ナマステ、旅ブロガーのファインです。
インドが好きな人は
「インドに呼ばれた」
「インドは異世界だから」
「世界感が変わる」
「ボリウッド映画が好き」
との声を聞きます。
インドが嫌いな人は
「汚い」
「嘘つき」
「ストーカー」
「マナー違反」
「時間を守らない」
「トイレに紙がない」
「プライベートなことに踏み込んでくる」
「素手での食事」
との声を聞きます。
インドに行ったことのある人は、なぜこうも両極端に意見が分かれるのでしょうか?
特にインドの移動中に、好きな人と嫌いな人の意見が真っ二つに分かれる傾向にあります。
ということで、今回はインドの移動中に関してインドが好きな人と嫌いな人を検証します。
飛行機編:Airplane
インドは世界最大の民主主義と無数の言語、文化、宗教や伝統が複雑に入り混じっています。
インドは広いので、ヒンディー語が公用語となっていない地域も多々あるのです。
ざっくりですが、州ごとに「国が異なる」というイメージで訪れて間違いないでしょう。
インド行の便は、当然インド人がたくさん乗っています。
ファインが目撃したのは、長時間フライトでずっと機内を歩き回るインド人女性です。
CAさんが食事の配布をしている時でも、その女性は自分のウォーキングを優先します。
エコノミー症候群対策か、宗教的儀式かわかりませんが、数時間ずっとですよ。
インドが嫌いな人は、この自由すぎる言動に間違いなく疲れ果ててしまう人ですね。
逆に、インドが好きな人は、自由すぎるインド人の理解不能な言動を楽しめる人です。
またインド人は、独特の体臭を持っています。
一度でも、インド人が多く乗っている飛行に搭乗した方は意味が解るでしょう。
好奇心旺盛な方は、彼らの体臭にも興味を示す傾向にありますwww
インド人の体臭に我慢できず、CAさんに席の移動を依頼する人はインドが嫌いな人です。
ファインは、席移動はお願いしませんでしたが、その方の気持ちもややわかります。
また、他の国と比較してやや騒がしいと感じるのがインド行の便ではないでしょうか?
仏教やキリストのを信仰している国々でも騒がしい人たちは大勢います。
しかし、彼らは教会や寺院に入ると、静かになるのです。
インドでは、ヒンドゥ教寺院内でも、日本人感覚で騒がしいと感じます。
音楽、礼拝の騒音、鈴の音、話し声など、無数の音が反響し合っているのです。
厳かに祈る場所もありますが、お祭開催時期は、静けさの欠片すらありませんから。
<直行便>
成田国際空港・羽田国際空港から「デリー」もしくは「ムンバイ」
所要時間:どちらの都市も約8時間半~10時間半
デリーまでの航空会社:「エアインディア」「JAL」「ANA」「Vistara」「スリランカ航空」
ムンバイまでの航空会社:「ANA」
インディラ・ガンディー国際空港:Indira Gandhi International Airport
デリーの玄関口となる国際空港
チャトラパティー・シヴァジー国際空港:Chhatrapati Shivaji International Airport
ムンバイの玄関口となる国際空港
<経由便>
韓国やタイやアラブ首長国連邦、中国など複数の国で経由便が利用できます。
直行便より運賃も安く、経由地で観光してからインドへ行くのもありでしょう。
2回乗継便はたくさんあるので、ここでは省略します。
<1回の乗り継ぎで行ける航空会社>
①エアインディア
②タイ国際航空
③マレーシア航空
④シンガポール航空
⑤チャイナエアライン
⑥ジェットエアウェイズ
⑦インディゴ
⑧ジェットコネクト
⑨スパイスジェット
インドのベンゲルール国際空港
タクシー:Taxi
後進国を訪れると、衛生問題は必ず感じることでしょう。
インドでは、10億人以上の下水処理が不足していると言われているのです。
上記でインド人の体臭について触れましたが、現地へ着くと完全に忘れてしまいます。
なぜなら下水とゴミの臭いがあまりにも強烈だからです。
ヒンドゥ教でお香の匂いが強いのは、これら異臭を誤魔化す作用があるのでしょうか?
