
皆さんXin Chao(シンチャオ)、旅ブロガーの「ファイン」です。
前回のホイアンから「ニャチャン」へ移動します。
「ニャチャン」はベトナムでも有名なビーチリゾートです。
ハワイやオーストラリアなど海外で有名なビーチリゾートはたくさんありますよね。
でも、いかんせん費用がバカ高い。
日本人がお金持ちのイメージはバブルのころの話です。
ファインと同様で、リーズナブルに楽しめるビーチリゾートを探している方は必見。
ということで、今回はベトナムのリゾート地「ニャチャン」について語ります。
アクセス編
「ニャチャン」には「カムラン国際空港」があります。
しかし残念ながら、日本から「ニャチャン」への直行便はありません。
中国、香港、ロシア、マレーシア、韓国、タイなどからは直行便が出ています。
上記の国を観光してから、「ニャチャン」へ移動するというのもありでしょう。
日本からはベトナムの主要都市を観光してから「ニャチャン」移動する方法が主流です。
ベトナムへLCCで「ホーチミン」か「ダナン」か「ハノイ」を経由する便があります。
飛行機移動
ホーチミン⇒ニャチャン(約1時間)LCCなら1万円以下でも移動可能。
ダナン⇒ニャチャン(約1時間半)LCCは預け荷物料金が高いので要確認。
ハノイ⇒ニャチャン(約2時間)荷物が大きい場合はフラッグキャリアがお勧め。
注意点
LCCは同じ機材で何度も往復するスタイルです。
つまり一度でも遅れが生じると次の便もその次の便もどんどん遅れることになります。
遅れることを前提に空港へ行くと予定通り出発することもあります。
イライラしない性格なら、LCCはお勧めの移動手段です。
ベトナムのフラッグキャリア「ベトナム航空」
バス移動
ホーチミン⇒ニャチャン(約9時間)450キロ、どのスリーピングバスでも1000円程
ダナン⇒ニャチャン(約12時間)530キロ、どのスリーピングバスでも1000円程度
ハノイ⇒ニャチャン(約27時間から35時間)約2500円ですがかなり疲労がたまります。
注意点
「ニャチャン」は終点じゃなく、通過点という場合が多いこと。
つまり「ニャチャン」で降りるタイミングを逃すと乗り過ごす危険性があります。
エアコンが効いていて寒いので毛布が支給されるけど清潔感がありません。
前回使用した人の体臭が染みついていることがあるので、潔癖症の方は厳しいでしょう。
列車移動
ホーチミン⇒ニャチャン(約9時間)1日6便。50~80万ドン(1等寝台2等寝台)
ダナン⇒ニャチャン(約9時間半~10時間半)40万ドンくらい(時期と1等2等により変動)
ハノイ⇒ニャチャン(24時間~26時間)(かなり疲れるのであまりお勧めできません)
注意点
ソフトシートやハードシート、上段や下段など料金設定が細かいこと。
4人1部屋が基本なので、うるさい人と同部屋の場合は地獄の移動となります。
体の小さいベトナム人サイズなので170cm以上の人は足を曲げて寝ることになります。
混雑時は通路にも人が座っているので、車内移動が困難でありストレスが溜まりやすい。
カムラン国際空港から市内移動
ちょっと遠いのが難点。
市内までの距離は約45キロ。
車では40〜50分かかります。
ただ、空港からニャチャン市内までは山道を抜ける景色が素晴らしいです。
運転手次第ですが、途中の写真スポット止まってくれることもあります。
世界一周バックパッカーに人気のプライオリティパスもカムラン空港で利用できます。
タクシー
500,000ドン〜600,000ドン(2,500円〜3,000円)遠回りするのでお勧めしません。
Grab
料金はタクシー代の70%くらい。
荷物が多い時にお勧めです。
遠回りしないし、言葉の壁も心配する必要はありません。
以前はGrabは走っていませんでしたが、今は普通に走っているのでご安心下さい。
空港バス
市内までの料金は最安値なので一番お勧めします。
運賃は:60,000ドン(300円)
本数は30分に1本。
利用方法
・空港を出たところにあるチケット売り場でチケットを買いましょう
・バスに乗車
・車掌さんに宿名を伝えます
・バス停がないので宿の近くになったら車掌さんが教えてくれます
ニャチャンの宿
個室でもミニホテルやゲストハウスなら500円から600円くらいで泊まれます。
700円台まで料金を上げれば、日本人でも満足するレベルの宿もたくさんあります。
ドミトリーなら、個室の半額程度と認識しておけば大丈夫でしょう。
10年前のニャチャンは、年間観光客が100万人程度のビーチリゾートでした。
現在は600万人以上の観光客が訪れるので宿代も上昇傾向にあります。
ざっくりした認識ですが、海が近ければ高く内陸に行くほど安くなっています。
客層はロシア人が多いので看板などの表記はロシア語も見かけます。
中国人も増えてきているので、中国語も聞こえてきますが日本語はまだまだですね。
ロシア人観光客
泥温泉: Mud Spa
ニャチャンは温泉人気が高いのはご存じでしょうか?
