クアラルンプールの無料観光バス「GOKL」の5路線を上手に利用する方法#105

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スラマッ トゥンガハリ、旅ブロガーのファインです。

あなたは、クアラルンプールに無料の観光バスがあることはご存じですか?

その名も「GOKL」

GOKLは、無料の観光バスなのに路線は5つもあるのです。

ファインがクアラルンプールを訪れた時は、まだ5路線しかありませんでした。

現在の路線数は「11」まで拡大しています。

正式名称は「GO KL City Bus」ですが、現地でも普通にGOKLで通じます。

無料なので、利用前はそれほど期待していませんでした。

「話のネタになればいいかな」

くらいの感じで乗車してみたのです。

しかし、一度乗車してみるとWiFiもエアコンも完備しているので、期待以上でした。

主な観光地なら、殆ど網羅しているので有料交通機関を利用するのが無駄に思えます。

 

 

ということで、今回は、その5ルートある無料バス「GOKL」について語ります。

 

GOKL:GO KL City Bus

主要観光地を巡回する「GOKL」は、マレーシア陸上公共交通委員会(SPAD)が運営しています。

つまり、マレーシア政府が観光客誘致の目的で始めたサービスなのです。

紫の車体が特徴で、2012年から運行を開始しています。

クアラルンプールに訪れた際には、一度は利用してみたい交通手段です。

バスの車体にわかりやすく「GOKL」「FREE BUS SERVICE」と書いてあります。

バス正面上部に「ルートライン」が表示されているので、こちらもわかりやすいです。

<乗車方法>

バス停はきちんとしたバス停もありますが、ただの道で乗降するバス停もあります。

乗車したい時は、バス停で腕を水平に出すだけです。

アピールせずにバス停に立っているだけだと、GOKLのバスは通過していきます。

 

降りる時にはGoogleマップで確認し、降りたい停留所近辺で降車ボタンを押すだけ。

ちなみに、バス車内案内アナウンスはあまりあてになりません。

さらにバスは運転が荒く、誤情報が多いので観光客は慣れないと戸惑うと思います。

ファインは、一度だけ乗車しようとしたGOKLのバスに接触してしまいました💦

運行時間:平日6:00~23:00

     土曜休日7:00~23:00

運行間隔:平日7:00~10:00、16:00~20:00 は5分間隔

それ以外の時間帯および土曜及び休日は10分間隔

※運行間隔はかなり遅れてきたり、2台一緒に来たりするので参考にはなりません。

<11のルート>

①レッドライン

②グリーンライン

③パープルライン

④ブルーライン

⑤オレンジライン

⑥ピンクライン

⑦チョコレートライン

⑧マルーンライン

⑨グレーライン

⑩ターコライズライン

⑪パロットグリーンライン

 

この記事では、ファインが利用した5路線についてのみ解説します。

パープルライン

LRTパサ・セニ駅を起点にクアラルンプールの繁華街とアロー通りの屋台街巡回します。
巡回バスなので、ルートは一方方向のみとなり、観光客が一番利用しやすい路線です。

起点となる「PASAR SENI」はチャイナタウンやセントラルマーケットがあります。

クアラルンプール最古のモスク「マスジットジャメMasjid Jamek」は、セントラルマーケットから徒歩数分の距離にあります。

またパビリオンでショッピングを楽しみたい方は、「BUKIT BINTANG」下車しましょう。

クアラルンプールのランドマークである「KL Tower」もパープルラインで訪れることが出来ます。

バス停も同名なので、間違えることはないでしょうwww

高さ421mは、通信タワーとして世界7番目の高さを誇ります。

屋内展望台(Observation Deck)            52RM(約1,546円)

屋外展望台(Sky Deck)+スカイボックス(Sky Box)  105RM(約3,124円)

★LRTパサ・セニ駅
★バンコク・バンク(Mayバンク)
★ミュージアム・テレコム
★メナラ
★オリンピア
★KLタワー
★ザ・ウェルド
★ウィズマ・フー・ヨン
★ウイズマ・コズウェイ(ブルーラインに乗り換え可)
★パビリオン(ブルーラインとグリーンラインに乗り換え可)
★ブキ・ビンタン(ブルーラインとグリーンラインに乗り換え可)
★ウイズマ・ボゥステッド
★メナラMPL
★ジャラン・ラジャ
★チュラン
★メナラ・オリンピア
★コタラヤ
★LRTパサ・セニ駅

