シンチャオ、旅ブロガーのファイン」す。
海外渡航が自由化(1964年)になってから、日本人海外渡航者が年間2000万人を超えました。
日本人は年間一人平均1.7回渡航していると発表されています。
出国率が一番高い年齢層は、20歳~24歳女性の40.5%でした。
その若い女性からの注目度が上昇しているのが「ダナン」です。
日本からの直行便もあり、時差が2時間しかないなど、いくつかの理由があります。
あなたも海外旅行へ年に1度しかいけないなら、人気急上昇中のダナンに行きませんか?
非日常を味わうことが出来て、忘れられない海外旅行になるのではないでしょうか?
ということで、今回は「ダナン」の主要観光地について語ります。
ベトナム通貨表示「K」の意味
ベトナムの通貨単位:VND ドン(英:Dong)
ベトナムを旅行していると金額の後ろに”d”と表記しているのも目にしますが同じです。
ファインがベトナムを訪れた時に使用されているた紙幣は、12種類でした。
しかし、現在は「100VND」と「200VND」はあまり流通していません。
また、コインも5種類がありますが、ファインは一度も見かけませんでした。
100VND (約0.521円)
200VND (約1.042円)
500VND (約2.606円)
1,000VND(約5.213円)
2,000VND(約10.426円)
5,000VND(約26.066円) 5k
1万VND (約52.132円) 10k
2万VND (約104.26円) 20k
5万VND (約260.66円) 50k
10万VND (約521.32円) 100k
20万VND (約1042.7円) 200k
50万VND (約2606.6円) 500k
先日、添乗員の教え子からベトナム通貨表示で「k」について質問がありました。
ご存じの通り、ベトナム通貨は桁数がとても多いです。
全て表示していると、お店側も大変ですし、お客にもわかりにくいですよね?
そこで、ベトナムでは多くのお店が下3桁を省いて「k」で表示しているのです。
例
10k → 10,000VND
ダナン大聖堂:Da Nang Cathedral
1923年にルイ・ヴァレー牧師により建設されました。
ダナン観光はここから始まると言っても過言ではありません。
淡いピンク色の教会がダナンのシンボルです。
ダナン大聖堂の場所は、外国人観光客で賑わうチャンフー通りの一角にあります。
尖塔に風見鶏が乗っているので「鶏教会(雄鶏)」とも呼ばれています。
夜に聖堂がライトアップされるので、昼とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめますよ。
キリスト教徒でなくてもミサに参加すれば、内部見学することも可能です。
敷地内のマリア像は、中庭の人工洞窟の中にあります。
これはフランスにある「ルルドの洞窟」を参考に造られたものらしいです。
カトリック三大奇跡の一つグアダルーペ寺院の秘話 #16 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)
営業時間:4:00~21:00
月~土曜のミサ:5:00、17:00の2回
日曜日のミサ:5:15、7:30、10:00、15:00、17:00、18:30の6回
ミサが始まると入場不可になり、教会が開放されるのはミサの30分~1時間前です。
アクセス:Access
ダナン国際空港から約3.1km
ダナン駅から徒歩8分
ハン市場からも徒歩3分なので、セットで観光する方が多い傾向です。
五行山:マーブルマウンテン
皆さんは、西遊記をご存じですよね?
物語の冒頭で、主役の孫悟空が500年もの間閉じ込められていた山が出てきます。
その山が、ここ「五行山」なのです。
ファインの個人的な印象ですが、ダナン最大のパワースポット「五行山」は、マレーシアの「バトゥ洞窟」に似ていると感じました。
ヒンドゥ教の聖地「バトゥ洞窟」の階段が変わっていた #109 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)
<五行山への行き方は3つ>
①レンタルバイク
②Grab
③ローカルバス
※もちろんタクシーでも行けますが、評判が良くないので意図的に外しました。
複数の観光地を巡るなら、1日レンタルバイクを借りる方法がオススメです。
もし運転が怖ければ、ダナン市内からGrabタクシーで約20分程度で到着します。
Grabでも全然いいのですが、ここでは最安値のローカルバスをオススメします。
理由は、安くて観光客でも簡単に行けるからです。
「ダナン大聖堂」前から約20分で到着します。
バスは「01番」とフロントに書いてあるので簡単です。
運賃:3万VND(約156円)
ですが、外国人価格を請求されることもあります。(6万VNDまでは許容範囲ではないでしょうか)
車掌さんに
「マーブルマウンテン」
と伝えれば下車場所を教えてくれます。
バスの下車場所にコンビニがあるので、水を買ってから五行山に向かいましょう。
五行山は、名前のとおり5つの山を総称して呼びます。
でも5つの山を全部見る観光客はほとんどいません。
代表的なのは「トゥイソン山」です。
<チケットは2種類>
徒歩で登るチケット:40,000VND(約209円)
エレベーター付きチケット:52,000VND(約271円)
営業時間:7:00~17:00
五行山は大理石でできており、陰陽五行説を元に名付けられています。
宇宙を構成する金、木、水、火、土をモチーフにしているのです。
その中でメインの「トゥイソン山」は「水」を表しています。
見どころは、ざっくり15ヶ所ほど。
全部見るのはかなり大変なので、ここでは有名なスポットだけ紹介します。
ヴァンチョン洞窟:Van Thong Cave
五行山のメインスポットの一つです。
中に入ると仏壇があり、その奥に小さい通路があります。
