7つの門の城壁に囲まれたピンクシティ「ジャイプール」の移動方法と両替 #155

ジャイプールの蛇使いIndia
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ナマステ、旅ブロガーのファインです。

あなたは、インド北部の「ゴールデントライアングル」ってご存じですか?

ゴールデントライアングルとは、「デリー」「アーグラ」「ジャイプール」の定番観光地の三都市を巡ることを指しています。

インド観光ゴールデントライアングルのひとつ「ジャイプール」はなせピンクなのか?

1876年イギリスの王子が「ジャィプール」を訪問したことがきっかけとなりました。

当時のマハラジャが歓迎の意味を込めて、街中の建物をピンク色に塗ってしまったのです。

これが、「ジャイプール」がピンクシティと呼ばれるようになった理由です。

ジャイ・シン2世=当時の国王

プル=城壁に囲まれた街

 

ということで、今回は砂漠の国ラジャスタンの州都ピンクシティ、ジャイプールへの移動方法について語ります。

 

 

 

デリーからの移動方法

人口305万人を誇り、ラージャスターン州の州都が「ジャイプール」です。

デリーからの距離:約266km

 

<飛行機:Airplane>

デリーからジャイプル国際空港(サンガネール)行きはたくさんの便があります。

正式名称:Jaipur International Airport

別名:Sanganer Airport

▼ジェットエアウェイズ:1日4便

※2019年4月18日から全便の運航を停止中(2022年から運行再開予定)

▼スパイスジェット:1日2便

インドのLCCで、開業当初国内線のみから国際線へと就航路線を拡大している

▼インディゴ:1日1便

LCCに分類されているが、インドの航空市場の最大シェアを有する航空会社

▼エアインディア:週6便

インドのフラッグキャリア

 

現在は2つの航空会社が就航しており、運賃も決して高くありません。

短期旅行の方は、時間節約になる飛行機移動をオススメします。

所要時間:約50分~90分

運賃:時期にも寄りますが、片道5,000円台~6,000円台が平均相場

ジェットエアウェイズジェットエアウェイズ

 

~ジャイプール国際空港から市内移動~

ジャイプール国際空港は、国際空港とは思えないほどとてもコンパクトな空港です。

飲食に関しては、サンドウィッチやカップラーメン等の軽食しかありません。

この空港が綺麗だと言う口コミもありますが、日本人の感覚としては・・・・・・・💦

距離:約14km

オートリキシャ:200Rs(約361円)

タクシー:運賃相場400Rs(約722円)

所要時間:約25分

ローカルバス:12Rs(約22円)

空港出口前の道を右に300m歩くとロータリーからローカルバスが出ています。

行先:アジメーリ門

運行時間:8:00~21:30

運行間隔:15分

 

<鉄道:Train>

特急列車:シャタブディ・エクスプレス(SHATABDI EXPRESS)

所要時間:約4時間半(ニューデリー駅~ジャイプール駅)

シャタブディ・エクスプレスは、食事付きで日本の列車に近いクオリティがあります。

インドの不衛生な列車の旅が苦手な人でも、快適に移動できるでしょう。

マイナス面は1日1本しかないこと。

運賃:「A/C Chair Carクラス」640Rs(約1,156円)

※ニューデリー駅では、日本人観光客に声をかけてくるインド人が多くいます。

その殆どが詐欺師だと思って間違いありません。

インド人詐欺師:「どこへ行くの」

日本人:「・・・・・・ジャイプール」

インド人詐欺師:「ジャイプール行の電車は、本日は運行しないぞ」

日本人:💦

インド人詐欺師:「俺がジャイプール行のチケットを手配してやるからついてこい」

このインド人について行くと、高額のバスチケットを購入させられますのでご注意を!

