雨の日でも安心の「台北駅」と定番観光地「中正記念堂」の衛兵の交代式#194

ライトアップされた「台北駅」Taiwan
この記事は約8分で読めます。

ニイハオ、旅ブロガーのファインです。

台湾に到着したら、多くの日本人が「台北駅」を目指します。

現地では「台北車站」と書きます。

日本人宿のゲストハウスも近くにあるし、観光の拠点となる駅です。

日本の東京駅のような規模で、台北駅はエネルギーに満ち溢れています。

また、台北観光の定番「中正記念堂」も見逃せません。

ツアーでも個人でも多くの日本人が訪れる人気の観光地です。

その中でも「衛兵の交代式」は必見ですよ。

 

 

ということで、今回は「台北駅」と「中正記念堂」について語ります。

 

 

 

 

台北車站:Taipei Main Station

台湾高速鉄道、台湾鉄路管理局、台北捷運たいぺいしょううん、が乗り入れる台湾最大の駅です。

台北駅から4分ほどにバスターミナルがあり、日本の旅人もたくさんみかけますよ。

台北駅の東三門入口外の機関車が、待ち合わせ場所としてよく利用されています。

渋谷にある緑の車両と同じイメージですね。

 

 

台北駅は、移動するときだけ訪れるのは非常にもったいない場所です。

雨の日は、宿にこもり何もしないバックパッカーが多いですよね。

そんなときに「台北車站」に来れば、天候に関係なく楽しむことが出来るのです。

 

まずは、インスタ映えする台北駅を正面から撮影することから始まります。

天井が高く開放感がある大きな駅なのに、台北駅は線路が全く見えません。

それは、プラットホームが地下2階にあるからです。

月台=プラットホーム

 

地下通路でMRT台北車站に繋がっていたり、東京駅と共通点が多い駅です。

地下の「ショッピング街」や2階の「フードコート」では時間が経つのさえ忘れます。

雨の日の台北散策では、「台北車站」をオススメします。

 

 

フードコート:微風台北車站

ひとり旅でも、気軽に入れるフードコートは台湾最初の食事としても最適です。

ただ治安が良くても、置き引きなどには注意して下さい。

席を確保するために、貴重品を席に置く行為は日本の大学生がやりがちの行動です。

 

台北車站のフードコートはメチャクチャ広いので、席を確保する必要はありません。

大きく4つに分かれているフードコートは、何を食べるか決めてない時にもオススメです。

  • 台湾夜市
  • 美食共和国
  • 咖哩皇宮
  • 牛肉麺競技館

 

 

 

①台湾夜市は、台湾の「食」を求めてきた方にはお勧めのフードコートです。

 「台湾屋台」が5~6店舗くらいありました。

 

美食共和国は、世界中の「食」が楽しめるフードコートです。

 和食からイタリアンまで好き嫌いが多い人にはオススメですね。

 

③咖哩皇宮は、名前通りの「カレー専門」のフードコートです。

 ファインは、カレー専門のフードコートがあることを初めて知りました。

 

④牛肉麺競技館は、麺専門のフードコートです。

ファインが訪れたときはここが一番空いていたのでごちゃごちゃした雰囲気が苦手な人にオススメです。

現在は④牛肉麺競技館はなくなってしまったそうです。

 

 

<注文方法>

自分の食べたいものが決まったら、カウンターで注文して代金を支払います。

その時に、番号が書かれたレシートを渡されます。

しばらくすると、店頭にある電光掲示板にレシートの番号が点灯します。

レシートを店員さんに見せて、食事を受け取ります。

ガイドブックやブログなどで値段の安さを強調する記事を見かけますが、日本のフードコートよりは安いという解釈でしょう。

テナント代がかかるので、夜市と比較すると料金は高めに設定されています。

 

 

営業時間:10:00~22:00

 

 

 

デパ地下

台北車站の中央にあるホールで、地べたに座って食事をしている光景を目にします。

東京駅で、地べたに座って食事をしている光景を観たことない日本人は驚くでしょう。

台北車站には、日本のデパ地下のようなところもあるのです。

おそらくここで食べ物を買って、地べたに座って食事をするのだと思いました。

 

 

 

 

二二八和平公園:February 28th Peace Park

台湾グルメを満喫したら、少し台湾の歴史に触れたくなりませんか?

