世界文化遺産「ファテープル・シークリー」と階段井戸「チャンド・バオリ」#159

チャンド・バオリの階段井戸India
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ナマステ、旅ブロガーのファインです。

ジャイプールはインド最大のラジャスターン州の州都です。

今回は州都から少し郊外へ足を伸ばしてみました。

日本人よりも外国人に人気が高い「階段井戸」がジャイプールから80kmの所にあります。

その階段井戸の隣に1986年に登録された世界文化遺産があるのです。

 

ということで、今回はジャイプール郊外の「階段井戸」と「世界文化遺産」について語ります。

 

 

 

チャンド・バオリの階段井戸:Chand Baoli

<幾何学的な階段井戸:Geometric stairwell>

インドで最大級の規模のとても美しい階段井戸です。

正方形の井戸の4面の内三面に階段があります。

段数:3,500段

深さ:約30m

階層:13階層

約35m四方の正方形

入場料:無料

 

2014年「ラーニ・キ・ヴァヴ(女王の階段井戸)」が世界文化遺産に登録されました。

ここは、インド西部にありファインは訪れておりません。

この影響で将来的に「階段井戸」人気が高まれば必然的に有料になると噂があります。

ちなみに、日本語では井戸と訳されますが、宗教的に神殿の意味合いの方が強いです。

 

 

<インスタ映えとカオスのコラボレーション>

現地情報では、写真が綺麗に撮れるのは午前中とのことです。

回廊に取り囲まれた内部は、逆四角錘状すいじょうに深く掘り込まれています。

レリーフなどは、ほとんど顔などが壊されています。

イスラムの方々によって、破壊されたそうです。

幾何学的な階段井戸幾何学的な階段井戸

 

 

柵があるので、観光客が最下段まで階段を降りることはできません。

理由は、井戸への転落事故が相次いだとのことです。

井戸の底は地表より5℃程度気温が低く、天然のクーラー的な役割があります。

 

 

スケールの大きな階段井戸スケールの大きな階段井戸

 

この写真で、人間が写っているのがわかるでしょうか?

簡素な建物を通ると、人間が豆粒のように小さく見える井戸が目に飛び込んできます。

1200年前にこのような芸術的な井戸が存在していたことに驚きます。

 

井戸と言うよりも宮殿のように見えませんか。

それもそのはず、この井戸には 「ドゥルガー」「 ガネーシャ」まつっているのです。

ドゥルガー:ヒンドゥー教の女神で、「近づき難い者」の意味

ガネーシャ:富の神様として人気があり、「群衆の主」の意味

 

芸術的なチャンド・バオリ芸術的なチャンド・バオリ

 

アクセス:Access

階段井戸のある「チャンド・バオリ」は、アブハナリ村にあります。

アクセスが非常に悪いので旅行会社が催行するツアーで行くのが一般的です。

ツアーで行くとラクダに乗って村内を回るアクティビティなどがあります。

アブハネリ村=「明るい町」の意

 

「チャンド・バオリ」は、ジャイプルとアーグラの間に位置します。

日本人には、タージマハルなどの観光地がセットになった1泊2日プランが人気です。

ゴールデントライアングルに組み込まれているプランもありますが日数を要します。

たくさんの旅行会社がありますので、ぼったくりに合わないように注意して下さい。

 

ゴールデントライアングル:北インドの主要観光地を周遊する人気の定番ツアー

 

ツアーに参加しないバックパッカーは、タクシーをチャーターするのが一般的です。

しかし、ファインには、インドでのタクシーチャーターに抵抗があります。

地理的にもジャイプールアグラを移動するついでに見学できるだろうと判断しました。

この判断が、ちょっと後悔しました。

中々、想像以上にアクセスが面倒でした。

 

<ローカルバス>

移動手段最安値で、時間と体力のあるバックパッカーならこの選択肢しかないでしょう。

 

ジャイプールの「シンディーキャンプバスステーション」の最寄り駅に、地下鉄のシンディーキャンプ駅があります。

このバスステーションからアグラ方面のローカルバスに乗車します。

降車場所:シカンドラ Sikandra(有料道路の2つの料金所を通過してすぐです)

距離:約80km

運賃:男性90Rs(性別により運賃が異なるので、女性はもう少し安いです)

所要時間:2時間(トイレッ休憩なし)

 

