ニイハオ、旅ブロガーのファインです。
あなたは、台湾東部最大規模の「東大門國際觀光夜市」はご存じでしょうか?
自強夜市・原住民一條街・各省一條街・福町夜市の4つを総称した夜市です。
屋台の数は400店舗以上あり、花蓮は勿論のこと台湾東部最大規模を誇ります。
敷地も広く、アミ族の踊りや路上ミュージシャンなどのパフォーマンスも観れます。
また、ここ花蓮には行列が絶えない小籠包のお店があるのです。
台湾旅行を締めくくるには、やはりグルメを語らないわけには行きません。
ということで、今回はドンダーメングオジーグワングアンイエシーと小籠包ついて語ります。
彩虹観光夜市
古いガイドブックやブログなどでは、花蓮の夜市と言ったらこの夜市が登場しました。
実は、2015年12月以前の名称が「彩虹観光夜市」なのです。
リニューアルオープンし名称変更し「東大門國際觀光夜市」になりました。
道は広くて奇麗なので、台北や高雄の夜市より清潔感があります。
台湾の雑多な夜市を好む方は、綺麗すぎてがっかりするかもしれません。
東大門國際觀光夜市の地面は、グレーと黒の1.5m正方形のタイルが特徴的です。
地元の方の話では、暑さが10cmもあるそうですよ。
アクセス:Access
最寄り駅:台鉄・花蓮駅
バス番号:「105号」「301号」
最寄りバス停:「東大門夜市」or「花蓮醫院」
※花蓮駅から3kmくらいしか離れていないので、徒歩で行くことも出来ます。
檳榔:ビンロウ
過去記事で紹介した檳榔を売る店がこの夜市にはあります。
台湾第3の都市「台中」へ日本からの移動方法と台北からの移動方法について#210 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)
バス移動で見かける、道路沿いの怪しげなガラスのお店でお姉さんが売っている檳榔です。
東大門國際觀光夜市を歩いていると、ふっと目に飛び込んできた看板に『檳榔』の文字がありました。
檳榔とはヤシ科の植物で、簡単に言うと台湾での合法麻薬です。
日本では、決して見かけることのない檳榔を眺めていると「試食」を勧められました。
1個だけ試しに口に入れたら、1分も噛み続けることが出来ません。
軽い興奮・酩酊感が得られる前に、気持ち悪くなり吐き出してしまいました。
酒や煙草も受け付けない体なので、合法麻薬など美味しく感じるはずもありません。
ミネラルウォーターで何度もうがいをして、試食したことを後悔しました。
4つの夜市:Four Night Markets
以下の4つの夜市の総称を「東大門國際觀光夜市」と呼んでいます。
福町夜市:Futing Night Market
飲食店よりも遊戯店の方が多いので、子供を多く見かけるエリアです。
原住民一篠街:Aboriginal Street
入口に台湾先住民の像が立っているのが「原住民一篠街」です。
大陸各省一篠街:Provinces Street
赤煉瓦づくりと赤提灯が特徴的で、中国本土の雰囲気が感じられます。
自強夜市:Zhiqiang Night Market
敷地内にある戦闘機や戦車が展示されている場所が「自強夜市」です。
営業時間:17:00~24:00
トイレ事情:Toilet situation
飲食を楽しんでいると、トイレが気になりませんか?
トイレは「東大門國際觀光夜市」の中央付近にあります。
入口に地図があるので、トイレの位置は入場前に確認しておきましょう。
ちなみに、ペーパーは備え付けてないので持参する必要がありますよ。
台湾グルメ
魯肉飯:ルーローハン
ここ花蓮以外でも台湾全土で食べられるB級グルメの王様です。
豚バラ肉を甘辛いタレでとろっとろに煮込んで白飯にかけた台湾定番の屋台めしです!
お店によっては煮卵やたくあん、青菜がトッピングされています。
屋台のパン:Bread of a stall
台湾の夜市では、屋台で種類豊富なパンずらりと並んでいます。
サイズが大きくて安いのが、屋台で売られているパンの特徴です。
1つ1つが大きいので、女性なら2つ購入しても食べきれないと思いますよ。
豆花:トウファ
日本でもおなじみで、説明不要の台湾スイーツです。
ほんのりした甘さが大人でも食べやすい感じです。
「東大門國際觀光夜市」はイートインが多いので、いつでも気軽に入れます。
歩き疲れたときなどに、この優しい甘さにやられちゃいましたね。
台湾風ホットドッグ:Taiwanese Hot Dog
ホットドッグは世界中どこでも食べることが出来ます。
但し、ここではパンではなくもち米にソーセージを挟んで食べるのです。
モチモチしたもち米に挟まれたソーセージが絶品です。
台湾風ティラミス:Taiwanese Tiramisu
甘いもの好きのファインは、ブームに関係なくティラミスが好きです。
しかし、台湾のティラミスはバナナが中に入っているのです。
味は、日本のティラミスよりも甘く感じます。
ちなみに、これは屋台ではなく普通のお店でいただきました。
肉圓:バーワン
台湾の駅弁の定番です。
台湾では何を注文しても美味しかったのですが、唯一微妙だったのがこれです。
デンプンからできた生地に肉あんを包んで油で揚げ、タレをかけて食べます。
花蓮以外でも九份の街中で食べることができます。
その店の「肉圓」が不味かったのか、そもそもこのような味なのかは不明です。
その日以来、「肉圓」を二度と口にすることはありませんでした。
豆芽花枝