タクシーを乗っている時も、暑いのに窓を閉める日本人観光客は少なくありません💦
インディラ・ガンディー国際空港から、市内までの距離:約20km
空港で待ち構えるタクシー運転手の勧誘攻撃を楽しめる人は、インド好きでしょう。
到着早々相場の10倍以上請求されてインドの洗礼を受けた人は、インドが嫌いな人。
多くの運転手の中から、一番安く提示したドライバーに決めても安心できませんから。
なぜなら、運賃を2度確認してから乗車してもトラブルは高確率で発生するからです。
乗車前に目的地まで「400」と確認して乗車する日本人は多いです。
降車時に「400ルピー」を渡すと、ドライバーはほとんど受け取りません。
「400ドルだぁ」
と言ってきます。
長時間のやり取り後、埒が明かないので警察を呼んだら
「400ルピーと言った」
と開き直るのです。
これで問題解決したと思ったら、今度は警察官がトラブル解決のお礼を求めてきます。
警察官が観光客に対してチップを要求してくるのですwww
~対処方法~
筆談で「ルピー」「ドル」表示までしっかり書くことです。
彼らは請求金額を払うまでは、トランクを開けてくれません。
いざとなったら、車両を飛び出して逃げれるように荷物も車内に入れましょう。
※タクシートラブルは必ずあるので、インドでは配車アプリの利用をオススメします。
チャトラパティ・シヴァージー国際空港から市内までの距離:約34km
日本人の利用頻度が高い国際線は「ターミナル2」となります。
国内線との距離は4kmほども離れており、無料のシャトルバスで移動します。
この空港を苦手とする旅行者が多い理由が、名前が沢山あり混乱するからです。
旧名:サハール国際空港
国内線ターミナルの旧名:サンタ・クルズ空港
ファインがこの空港を嫌いな理由として、エアポートシャトルバスがないことです。
▼プリペイドタクシー
到着ロビーに「PREPAID TAXI」と書かれたカウンターがあります。
カウンターで、予約した宿名もしくは住所を伝えると料金がわかります。
料金はエリアごとに決められており、チケットに記載された番号のタクシーに乗車します。
<コラバ地区>
所要時間:約60分(通勤ラッシュの時間帯は、渋滞によりもう少し時間がかかります)
コラバ地区までの運賃相場:700~800ルピー(1,211円~1,384円)
深夜割増料金(20~30%)+荷物代(10~20ルピー)
タクシーを探していると、荷物を勝手にトランクに入れてくる人がいます。
もちろん犯人は、メーター式タクシーのドライバーです。
インドが好きな人は、毅然とした態度で断れますが、中々断れない人はインドが嫌いな傾向になります。
ちなみに、ドライバーと両替屋がグルになっているケースが多いのがインドの特徴です。
突然、知らない男が乗り込んできてドル札の両替を強要してきます。
タクシードライバーとグルなので助けを求めても無駄です。
これは、メーター式のタクシーだけではありません。
プリペイドタクシーのドライバーでも、両替屋とグルな運転手は存在します。
このようなトラブルを避けるためには、個人的には配車アプリが一番だと思います。
地下鉄:Subway
インディラ・ガンディー国際空港とニューデリー駅を結んでいる地下鉄があります。
「デリー・エアポート・メトロ・エクスプレス」
通称:DAME
乗車場所:ターミナル3の到着ロビー出口を出て向かい側の建物
運行時間:4時台~23時台
所要時間:ニューデリー駅まで約20分
運賃:60ルピー(約104円)
インドが好きな人は、地下鉄のマナー無視の力ずくで乗車する光景を楽しめます。
インドが嫌いな人は、満員電車に戸惑い、スリ被害等に合う人です。
DAMEは、まだ新しくインドとは思えないほど綺麗な車両でした。
車内は、綺麗で比較的安全なので
「全然たいしたことないじゃん」
と第一印象はそう思う事でしょう。
但し、ニューデリー駅についたら詐欺師たちが群がってきますからね。
チャトラパティ・シヴァージー国際空港から市内までの鉄道移動も可能です。
国際線ターミナルの最寄駅:エアポートロード駅
空港から徒歩15分
空港を出た通りから高架線が見えるので、間違えることはないでしょう。
時間帯によっては、オートリクシャ―を利用する方がいいかもしれません。
インドが好きな方は、大きな荷物を持ってあえてこの鉄道に乗車します。