~特急列車に乗れなかった場合~

デリー駅からの急行に乗っていく方法もあります。

運行頻度:1日12本

所要時間:約5時間

運賃:200Rs(約361円)~

※jaipur gandhinagar駅で降りる人がいますが、ジャイプール駅はここではありません。

観光客は間違えやすいですが、ジャイプール駅は「jaipur junction駅」です。

 

デリー近郊の主要鉄道駅

ニューデリー鉄道駅発

オールドデリー鉄道駅発

デリーサライロヒラ駅発

 

<バス:Bus>

▼サラーイ・カレ・カーン・バススタンド(デリーのバスターミナル)

所要時間:約5時間半

座席:300Rs(約541円)

寝台:400Rs(約721円)

大きな荷物:10Rs(約18円)

HazratNizamuddin鉄道駅のプラットホーム7番から徒歩圏内

※チャンドニ・チョウク(Chandni Chawk)にもバスステーションがあるみたいですが、ファインは利用していないのでここでは割愛します。

 

▼Sindhi Camp Bus Stand(ジャイプールのバスターミナル)

シンディーキャンプバスステーションに到着すると、たくさんのインド人に囲まれます。

彼らは、オートリキシャのドライバーさんたちです。

「どこへいくの」

と声をかけてきます。

声をかけてくるのは可愛いもので、服や荷物を掴んでくる強引な人もますから要注意!

大きなバスステーションなので売店もあります。

勿論トイレもありますが、有料なので小銭が必要です。

匂いが外まで漂ってくる程強烈なので、緊急時以外は宿まで我慢する方が無難でしょう。

バスがたくさん止まっていて、乗車しているバスが入れない時もあるみたいです。

その時は、路上で降ろされると、日本人バックパッカーが言っていましたwww

最寄り駅:メトロ「Sindhi Camp」駅

 

<お祈りの時間>

バスターミナルからオートリキシャ(三輪バイク)で市内移動するときのことです。

突然、運転手に

「10分待ってくれ」

と言われました。

お客さんを乗せていても、お祈りの時間を優先するのがインドの常識です。

これは、宗教文化の違いなのでイライラしないで尊重して待ちましょう。

オートリキシャの運賃相場

2km:50Rs(約90円)

ピンクシティを走るオートリクシャーピンクシティを走るオートリクシャー

 

 

 

アーグラからの移動方法

アーグラからの距離:約250km

 

<飛行機:Airplane>

2度と使うことはないであろう、セキュリティーチェックだらけのアーグラ空港

別名:ケーリヤー空港(Kheria Airport)

民間航空機の発着は1日2便のみ

それ以外は、軍の飛行が離着陸します。

そうです。

ここは軍が使用している飛行場だったので、セキュリティーチェックも厳しいのです。

所要時間:約53分

エアインディア社のみで、プラオペラ機を使用しています。

短時間だから我慢できますが、プロペラ機って音がかなりうるさいんですよ。

ジャイプール国際空港(サンガネール)は、ターミナルが2つあり3kmも離れています。

 

<鉄道:Train>

運行頻度:急行のみで1日4便

アーグラ・フォート駅発

所要時間:約4時間半(到着予定時間を大幅に遅れることもあります)

運賃:最安値200Rs(約360円~)

ファインが利用したCCクラス(エアコン付きの座席)は565Rs(約1018円)

エアコン有無や寝台車両など複数の運賃形態があります。

他の車両は未確認ですが、エアコン付きのCCクラスは3列+2列で電源もありました。

アーグラ・フォート駅は大きな駅ですが、エスカレーターなどはありません。

大きな荷物を持っていると階段付近で無言で荷物を持ってくれるインド人がいます。

これは、親切心ではなくポーターさんなので、後ほどお金を請求されますからね。

※列車は頻繁に遅れるので、結果的にバスよりも到着が遅くなる可能性が高いです。

 

<バス:Bus>

アーグラ・カント駅前から出発するバスは沢山あります。

所要時間:約5時間半

運賃:300Rs(約541円)~400Rs(約721円)

※ファインがバス移動した時クレジットカードは使えず、現金のみでした。

バスはトイレ休憩がありますが、安いバスだと女性でも青空トイレの場合もあります。

青空トイレに多くの日本人女性は嫌がり、中には泣く人もいますから。

日本人は女性のトイレをする姿を

「見てはいけない」

と理性が働きますが、インド人はガン見します。

青空トイレが苦手な方は、飛行機移動やツアーに参加することをお勧めします。

※ちなみに、バスターミナルに5Rs(約9円)の有料トイレがあります。

お釣りはくれませんが、乗車前にトイレ休憩の確認をしましょう。

 

