スラマッ トゥンガハリ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、クアラルンプールに無料の観光バスがあることはご存じですか?
その名も「GOKL」
GOKLは、無料の観光バスなのに路線は5つもあるのです。
ファインがクアラルンプールを訪れた時は、まだ5路線しかありませんでした。
現在の路線数は「11」まで拡大しています。
正式名称は「GO KL City Bus」ですが、現地でも普通にGOKLで通じます。
無料なので、利用前はそれほど期待していませんでした。
「話のネタになればいいかな」
くらいの感じで乗車してみたのです。
しかし、一度乗車してみるとWiFiもエアコンも完備しているので、期待以上でした。
主な観光地なら、殆ど網羅しているので有料交通機関を利用するのが無駄に思えます。
ということで、今回は、その5ルートある無料バス「GOKL」について語ります。
GOKL:GO KL City Bus
主要観光地を巡回する「GOKL」は、マレーシア陸上公共交通委員会(SPAD)が運営しています。
つまり、マレーシア政府が観光客誘致の目的で始めたサービスなのです。
紫の車体が特徴で、2012年から運行を開始しています。
クアラルンプールに訪れた際には、一度は利用してみたい交通手段です。
バスの車体にわかりやすく「GOKL」「FREE BUS SERVICE」と書いてあります。
バス正面上部に「ルートライン」が表示されているので、こちらもわかりやすいです。
<乗車方法>
バス停はきちんとしたバス停もありますが、ただの道で乗降するバス停もあります。
乗車したい時は、バス停で腕を水平に出すだけです。
アピールせずにバス停に立っているだけだと、GOKLのバスは通過していきます。
降りる時にはGoogleマップで確認し、降りたい停留所近辺で降車ボタンを押すだけ。
ちなみに、バス車内案内アナウンスはあまりあてになりません。
さらにバスは運転が荒く、誤情報が多いので観光客は慣れないと戸惑うと思います。
ファインは、一度だけ乗車しようとしたGOKLのバスに接触してしまいました💦
運行時間:平日6:00~23:00
土曜休日7:00~23:00
運行間隔:平日7:00~10:00、16:00~20:00 は5分間隔
それ以外の時間帯および土曜及び休日は10分間隔
※運行間隔はかなり遅れてきたり、2台一緒に来たりするので参考にはなりません。
<11のルート>
①レッドライン
②グリーンライン
③パープルライン
④ブルーライン
⑤オレンジライン
⑥ピンクライン
⑦チョコレートライン
⑧マルーンライン
⑨グレーライン
⑩ターコライズライン
⑪パロットグリーンライン
この記事では、ファインが利用した5路線についてのみ解説します。
パープルライン
起点となる「PASAR SENI」はチャイナタウンやセントラルマーケットがあります。
クアラルンプール最古のモスク「マスジットジャメMasjid Jamek」は、セントラルマーケットから徒歩数分の距離にあります。
またパビリオンでショッピングを楽しみたい方は、「BUKIT BINTANG」下車しましょう。
クアラルンプールのランドマークである「KL Tower」もパープルラインで訪れることが出来ます。
バス停も同名なので、間違えることはないでしょうwww
高さ421mは、通信タワーとして世界7番目の高さを誇ります。
屋内展望台(Observation Deck) 52RM(約1,546円)
屋外展望台(Sky Deck)+スカイボックス(Sky Box) 105RM(約3,124円)
マスジットジャメ
KL Tower
アクセス:Access
起点となるバス停:LRTパサ・セニ駅
ブルーライン
あまり観光地を通らないので、地元民が多く利用する傾向にあります。
近距離高速バスが発着する「プクリリンバスターミナル」が起点となっています。
ディープでとても大きなローカル市場に興味があれば<JLN IPOH(チョウキット)>下車
アクセス:Access
起点となるバス停:プクリリンバスターミナル
LRTアンパン線のティティワンサ駅前にあります。
レッドライン
地元の方と観光客の両方が利用します。
プクリリンバスターミナルからKLセントラル駅を循環します。
以下のバス停は、案内なしにルート変更した経験があります。
言葉が通じないと、ちょっと迷うことになるかも・・・・・・・・💦
イスラム美術館(Islamic Arts Museum)に行く方は、KLセントラルで下車
世界各国のイスラム芸術を紹介しており「幾何学模様のドーム」がとても綺麗でした。
入場料:14RM(約416円)
