皆さん、マガンダン アラウ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、海外旅行へ行かれるときに現地通貨をどこで両替しますか?
外貨両替には、必ず手数料が発生します。
為替レートを確認する人は多いですが、手数料確認する人は少ない傾向にあります。
外貨獲得の際に損をしたくなければ、為替レートと手数料の両方をチェックは必須です。
また、手数料は1回ごとに発生するので、両替金額も重要になってきます。
日本の空港では手数料が高くレートも頗る悪いので、個人的には緊急以外はお勧めしません。
空港?ATM?銀行?両替所?どこでフィリピンペソを得るのが正解なのでしょう?
ということで、今回は海外旅行の最初の関門である「両替事情」について語ります。
フィリピンペソの紙幣と硬貨と補助通貨
為替レートは日々更新されています。
「到着日も翌日両替したほうが得だった」
ということはよくありますが、為替レートに関しては調整するのは困難ですよね。
数字に苦手意識がある人は、単純に為替レートに近い両替レートを選びましょう。
その際に、手数料込みの場合と別途手数料がかかる場合があります。
小さな積み重ねですが、複数回両替していると以外に大きな金額になるものです。
<フィリピン紙幣の種類>
1,000ペソ(約2,505円)
500ペソ(約1,253円)
200ペソ(約501円)
100ペソ(約251円)
50ペソ(約125円)
20ペソ(約50円)
1,000ペソや500ペソは高級なものを買い物するとき以外はあまり使いません。
高額紙幣は場所によっては、お釣りがないと言われることも多いのがフィリピンです。
両替するときは、200ペソできれば100ペソで受け取ると使いやすいでしょう。
<硬貨>
10ペソ(約25円)
5ペソ(約13円)
1ペソ(約2.51円)
<補助通貨>
25センタボ
10センタボ
5センタボ
1センタボ
フィリピンペソは、「PHP」か「₱」と数字の前に書かれて表示されています。
補助通貨センタボはほぼ流通していないので、切り上げか切り捨てられることが多いです。
表面にはフィリピンの国民的英雄の人物が、裏面には世界遺産が描かれています。
日本人は「ペソ」と発音しますが、フィリピン人は「ピソ」と発音するのが特徴です。
フィリピンでは、タクシー降車時や買い物をした時など
「お釣りがない」
と言われることがとても多いです。
彼らには「お釣りがない」と言うと、チップとして貰えるという考えがあります。
だから、彼らはお釣りを持っていても「お釣りがない」と言ってくるのです。
ファインは、フィリピン滞在中に大きなお札はスーパーで出して細かいお金を得ていました。
小さな買い物でも1,000ペソや500ペソを出して、小額紙幣をゲットしていたのです。
両替するときは、1万円の場合、多くは1,000ペソ札や500ペソ札が含まれています。
そんな時の為に、
「Can I have all 100 pesos note?(全部100ペソ札でくれませんか?)」
を暗記していくといいかもしれません。
発音に自信がない方は、日本円と一緒に上記メモを書いて渡すと理解してくれますよ。
<注意点>
フィリピンでは2010年に紙幣のデザインが新しくなりました。
同じ金額の紙幣でもデザインが異なる紙幣を手にした時は、要注意です。
これは、偽札ではなく旧紙幣なのです。
但し、2015年までは旧紙幣も新紙幣と同じように使えました。
しかし、2016年からは旧紙幣は使えなくなっています。
銀行でも、2017年以降は交換してくれません。
この事実を知らない観光客が多く、フィリピン人は意図的に旧紙幣を渡す人がいます。
騙されたくない方は、お釣りを受け取る際に旧紙幣の確認が必要です。
フィリピン通貨
ニノイ・アキノ国際空港の両替
フィリピンだけではなく、基本的に空港の両替所はレートが悪いことが多い傾向です。
日本の空港で両替した場合、フィリピンと比較して約15%ほど損をします。
「ニノイ・アキノ国際空港」のレートは他の空港と比較してそれほど悪くありません。
短期滞在者は、わずかの差で街中の両替所を探す労力をかける価値はないかもしれません。
微妙な差ですが、空港の両替所は銀行系より民間の方がやや高レートでした。
ニノイ・アキノ国際空港は航空会社によって到着ターミナルが異なります。
しかし、どこのターミナルでも両替所はあります。
たくさんの両替所があり、どこで両替すればいいか迷ってしまう方も多いでしょう。
ファインが訪れた時は「BDO」と「Philtrust Bank」が一番レートが良かったです。
深夜便でも両替所は開いていたので、心配する必要はありません。
<フィリピン両替高レートランキング>
1位:マニラ市内
2位:キャッシング
3位:ニノイ・アキノ国際空港
4位:日本国内
<レートの見方>
