ブエナスタルデス、旅ブロガーのファインです。
あなたは、ペルーの治安が悪い噂を聞いて「首都リマ」の観光を避けていませんか?
前回紹介した、旧市街とは異なりリマにも比較的治安のいいエリアがあるのです。
今回は、その治安がいいと言われているリマの新市街を散策してきました。
リマ新市街は、大きく2つのエリアに分けられます。
「ミラフローレス地区」
「サンイシドロ地区」
ということで、今回はリマの新市街について語ります。
ミラフローレス地区:Miraflores District
ミラフローレス地区は、リマ新市街の治安のいいエリアに属しています。
この地区は観光名勝地で、海岸線に高級ホテルなどが立ち並んでいるエリアです。
商業地区として、デパート、劇場、映画館、アートギャラリーなどが集まっています。
緑が多く美しい街並みとしても知られており、初めてペルーを訪れた観光客はこれが同じリマ市街にあるのか、と驚かれる方も多いかもしれません。
ミラフローレス地区の海岸線
ミラフローレス地区をひとことで説明すると、富裕層が集まるエリアです。
①LA LUCHA SANGUCHERIA Criolla
「お宿 桜子」でなつきさんに新市街へ行く話をすると、
「LA LUCHA SANGUCHERIA Criolla」というお店をススメてくれます。
リマで1番美味しいサンドウィッチ屋さんと言われているお店です。
旧市街の屋台とは違い、新鮮な野菜やお肉を使っているので衛生面でも安全です。
もちろん、評判通りにサンドウィッチは美味しいかったですよ♪
しかしファインは、名物のサンドウィッチよりもこの店を訪れた際には新鮮なジュースを飲んで欲しいと思います。
naranja(オレンジ), piña(パイナップル), fresa(いちご)のミックスジュース
一度、騙されたと思って注文してみて下さい。
ヨーロッパで提供されるジュースよりも、日本のデパ地下などで提供されるジュースに近いと感じるかもしれません。
サンドウィッチに関しては、スペイン語が話せないとソースの注文が難しいので以下を参照して指差しで店員さんに伝えてください。
- tartara(タルタルソース)
- ketchup(ケチャップ)
- ají(オレンジ唐辛子ソース)
- aceituna(オリーブソース)
- golf(オーロラソース)
- mostaza(マスタード)
- sarsa criolla(サルサ・クリオージャ)
- mayonesa(マヨネーズ)
この店では、サンドウィッチに入れるソースを自由に選択できるが特徴です。
観光客の多くは、ガイドブックにも紹介されている「 Chicharrón(チチャロン)」を注文する傾向にあります。
その後に、上記のソースを選択していくつ欲しいのか数字を伝えるだけokです。
②ケネディー公園:Parque Kennedy
上記で紹介した「LA LUCHA SANGUCHERIA Criolla」から徒歩2分の所にある公園です。
サンドウィッチをこの公園で食べている人もチラホラと見かけました。
ケネディー公園には手工芸品店、画家、フォルクロール音楽を奏でる人々などが集まります。
別名:「ミラフローレス中央公園」
この公園で、24時間無料の公共Wi-Fiも利用できることをファインが帰国後に知りました。
また、ケネディ公園では平日の午後や休日にはフェアなどの催し物を開催していることが多いです。
公園で開催されている催し物は、普通は安価なイメージがないですか?
リマ一番の高級エリアなので、公園で開かれているフェアなのにいい値段がします。
催し物を開催していない時でも、絵画を売っている人を多く見かけます。
こんな大きな絵をどうやって持ってきたのだろう?と思うほどのビッグサイズから
お土産用に購入しやすい小さな絵まで種類は豊富です。
芸術性あるれる公園では購入しなくても、見ているだけで癒されますよ♬
また、公園内にはたくさんの猫が住みついているので、地元の人には猫公園と呼ばれています。
本当にたくさんの猫がいるので、猫アレルギーの人はちょっと厳しいかもしれませんね。
ケネディー公園の猫
ケネディ公園の横には、聖ミラグロサ教会(Iglesia de virgen Milagrosa)もあります。
③恋人達の公園:Parque del Amor
ケネディ公園から、約1km海岸へ向かうと海を見下ろす公園があります。
正式名称:アモール公園
ブログやユーチューブでもよく紹介されている海岸線にある新市街を代表する公園です。
リマの若者の人気スポットと聞いていましたが、ファミリー層や年配者も沢山います。
ファインが訪れたのは昼間なのに、人目を気にせず抱き合っているカップルが何組かいました。
その理由は、ここの公園には男女が抱き合ってキスをしている大きな像にあるのです。
この像の前で、同じポーズをして写真を撮ると幸せになれるそうです。
ファインは、
「その抱き合っているシーンを写真に撮ってください」
とカップルにお願いされちゃいました💦
ちなみに「恋人達の公園」にはベンチが沢山あります。
ミラフローレス地区を歩き疲れたらイチャイチャカップルを観ながら休憩できますねwww
治安も良く、夜はライトアップされるそうですがファインは明るいうちに退散しました。
恋人たちの公園の抱き合う像
④ラルコマール:Larcomar
恋人たちの公園から約11分海岸沿いを歩いていると大きなショッピングセンターがあります。
幕張アウトレットと川崎のショッピングセンターを足して2で割ったみたいな雰囲気でしょうか。
ミラフローレス地区のパラグライダー
「ラルコマール」の客層は主に欧米人が多いので、英語が通じることがポイントです。
スペイン語が話せない多くの日本人観光客にとってはありがたいことですよね。
また、ここには両替所もあり、トイレも無料なので地元民だけでなく観光客も立ち寄ります。
⑤パラグライダー:paraglider
ここ新市街では、空を見上げるとパラグライダーを頻繁に見かけます。
恋人達の公園から徒歩数分の所に、パラグライダーのスタート地点があるのです。
パラグライダー体験料:230ソル(約6,440円)
パラグライダーは以下の「ちょっと世界一周してくる」の動画がイメージしやすいでしょう。
高級エリアの絶景をこの値段で楽しめるなら、悪くないと思いませんか?