KL SENTRAL駅は、ショッピングセンターの「ニューセントラル」と直結しています。
バスや鉄道など様々な路線が接続しているので、毎日混雑しています。
ムルデカスクエア(独立広場)に行く方は「Dataran Merdeka」で下車しましょう。
ムルデカ広場には、大きなマレーシア国旗が掲げられているインスタ映えスポットです。
マレーシア国旗のフラッグポールは世界一の高さを誇り、約100Mもあります。
ムルデカ広場前にある「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)」は、シンボルの時計台の高さが41mあります。
現在は最高裁判所として使われているので中には入ることはできませんでした。
「クアラルンプール・シティギャラリー:Kuala Lumpur City Gallery」もムルデカ広場から徒歩4分の距離にあるのでセットで観光できます。
この建物に隣接している「I Love KL」の真っ赤なモニュメントが人気写真スポットです。
「マレーシア国立モスク」を訪れる方は、Masjid Negaraで下車しましょう♪
73mのミナレットとマレーシアの首相が眠っているNational Heroesの霊廟が見どころです。
露出度が高い服装を着用していた場合、入場時に無料のローブを借りることができます。
スルタン・アブドゥル・サマド・ビル
国立モスクの73mのミナレット
アクセス:Access
ダタラン・ムルデカ
グリーンライン
クアラルンプールを訪れてペドロナスツインタワーを見ない人はいないでしょう。
最寄りのバス停は「KLCC」です。
「ペトロナス・ツインタワー:petronas twin towers」の高さは452mあります。
タワー1が日本企業、タワー2が韓国企業 が建設しました。
競い合って建設した結果「タワー2」が1°傾いていることが発覚しています。
ペトロナス・ツインタワー
アクセス:Access
KLCC
オレンジライン
2019年2月にスタートした10.4kmのラインです。
マレーシアの下町で美味しいお店や屋台がたくさんあるのが「Kampung Baru」。
ここでは、ココナッツミルクで炊いたご飯「ナシレマ」がとても有名です。
また、マレーシアの国立劇場が「イスタナ・ブダヤ」にあります。
バレエやミュージカル、マレー民族舞踊などを鑑賞することができます。
日本人が出演したこともあるみたいですね。
※ちなみにオレンジラインのみ土日は運休します!
★プクリリンバス・ターミナル
★クアラルンプール病院 (Barat)
★クアラルンプール病院 (Utara)
★イスタナ・ブダヤ
★クリニック・ケシハタン・クアラルンプール
★インスティテュート・ジャントゥン・ネガラ
★ メナラ・セルボーン
★メナラ・セルコム
★ウィスマ ジュペム
★マレーシア工科大学(セラタン校)
★マレーシア科学技術大学(ウタラ校)
★マレーシア政府機関
★ミンデフ・スクエア
★マーカス・ロジスティク・テンテラ・ダラット
★ガーニーハイツ コンドミニアムA&B
★ガーニーハイツ コンドミニアム C&D
★レジデンス・チームズ・ガーニー
★Pangsa Murni Titiwangsa Keramat Jaya 2
★ユニクル・ビジネススクール
★タディカ・キャピタル(キャピタル・キンダーガーデン)
★クアラルンプールバーティカルシティ
★ウィスマ・ジュペム
★メナラ・セルコム
★セティア・スカイ・レジデンス
★ヤヤサン・セランゴ
★ラジャ・ムダ小学校
★カンポンバル(ウタラ)
★バングナン・イムル
★クアラルンプール病院 (セラタン)
★クアラルンプール病院 (バラット)
★プクリリンバスターミナル
アクセス:Access
イスタナ・ブダヤ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「GOKL」はいかがでしたでしょうか?
GOKLは、観光客からは無料で利用できるので評判は上々です。
但し、ラマダンの時期は、ルート変更するので観光客は戸惑うかもしれません。
ルート変更案内も掲示もないので、その時期に利用する際は注意が必要です。
またGOKLは、地元バス会社やタクシー会社から激しい反対運動が起きているのです。
売り上げに大きく影響しているので、彼らの気持ちはわからなくはないですね💦
コロナの影響により、反対運動が激しさを増したら将来的にどうなるか心配です。
次にマレーシアを訪れた時には、未経験の他の路線も乗ってみたいと思います。
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