日本のような温泉ではなく「泥温泉」なのです。
女子旅には特に人気があります。
興味のある方は水着持参で泥温泉に挑戦してみましょう。
アイリゾート:.i-resort
ニャチャンで一番有名な温泉施設です。
レンタルバイクやGrabタクシーでニャチャン中心部から20分くらい。
注意点は、現地旅行会社がツアーに組み入れていることです。
ツアー客が来場すると、混みあいます。
ミネラルと塩分をたっぷり含んださらさらの泥が肌をすべすべにしてくれます。
泥を洗い流してくれる高水圧のシャワーは笑っちゃうほど痛いです。
VIP用の泥温泉もありますが、ファインは利用していません。
公衆温泉でも十分ですし、数種類の温水プールも楽しめます。
頭から泥を被ったりするので、ゴーグルがあったほうがいいでしょう。
石でできた小さな浴槽がたくさんあります。
カメラを持ち込んでいる人も見かけたので、おそらく写真撮影は大丈夫だと思います。
効能を聞いたけど、正直よくわからなかったです。(疲労回復は含まれていたような・・・)
シンプルで人気なのは「泥温泉+温水プール」30万ドン(約1500円)
営業時間:7:00~22:00
チケットの種類:十数種類あります。(興味ある方は詳細は日本語もあるので以下から確認してください)
I-リゾートHOT MINERAL SPRING (i-resort.vn)
i-resort以外にも2つの有名な泥温泉の有名な施設があります。
温泉好きの女子は、すべてを回る人もいるみたいです。
ファインは、以下の2ヶ所は行っていないので情報だけ紹介します。
タップバーホットスプリングセンター
知名度ではi-rezortに劣るものの泥温泉では有名なスパ。
20分泥温泉に浸かると、スタッフに上がれと指示されます。
15分寝そべると泥が乾いてきます。
体についた泥がパリパリになるくらいに乾いたらシャワーで洗い流すシステムです。
2日から3日くらいは、肌がすべすべになるので女子人気が高まりつつあります。
公衆泥温泉とプライベート泥温泉があり、温水プールなどの施設もあるようですね。
100エッグマッドバス
かわいい卵がトレードマークのマッドスパです。
卵のオブジェが装飾されていて、特に女性が癒されるみたいですよ。
泥温泉用の水着やタオルの貸し出しサービスは有料です。
こちらも泥温泉以外にもプールがあるのですが、なんと展望台まであります。
今回紹介した泥温泉の中で一番新しいので綺麗だとの評判です。
入場時にコースを選択するのですが、英語の写真付きなのでわかりやすい。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
ニャチャンにロシア人が多い理由の一つにロシア~ニャチャン間の飛行機代が安いことがあります。
ファインもロシアに旅行行くときは、この安い路線を狙っています。
海外旅行ではどこへ行くか、誰と行くか、いつ行くか、と考えるのが普通ですよね?
今後は「安い路線で行くか」も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
レストランの呼び込みもロシア人がやっていることも珍しくないニャチャン。
あなたもベトナムとは思えない街を一度体験してみてはいかがでしょうか?
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