台北3大夜市に数えられる「饒河街観光夜市」の楽しみ方を徹底解説#209

饒河街観光夜市:Raohe Street Night MarketTaiwan
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ニイハオ、旅ブロガーのファインです。

あなたは、台湾の夜市周辺に寺や廟が多いことをご存じでしょうか?

元々は、夜市が先にできたのではありません。

夜市の成り立ちは、当初参拝者たちのために、簡単な食事の屋台が出るようになりました。

その屋台の数が増えて広がり、夜市が形成されていったと言われています。

つまり、寺や廟が先にできてその後に夜市が徐々に発展していったという流れなのです。

 

 

ということで、今回は台湾グルメのには絶対に外せない「夜市」について語ります。

 

 

 

士林夜市:Shilin Night Market

「台北3大夜市」って、聞いたことありませんか?

その3大夜市の中でも一番知名度が高く、大規模な夜市が「士林夜市」です。

ここでは日本語も飛び交い、多くの外国人観光客を目にすることができます。

 

人混みと交通網を考慮し、2012年に士林市場がリニューアルされました。

地上だけでなく、地下の美食區メイシーチューにも名物屋台がたくさん集まっています。

メイシーチュー = フードコート

トイレが1階と2階にあるのが、士林夜市の嬉しい所ですね。

 

最寄り駅:MRT淡水信義線「劍潭ジエンタン駅」1番出口

 

 

 

 

 

饒河街観光夜市:Raohe Street Night Market

全長500m以上ある夜市の両端には「饒河街觀光夜市じょうががいかんこうよいち」と書かれた大きなゲートがあります。

台北3大夜市の1つ「饒河街観光夜市」は、ファインがオススメする夜市です。

上記で紹介した「士林夜市」は、80%以上が外国人観光客に対して、

饒河街観光夜市は、台湾人が多く訪れる夜市なのです。

 

客層が台湾人なので、「士林夜市」より価格設定も安く抑えられています。

また台北最大の服飾問屋街「五分埔成衣市場」があり、服を購入した帰りに寄る人も多いです。

靴やバッグ、アクセサリーや帽子など、身につけるものはほぼなんでもあります。

最寄り駅の後山駅から松山駅が「饒河街観光夜市」なので、両方楽しめるのです。

 

 

 

松山慈祐宮

「饒河街夜市」を訪れると最初に目に飛び込んでくるのが「松山慈祐宮」です。

ライトアップされた6階建ての慈祐宮は、なかなか見事なものでした。

宗教に無関心のファインも、その美しさに一度足を止めるほど見応えはあります。

カメラを取り出して、写真を撮る観光客がたくさんいました。

 

余談ですが、愛媛県松山市と台北市松山区は、地名の縁から交流があります。

廟の前には「坊っちゃんカラクリ時計」が、また松山駅には道後温泉の「道後こども神輿」が展示されています。

 

 

 

 

ミシュランガイド台北

必比登推介 = ビブグルマン

簡素で洗練されていて、安価なレストランをリストアップしています。

 

<饒河街夜市の4店が選出>

①阿國滷味

②紅燒牛肉麵牛雜湯

③陳董藥燉排骨

④福州世祖胡椒餅

 

※週末は、4店共身動きが困難なほど混雑しているので平日に訪れることをオススメします。

回転率が早い台湾の行列でも30分以上待つ覚悟はしなければなりません。

4店舗それぞれを30分以上待つのが無理なら、福州世祖胡椒餅フージャオビンだけは食べて欲しい所です。

 

 

 

 

ミニ蟹のから揚げ

あなたは、油で揚げたかにを食べたことがありますか?

フィアンは、台湾を訪れるまで一度も食べたことはありませんでした。

日本では、蒸した蟹を無言で食べる風景を思い浮かべますよね。

 

台湾では、海鮮屋台で揚げた小さな蟹が夜市の定番グルメなのです。

美味しさの秘密は、2度揚げしてくれるので熱々で提供される事でしょう。

台湾屋台には席が用意してあるお店もあるので、ゆっくり味わって食事ができますよ。

 

ミニ蟹のから揚げミニ蟹のから揚げ

 

 

彩虹橋

食いしん坊のファインは、「饒河街観光夜市」に少々早めに到着してしました。

そんな時は、台湾のレインボーブリッジを訪れてはいかがでしょうか?

167mの「彩虹橋」は、中々のインスタ映えスポットですよ。

饒河街夜市の途中の小道から行くことができます。

夜市の食べ歩きが苦手な方は、この川沿いで食べたりする人も多いですよ

 

彩虹橋彩虹橋

 

 

うぶ毛取り

あなたは、テレビなどで糸でうぶ毛を取る映像を見たことありませんか?

