ブエナスタルデス、旅ブロガーのファインです。
あなたは、マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡までのアクセスは簡単だと思っていますか?
ファインは、マチュピチュ遺跡への移動方法を調べるまでは簡単に行けると舐めていました。
しかし、よくよく調べてみると、想像以上にハードルが高いことがわかったのです。
マチュピチュの玄関口クスコまで行くのにバスで来た方は辛い思いをしたでしょう。
クスコからマチュピチュ村への移動でも、距離で感じるほど簡単ではありません。
やっとの思いでマチュピチュ村へ辿り着いたのに、まだ高いハードルがあるのかぁ~💦
ということで、今回はマチュピチュ村からマチュピチュ遺跡の移動方法について語ります。
マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡までの移動方法
マチュピチュ遺跡への移動方法は、2つあります。
<バス移動>
バス運賃は、ペルー人と我々外国人とでは料金が異なります。
バスチケット売り場は、バス停留所の正面にあるのですぐに見つかります。
営業時間:5:00~17:00
往復:24ドル
片道:18.50ドル(ファインが訪れた時は12ドルだったので値上がりしています)
所要時間:約30分
バス会社:Consettur Machu Picchu S.A.C
アクセス:Access
アグアスカリエンテス市場から徒歩3分
~注意事項~
バスチケットの購入に、クレジットカードも使用できますが「JCB」は使えません。
「Master card」と「visa」のみ利用できます。
ファインが訪れた時は、往復割引などはありませんでした。
しかし、現在は往復で購入した方が安く買うことが出来ます。
ちなみに、朝からバスへ乗車するためにかなり混雑しているので、バス移動を選択する方はマチュピチュ村へ到着したらすぐにチケットを買うことをオススメします。
当日バスチケットを購入した観光客は、30分以上は並ばなければ買うことは出来ません。
無事にチケットを購入できても、バスに乗車するまでに更に30分以上列に並びます。
やっと「マチュピチュ遺跡行」のバスに乗車してもクネクネ道を約30分走るのです。
つまり、当日バスチケット購入から遺跡到着まで合計90分以上かかる計算になります。
所要時間90分もあれば、遺跡入口まで若者であれば歩いて行けば着いちゃいますから。
バスは、山道をひたすらジグザグと登っていきます。
ちなみに、朝8:00からバス移動で行動開始した人は2時間以上かかったそうです。
マチュピチュ村の宿は、5時のバス移動に合わせて朝食を4時から提供してくれるところが多いので、マチュピチュ遺跡のチケットを朝に合わせても問題ありません。
<徒歩移動>
バスに乗るために並んでいる人を横目にファインは早朝から気合を入れて歩きました。
バスが走っていく方向へ歩いて行けば、おそらく道に迷う心配はありません。
途中不安になるかもしれませんが、左に川、右側にホテルが並んでいれば間違いないです。
砂利道を少し歩いたら、ウルバンバ川を渡る橋が見えてきます。
この砂利道にたくさんの犬がいるので苦手な人は怖くても決して走らないで下さい。
走って逃げるとたくさんの犬が追いかけてきますから・・・・・💦
ウルバンバ川にかかる橋を渡ったところが、階段登山のスタート地点です。
バスはジグザグと登りますが、徒歩は階段でバスルートを串刺しじょうに登ります。
この階段に関しては、きついという人もいれば、楽だったという人もいます。
ファイン個人の感想は、上りはややきついが下りは楽だったという印象です。
入口に以下のような看板があります。
マチュピチュ遺跡へのバスルート看板
その人の体力次第ですが、一般的に女性は少々きついですが男性は問題ないでしょう。
一緒にヒッチハイクした東京大学の大学生は体育会系ということもあり、
サクサク登り約60分弱で入口に着いてしまったそうです。
40代のファインは登りに70分以上かかりました。
2時間かかるとの情報もありますが、道を間違えたか途中で休憩したのでしょう。
階段を登っていると、途中にきれいな天然水が流れているところがあります。
階段から5mくらい離れているから、注意してみないと気がつかないかもしれません。
ファインは、欧米人が天然水のところに集まっているのを見て気がつきました。
天然水は飲料可なので、自然の天然水を問題なく飲めました。
体力に不安がありワイナピチュに登る予定の方は、往路だけバスで行くのもいいでしょう。
下りはかなり楽なので、ワイナピチュ&マチュピチュを楽しんだ後、
ご自身の体力と相談して決断するのがいいかと思います。
アクセス:Access
マチュピチュ村のバス停からの距離:約1.9㎞
マチュピチュ村のバス停からの所要時間:約23分
<ちゃんちーとす>
この徒歩移動に関しては、ユーチューバーの「ちゃんちーとす」さんの動画がとてもわかりやすくイメージしやすいです。