1947年2月28日に起きた事件が名前となっている100年以上の歴史がある台湾初の西洋風公園です。

二二八事件とは、民衆の弾圧虐殺のきっかけとなり台湾全土に広がった悲しい事件です。

 

簡単に説明すると、民衆によるクーデターで、台湾独立運動の契機となりました。

台湾は中国でないと主張する原因として現在でも大きな問題として繋がっています。

詳細を説明すると1記事分になるので、ここでは割愛します。

興味のある方はググればすぐ出てきますよ。

 

ファインは台湾滞在中に「台湾は中国の一部だ」と安易に発言したときは、温厚で親日

の台湾人から大きな反発を受けました。

その後、台湾の歴史勉強して「言ってはいけない一言だった」ととても反省しました。

 

 

 

この公園にはリスなどの小動物や池には鯉や亀なども生息しているので、地元民が集います。

「台北車站」からも徒歩8分の距離なので、食後の散歩にいかがでしょうか?

 

総面積は、71,520平方メートル。と言われてもピンとこないですよね💦

早朝に訪れれば、太極拳をやっている台湾人を観ることが出来ます。

健康歩道という、丸い石の上を歩くところがあります。

公園内に足つぼを刺激してくれる施設があるのも台湾ならではの光景です。

 

公園には、野外ステージや博物館もあり、日本の日比谷公園のような雰囲気です。

 

 

 

 

中正記念堂:National Chiang Kai-shek Memorial Hall

中正=蒋介石しょうかいせきの本名

別名:台湾民主記念館

別名に関しては、上記の二二八事件が蒋介石の責任であるとして改名されました。

台湾政権が交代した2009年に、元の名前に戻されています。

ガイドブックにより、名称が異なるのは出版年によりどの政権が台湾の与党かによります。

ここでの名称は、日本人に一番なじみ深い「中正記念堂」で統一します。

 

中正記念堂を訪れると、まず目に飛び込んでくるのは高さ30Ⅿの立派な門です。

25万㎡の敷地では、コンサートホールや公園などがあります。

この公園も「中正公園」から「台湾民主公園」など何度か名称変更されています。

このブログは旅をコンセプトにしているので、歴史認識については割愛します。

 

「蒋介石総統」が鎮座する建物正面の階段は、彼の享年と同じ89段あります。

全長6.3mの蒋介石像は迫力があり、中国の方向を向いて座っています。

 

中正記念堂のライトアップされた門中正記念堂のライトアップされた門

 

 

 

衛兵の交代式:Guard’s Account Ceremony

建物は勿論立派ですが、1時間おきに行われる衛兵の交代式は見逃さないでほしいところ。

世界でもいくつか衛兵交代式を観てきましたが、クオリティーレベルが全然違います。

ファインが観た衛生交代式の中で、一糸乱れず行進する様子はダントツで1番です。

衛兵の足音と銃の音が響き渡る堂内では、ずば抜けて迫力満点です。

 

衛兵は台湾の陸・空・海軍より厳しい基準をクリアし半年ごとに選抜されています。

じっとみていると、まばたきをしないことに驚かされます。

しかも、男目線で見ても全員イケメンなんですよ。

交代後は1時間動かないので、女性の方は目の保養になること間違いなしです。  笑

 

 

<衛兵交代開始時間>

09:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00

所要時間:約10分

<制服>

海軍:夏は白、冬は濃紺

陸軍:深緑

空軍:青

 

 

アクセス:Access

最寄り駅:MRT「中正紀念堂」駅

出口5から人の流れについて行けば、中正記念堂へ到着します。

 

 

営業時間:中正紀念堂9:00~18:00、中正紀念公園5:00~24:00

入場料:無料

 

70mの高さを誇る「中正記念堂」70mの高さを誇る「中正記念堂」

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

いかがでしたでしょうか?

ファインが、初海外で台湾を一番オススメする理由が親日を強く感じられたことです。

台北駅でも中正記念堂でも、戸惑っているファインに、見ず知らずの方が助けてくれます。

地球の歩き方を持っているだけで、台湾人が話しかけてくれるのです。

初めての海外で、これほど安心できて嬉しい言葉はありませんよね♪

台湾初日から、親日を感じさせる嬉しい出来事でした。

Taiwan 海外旅行
シェアする
管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

ファインをフォローする
元添乗員のひとり旅

コメント

タイトルとURLをコピーしました