イカともやしをそのお店のタレに絡めた料理です。
海が近いエリアの夜市では見かけますが、山間部の夜市では見たことありません。
味付けは、見た目よりあっさりしているので日本人の口に合うのではないでしょうか。
葱油鶏:ソンユーチー
鶏肉を蒸して、さっぱりしたタレにかけるだけのシンプルな料理です。
タイの「カオマンガイ」とほぼ変わりませんね。
牛肉麵:ニョウロウミェン
ルーローハンがご飯の定番なら、こちらは麺の定番料理です。
花蓮以外でも、台湾の夜市で見かけないことはないB級グルメです。
竹筍湯:ジュースンタン
この写真は、あんかけ風になっていますが、普通のスープもあります。
台湾のスープは、薄味が多い傾向にあります。
どちらもタケノコの歯ごたえがたまりません。
鴨血:ヤーシエ
これは、あひるの血を固めたのものです。
紹介しておきながら、実は食していません。
辛い鍋料理には入っていることが多いです。
血を固めた料理と聞いたら、食欲無くなりませんか?💦
牡蠣&臭豆腐:Oysters and Stinky Tofu
日本人が台湾料理で苦手なもので必ずランクインするのが臭豆腐です。
しかし、蚵仔煎(カキ入りのオムレツ)は人気な台湾料理でランクインします。
そこで食わず嫌いの方にオススメするのが牡蠣&臭豆腐です。
名前ほど臭くないし、牡蠣と一緒に食べると以外にもペロッと食べられますよ。
臭豆腐を苦手としている方は、一度試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに台湾の牡蠣は、日本の牡蠣よりやや小ぶりです。
糖葫蘆:タンフールー
誰が名付けたのか「台湾スイーツの淑女」と呼ばれている人気のスイーツです。
りんご飴やいちご飴などもありますが、大人がハマりやすいのがトマト飴です。
初めて挑戦するまでは全く興味がなかったファインでもリピーターになりました。
ドラゴンフルーツ:Dragon Fruit
台湾が原産国だと思ったら、中南米が原産国なんですね。
自然な甘みとほのかな酸味がコラボレーションしたような味です。
日本では見かけることがあまりないので、台湾を訪れたらぜひ試してみて下さい。
世界一美味しい小籠包:The World’s Best Xiao Long Bao
ファインは、台北に戻る前に列車の出発時間まで中山路をフラフラと散歩をしていました。
中山路から公正街に入ると、行列が出来ている2店を発見したのです。
お店の名前は「公正包子」
ファインは、小籠包の発祥の地「上海」や中華グルメの王道「香港」、台北の有名店でも食べてきました。
だから小籠包にそれほど興味はなかったのですが、時間潰しに行列に並ぶことにしたのです。
隣のお店も並んでいましたが、どうせなら行列の長いお店を選択しました。
約25分くらい並んだでしょうか、ファインの順番になりメニューを見ると1個5元♪
「あ~なるほど、安いから行列が出来ているのね」と、その時は思ったのです。
イートイン(內用)の混雑ぶりが凄いので、テイクアウト(外帶)を選択しました。
小籠包で有名な鼎泰豊 (ディンタイフォン)も上海や香港で食べた小籠包も薄皮でした。
しかし、「公正包子」の小籠包は厚皮だったのです。
イメージすると小さめの肉まんという感じでしょうか。
地元の方の話によれば、元々小籠包という食べ物は厚皮だったらいしいですよ。
小さい肉まんだったら、食べ歩きでいいだろうとパクリッ・・・・・・・・・
うっうっ美味い~♪
25分も並んだ価値があるではないですか。(時間潰しと思ってごめんなさい🙇)
中華圏でたくさんの小籠包を食べてきたファインは断言します。
ここが世界一美味い小籠包だと!
鼎泰豊 (ディンタイフォン)も上海や香港も決して不味くはない、むしろ美味しかった!
なんなら、横浜中華街や長崎中華街で食べた小籠包もかなり美味かったです。
しかし、公正包子の小籠包は間違いなくこれまで食した小籠包の中で完全に一番です。
花蓮滞在最終日でなく、初日にこのお店の存在を知りたかったと悔しい思いをしました。
コロナが落ち着いて、再び台湾を訪れる機会があれば再訪決定のお店です。
営業時間:6:00~21:00
お土産編
ファインは海外を旅しているとお土産をあまり買うことはありません。
数ヵ国移動することが多いので、どうしても荷物が増える事を嫌うのです。
しかし、ここ台湾では1ヶ月滞在して帰国する予定だったので少し購入しました。
花蓮の名産
①小月餅
「豊興餅舗」の老舗店で売られている台湾風バームクーヘンと紹介されました。
バームクーヘンというより、萩の月のお餅版と言った方がわかりやすいでしょうか。
②蜂之郷
オーガニックハニーのカステラです。
空港にもお店がありました。
両方とも、台北への移動中に食べちゃいましたけど・・・・・・・💦
③パイナップルケーキ
台湾土産の定番ですね。
これはちゃんと持ち帰りましたよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「東大門國際觀光夜市」と台湾グルメはいかがでしたでしょうか?
台湾の小籠包は蒸籠で蒸す料理だと思っている日本の方は多いですよね。
しかし、台湾には焼き小籠包もあるのです。
焼き餃子とシュウマイを足して2で割ったような感じです。
これは美味しいので機会があったらぜひ食して欲しい一品です。
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