ニイハオ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、世界三大夜景をご存じでしょうか?
「香港」「函館」「ナポリ」です。
また、新三大夜景もご存じでしょうか?
「香港」「長崎」「モナコ」です。
どちらにも名を連ねているのは「香港」です。
ということで、今回は「香港の夜景」の楽しみ方について語ります。
シンフォニー・オブ・ライツ:HONG KONG SYMPHONY OF LIGHTS
中国語では、幻彩詠香江 と書きます。
ファインは、函館も長崎も神戸も行きましたが、その時の感想は「綺麗だね」でした。
心が乾いている残念な大人になってしまったのだろうか?
夜景を観てもあまり感動しないドライなファインが香港の夜景を観た第一印象は、
すっ、凄~い!
シンフォニー・オブ・ライツ
HSBCビルがカウントダウンを始め、20時中国語のナレーションで静かに始まります。
徐々にテンションが上がるような音楽が流れ、LED証明が音楽と同調し踊るのです。
ビルのサーチライトが音楽に合わせて、まるで生きているかのような錯覚に陥ります。
時にはコミカルな音が流れ、時には激しい音楽が流れ、まるで物語を観ているようです。
それも一つのビルだけではありません。
建ち並ぶ香港のビル群が協力して音と光のダンスを奏でている光景が広がります。
ビルが話しかけてくるような感覚に陥り、グイグイと引き込まれていきます。
ビル群が生きているようで、彼らが兄弟姉妹のように見えてくるから不思議です。
昼間はパワースポットのように感じていたビル群に表情が生まれるのですよ。
毎回、音楽を変えているのか不明ですが、初日に見たシンフォニー・オブ・ライツと別の日に見たシンフォニー・オブ・ライツは異なる内容でした。
アベニュー・オブ・スターズ周辺には、ストリートミュージシャンがいたり、大道芸人もいたり、スリもいたり、メチャメチャ楽しい夜を過ごすことが出来ます。
「世界最大の光のショー」と断言しても過言ではなく、香港の夜はここで決まりです。
所要時間:約10分
開始時間:毎晩20:00~
※天候次第で中止もあります。
観覧場所:Viewing location
▼前回紹介した「アベニュー・オブ・スターズ」周辺
▼オーシャンターミナルデッキ
▼アイスクエアー30/Fにあるっ全面ガラス張りのバー
(ファインは、20時前に訪れたらバルコニー席は全部埋まっていたので断念しました)
▼ナイトクルーズ
お勧めしない場所が中環です。
光のダンスが伝わりにくく、ここからの鑑賞は魅力が半減するのでお勧めできません。
ナイトクルーズ:Night Cruise
▼中国式の帆船「アクア・ルナ」
出港場所:九龍半島・香港島
所要時間:約45分
運賃:通常は160HK$ですが、19時半の便は310HK$
※ファインは「アクア・ルナ」は利用していないので詳細情報は割愛します。
▼スター・フェリー「ハーバー・ツアー」
出港場所:中環・尖沙咀・灣仔
※灣仔からは、昼間だけで夜間時間帯は出港しません。
所要時間:約60分
運賃:昼間は100HK$ですが、19時台の2便は205HK$
19時台の時間帯を外せば、夜間でも180HK$で乗船出来ます。
<チケット売り場>
▼尖沙咀天星フェリーのりば(尖沙咀天星碼頭)チケットカウンター
営業時間:10:20 〜20:45
▼ 中環天星フェリーのりば(中環天星碼頭)チケットカウンター
営業時間:11:45 〜20:05
<注意事項>
チケットセンターは出発10分前に販売を終了します。
19:15発
19:55発
※両方とも19時台の便は、人気が高いので予約必須です。
但し、天候次第でかなり揺れるので、酔いやすい人にはあまりお勧めできません。
九龍半島の尖沙咀側から観るのが一般的ですが、ナイトクルーズに乗船すれば両方から観ることが出来るので欲張りな方にはお勧めです。 笑
ゴールデン・バウヒニア広場:Golden Bauhinia Square
両側とも観たいけど、ナイトクルーズは高いとお考えのあなたにピッタリな場所です。
ゴールデン・バウヒニア広場は、香港島の中心地・湾仔にあります。
香港會議展覧中心(コンベンションセンター)前で、観光客は中国人ばかりのエリアです。
香港返還を記念する「黄金のバウヒニア(金紫荊)像」が写真スポットになっています。
ゴールデン・バウヒニア広場は、九龍側も香港島側の夜景も一望できるのです。
最寄り駅:アイランド線の湾仔駅 A5出口、徒歩約10分
シンフォニー・オブ・ライツは香港島の中国返還を記念して2003年からはじまりました。
つまり、穴場スポットではなく、香港で最も由緒正しい鑑賞スポットかもしれません。
香港島側でシンフォニー・オブ・ライツの音楽放送が流れる場所も、この広場です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
冒頭で紹介した「世界三大夜景」を命名した人物は不明なのです。
また団体、根拠、時期、なども不明で、日本以外に使われていることはありません。
「新世界三大夜景」については、日本夜景遺産事務局主催の「夜景観光士検定」の合格者が選んだとされています。
この資格は、2級と3級はweb受験で行われ70%以上の正解で合格できます。
1級は85%の正解率が必要ですが興味のある方は一度受験されてみてはいかがでしょう。
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