饒河街観光夜市の近くに、うぶ毛取りで有名なお店があります。

「紀老師挽臉附設足體養生會館」

 

日本にも何度も紹介されているので、ご存じの方も多いでしょう。

うぶ毛取りは女性だけと思ったら大間違いです。

ここは、男性客も訪れるのでファインも気後れしないで入店出来ました。

膨れたお腹の小休止に立ち寄るのもいいですが、人気があるので予約は必須です。

 

 

 

 

注意事項

①ミルク系ドリンク

メチャクチャ美味しいですが、夏の屋台でミルク系のドリンクは控えた方がいいかもしれません。

気温40度近い冷蔵庫のない屋台では腐っている可能性があります。

フルーツをカットした状態で、炎天下の店頭に置いている店は特に危険です。

そのような屋台は、ミルクとフルーツが両方傷んでいる可能性は否定できません。

お腹が弱い人は、夏の冷蔵庫のない屋台では充分に気をつけて下さい。

 

 

 

②値段表示

台湾の夜市では、値段表示のない屋台をチラホラ見かけます。

屋台だから安いと思って油断して金額を確認せずに注文すると、高額請求されたというトラブルが観光客を中心に続出しています。

いくら親日の優しい台湾人でも、屋台では値段を確認してから注文するようにしましょう。

特に士林夜市のフルーツ屋台は高額なので、台湾人はまず買わないそうです。

この情報は、ファインが台北在住の台湾人から教えてもらったアドバイスです。

 

 

③ティッシュとビニール袋

夜市を訪れる際は、「ティッシュ」と「ビニール袋」の持参をオススメします。

夜市は油料理が多いので、ウェットティッシュの方が重宝するでしょう。

夜市は以外とゴミ箱が少ないので、ゴミを入れる際にビニール袋も活躍するのです。

また、食べきれない場合も多く、残りを持ち帰ることも出来ますからね。

 

 

④トイレ

夜市にはトイレがあまりないので、最寄り駅か宿で済ませておきましょう。

運よくトイレが見つかっても、衛生的なトイレでないことが多いです。

ファインは、トイレットペーパーをリュックに詰めて行動しています。

 

 

⑤スリ

身動きが取れないほどの人混みで必ず現れるのが「スリ」です。

海外では、バッグやリュックは前に持つ癖を身につけましょう

財布や携帯電話などの貴重品は面倒でも下の方に入れるほうが安全です。

 

⑥待ち合わせ場所

観光客が人混みではぐれてしまうことが多いのが3大夜市の特徴です。

友人とはぐれたときの為に、待ち合わせ場所を決めておくといいですよ。

海外でひとりになり不安を抱える状況は、楽しい雰囲気を一変させる力がありますからね。

 

 

 

アクセス:Access

最寄り駅:MRT松山駅5番出口 徒歩4分

営業時間:17:00~24:00ごろ(お店により異なります)

 

以前紹介した台北郊外の観光地九分「九份」の帰りに寄る人も増えてきました。

バス【1062】に乗車し「饒河街観光夜市」下車するだけなので迷うことはありません。

 

 

 

 

 

寧夏ニンシャー夜市:Ningxia Night Market

台北3大夜市の一つに数えられるのですが、ファインは訪れていないので割愛します。

 

 

景美観光夜市

この夜市は、はっきり言って知名度は低い夜市です。

以前紹介した「ウーライ」と台北の間にある夜市ですが、行く価値ありですよ。

生煎包が、とても美味しいお店があるのでどうしても紹介したかったのです。

店の名前は忘れましたが、長蛇の列が出来ているのですぐわかります。

ここより美味しい生煎包は食べたことがありません。

 

アクセス:Access

最寄り駅:景美駅 1番出口

 

 

景美観光夜市景美観光夜市

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

今回ご紹介した夜市はいかがでしたでしょうか?

台湾では、日本では考えられないくらいのサイズが屋台にずらりと並んでいます。

食べ歩きか、お店で食べるか、伝えられたら台湾夜市で怖いものはありません。

 

内用ねいよん=イートイン

外帯わいたい=お持ちかえり

 

観光客ではなく、地元客が並んでいる店は間違いなく美味しいお店です。

台湾の夜市は、行列の回転率が早いので並んでいてもあまり苦になりません。

ご自分の意思をきちんと伝えて、台湾の夜市を楽しんでくださいね♪

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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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