ちなみに、2月の早朝は肌寒かったのですが、階段途中でジワリと汗をかいてきます。
しかし、いくら暑くても肌の露出は避けた方がいいでしょう。
謎の虫に刺されて、かなり皮膚がボコボコ状態になってしまいますから。
ブラジルのアマゾンで、虫に刺された経験をしましたが痒みと腫れが酷くて大変でした。
南米の虫は、我々日本人は免疫がないので甘く見ない方がいいかもしれません。
背中の写真を撮ったけど、とてもアップできないくらい気持ち悪い画像です。
ちなみに、この階段を登るルートは、ざっくり8ブロックに分かれています。
1つのブロックを登るたびに、くねくねのバスルートに出るという感じです。
バスが通ると、バスの乗客が登山ルート中の我々に皆で手を振ってくれます。
パスポートスタンプ:Passport Stamps
マチュピチュ遺跡に入場するには、チケット+パスポートが必要になります。
また荷物が大きい人は、荷物を預けなければ入場できないシステムです。
入口に向かって右側に、大きな荷物を預かってくれる場所があります。
荷物を預ける場所の斜め右前に、マチュピチュ遺跡訪問記念のスタンプ台があります。
多くの観光客が、自身のパスポートにスタンプを押していました。
以下の写真で、人が集まっているところがスタンプ台です。
マチュピチュ遺跡入口のスタンプ台
勿論、ファインも列に並びスタンプを押してきましたよ♪
こんな感じです。↓↓
マチュピチュのパスポートスタンプ
10年用パスポートを保持してるファインは、残存ページがわずかなので増補が必要な状況になってきました。
添乗員の方には常識かもしれませんが、一般の方に増補について簡単に説明します。
増補とは、正式には「増補申請」と呼ばれているものです。
ファインのパスポートのように、査証欄の残りページが少なくなったら、
1回だけ、増補申請し査証欄ページを40ページ追加することができるのです。
つまり、査証欄ページがなくなっても、1回だけは新たに作り直す必要はありません。
10年間パスポート申請料:16,000円
査証欄増補申請手数料:2,500円
一度増補申請した方で、更に査証欄がなくなった場合はパスポートを新しく切り替えるしかありません。
例え10年用パスポートを保持していて、まだ10年経過していなくても、2度の増補申請は認められていないので新しくパスポートを作り変えるしかないのです。
空港などでスタンプを押す場所を指示している人を見かけたことありませんか?
あれは、残りの頁がわずかだからここのページに押すように伝えているのです。
近年は、スタンプを押さないでICチップ内蔵のパスポートに変更しつつあります。
添乗員あるあるの増補申請も、時代の流れにより消えることになるのでしょう。
マチュピチュ遺跡の天候
マチュピチュ遺跡は、山間部にあるので天候がコロコロと変わりやすいです。
それなのに2019年4月よりマチュピチュ遺跡観光の際に、傘の持ち込みが禁止されました。
マチュピチュ遺跡の観光には、濡れたまま観光するのはかなり辛いですからね。
レインウェアは必ず準備をしておきましょう。
マチュピチュ遺跡のトイレ事情
マチュピチュ遺跡のトイレは、入口の外にしかありません。
遺跡に入場する前には、必ずトイレを済ませておきましょう。
ペルーに限らず南米のトイレはトイレットペーパーを備え付けてない場合が多いです。
我々日本人は、なるべくポケットティッシュを携帯しておくと安心です。
ファインの海外旅行では、常にロールペーパーの芯を抜いてリュックに入れています。
また、中南米の多くのトイレは有料です。
小額の現地通貨(約0.5〜2ソル)は常に用意してあった方が便利ですよ。
高額紙幣を出しても、トイレではお釣りをくれないことが多いですからね。
マチュピチュ村の物価
マチュピチュ村の物価は観光地価格でかなり高額です。
山奥への輸送コストがかかるので、ざっくりクスコの2倍はするでしょう。
日本でも、富士山とかスキー場などの物価が高いと感じたことがある人はいませんか?
山間部へ物資を運ぶ輸送コストが上乗せされているので、高額でも仕方がないのです。
売っているものに関しては、だいたいクスコでも手に入ります。
無理して荷物になるお土産をマチュピチュ村で買わなくてもいいかなぁと思いますよ。
以下の動画は、クスコ⇔マチュピチュ間を輸送物資を運ぶ様子です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したマチュピチュ遺跡の移動方法についてはいかがでしたでしょうか?
ちなみにファインが宿泊した宿で、ドミトリーで同部屋の中国人が添乗員さんでした。
お互いに片言の英語でしたが、なんと数時間も会話が続いたのです。
翌日、マチュピチュ遺跡観光から戻っても、彼が宿の食堂にいて仕事をしていました。
日本とは異なる中国の添乗員の話を聞けてなかなか楽しかったです。
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