<要注意>

降車場所のシカンドラは到着地ではありません。

シカンドラからアブハナリ村までは、オートリクシャーを利用することになります。

ローカルバスもありますが、バス停からチャンドバオリ迄の距離は約4kmです。

現実的に徒歩は厳しく、バイクタクシーかヒッチハイクという選択になります。

それならば、バス降車場所のシカンドラからオートリクシャーで移動する方が楽ですよ。

距離:約10km

オートリクシャー相場運賃:往復200~300Rs

 

※ファインは、アーグラからチャンド・バオリまでは移動していません。

現地で聞いた情報によるとアーグラからの所要時間約75分らしいです。

但し、インド人の情報なので正しいか微妙です。

こだわりがなければ、移動方法に難があるのでここはツアーに参加するほうが楽ですよ。

 

 

 

ハルシャット・マタ寺院: Harshad Mata

チャンド・バオリの隣にあるヒンドゥー教寺院です。

ヒンドゥー教の幸福と喜びの女神:ハルシャット・マタ

入場料:無料

チャンド・バオリの階段井戸はハルシャット・マタに捧げるものとして建設されました。

ハルシャット・マタ寺院は、ヒンドゥ教の巡礼地として多くの巡礼者が訪れます。

現在でも、チャンド・バオリで沐浴をしてから寺院で祈りを捧げているようです。

ちなみに、ここでは日本人を一人も見かけませんでした。

チャンド・バオリを観た後だと迫力に欠けるので穴場的観光地のようですね。

 

 

 

 

ファテープル・シークリー:Fatehpur Sikri

14年間しか存在しなかった文化的融合している短命の都です。

ムガル帝国の第3代皇帝アクバルによって建設されたました。

1986年、世界文化遺産に登録されています。

文化的融合とは、イスラム教とヒンドゥー教の異教徒建築が混在していることです。

敷地内は、宮廷地区モスク地区に分かれています。

 

「ファテープル・シークリー」とは、勝利の都シークリーという意味です。

勝利の都と命名されたのは、グジャラート地方での戦いに勝利したことに由来しています。

赤砂岩で建設されているので、ジャイプールで観た建築物と大きな差はないと感じます。

 

表玄関から「ナウバット・ハーナ」をくぐると、正面には広い庭が目に飛び込んできます。

中庭には、アーケード式回廊で囲まれた一般謁見場「ティワーニ・アーム」があります。

 

宮廷地区の「ディーワーネ・ハース」宮廷地区の「ディーワーネ・ハース」

上記写真の「ディーワーネ・ハース」は、皇帝の私的な謁見のための建物です。

建物の中心に、7mの巨大な石柱が一本作られています。

2階の吹き抜けに対角上のブリッジを掛け渡し、1階で賢人知者の議論を見ていたようです。

 

モスク地区の「金曜モスク」モスク地区の「金曜モスク」

 

<パンチ・マハル>

宮殿地区で一番の見どころで、壁がない列柱と床だけの高楼です。

パンチ・マハルは、侍女たちの館として使われていました。

同じ柱がない5層の楼閣で、頂部のドーム屋根のチャトリが特徴的です。

1階の列柱が84本あり、上階に行くほど本数が少なくなっています。

 

 

<ジャーマー・マスジド:金曜モスク>

礼拝室はインドらしく全て高価な赤砂岩で作られています。

赤砂岩の大門ブランド・ダルワーザーは、大きなアーチ型に目を奪われます。

 

<サリーム・チシュティーの霊廟>

白大理石の華麗な廊には子宝祈願の女性が詣でる巡礼の地となっています。

祈願方法は、赤く細いひもを結ぶようです。

 

14年しか利用されなかった影響か、他の城とは異なり闘いの跡がありません。

破壊の跡がないので、建造物群がとても綺麗な形で残っています。

 

 

入場料:宮廷地区無料 / モスク地区510Rs

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

今回ご紹介したの階段井戸と世界文化遺産はいかがでしたでしょうか?

「ファテープル・シークリー」が14年しか存在しなかった理由の一つが「水不足」です。

「チャンド・バオリの階段井戸」が近くにあることにきちんと意味があったのですね。

 

「チャンド・バオリの階段井戸」も「ファテープル・シークリー」も芸術性を感じます。

旅行会社が催行するツアーで行っても、個人で行っても、印象に残ると思いますよ。

北インドへ訪れた際には候補地の一つに加えてみてはいかがでしょうか?

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管理人

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居住地域  :千葉
自己紹介
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格です。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えです。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しいです。

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