ちなみに、アンデーリー(Andheri)駅で乗り換えて、チャーチゲート(Churchgate)駅を目指すバックパッカーが多いです。
将来的には、空港までの路線が繋がる計画があります。
国内線ターミナル1の最寄り駅:サンタクルズ(Santacruz)駅
インドでは日本のモラルは通用しません。
列に並んでも、割り込みするのが当たり前の文化です。
真面目に並んでいたら、ラッシュ時に電車に乗ることはまずできません。
列に並ぶときは、男も女も関係なく前の人の体に密着します。
ドアが開いたら、降りる人が優先という日本式考えでは乗車することは難しいです。
他人を押しのけても「絶対に乗ってやる」くらいの強い意志が必要になります。
インドが好きな人は、このようなカオスな状況を楽しめます。
割り込まれたり、乗車できず悔しい思いをした人はインド人に嫌悪感を抱くでしょう。
インドの鉄道
寝台列車:Sleeper Train
寝台列車もトラブルが多いです。
予約席を購入しても、すでにインド人が占領しているなんてことはよくあります。
購入したチケット番号をその人に見せたら、移動してくれると思ったら大間違いです。
「ここで一緒に座ってもいいよ」
「他の席へ行きなよ」
「俺が先に座っていたんだぞ」
悪びれた様子もなく、当然のように言ってきます。
チケットを持っているのがこちらで、チケットを持っていないのがその人なのに、
インドが好きな人は、この状況を楽しめます。
憤慨して強引にインド人を排除しようとする人は恐らくインドが嫌いな人です。
気持ちは痛いほどわかりますよ。
車掌さんを連れてきて、解決しようとした日本人も過去にはいたみたいですから。
しかし、車掌さんはその席のチケットを持っていない人に注意はしません。
車掌さんを呼んだ正しいチケット保持者に、別の座席を案内されてしまいます。
日本の常識やモラルが通用しなくても、インドではこちらが怒るだけ損ですからね。
エアポートバス:Airport Bus
乗車場所:ターミナル3到着ロビー出口から左に進み18番の柱近辺
運行時間:24時間
所要時間:ニューデリー駅まで約50分(道路状況により異なる)
運賃75ルピー(約130円) ※バス車内で購入
言葉がわからない日本人にさえも、バス車内で高確率で話しかけられます。
ファインのように降車場所に注意を払っていても・・彼らはお構いなしですからwww
また大きなお札を出すと
「お釣りを持っていない」
と言われることが多いのがインドの交通機関の特徴です。
エアポートバスに限らず、オートリクシャーなどでは高確率で言われますよ。
お釣りがあったとしても
「お釣りはいらないよ」
という観光客の言葉に期待しているです。
このような嘘に毎回腹を立てていたら、こちらが疲弊してしまいます。
インドでは、細かいお金を準備しておくと何かと便利ですから。
送迎サービス:Shuttle Service
インド旅行の初心者は、送迎サービスが一番無難な移動方法だと思います。
無事に送迎サービスの運転手と出会うことが出来れば安心です。
但し、偽ドライバーに騙されて、予約した宿以外に連れていかれた人もいます。
送迎サービスを手配してもトラブルに合った人は、嫌いになる気持ちもわかりますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回のインドの「好きな人」「嫌いな人」についてはいかがでしたでしょうか?
インドへの興味が深まりましたでしょうか?
どちらにしても、インドという国を自分自身で1度経験することは大事だと思います。
情報だけで判断せず、自分自身で体験してインドについて一緒に語りませんか?
また、インドで歩行時は、「神の手」が大活躍してくれることは知っておくべきです。
日本のように、歩行者優先で車が止まってくれるのを待っていても無駄ですから。
その考えでは、いつまで経っても、道路を横断することなんてできません。
インド人は、両手を突き出し、手のひらを車に向けて堂々と歩くのです。
オドオドしていたら、逆に危険ですwww
自信を持って堂々と歩けば、車両は不思議と止まってくれるからぶつかりません。
(時々接触はしますけど・・・・・・・💦)
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