タイの国技ムエタイは「観戦」から「体験」に変わっていた #98

ムエタイの選手Thailand
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皆さんサワディークラッㇷ゚、旅ブロガーの「ファイン」です。

 

あなたはタイの国技である「ムエタイ(Muay Thai)」を観たことありますか?

ファインが初めてムエタイを観戦したのは、2014年のデモの時期でした。

あの当時は観光客にとってムエタイは「観戦」するものだったのです。

しかし、現在のムエタイは「体験」するものに変化しつつあります。

 

今回は、そんなムエタイについて語ります。

 

 

 

ムエタイの歴史

400年以上もの歴史があるといわれている格闘技です。

日本人からしたら1500年以上の歴史がある相撲と同じような感覚でしょうか。

 

タイの農村に古くから伝わる神への豊作祈願の遊戯が発祥と言われております。

それが次第に王族を守る武術へと発展後、軍の実践格闘技として導入されました。

 

スポーツとしてのムエタイが始まったのは1921年です。

国王がボクシングのリングを使ってムエタイのトーナメントを開催したのです。

しかし、本当は戦争の資金を捻出することが目的でした。

 

戦争終結後、タイの学校でもムエタイの授業が導入されています。

日本の授業で柔道があるようなものでしょう。

 

 

 

ムエタイの基本的なルール

観光で観戦に訪れてもルールがわからなければ面白くありませんよね?

「ムエタイ観戦」をする前に、基本的なルールだけ覚えていきましょう。

 

<ムエタイの意味>

タイ=タイランド、ムアイ=1(対1)

 

ムエタイは、キックやひざ蹴り、肘打ちと、首相撲を技に取り入れている格闘技です。

選手は17歳~40歳くらいで、階級は体重ごとに全18階級に分かれています。

 

ムエタイの選手は、「モンコン」と「パープラッチアット」を身に着けて入場します。

モンコン=頭に被っている輪

パープラッチアット=二の腕にしているミサンガのような紐

※モンコンは、試合前に外します。

 

子供のムエタイ選手子供のムエタイ選手

 

試合は5ラウンド制

1ラウンド3分で2分のインターバルがあります。

KO(ノックアウト)、TKO(テクニカルノックアウト)もあります。

 

しかし、10試合以上観戦してもKOの試合は1試合もなく全部判定でした。

後ほど聞いたら、防御テクニックが高いためにほとんどKOがないそうです。

判定となった場合は、手数の多さ(キックの方が点数が高め)で勝敗を決めます。

 

最近のムエタイはショーアップの要素が強くなっているらしくKOが増えているとか?

 

 

ワイクルー

ムエタイには、K1のような派手な選手入場はありません。

試合前に、伝統音楽の生演奏で選手が「ワイクルー」という踊りをします。

この「ワイクルー」は、毎試合あるので正直眠たくなります。

 

須藤元気さんみたいな入場なら楽しいのですが、たいくつな踊りが長く続きます。

踊る内容は選手ごとにすべて違うらしいけど、観光客には同じに見えるでしょう。

「ワイクルー」を見ただけで選手の出身地や所属ジムがわかる人もいるみたいです。

 

 

判定について

肘や膝、ミドルキックなどがポイントが高いです。

パンチやローキックは、あまりポイントにはならないそうです。

つまり、試合を初めて観る観光客にはどっちが有利か全く判断できません。

 

上記で5R制と説明しましたが、選手が頑張るのは3R~4Rです。

1Rと2Rはお互いの様子見ということで、あまり攻撃しません。

試合中にポイントに差がついた場合、最終ラウンドは頑張りません。

ムエタイが面白くなかったという人は、これが原因のことが多いみたいです。

 

ムエタイの興行

ムエタイの興行は、チケット収入よりも賭けで成り立っています。

つまり実力差がない選手同士の対戦でないと、賭けが成立しないのです。

あまりに強すぎる選手は、賭けが成立しないため試合を組んでもらえません。

 

選手にも生活が懸かっているので、無理はしません。

翌週も試合が控えている選手は、KOで盛り上がるよりも怪我をしないことを優先します。

つまり素人が観戦しても、あまり面白いと感じないという声が大きいのです。

 

 

