アロハ、旅ブロガーの「ファイン」です。
日本人が大好きな渡航先と言えば、最初に頭に浮かぶのは「ハワイ」です。
ここ数年、人気渡航先ランキングで常に2位か3位にランクインしています。
家族旅行や新婚旅行などファミリー層に人気の高い傾向にあります。
ただハワイと一言で行っても、ハワイ州は複数の島から成り立っているのです。
日本人になじみ深いオアフ島から聞いたこともないような島々がたくさんあります。
ということで、今回は、日本人が大好きなハワイについて語ります。
ハワイ州の主要な島
ハワイ州は、アメリカ合衆国50州のうちの1つです。
太平洋に浮かぶ島々から形成されており、漢字では「布哇」と書きます。
ハワイ諸島の全長は2400キロにも及び、小島を合わせたら100島以上にもなるのです。
ファインは、国家資格を受験するときに主要8島だけはそれぞれの特徴を勉強しました。
<ハワイの主要な8島>
①ハワイ島
②マウイ島
③オアフ島
④カウアイ島
⑤モロカイ島
⑥ラナイ島
⑦ニイハウ島
⑧カホオラウェ島
①ハワイ島:Hawaii Island
ハワイ諸島で最大の島なので、通称「ビッグアイランド」とも呼ばれています。
日本の四国の半分くらいの面積を誇ります。
ハワイ島のキラウエア火山
地震や噴火でニュースになる「キラウエア火山」は実はハワイ島にあるのです。
メリー・モナーク・フェスティバル
ハワイ島のヒロで毎年4月に開催されていた世界最大のフラの祭典です。
2021年に関しては、6月24日(木)~26日(土)に無観客で開催されると報道されました。
会場:エディス・カナカオレ・スレジアム
フェスティバル参加者は、厳格なガイドラインに沿った行動が求められることになります。
②マウイ島:Maui Island
元々は2つの島だったのがハレアカラ火山の噴火の影響で繋がり現在の形になりました。
ハワイで、2番目に大きい島です。
その地形から通称「Valley Island」とも呼ばれています。
valley=(山にはさまれた広い)谷、谷間、(川の)流域、(流域の)盆地、渓谷、低地、くぼみ
ハレアカラ国立公園
「ハレアカラ山」の登山コースは、全てコンクリートで舗装されています。
頂上付近まで車で行くことができて、「登頂証明書」ももらうことが出来ますよ。
③オアフ島:Oahu Island
ハワイで3番目に大きい島です。
ハワイ州の州都があり、日本からハワイへはまずこのオアフ島を訪れることになります。
愛称は「集いの島(The Gathering Place)」です。
Gathering=〔人や物を〕集める[収集・採集]〔人の〕集まり、会合、集会
ちなみにハワイの玄関口である空港の正式名称が、2017年4月から『ダニエル・K・イノウエ国際空港』と日本人の名前に変更になりました。
オアフ島
標高232mの「ダイヤモンドヘッド」は、オアフ島に来た記念に登頂する人は多いです。
登山口から、休憩なしで30分位で登頂できます。
最後の99段の階段だけ、運動不足の人はちょっとキツいかもしれないですね。
入園料:1ドル
④カウアイ島:Kauai Island
ハワイで4番目の大きさを誇る島です。
円形の島で直径約50kmあります。
火山活動により形成された島であり、一時はニイハウ島と繋がっていました。
カウアイ島
ハワイ諸島最古の島で、通称「ガーデンアイランド」と呼ばれています。
コケエ州立公園でのハイキングが、観光客に人気があります。
⑤モロカイ島:Molokai Island
モロカイ島は、南北約15km、東西約61kmと東西に長く伸びている島です。
西モロカイ火山と「モロカイ空港」のある東モロカイ火山で構成されています。
どちらも生成直後に北半分が地すべりで海中に沈んでいます。
モロカイ島
高さ1,100~1,200mもの世界最大の岸壁があることで知られています。
ハワイ最大の砂浜「パポハク・ビーチ」は、観光客に人気があります。
ハワイ先住民の地をひく人々が多く住み、ハラヴァ渓谷は神聖な渓谷とされています。
⑥ラナイ島:Lanai Island
島の大部分は未開発で、国や州、郡の管理する公園はひとつもありません。
北西から南東に走るラナイハレ山を含むムンロ・トレイルでのハイキングなどが人気です。
ラナイ島の愛称として「パイナップル・アイランド」と呼ばれています。
世界の生産高の20%を占めるほどのパイナップル産出島であったことが由来しています。
ラナイ島
ゴルフリゾートとして「マネレ・ゴルフ・コース」がトップ10にランクされています。
このゴルフ場が有名なのではなく、海超えの12番ホールがとても有名なのです。
テイーグラウンドからグリーンの間は断崖絶壁の渓谷になっています。
この12番グリーンは、ビル・ゲイツが結婚式を挙げたことでも知名度が上がりました。
現在は、12番ホールでの挙式は特別な場合のみ対応し、数年前から予約が必要だそうです。
⑦ニイハウ島:Niihau Island
太平洋戦争で、日本が真珠湾を攻撃してときにゼロ戦が不時着した島として有名です。
通称「秘密の島」とも呼ばれています。
エリザベス・シンクレア夫人がピアノ1台と10,000ドルで購入した島です。
現在も末裔
しかし、近年観光ツアーが催行されている事実を知っている人は多くありません。
