シンチャオ、旅ブロガーのファインです。
あなたは海外旅行に何を求めますか?
食事は美味しく、物価は安い、ベトナムは海外旅行としては最高の国です。
しかし、気をつけなければならないこともあります。
ベトナムで、特に気をつけなければならないのが「アオバアリガタハネカクシ」です。
日本では「やけど虫」と訳されています。
ハノイツアーで定番の観光地とフォーの名店と一緒に見て行きましょう。
ということで、今回はベトナム旅行で注意しなければならないことについて語ります。
タンロンの水上人形劇:Water Puppet Show in Thang Long
ハノイ名物のエンターテインメントと言えば、「水上人形劇」です。
水上人形劇の起源は、ベトナム北部の農村で豊作祈願が始まりだと言われています。
ほとんどのガイドブックに載っている多くのベトナムツアーに組み込まれています。
人形がコミカルに動き回る水上人形劇は、日常生活を忘れさせてくれることでしょう。
言葉はわからなくても、人形の動きでなんとなくですが話の内容は理解できます。
ホアンキエム湖に大亀伝説があるのはご存じでしょうか?
その大亀の逸話などが水上人形劇のモチーフになっています。
14話ある短編のメインストーリーです。
公演時間:約50分間
営業時間:8時半から20時半
入場料:1等席10万VND(約420円)2等席6万VND(252円)
個人的には水上人形劇を観た感想は、つまらなかったです。
時間とお金の無駄とまではいいませんが、二度と観に行くことはないでしょう。
なぜこれがガイドブックに掲載され続け、高評価を得ているのか正直疑問が残ります。
期待するとがっかりするので、これが最初に注意しなければならないことです。
あえて見どころを語るとすれば、ベトナムの伝統楽器の生演奏ですね。
上演終了後に、人形を操る様子を見せてくれたりしたのはGOODでした。
簡単な操作でも修行に1年、難しいものでは数年物訓練が必要だと説明がありました。
アクセス:Access
ホアンキエム湖のカメの塔から徒歩10分
アオザイ:Áo Dài
ハノイでレンタルして、ホアンキエム湖周辺を散歩するのはいかがでしょうか?
観光客がアオザイを着て、歩いている光景をチラホラみかけます。
アオザイを着てハノイの街並みを歩けば非日常を味わえること間違いありませんww
イメージ的には、浅草で着物をレンタルして観光している外国人という感じですね。
アオザイは不思議な力を持っており、あなたの魅力を20%アップさせてくれます。
スキー場で、スキーウェアを着た女性が普段より可愛く見えるのと同じ効果です。
欧米人もアオザイをレンタルする人を見かけましたが、日本人の方が絶対似合います。
アオザイはアジア人顔にマッチする衣装で、インスタ用に写真を撮る方が多いです。
上記の写真のように、白を基調としているアオザイは若い女性に人気があります。
レンタル屋さんが集中しているのは、キン・マー(Kim Mã)通り。
レンタル費相場:20万VND~70万VND(840円~2,940円)
デポジットで、100万VND(約4,200円)を預けなければなりませんが、アオザイを返却するときに戻ってきます。
お土産にアオザイを購入して、卒業式の2次会やハロウィンで着る人もいるそうです。
アオザイレンタル相場を知らずに、お店に入るのだけは止めましょう。
交渉制の場合、かなりの高額を請求されることが予想されます。
このようなお店は、少しでも汚れていたらさらにクリーニング代を請求してきます。
必ず上記のレンタル相場を確認してからお店をチョイスしましょう。
これが、2つめの注意しなければならないことです。
アクセス:Access
ホアンキエム湖から約4km
ホーチミン廟から約1.4㎞
フォー・ザー・チュエン:Pho Gia Truyen
ハノイで有名な牛肉フォー専門店です。
前回「Pho Vui(フォー・ヴイ)」とどちらを紹介するか迷いました。
こちらも「Pho Vui(フォー・ヴイ)」に引けを取らないくらいに美味しいです。
いつも観光客と地元民で混んでいます。
遠慮していると、どんどん抜かされて注文を聞いてもらえなくなります。
人気店に入るときは、
「絶対食べてやるぞ」
との意気込みが大事です。
これが、3つめの注意しなければならない事でした。 笑
営業時間:6:00~10:00/18:00~20:00
Pho Tai(軽く湯通しした半生の牛肉)
Pho Chin(しっかり火の通った牛肉)
Pho Tai Nam (2つのMIX)
アクセス:Access
上記で紹介したタンロン水上人形劇場から約850m 徒歩11分
ハノイ大聖堂から約700m 徒歩7分
ロンビエン橋:Cầu Long Biên
ホン川(紅河)にかかる全長1,680メートルの鉄橋です。
ハノイの橋の中でも、その独特なデザインで圧倒的なインパクトがある橋です。
この橋を渡ることができるのはバイクと自転車、歩行者のみです。
車は通行することができません。
場所は、ロンビエン駅のすぐ近くです。
インスタ映えするので、電車を待つ間に写真を撮る人もいます。
但し、足場が悪いので歩いて橋を渡ろうと考えている方はくれぐれも注意して下さい。
カメラに夢中になっていると、がっつりとバイクと接触することになりますから。
これが、4つめの注意しなければならないことです。
アクセス:Access
ハノイ旧市街から約1.2㎞ 徒歩15分
ベトナムの紙幣
初めてベトナムに来た方が最初に困惑するのは紙幣単位が大きい事でしょう。
でも簡単に日本人にも理解できる方法があります。
ベトナムの紙幣は100VNDから50万VNDまで12種類