マスジットジャメ

 

KL Tower

 

アクセス:Access

起点となるバス停:LRTパサ・セニ駅

 

ブルーライン

あまり観光地を通らないので、地元民が多く利用する傾向にあります。

近距離高速バスが発着する「プクリリンバスターミナル」が起点となっています。

ディープでとても大きなローカル市場に興味があれば<JLN IPOH(チョウキット)>下車

★プクリリンバス・ターミナル(レッドラインに乗り換え可)
★HKL(Jalan Pahang)
★IPP
Masjid KG Baru
★Sekolah KHAS KG Baru
コンコルド・ホテル(グリーンラインに乗り換え可)
ライフ・センター(グリーンラインに乗り換え可)
★ウイズマ・コズウェイ(パープルラインとグリーンラインに乗り換え可)
★パビリオン(パープルラインとグリーンラインに乗り換え可)
ブキ・ビンタン(パープルラインとグリーンラインに乗り換え可)
★ウイズマ・ボウステッド(パープルラインに乗り換え可)
★メナラ・ハプセン
ブキ・ナナス
★LRTダン・ワギ駅
★Menara AIA
★ ムンシ・アブドラ
メダン・マラー(レッドラインに乗り換え可)
ジャラン・ラジャ・ロウ(レッドラインに乗り換え可)
チョウ・キット(JLN IPOH)(レッドラインに乗り換え可)
グランド・シーズン・ホテル(レッドラインに乗り換え可)
★プクリリンバス・ターミナル(レッドラインに乗り換え可)

アクセス:Access

起点となるバス停:プクリリンバスターミナル

LRTアンパン線のティティワンサ駅前にあります。

 

レッドライン

地元の方と観光客の両方が利用します。

プクリリンバスターミナルからKLセントラル駅を循環します。

以下のバス停は、案内なしにルート変更した経験があります。

言葉が通じないと、ちょっと迷うことになるかも・・・・・・・・💦

イスラム美術館(Islamic Arts Museum)に行く方は、KLセントラルで下車

世界各国のイスラム芸術を紹介しており「幾何学模様のドーム」がとても綺麗でした。

入場料:14RM(約416円)

KL SENTRAL駅は、ショッピングセンターの「ニューセントラル」と直結しています。

バスや鉄道など様々な路線が接続しているので、毎日混雑しています。

ムルデカスクエア(独立広場)に行く方は「Dataran Merdeka」で下車しましょう。

ムルデカ広場には、大きなマレーシア国旗が掲げられているインスタ映えスポットです。

マレーシア国旗のフラッグポールは世界一の高さを誇り、約100Mもあります。

ムルデカ広場前にある「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)」は、シンボルの時計台の高さが41mあります。

現在は最高裁判所として使われているので中には入ることはできませんでした。

「クアラルンプール・シティギャラリー:Kuala Lumpur City Gallery」もムルデカ広場から徒歩4分の距離にあるのでセットで観光できます。

この建物に隣接している「I Love KL」の真っ赤なモニュメントが人気写真スポットです。

「マレーシア国立モスク」を訪れる方は、Masjid Negaraで下車しましょう♪

73mのミナレットとマレーシアの首相が眠っているNational Heroesの霊廟が見どころです。

露出度が高い服装を着用していた場合、入場時に無料のローブを借りることができます。

★プクリリンバス・ターミナル(ブルーライン乗り換え可)
★KLMティティワンザ駅(ブルーライン乗り換え可)
★ホスピタル・ダマイ
★KLMチョウ・キット駅
★パサー・チョウキット
★スリ・アマー
★ペルタマ・コンプレックス
★グローブ・シルクストア
★コリシアム
★ダタラン・ムルデカ
★ダヤブミ
★KTMクアラ・ルンプール駅
★KLセントラル駅
★1セントラル
★ミュージアム・ネガラ(国立博物館)
★マスジッド・モスク(国立モスク)
★ムルデカ広場(ダタラン・ムルデカ)
★DBKL(KL市役所)
★KTMバンク・ネガラ駅
★メダン・マラー(ブルーライン乗り換え可)
★ジャラン・ラジャ・ロウ(ブルーライン乗り換え可)
★チョウ・キット(ジャラン・ラジャ・ロウ(ブルーライン乗り換え可)
★グランド・シーズン・ホテル(ブルーライン乗り換え可)
★プクリリンバス・ターミナル(ブルーライン乗り換え可)

