東洋のラスベガスと呼ばれた「マカオ」の移動手段と世界一短いロープウェイ#184

マカオの旗China
この記事は約6分で読めます。

ニイハオ、旅ブロガーのファインです。

東洋のラスベガスとうたわれたマカオは、90日以内なら日本人のビザは不要です。

年間3,500万人もの観光客が訪れ、人気上昇中のマカオ。

2005年に歴史市街地区が世界文化遺産に登録され、観光客が急増しています。

マカオ澳門)は、中華人民共和国の「特別行政区」

1999年まではポルトガルの海外領土だった(中国大陸の欧州植民地の中で最古)
澳門には多くのカジノがあることから、「東洋のラスベガス」と呼ばれている。

歴史的建造物とカジノが融合している魅力あふれる観光地となっている。

 

 

といことで、今回はマカオ観光に欠かせない移動手段について語ります。

 

 

交通手段:Transportation

マカオと香港間は24時間高速船が約1時間で結んでいる。

利用したことはないがヘリコプターによる定期便も運航しており、香港から日帰りで行くことも可能

2018年10月23日に香港とマカオを結ぶ港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)が完成した。

 

 

レンタル自転車:Bicycle Rental

品川区程の面積なので、ファイン的にはレンタル自転車がお勧めです。

但し、坂道が多いので年配者や女性にはちょっと大変かもしれません。

ファインがレンタルした場所は「タイパ村」です。

 

「北帝廟」へ向かうときに、たくさんの自転車が並んでいたので借りました。

タイパ地区は、ファイン以外にも自転車を楽しんでいる観光客がたくさんいます。

橋を自転車で渡る行為が禁止されているので、そこだけ注意すれば気持ちいいですよ。

道路がぼこぼこしているところが多いので、その時は徒歩で楽しめば問題ありません。

レンタル料:4時間45パタカ

 

 

 

バス:Bus

バス移動も安くていいのですが、いかんせんルートが複雑で言葉も通じないので大変です。

バスは、以下の2社を一度ずつ利用しましたが、目的地とは全然違うところに着いちゃいました。

初めてマカオを訪れた観光客が乗りこなすのは、正直難しいと思います。

マカオの道路は一方通行が多いので、正しい道を走っているのか常に不安になります。

 

①新福利公共汽車有限公司社:Transmac

②澳門公共汽車有限公司社:TCM

 

2社とも運賃は一律:6パタカ

 

 

 

 

ペディ・キャブ:Pedi Cab

自転車を敬遠する方は、観光用の3輪タクシーがあります。

運賃は交渉制ですが、1時間600パタカが相場です。

1パタカ≒約13円

 

ファイン的には高額だったので、利用しませんでした。

また最近は需要が減っているのか、リスボアホテル周辺以外では見かけませんでした。

 

 

ファインの印象では、以下で紹介するLRTが開通するころには消滅しているかも?

 

 

 

 

澳門輕軌:Macao Light Rapid Transit / LRT

2019年12月10日、タイパ島に鉄道が開通しました。(以後LRT)

現在の全長は9.3キロで11駅しかありませんが、延伸工事は続いています。

今後、マカオ半島を1周する計画で、開通したらマカオ観光がもっと楽になるでしょう。

 

「マカオ国際空港」や「タイパ・フェリーターミナル」にも直結しています。

ちなみに列車好きの方は、終点駅で列車のスイッチバックが見られますよ。

なかなか珍しい光景で、日本はもちろん海外でも観たことがありません。

 

 

①海洋(Ocean)

②馬会(Jockey Club)

③運動場(Stadium)

④排角(Pai Kok)

⑤路氹西(Cotai West)

⑥蓮花口岸(Lotus Checkpoint)

⑦東亞運(East Asian Games)

⑧路氹東(Cotai East)

⑨科大(MUST)

⑩機場(Airport)

⑪氹仔碼頭(Taipa Ferry Termial)

 

所要時間:約22分(始発駅から終着駅まで)

運行時間

月~木曜:6:30~23:15

木~日曜、祝日:6:30~23:59

運行間隔:5~10分

車輌は2両無人列車で、高架線を走ります。

 

<運賃>

現金

最初の3駅は6パタカ

4~6駅までが8パタカ

7~10駅は10パタカ

自動券売機のディスプレーに表示されている目的駅を押すと運賃が表示されます。

表示された金額をいれるとトゥークンがでてきます。

トゥークン=丸いプラスティック

 

軽軌通(LRT Card):プリペイド型のICカード

最初の3駅は3パタカ

4~6駅までが4パタカ

7~10駅は5パタカ

カード代30パタカ

前回紹介したICカード「澳門通(Macau Pass)」が利用できないところが残念な点です。

 

 

<改札>

改札機のオレンジのところにトゥークンをタッチすると、ゲートが開きます。

ICカードも同様です。

ホームには、転落防止ドアが設置されており、いかにも最近できたばかりの印象を受けます。

 

列車内の座席は金属でできたシートなので、日本人には少々疲れる感じがするでしょう。

車輌上部にディスプレーがあり、停車駅の情報が表示されます。

窓がとても大きいので、景色は良く見える設計です。

 

LRTのタイヤがゴムなので、カーブで曲がるときに金属音の嫌な音も聞こえません。

目的駅に到着したら、改札へ降りてトゥークンを改札口に入れると改札が開きます。

 

 

<注意事項>

車内飲食禁止

隣の車両に移動できない

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

マカオの移動方法は、いかがでしたでしょうか?

ちなみに、マカオの旧市街エリアに「松山ロープウェイ」があります。

移動手段に入れるべきか悩みましたが、観光的乗り物なのでここで紹介します。

世界で一番短いロープウェイです。

中国はなんでも世界一が好きですよね。  笑

 

運賃:往復3パタカ

運行時間:8時~18時

距離:186メートル

乗車時間:約1分20秒

 

フローラ公園(二龍喉公園)内にある駅とギアの丘にある駅とを結んでいます。

ファイン的には、たくさんの花や美しい緑が広がるフローラ公園はいいですよ。

世界遺産が密集する歴史市街地区の美しい眺望はここからが一番じゃないですか。

ここを訪れたらついでに「ギア要塞」も見学できるのでなかなか馬鹿にできません。

なぜ、こんなに空いているのか不思議です。

China 海外旅行
シェアする
管理人

性別    :男性
居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

ファインをフォローする
元添乗員のひとり旅

コメント

タイトルとURLをコピーしました