ニイハオ、旅ブロガーのファインです。
ニイハオ、旅ブロガーのファインです。
「日月潭」は、約二千年前に偶然発見された天然湖です。
台湾人の新婚旅行で、人気ナンバー1が「日月潭」といわれています。
また、自殺の場所として有名なことは、ガイドブック等では記載されていません。
日月潭を訪れると、「神秘の湖」と呼ばれている理由がわかるような気がします。
ということで、今回は、日月潭観光について語ります。
サイクリングロード:Cycling Road
月潭、中湖、頭社には整備されたサイクリングロードが設けられています。
湖一周は、全長約33キロ。
ファインは、日月潭到着後「日月潭旅遊服務中心」で自転車をレンタルしました。
対応してくれた女性がとても親切で、お互いにつたない英語でなんとか借りることが出来ました。
自転車を借りる際には、デポジットとしてパスポートを預ける必要があります。
アップダウンもあるので多少きつい所もありますが、約4時間で1周出来ますよ。
営業時間:8:00~17:00
レンタル代:自転車の種類により、200元、500元、800元、1000元
文武廟:Wenwu Temple
文武廟は、日月潭をサイクリングしている方の多くが立ち寄るスポットです。
日月潭観光のメインのひとつで、台湾最大級の色鮮やかな廟が観光客の目を引きつけます。
文武廟は、「前殿」は日本でもおなじみの孔子が祀られています。
「中殿」は、日本人だけでなく中国圏で大人気の関羽が祀られています。
文武廟は、「後殿」を含める三殿様式になっており、日月潭全体を望む景観が素晴らしいです。
中殿
玄奘寺げんじょうじ:Xuanzang Temple
西遊記の玄奘大師(三蔵法師)の霊骨がオレンジ色の屋根が特徴の玄奘寺に納められています。
日本人の多くは、三蔵法師を架空の人物だと思っている人が多いですが、実在した人物です。
玄奘大師が、インドから長安に戻ってきた足跡がここに記されています。
62歳で没した玄奘大師の遺骨は、最上階(三階)に祀られています。
遊覧船:Sightseeing Boat
日月潭観光で外せないのが、湖畔を周遊する遊覧船です。
芦ノ湖の遊覧船と似たイメージでしょうか。
<乗船場所は4ヶ所>
①朝霧
②水社
③伊達邵
④玄光寺
営業時間:8:00~18:00
所要時間:約90分
運賃:1回券100元
1日券300元
遊覧船
拉魯島らるーとう:Lalu Island
ここはサオ族の人々が精霊の集う場所として信じられている聖地です。
日月潭は、拉魯島を境に「日」と「月」と呼ばれています。
手こぎボート:1時間200元
拉魯島
ロープウェイ:Ropeway
「日月潭」と「九族文化村」の全長1,877mを8人乗りのロープウェイで結びます。
山間の最深部は140mあり、最大傾斜43度から日月潭の絶景を楽しめます!
所要時間:約20分
運賃:往復300元
運行時間:10:30~16:00 休日10:00~16:30
アクセス:Access
前回紹介した「水社」からロープウェイに向かう方法が一般的です。
まずは、上記の遊覧船に乗船し、20分かけて「伊達邵」に移動します。
下船後、「日月潭纜車」の標識通り進めば、徒歩10分でロープウェイ乗り場があります。
九族文化村:Formosan Aboriginal Culture Village
1865mの遊歩道があり、子供や年配者でも楽しめるテーマパークです。
この村が造られた1980年代後半は、原住民が9つの民族に分けられていました。
それが名前の由来となっていますが、現在では16民族もあるのです。
<台湾の16の原住民族>
①タイヤル族(泰雅族)⇒顔の入れ墨が特徴
②アミ族(阿美族)⇒台湾最大の原住民族
③タオ族(達悟族、雅美族〈ヤミ族〉)⇒離島の半穴居に暮らしている
④サオ族(邵族)
⑤パイワン族(排湾族)
⑥タロコ族(太魯閣族)
⑦ブヌン族(布農族)
⑧プユマ族(卑南族)
⑨ルカイ族(魯凱族)
⑩ツォウ族(鄒族)
⑪サイシャット族(賽夏族)
⑫クバラン族(噶瑪蘭族)(カヴァラン族)
⑬サキザヤ族(撒奇莱雅族)
⑭セデック族(賽徳克族)
⑮カナカナブ族(卡那卡那富族)
⑯サアロア族(拉阿魯哇族)
※台湾の総人口の2.4%を占める原住民族は、政府に承認されていない原住民がまだ多数います。
九族文化村には遊園地があるので、客層はファミリー層も多いがひとりでも楽しめますよ。
ファインの目的は、毎日2回開催されるクオリティの高いと評判のショーです♪
様々な民族のショーが観れますが、ファインが観たのはタイヤル族のダンスです。
高校生くらいの男女が、ストーリー性のある踊りを「九族広場」で披露してくれます。
一般客参加型のショーなので、後半はいつ所に踊る観光客もいて盛り上がっていました。
ショーの内容は、3ヶ月ごとに変わるそうです。
入場料:780元(ロープウェイ込み)
敷地内は広大ですが、文化村内を一周するバスがあるのであまり疲れません。
ファインが訪れた2月は桜が満開の季節で「桜花祭」が毎年行なわれています。
ここは台湾なのに「日本さくら名所100選」の認定されています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回紹介した日月潭はいかがでしたでしょうか?
九族文化村のロープウェイは、休日には行列が出来ます。
日月潭1周サイクリングと九族文化村を両方楽しむには平日がオススメです。
九族文化村に欧州宮廷花園がありましたが、雰囲気に合っていないと感じました。
体力に自信のない方は、日月潭サイクリングを1日かけてゆっくり走る方がいいかもしれません。
九族文化村に1日費やす観光客も多いので、ぜひあなたに合った日月潭の楽しみ方を見つけて下さい。
コメント