Buy(買):日本円をフィリピンペソに換金する場合
Sell (売):フィリピンペソを日本円に戻す場合
※表記は店側の視点で掲載されています。
つまり、空港に到着したら「Buy(買)」の数字を確認すればいいのです。
帰国時は、余ったフィリピンペソを両替するときは「Sell(売)」を確認しましょう。
ATMキャッシング
ファインは、通常クレジットカードのキャッシングを推奨しています。
しかしフィリピンは、1回の引き出し限度額が1万ペソに設定されているのです。
それにATM手数料が1回200ペソ(約400円)かかります。
少額引き出すたびに200ペソも取られるのはコスパが悪いのであまりオススメしません。
フィリピンでポピュラーな「BDO」や「PSB」は250ペソ(625円)に値上がりしています。
<ATM利用方法>
ATMを見ると、シーラスマークとプラスマークがあります。
このマークは、「VISA」「Mastercard」「JCB」が使えるマークです。
①まず、クレジットカードを機械に入れます。
②言語選択で「ENGLISH」「TAGLISH」があるので「ENGLISH」を選択します。
③金額表示のATMもありますが「ENTER WITHDRAWAL AMOUNT」を選択しました。
④キャッシングする金額を入力します。
⑤金額入力後「Do you want receipt?レシートは必要ですか?」の表示が出てきます。
⑥ファインは、問題がある場合に備えて常に「Yes」を選択しています。
⑦「PIN:暗証番号」を聞かれるので、あなたの暗証番号入力して下さい。
⑧savings(預金)、credit(クレジットカード)、を選択します。
⑨機械に入れたカードが出て来るので、すぐに抜き取りましょう。
(すぐにカードを抜き取らないと、日本と異なり機械に吸い込まれてしまします)
⑩現金とレシートを受け取り終了です。
ATM
<補足>
手数料が高額なフィリピンのキャッシングですが、セディナカードは手数料無料です。
楽天デビットカードは手数料が無料で、さらにポイントも1%付与されます。
エポスカードは1.63%手数料がかかりますが海外旅行保険が自動付帯なので安心です。
航空券購入条件付きですが三井住友カードは日本語サポートが24時間対応しています。
両替所:Money Exchange
マニラには、たくさんの両替所があります。
ここではファインの3つのオススメ両替所を紹介します。
①NAILAS MONEY CHANGER
世界3大夕陽に数えられるマニラ湾近くにある黄色の看板が目印の両替所です。
世界3大夕陽の残り2つは、日本の「釧路」とインドネシアの「バリ島」です。
「世界三大夕陽」は、世界中の船乗り達により謳われるようになったものです。
興味がある方は、以下の記事もご覧ください。
【短期滞在者必見】パワースポット満載のバリ島6大寺院の魅力と絶景 #125 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)
「NAILAS MONEY CHANGER」の両替所は、観光客よりも地元民人気があります。
その理由は、USD、CAD、AUD、JPY、GBP、SGD、HKDの硬貨を両替できるからです。
紙幣よりもレートが低くなりますが、硬貨を両替してくれる所はあまりありません。
ファインも、この両替所はマニラ在住のフィリピン人に教えてもらいました。
場所は、フィリピン総合病院とマニラ動物園の中間地点にあります。
高レートですが、人を見て誤魔化すスタッフがいるので金額はその場で確認しましょう。
営業時間:7:30~21:00
住所:1741 A. Mabini St, Malate, Manila, 1004 Metro Manila
②Moonlight Money Changer
有名なショッピングモールRobinsons Place Manilaとリサール公園の中間地点にあります。
青い看板が目印で、ここも「世界3大夕陽」に数えられるマニラ湾の近くにあります。
店員さんの接客も評判なので、日本の方にはここを一番オススメします。
周囲には飲食店も多く、大通りに面しているので見つけやすいのも魅力です。
但し、見た目でレート変更するとの口コミもあるので厳重な確認は必要かもしれません。
営業時間:9:00~22:00
住所:1190 A. Mabini St, Ermita, Manila, 1000 Metro Manila
③Sheeha Money Changer
ガイドブックやブログで紹介されている日本人にとって最も有名な両替所です。
ショッピングモールの「Robinsons Place Manila」とマニラ湾の間にあります。
遅い時間まで営業しているので、観光客の間では便利で高レートとの評判です。
ここが高レートの両替所という事をマニラ市民の間でも有名です。
その影響でしょうか?