 

 

ウーバー:Uber

ジャイプールにもウーバーはあります。

ストライキをしていなければ、鉄道駅からでも空港からでも市内移動にはお勧めです。

但し、降車時に表示された金額よりも多く請求されることもしばしば・・・・・・💦

これは、皆さんが想像しているぼったくりではなく、渋滞すると料金が上がるシステムらしですね。(インドの主要都市は、常に渋滞しています)

渋滞を避けると言う理由で、遠回りをするドライバーがいるので、グーグルマップは常に見ていなければならないのが、ちょっと面倒な所ですね💦

 

 

 

両替所:Exchange counter

インド通貨は国外への持ち出しが禁止されています。

ジャイプールに限らず、日本からインドに到着したら必ず両替をすることになります。

2016年に、500ルピー札と1000ルピー札を廃止すると政府から発表がありました。

つまり、500ルピー札と1000ルピー札は買い物しても受け取ってもらえません。

お釣りで渡された場合は、断固拒否して下さい。

観光客が、このニュースを知らないと思い、お釣りに500ルピー札を紛れさせてきます。

また、ジャイプールの空港は、レートも悪く、金額を誤魔化す評判が悪い空港です。

意味不明の手数料を請求される被害が報告されているので、空港での両替は止めましょう。

高級ホテルのレートもかなり悪いので、あまりオススメしません。

ゲストハウスでのレートはいいですが、破れた紙幣をつかまされる可能性があります。

インドでは、破れた紙幣を受け取ってくれないお店はかなり多いので注意が必要です。

街中の両替所は、観光客を見てレートを変えてくるので注意が必要です。

高レートを提示しても、マジックと言われる手品みたいな手法で紙幣を抜き取ります。

YouTubeなどにアップロードしている人もいるので、渡航前に観ておくことをオススメします。

ジャイプールのような都市部なら大丈夫ですが、地方は日本円から両替してくれません。

インド渡航前に、万一の為に米ドルを用意することをオススメします。

 

では、どのようにしてインド通貨をゲットすればいいのでしょうか?

ファイン的には、「ATM」のクレジットカードキャッシング1択です。

両替所よりもレートが良く、手数料も微々たるものです。

早期返済すれば、全然お得ですよ。

 

また、インド旅行で一番使う紙幣が「10ルピー札」です。

インドは、まだまだ物価が安いので10ルピー札を頻繁に使用します。

安いオートリクシャーに乗車しても、運転手が

「お釣りがない」

と言ってきます。

これは、高確率で嘘なんですけどね♪

日本人は、面倒くさいと思いお釣りをもらわないで下車することを知っているのです。

ジャイプールでは、常に高額紙幣を小額紙幣に変えながら旅行することをオススメします。

 

 

 

蛇使い:Snake charming

ジャイプールを歩いていると「へび使い」を時々見かけます。

毒を抜いていると思いますが、蛇に触ることも出来ますよ。

彼らは、プンギと呼ばれる楽器を演奏し、蛇をあやつります。

ジャイプールの蛇ジャイプールの蛇

本当に操れているのか?

ふたを開いて楽器を演奏してもピクリとも動かないコブラ。

また蓋を開けたら、楽器を吹いても逃げ出していくコブラ。

クオリティーは高くないので期待しすぎは禁物です。  笑

料金:30Rs(約54円)~40Rs(約72円)

ジャイプールの蛇使いジャイプールの蛇使い

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

今回ご紹介したジャイプールの移動方法はいかがでしたでしょうか?

ジャイプールは宝石の街としても有名です。

オートリキシャに乗るとお願いしていないのに、高確率で宝石店へ連れていかれます。

 

女性は見るだけでも楽しいかもしれませんが、男性には苦痛の無駄時間となります。

運転手は10分以上滞在すると宝石店からチップを貰えるので何軒も連れまわすのです。

3分で店を出ようとすると、10分以上見てくれと店の外に出してもらえません。

 

宝石に興味はないと意思表示してオートリキシャから降りないと機嫌が悪くなります。

目的地で降りるときの運賃が数倍に跳ね上がるのでくれぐれもご注意ください。

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管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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