので常に混みあっています。
運賃:50B(約183円)
所要時間:約20分
<地下鉄(MRT)>
最寄り駅:サナームチャイ駅(Sanamchai)
徒歩3分
ワット・アルン:Wat Arun
別名「暁の寺」とも呼ばれています。
タイの10B硬貨の裏にも描かれているのが、「ワット・アルン」です。
三島由紀夫の小説「暁の寺」を読んだ方には馴染み深い寺院ではないでしょうか。
ファインは、帰国後に新潮文庫の本を手にしました。
渡航前に読んでいたら、ワットアルンの印象も違ったものに感じたかもしれません。
「ワットアルン」の一番の見どころは、高さ80mの巨大な仏塔です。
かなり急ですが、階段で登ることが出来ます。
台座の周囲は237mあり、4つの小さな仏塔に囲まれています。
ちなみに、正式名称は「ワット アルン ラーチャ ウォラマハーウィハーン」です。
アルン = 暁
近くからより、チャオプラヤ川から写真を撮った方がインスタ映えするでしょう。
ワット・アルンは、他の3大寺院と比較して昼はあまり混雑していません。
但し、夕方から夜の21時までライトアップされると人気度がグッとあがります。
チャオプラヤ川から夕陽と一緒に写真を撮る観光客がどっと増えるのです。
お洒落女子は、対岸にある飲食店でお酒を飲みながら夜景を眺めるみたいですね。
やや高額なので、その飲食店にはファインは行きませんでしたが・・・・・・・・・💦
楽しみ方は、色々なのでご自身のスケジュールに合わせて訪れましょう。
営業時間:9:00~16:30
入場料:200B(約732円)
ファインが訪れた時は、50Bだったのに年々値上がりしているようですね💦
タイ仏教よりも、ヒンドゥー教の影響を強く受けている印象があります。
夕方のワット・アルン
アクセス:Access
最寄り駅:MRT(地下鉄)ブルーラインのイッサラパーブ(Itsaraphap)駅 徒歩11分
カオサンロードから行く方は、チャオプラヤ川沿いを散歩して徒歩10分くらいです。
個人的には、船でアクセスすることをオススメします。
「ワット・ポー」で紹介した「ターティアン船着き場」から乗船できます。
「ワット・アルン船着き場」までオレンジ、フラッグ無し、ツーリストが停船します。
ちなみに、料金は前払いで所要時間は約5分です。
訪れる日本人が多いので、渡し舟は日本語でも「ワット・アルン」と書いてあります。
ワット・プラケオ:Wat Phra Kaeo
現在の王族専用の寺院でタイでは最も格式の高い王室寺院です。
今でも式典や多くの儀式に使われている為、寺院なのに僧侶がいません。
本堂には、エメラルド色に輝く仏陀があることから「エメラルド寺院」とも呼ばれています。
残念なことに、本堂内は撮影禁止なのでエメラルド色の仏陀は写真が撮れません。
ちなみに、リピートする観光客が多いのが「ワット・プラケオ」です。
エメラルドブッダが季節に合わせ年3回衣替えするので、異なるブッダを観に訪れるのです。
敷地内の黄金の仏塔には仏舎利(仏陀の遺骨)が納められています。
トイレは有料なので、入場前に小銭を用意した方がいいかもしれません。
ワットプラケオ
<音声ガイド>
入場券を売っているチケットブースで借りることが出来ます。
日本語音声もありますのでご安心下さい。
パスポートもしくはクレジットカードを預ける必要あります。
営業時間:8時半~16時半
料金:200B(約732円)
アクセス:Access
最寄り駅:BTS「サパターン駅」下車
サパターン駅から、徒歩数分で水上バス乗り場があります。
青色のチャオプラヤーツアリストボートでN9/ターチャン(Tha Chang)船着き場下車
運賃:50B(約183円)
普通/フラッグ無しの水上バス:10B~14B(約37円~51円)
急行/オレンジフラッグの水上バス:15B(約55円)
特急/グリーンフラッグの水上バス:13B~30B(約48円~110円)
営業時間:8:30〜16:30
入場料:500B(約1,831円)
<服装について>
「ワット・プラケオ」は、服装チェックが他の寺院よりかなり厳しめです。
男性観光客が、ポロシャツにダメージジーンズで入ろうとして入場拒否されていました。
女性も、暑くても露出度の高い服装は入場拒否される可能性があります。
バンコクの三大寺院に参拝するときは、帽子とサングラスは外すのがマナーです。
入口にレンタル衣装が借りることが出来ますが、潔癖症の方にはオススメ出来ません。
暑いバンコクで、大勢の方がレンタルした服はどうなるか想像できますよねwww
大勢の人々の汗をたっぷり吸いこんで、かなりの異臭がするのです。
その異臭がする服を着て写真を撮りながら数時間耐えられるでしょうか?
記念写真もそのレンタル服で写ることになるので、インスタ映えはしませんよ💦
服装ばかり注意しがちですが、サンダルでも入場できません。
タイ観光で、サンダルで歩き回る人を良く見かけますがここではNGですから♪
ワット・プラケオ②
チャオプラヤー・エクスプレス:Chao Phraya Express Boat
チャオプラヤ川水上バスを乗りこなせれば、バンコクの行動範囲もぐっと広がります。
渋滞知らずなので、無駄な時間を費やさずに済むオススメの移動手段ですよ♪
<路線は5つ>
①オレンジフラッグ:均一料金15B(ワット・アルン/ワット・プラケオ/ワット・ポー)
②イエローフラッグ:均一20B(約73円)
③グリーンフラッグ:距離により13B~30B(ワット・ポー/ワット・プラケオ)
④フラッグなし :10B~14B(ワット・アルン/ワット・ポー/ワット・プラケオ)
⑤ツーリストボート:1回50B 1日乗り放題180B(ワット・アルン)
運行時間:6時台~20時台
チャオプラヤー・エクスプレスのグリーンフラッグ
切符売り場は、学校の机のような所に女性がひとり座っています。
お金を渡すとチケットくれますが、乗船時にチェックはありませんでした。
タイ語がわからなくても、船に色付きのフラッグが掲げられているので大丈夫ですよ。
乗船と下船の時間はとても短く観光客はファインのように乗り過ごす人もいるでしょう。
目的の船乗り場に近づいたら、荷物を持って降りる準備をしておくと安心です。
地元民も利用するので、船内は日本の通勤電車状態というと・・・・大袈裟かな💦
ツーリストボートは、料金も高いので地元民はほとんどいません。
ゆったり移動したい方は「ツーリストボート」の方がいいかもしれませんね。
注意点としては、抜き打ちでチケットのチェックがある事です。
下船まで購入したチケットは無くさないように気をつけてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したバンコクの3大寺院はいかがでしたでしょうか?
タイは王室への批判がとても厳しい国であります。
王室への侮辱や批判を禁じる「不敬罪」がという法律が定められています。
しかし、王室批判の厳しいタイで王室批判が若者を中心に広まっているのです。
原因は「ワチラロンコーン国王」の批判されても仕方のない言動にあります。
国民から絶大なる信頼を得ていた前国王ラーマ9世が亡くなったのが2016年。
王位継承を
「ちょっと待った」
と2年半もの間先延ばしにしたのが批判の始まりです。
タイ国内が混乱している中、現在20人の愛人とドイツの高級別荘で暮らしています。
対国民の税金で海外豪遊していたら、タイの若者が怒る気持ちもわかりますね♪
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