 

スルタン・アブドゥル・サマド・ビル

国立モスクの73mのミナレット

アクセス:Access

ダタラン・ムルデカ

 

グリーンライン

クアラルンプールを訪れてペドロナスツインタワーを見ない人はいないでしょう。

最寄りのバス停は「KLCC」です。

「ペトロナス・ツインタワー:petronas twin towers」の高さは452mあります。

タワー1が日本企業、タワー2が韓国企業 が建設しました。

競い合って建設した結果「タワー2」が1°傾いていることが発覚しています。

★KLCC
★メナラBSN
★ツーリズム・センター(Matic)
★ルネッサンス・ホテル
★コンコルド・ホテル(ブルーライン乗り換え可)
★ライフ・センター(ブルーライン乗り換え可)
★ウイズマ・コズウェイ(ブルーラインとパープルラインに乗り換え可)
★パビリオン(ブルーラインをパープルラインに乗り換え可)
★ブキ・ビンタン(ブルーラインとパープルラインに乗り換え可)
★KLMラジャ・チュラン駅
★ウイズマ・ロアス・プカサ
★グランド・ハイアット・ホテル
★エクソン・モービル
★シティ・バンク
★ウイズマ・アトゥラン
★KLCC

 

ペトロナス・ツインタワー

アクセス:Access

KLCC

 

オレンジライン

2019年2月にスタートした10.4kmのラインです。

マレーシアの下町で美味しいお店や屋台がたくさんあるのが「Kampung Baru」。

ここでは、ココナッツミルクで炊いたご飯「ナシレマ」がとても有名です。

また、マレーシアの国立劇場が「イスタナ・ブダヤ」にあります。

バレエやミュージカル、マレー民族舞踊などを鑑賞することができます。

日本人が出演したこともあるみたいですね。

※ちなみにオレンジラインのみ土日は運休します!

★プクリリンバス・ターミナル
★クアラルンプール病院 (Barat)
★クアラルンプール病院 (Utara)
★イスタナ・ブダヤ
★クリニック・ケシハタン・クアラルンプール
★インスティテュート・ジャントゥン・ネガラ
★ メナラ・セルボーン
★メナラ・セルコム
★ウィスマ ジュペム
★マレーシア工科大学(セラタン校)
★マレーシア科学技術大学(ウタラ校)
★マレーシア政府機関
★ミンデフ・スクエア
★マーカス・ロジスティク・テンテラ・ダラット
★ガーニーハイツ コンドミニアムA&B
★ガーニーハイツ コンドミニアム C&D
★レジデンス・チームズ・ガーニー
★Pangsa Murni Titiwangsa Keramat Jaya 2
★ユニクル・ビジネススクール
★タディカ・キャピタル(キャピタル・キンダーガーデン)
★クアラルンプールバーティカルシティ
★ウィスマ・ジュペム
★メナラ・セルコム
★セティア・スカイ・レジデンス
★ヤヤサン・セランゴ
★ラジャ・ムダ小学校
★カンポンバル(ウタラ)
★バングナン・イムル
★クアラルンプール病院 (セラタン)
★クアラルンプール病院 (バラット)
★プクリリンバスターミナル

 

アクセス:Access

イスタナ・ブダヤ

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

 今回ご紹介した「GOKL」はいかがでしたでしょうか?

GOKLは、観光客からは無料で利用できるので評判は上々です。

但し、ラマダンの時期は、ルート変更するので観光客は戸惑うかもしれません。

ルート変更案内も掲示もないので、その時期に利用する際は注意が必要です。

 

またGOKLは、地元バス会社やタクシー会社から激しい反対運動が起きているのです。

売り上げに大きく影響しているので、彼らの気持ちはわからなくはないですね💦

コロナの影響により、反対運動が激しさを増したら将来的にどうなるか心配です。

次にマレーシアを訪れた時には、未経験の他の路線も乗ってみたいと思います。

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管理人

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居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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