ひとりでも観戦できる2大ムエタイ会場

ラチャダムヌーン・スタジアム:Rachadamnoen Stadium

観光客に一番知名度と人気があるのがこちらでしょう。

スタジアム周辺には屋台やムエタイ関連ショップがあります。

 

収容人数は1万人以上です。

以前よりも、賭けをする地元民が減っているみたいです。

 

アクセス

BTSラチャテウィー(Ratchathewi)駅

MRTフアランポーン(Hua Lamphong)駅

 

上記最寄駅からは、やや離れていますのでGrabを利用しましょう。

料金相場70B

会場周辺は渋滞が起きやすいので、30分以上かかる場合もあります。

 

開催日

毎週月曜・水曜・日曜の18時30分~22:00

木曜の18時~21:30

定休日:火曜、金曜、土曜

 

チケットは4種類

窓口で購入できます。

リングサイド:2,000B

クラブクラス:1,800B

セカンドクラス:1,500B

サードクラス:1,000B

 

外国人は、基本的にリングサイド席を購入させられます。

窓口では、席の種類も聞かれませんでした。

 

 

ルンピニー・スタジアム:Lumpini Stadium

陸軍系のスタジアムです。

「ロイヤル・タイ・アーミー・スポーツセンター」の中にあります。

 

ドンムアン空港の近くに位置しており、日本語可能なスタッフがいます。

チケット売り場周辺に、スタッフが日本語でチケット案内をしてくれます。

その影響か日本人にはこちらの会場へ足を運ぶ人が増えています。

 

アクセス

BTSモーチット(Mochit)駅

Grabタクシーで10分

こちらは会場内に食堂があります。

 

開催日

火曜と金曜:18:00~23:00

土曜:16:00~19:00   20:00~24:00

定休日:月曜、水曜、木曜、日曜

ショップで「ムエタイグッズ」も売っています。

 

チケットは3種類

リングサイド:2,000B

2階席:1,500B

3階席:1,000B

一度入場料を払うと全てのラウンドが鑑賞可能で、途中の入退場も可能です。

 

 

 

ムエタイ体験

最近は、観光客の間でムエタイ体験が人気となっています。

しかも体験する客層は男性よりも女性の方が多いみたいです。

フィットネス感覚で汗を流す方が多いみたいですよ。

 

ムエタイをする女性ムエタイをする女性

 

マスター・トゥデイ・ムエタイ・アカデミー

タイ国政府教育省国際ムエタイ協会の認証を受けたムエタイジムです。

ムエタイの普及を目的に、観光客へのムエタイ入門コースがあります。

 

所要時間は、1時間または2時間のマンツーマンコースです。

 

アクセス

最寄り駅:BTSベーリング(Bearing)駅

Grabタクシーで7分

平日&土曜:9時〜12時、14時〜21時

日曜:14時〜19時

 

 

 

ロンポー・ムエタイジム

日本人オーナーが運営しているジムです。

日本人観光客には、ムエタイの1日体験コースが人気のようです。

料金:500B(約1,700円)

 

アクセス

最寄り駅:MRTクイーンシリキット・ナショナル・コンベンション・センター(Queen Sirikit National Convention Center)駅

徒歩12分

 

営業時間

月曜〜土曜:16時〜18時30分

日曜:18時〜20時

 

 

上記で紹介したジム以外にも、ムエタイを体験できるジムは沢山あります。

住み込みで食事つきのジムの門をたたく日本人女性もいるみたいですよ。

 

室内最大級の「イングラムムエタイジム」も日本人が経営しています。

我々旅行者をターゲットにした「ソーワランピンジム」がカオサン通り近くにあります。

1時間半コースが500Bから受けられるので毎年数百人の受講者がいます。

 

バンコク以外の都市でもムエタイは楽しめる?

 

タイ第2の都市「チェンマイ」や「プーケット」「パタヤ」でも楽しむことはできます。

タイ旅行の滞在先で時間があれば一度経験してみるのもいいのではないでしょうか?

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

追伸

立ち競技最強とも言われる「ムエタイ」はいかがでしたか?

ファインが観戦したころは、安い席と高い席との間に安全の為フェンスがありました。

現在は、そのようなフェンスはないみたいです。

 

試合後に、声をかけると一緒に写真を撮ってくれる選手もいるようです。

旅の思い出に、勇気を出して選手に声をかけてみてはいかがでしょうか?

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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

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