狭い通路を抜けると、日光が優しい光であなたを迎えてくれます。
ホアギエム洞窟:Hoa Nghiem Cave
洞窟内は中国風装飾で、仏像の下からのライトアップが神秘的な雰囲気を醸し出しています。
ホアギエム洞窟の奥には、五行山最大の見どころが控えています。
フェンコン洞窟: Huyen Khong Cave
洞窟の最深部で、最も幻想的な場所です。
岸壁の中腹にある大仏が巨大です。
天井に空いている大きな穴は、ベトナム戦争の空爆により破壊されたものです。
正午の時間帯には光りの筋が何本も射してきて、神秘的でした。
この神秘的な光が差し込むタイミングが12時から14時と言われています。
つまり12時から14時が、五行山の最も混雑する時間帯となっているのです。
ファインが訪れた11時でも十分に光が差し込む幻想的な雰囲気を楽しめました。
混雑を避けたい場合は、早めに行くことをオススメします。
でも、戦争の被害による爪痕が観光の目玉になるなんて皮肉なことですね。
展望台:Highest Peak
五行山の残りの4つの山を一望できる展望台です。
天気がいい日は、遠くにホイアンの街まで見渡すことができます。
展望台は360度の眺望なので、絶景好きな方はダナンの街並みを満喫しましょう。
ここでは、急な階段を登ることになるため体力を消耗しへとへとになりました。
石段も楽しいですが、エレベーターもあるのでご自身の体力と相談して五行山観光を楽しんで下さい。
<注意事項>
雨の日は、マーブルマウンテンの観光を避けた方がいいかもしれません。
足場がツルツル滑るとこもあるので、スニーカーでもちょっと危険です。
また、日光が洞窟に差し込む光景を観れないと五行山の魅力が半減してしまいます。
洞窟内は、暗い所も多いので、懐中電灯を用意しておいた方がいいでしょう。
ファインは、富士登山で使用した「ヘッドライト」を持っていきました。
洞窟内ではスマホでも写真は撮れますが、場所によっては「暗い」と感じます。
マーブルマウンテンの洞窟は、全部で6個もあります。
すべての洞窟を見学するとおそらく4時間はかかるでしょう。
アクセス:Access
ダナン大聖堂から約9.6km
ミケビーチ:Bai Tam My Khe
「ミーケビーチ」とも呼ばれています。
ベトナム人の朝は早いです。
5時に海岸を散歩すると、ミケビーチにはたくさんの地元民で溢れています。
早朝のミケビーチ
ダナン市民が、散歩やジョギング、太極拳らしきものもやっていました。
昼間はあまり海に入る人を見かけないのに、朝はかなりの人々が海で泳いでいます。
ビーチと道路の間には、無料シャワーや足洗場があるので気軽に海に入れますよ。
更衣室も無料なので、観光客でも濡れても着替え場所には困りません。
ミーケビーチでは、早朝から大音量で音楽が流れています。
ちなみに、ビーチにたくさんあるパラソルとイスは有料です。
但し、飲み物を注文すると無料で使っていいシステムになっています。
滞在中レンタルバイクを借りた方は、駐輪場もあるので安心してビーチへ行けます。
徒歩で行く方は、交通量の激しい道路を渡らなければビーチへ行けません。
でも安心して下さい、ミケビーチには地下通路があるんです。
涼しい地下通路を利用すれば、ベトナムの危険な道路を横断しなくて済みますね。
昼間は人がいなくなるミケビーチ
トイレに関しては、日本人感覚でも綺麗なトイレがあります。
石のベンチや観光客はあまり使わない謎の運動器具もあるのです。
アクセス:Access
ダナン大聖堂から約3.4km
Dragon Bridge:ドラゴン・ブリッジ
ダナンの街には、ハン川が流れています。
そのハン川に架かる5つの橋の中で、一番人気があるのが「ドラゴンブリッジ」です。
正式名称は「ロン橋」ですが、「ドラゴンブリッジ」の方がダナン市民には通じます。
世界最長の鉄鋼製ドラゴンとして、ギネス記録に登録されています。
昼間のドラゴンブリッジ
龍をモチーフにした「ドラゴンブリッジ」は、人気観光スポットの一つです。
毎週末には、ドラゴンが口から火や水を噴くショーが催されます。
もし火を噴くショーを観たいのなら、頭があるビーチ側に行きましょう。
橋の長さ:全長666m
「ドラゴンブリッジ」は、昼と夜では我々に異なる表情を見せてくれます。
夜になると、赤や青、黄や緑などカラフルにライトアップされるのです。
ちなみに、ドラゴンブリッジ以外の3つの橋もライトアップが行われています。
週末の21時からドラゴンが火を噴く衝撃のアトラクションが始まります。
3回火を噴くと水の噴射が行われるので、口の近くは絶対に濡れますからね。
防水ではないスマホなどは、3回火を吹いたらすぐに非難しましょうwww
濡れたくない方は、市内側の遊歩道から見学するのがオススメです♪
ベンチもあり、大理石の像もあり、ドラゴンブリッジの全貌を観ることが出来ます。
ライトアップされたドラゴンブリッジ
インスタ映えを狙うなら「マードラゴン」とのコラボレーションがオススメです。
2015年にオープンした「DHCマリーナ」からは、マードラゴンとドラゴンブリッジの両方を写真に収めることが出来る最近注目度が上昇している人気スポットです。
アクセス:Access
ダナン大聖堂から約1.4km
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「ダナンの見どころ」はいかがでしたでしょうか?
コンパクトな都市ですが、魅力が凝縮しているダナン人気の秘密かもしれません。
またダナンは、海に面している土地柄「海鮮料理」が有名です。
港町ダナンでは、シーフードのBBQ屋台も楽しむことが出来ます。
ファミリーでも友達同士でもひとり旅でも楽しめるのが「ダナン」です。
あなたの海外旅行の候補地に入れてみてはいかがでしょうか?
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