⑥日本食材専門スーパー:SUPER NIKKEI
リマの新市街で売られている日本の商品は、びっくりするくらい高く売られています。
旧市街を観光した翌日に新市街にくると、金銭感覚がおかしくなるくらい違います。
日本で売られている約2倍くらいの価格帯はまだまだ安い方ですよ。
3倍や4倍は当たり前ですから・・・・・💦
ここ新市街で、日本の食材や調味料も簡単に手に入ります。
鮮度が重要な豆腐が、その当時のレートで約777円くらいの表示価格でした。
豆腐1丁の値段ですよ!
長期間日本を離れていると日本食が食べたくなりますが、とても買う気になれません。
ちなみに、日本食スーパーに、なぜか韓国の食材もおいてありました。
「日本」も「中国」も「韓国」もペルー人にとっては同じなのかなぁ~???
日系のスーパーを出て、新市街を歩いていると初めて
「コロナ~」
とすれ違いざまに言われました。
まだ、南米までコロナ被害が広がっていないときの話です。
無視して歩きましたが、あまり気分のいいものではありません。
サン・イシドロ地区:San Ysidro District
サン・イシドロ地区は緑が多く、高級住宅地として作られたエリアです。
その中には「エル・オリバル」と呼ばれる公園があります。
オリバル = オリーブの意
その名の由来からもわかるようにオリーブの木がたくさんあった場所です。
現在のサン・イシドロ地区は商業地としてビジネス拠点として大きく様変わりしてます。
以下の★はサン・イシドロ地区にある主な遺跡と博物館です。
ファインは訪れなかったので、名称と場所だけ紹介します。
★天野プレコロンビアン織物博物館:AMANO | Museo Textil Precolombino
ガイドが案内するツアーで、見学する観光客は日本人が一番多いらしいです。
★国立博物館(Museo de la Nacion)
ここは展示物も少なく、距離も遠いので訪問する気持ちがありませんでした。
コロナの影響でしょうか?
現在は、臨時休業しているみたいです。
★黄金博物館/武器博物館(Museo Oro del Peru y Armas del Mundo)
ここは、評判が良かったのでぜひ訪れたかったのですが少し遠かったので断念しました。
黄金博物館も、コロナの影響でしょうか?現在は閉鎖されています。
①ウアカ・プクラナ/フリアナ:Huaca Pucllana o Juliana
ファインが訪れたのは、サン・イシドロ地区の観光名所となる神殿です。
アモール公園から約2kmの距離ですが、ファインは30分以上かかりました。
ウアカ・プクラナ/フリアナ
古代文明の活動拠点だった「ウワカ プクラナ」は迷ってもたどり着く価値はあります。
リマ文明として知られる先住民族文明による古代ピラミッドです。
②日秘文化会館:Centro Cultural Peruano Japones
ファインが、サン・イシドロ地区で次に訪れた場所です。
日秘文化会館の1階には、2軒の日本食レストランと日本食材の店があります。
長期旅行中で日本の味が無性に食べたくなる時ありませんか?
そんな時は、ここを訪れるといいかもしれませんよ。
涼やかな池がアクセントの日本庭園には皇太子夫妻が手植えした松があります。
2019年7月には、眞子様も来館されたようです。
秘露 = ペルー
漢字って難しいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
追伸
今回ご紹介した「リマ新市街の2つのエリア」はいかがでしたでしょうか?
旧市街と比較したら同じリマでも、貧富の格差がかなり激しいと強く感じました。
新市街はヨーロッパの富裕層並み、旧市街はブラジルのファベーラに近い雰囲気です。
治安に不安がある方は、新市街だけ観光するのも悪くないでしょう。
精神的に怯えながら観光しても楽しくないですからね❕
でもペルーでの食事は、新市街も旧市街でも日本人の口に合うと感じました。
本当に、食事に関しては美味しくて美味しくて、いい意味で期待を裏切ってくれました。
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