この周辺でひったくり被害が報告されています。
両替後は、周囲に注意を払いすぐにその場を立ち去ることをオススメします。
営業時間:8:00~23:00
住所:1529 A. Mabini St, Malate, Manila, 1001 Metro Manila
<要注意:Be careful>
マニラには、上記3つの両替所よりも高レートの両替所は存在します。
但し、以下の理由から個人的にはオススメしていません。
①人通りの少ない路地裏の両替所
②レート表示が手書きの両替所
③ボロボロの小屋の両替所
④交渉制の両替所
⑤日本語で両替を勧誘してくる人
上記に一つでも当てはまったらいくら高レートでも、そこでの両替は止めましょう。
その両替所は、両替所の計算機に細工してある詐欺行為の可能性があります。
マジックと呼ばれる紙幣を抜き取るテクニックを持っている両替所の可能性も高いです。
このような両替所で騙されている事例が報告されています。
ファインがマニラ市内を歩いていると、怪しいおじさんが近づいてきました。
上記両替所の近辺に出没する40代くらいのフィリピン人男性です。
おそらく、ファインが両替所から出て来るのを遠くから見ていたと思われます。
その日の為替レートも知っており、良いレートが書かれたカードを見せてきたのです。
「案内するからついておいで」
と笑顔で話しかけてきました。
ファインは、マレーシアやインドネシアでこのような闇両替商に釣られた経験があります。
その時は、偽札ではなく本物の現地通貨と高レートで両替に成功しました。
しかし、笑顔と片言の日本語がいかにも怪しいとこのとき感じたのです。
基本的に、日本語で話しかけてくる人にはついて行かない方が無難です。
それでは、きちんとしている両替商はどうやって見分ければ良いのでしょうか?
~トラブル回避方法:How to avoid trouble~
両替時には、どこの両替医所でもレシートと一緒に現金を渡してくれます。
ファインがオススメした両替所でも、その場を離れる前に必ず金額を確認しましょう。
フィリピンに持ち込む金額や持ち出す金額に5万ペソまでと制限があります。
帰国前に日本円への再両替は手数料も高いので勿体ないです。
フィリピン通貨が余らないように、クレジットカードと併用して使い切るように計算しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したフィリピンの両替事情はいかがでしたでしょうか?
お金のトラブルは旅行そのものを台無しにしてしまいます。
もし騙されたら楽しみに来た海外旅行もすべては嫌な気持ちで過ごすことになるでしょう。
ファインも今回紹介した要注意の両替所で高レートに釣られたことがありました。
騙されたことにすぐに気がついて証拠写真を撮ったら、数人に囲まれてしまいました。
お店から出してもらえない状況に陥ったので、仕方なく写真を消してお金も諦めました。
ファインのような状況にならないように、紹介した3ヵ所の両替所の利用をオススメします。
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