ヘリコプターによる公認ツアーがあるのです。
このヘリコプターは、住民の医療用ヘリコプターとして所有しているものです。
ヘリコプターの維持費のため、ニイハウ島のツアーが組まれているのです。
最少催行人員:5名
厳格なルールがあるツアーで、島民の写真撮影は禁止されています。
更に、驚くことに島民に話しかけることも禁止されているのです。
また、決められたビーチにしか上陸が許されていません。
それは、絶滅危惧種の「ハワイアンモンクシール」を守るのが理由とされています。
ハワイアンモンクシール = ハワイ固有のアザラシ
この島の事を知らない日本人は多いですが、日本とのかかわりは歴史的にも強いのです。
<ニイハウ島事件>
1941年の真珠湾攻撃に関しては、皆さんも学校の授業で習ったでしょう。
その真珠湾攻撃中に、日本人パイロットの西開地重徳がエンジントラブルでニイハウ島に不時着したのです。
その時に住民の一人が地図と銃器を盗んだことで争いへと発展してしまいました。
その争いの仲介役として入ったのが、この島に移り住んでいた日系2世の原田義雄夫妻 です。
残念ながら、西開地重徳氏は住民によって殺害されていまいました。
原田氏はアメリカ人なのに日本人を助けようとしたとして、自殺してしまいます。
⑧カホオラウェ島:Kahoolawe Island
ハワイの主要8島の中で最も小さい島です。
1993年に島全体が「先住ハワイ人の文化的・宗教的活動にのみ使用される」
ことが決まり、この島での営利活動は一切禁じらています。
マウイ島沖に浮かぶ無人島で、「カナロア」と呼ばれた聖地です。
カナロア = ハワイ四大神の一柱、海神
真珠湾攻撃以降、米軍の爆撃演習の地として利用されてきました。
通称、「禁断の島」とも呼ばれています。
軍事演習で使われていたので、緑が少なく荒れ果てているそうです。
面積は、115.5Km2で禁断の島と呼ばれるにふさわしく人口は不明とされています。
MAKAHA VALLEY COUNTRY CLUB
ファインが、過去にハワイを訪れた目的は「ゴルフ」でした。
これはその時のスコアカードです。
写真では伝わりづらいかも知れませんが、スコアカードがとても大きいんです。
日本のゴルフ場のスコアカードはポケットの後ろに入るからプレーしやすいですよね。
でも、ハワイの「MAKAHA VALLEY COUNTRY CLUB」は、
縦11.5cm 横17cmもあるのです。
コースは、映画「ジュラシックパーク」の世界でラウンドをしている雰囲気でした。
日本では、神奈川県にある「大箱根カントリー倶楽部」に少し似ている印象です。
KAPOLEI GOLF COURSE
以下の写真は「KAPOLEI GOLF COURSE」のスコアカードです。
横30.4cm縦10.2cmで絵葉書付きです。
3つに折らないとスコアも書けないほどビッグサイズ。
前々大統領のバラク・オバマ氏も休暇の時ここでラウンドしたのは有名な話です。
3月30日(火)より新型コロナウイルスワクチンの接種センターがオープン予定です。
それが、この「カポレイゴルフコース」があるカポレイ地区。
カポレイ地区「ワクチン接種センター」は、映画館施設を利用する予定となっています。
同センターでは、1日2,000名にワクチン接種が可能と報道されています。
ハワイの現状について(2021年11月現在)
11月8日から、18歳以上の外国人渡航者に新型コロナウイルスワクチン接種証明の提示を義務付けると発表がありました。
<米国に渡航する外国人に対する新型コロナウイルスワクチン接種について>
11月8日以降、直行便でハワイに到着する外国籍渡航者は今後ハワイセーフトラベルズプログラムの登録、旅行情報等の更新は不要となります。
~直行便でハワイに到着する外国籍渡航者の必要書類~
① 海外渡航のためのワクチン接種証明書
② ハワイへのフライト出発3日以内に事前検査(PCR NAAT検査または抗原検査)を受診し、医療機関からの陰性証明書の提示
③CDC宣誓書
④ ESTA
※ ビザ免除プログラム
※日本の帰国への入国制限は継続中
<ハワイ便を運航している航空会社の状況>
①ハワイアン航空
成田空港:週3便
関西空港:週1便
②日本航空
成田空港:週1便
羽田空港:週2便
12月~
成田空港:週3便(日本発水・木・日)
羽田空港:週4便(日本発火・水・金・土)
1月~
成田空港:週2便(日本発水・日)
羽田空港:週4便(日本発火・水・金・土)
③ANA
成田空港:12/11までは運休
羽田空港:週2便の運航 12/12以降週3便に増便予定
※2022年3月25日以降デルタ航空の週5便運航予定
最近の羽田空港の様子は、以下の記事を参考にしてください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
追伸
今回ご紹介したハワイはいかがでしょうか?
日本人には知名度の高い「オアフ島」以外に興味深い島がみつかりましたか?
歴史的背景を知っているだけで、ハワイ観光も違った風景が見えるかもしれません。
すでにハワイへ渡航している日本人もチラホラいるそうです。
いよいよ海外渡航が現実味を帯びてきましたね♪
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