一番高額紙幣50万ドンの「ゼロ」を2つ取って、「2」で割ってみてください。
「2,500」になりますね。
50万VNDは日本円で2,500円くらいです。
ざっくりですけど、これが一番簡単な計算方法です。
(コロナ禍の影響で、現在のレートは50万VND≒2,100円くらいになっています)
2番目に大きい20万VNDを例にしてみましょう。
先ほどと同じく、「ゼロ」を2つ省いて、「2」で割ります。
ざっくりですが、20万VNDは1,000円くらいの価値の紙幣だと理解できます。
ちなみに硬貨も5種類あります。
200VNDから5,000VNDまであるのですが、9年前から作っていません。
つまりベトナムでは硬貨はあまり流通していないのです。
チップ文化のないベトナムで、宿をチェックアウトするときに置いていく人が多いです。
バスキングや募金活動を見かけたら硬貨を入れるくらいしか利用価値はありません。
日本人は、ベトナム人からまだまだお金持ちと思われています。
お金のやり取りは、相手を信じすぎないように十分に気を付けて下さい。
これが、5つめの注意しなければならないことです。
やけど虫:アオバアリガタハネカクシ
日本人には馴染みのない虫ですが、ベトナムでは9月に大量発生するやっかいな生物です。
ぱっと見ると、蟻に見えるので気にする人は少ないです。
蟻のように噛んだりすることもありません。
正式名称: アオバアリガタハネカクシ
体長:6mm~7mm
ここまで聞くと、
「何が問題なの?」
と思いますよね。
実はやけど虫(卵、幼虫、蛹も含む)の体液には「ペデリン」という毒があるのです。
最初はかゆいだけなので、さほど気にする人はいません。
しかし、2時間後火傷を負ったようなヒリヒリとした痛みが襲ってきます。
「やけど虫」と呼ばれる理由がこれなんです。
小さい虫なので、我々日本人は反射的に「パンッ」と潰しちゃいませんか?
これは、ぜっっっったいにやっちゃダメな行為なんです。
やけど虫を潰した時に出る体液が肌にかかると、火傷をしたような症状に襲われます。
一般的に、症状が治るまで2週間近くかかると言われています。
1度だけ、刺された人を見ましたがかなり大変な症状でした。
秋にベトナムに訪れたら一番注意しなければならない事がこのやけど虫なのです。
6番目に注意しなければならない説明しましたが、最大級の注意が必要です。
上記5つはスルーしても構いませんが、ここだけはどうしても読んで頂きたいと思います。
<対処方法>
もし「やけど虫」をみつけたらティッシュやハンカチなどでそっと取り除いて下さい。
もちろん、そのティッシュやハンカチは処分しましょう。
体液に触れてしまった場合は、 すぐに石鹸でしっかり洗い流します。
石鹸で洗い流したら、すぐに薬局に行きましょう。
「Vết đốt do kiến ba khoang(ヴェットドットゾーコンキエンバーコアン)」
言葉は通じなくても、↑これを紙に書いて見せれば店員さんも理解してもらえます。
やけど虫によるみみず腫れに効果のある薬です。
薬には通常「corticosteroid(副腎皮質ホルモン)」と記載されています。
1週間経っても症状が改善されない場合は病院で診察してもらいましょう。
手で触れたと思ったら、決して目などをこすらない様にしてください。
コンタクトレンズも触れた可能性がある手で変えてはダメですからね。
やけど虫の体液が目に入ると重篤な炎症を起こす可能性があるらしいので。
以下の動画は、「やけど虫」の被害経験のある女性のユーチューブです。
やけど虫については、16分頃から話し出します。
ベトナム軍事歴史博物館:Bao Tang Lich su Quan su Viet Nam
屋外にベトナム軍が撃ち落とした米軍の戦闘機の残骸のモニュメントがあります。
入場料:大人40,000VND(約168円)
※カメラの持ち込みはプラス30,000VND(約126円)
営業時間:8:00~11:30 13:00~16:30
休館日:月・金曜
別館1階に、サイゴンを堕とすときに大統領官邸に突っこんだ戦車が展示されています。
フラッグタワー(国旗塔)は旧ハノイ城の城壁の一部で途中まで登れるようになっています。
アクセス:Access
ハノイ大聖堂から約1.4㎞ 約17分
無名の世界遺産「タンロン遺跡」:Hoàng Thành Thăng Long
正式名称:「ハノイ-タンロン王城遺跡中心地区」
タンロン = 昇龍
ベトナム軍事施設博物館の隣にあります。
午前8:30~11:30、午後14:00~17:00(11:30~14:00昼休み)
月曜日定休 3万VND(約126円)
チケット売り場入口がとてもわかりにくいです。
昼休みに誰もいなくなるので、ファインは知らずに入っちゃいました。
これが最後に注意しなければならない事でした。 💦
アクセス:Access
ホーチミン廟から約750m 徒歩11分
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したベトナムで注意しなければならないこと7選は、いかがでしたでしょうか?
他の6つはどうでもいいことかもしれませんが、やけど虫に関しては笑えません。
秋にベトナム渡航をご検討されている方は、くれぐれもご注意ください。
ちなみに、上記で紹介したユーチューブは「Danang Ryoko」さんです。
彼女は、ベトナム在住なのでベトナム旅行を考えている方は参考になるでしょう。
現在のベトナムの状況などを配信しているので、リアルなベトナムを知ることが出来ます。
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