リオ デジャネイロの危険な観光地「カリオカ水道橋」と「セラロンの階段」#51

リオデジャネイロの「ファベーラ」Brazil
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ボンヂア、旅ブロガーのファインです。

あなたは、「カリオカ水道橋」って聞いたことありますか?

また、「セラロンの階段」って聞いたことあるでしょうか?

両方ともリオデジャネイロにある最近脚光を浴びつつある観光地です。

今回も前回に引き続き「リオデジャネイロ観光」について語ります。

リオデジャネイロは、世界の都市でも治安の悪さが有名です。

貧富ひんぷの格差が激しいので、今回紹介する観光地は細心の注意を払う必要があります。

しかし「リオデジャネイロ大聖堂」は必見です。

これまで観てきた大聖堂とは一味違うのです。

 

ということで、今回はリオデジャネイロの治安の悪い観光地について語ります。

 

 

リオデジャネイロの宿選び

リオデジャネイロの中でも、比較的治安がいいと言われているエリアは「ボタフォゴ」です。

ファインは最初ボタフォゴエリアで宿泊を探していましたが、口コミとビーチからの距離、地下鉄からの距離を考慮して「コパカバーナエリア」にある宿にしました。

宿泊費だけで判断すると「セントロ」「サンタテレサ」周辺の宿が安い傾向にあります。

しかし、宿泊費が安い理由はこのエリアの治安がとても悪いからなのです!

 

リオデジャネイロの宿選びは値段より安全を優先した方がいいかもしれません。

リオ初心者の方は、ざっくりとした判断基準ですが、海側より山側に行くほど治安が悪くなるとイメージして下さい。

 

今回海側に近いエリアを選択した宿で、日本人はファインだけでした。

ミックスドミトリーで欧米人が多かったですが、アジアでは韓国人青年が一人いました。

 

リオデジャネイロのミックスドミトリーリオデジャネイロのミックスドミトリー

 

カーニバルの時期だったので、宿泊料は普段の2倍の値段でした。

24時間出入り自由な宿ですが、宿泊客には手首にテープを巻かれます。

 

そのテープをしていないと、宿泊施設の敷地内に入れてもらえません。

駅の改札みたいな棒がホステルの入り口にあり、防犯がしっかりしています。

大袈裟に感じる方もいるかもしれませんが、リオデジャネイロの宿では、海側の比較的治安がいいエリアでもこれくらいの防犯対策は必要なのです。

 

 

 

カリオカ水道橋:Aqueduto da Carioca

カリオカ水道橋は、ラパ地区のシンボルのひとつです。

1750年にローマの水道鏡を模した全長270メートルの石橋として建設されました。

その後、水道橋は延長されましたが、19世紀に水道としての役目を終えています。

 

カリオカ水道橋カリオカ水道橋

アーチが2重になっているのが上記の写真で分かるでしょうか?

この2重のアーチが42連もあるのです。

現在は「リオデジャネイロの歴史地区セントロ」「丘の上の町サンタ・テレーザ」

つなぐ路面電車の陸橋となっています。

カリオカ水道橋の幅は3m、高さは17.6mあります。

カリオカ水道橋を走る路面電車カリオカ水道橋を走る路面電車

ファインは、この路面電車に乗ろうとしたのですが、

「観光客はやめておけ」

現地のブラジル人に言われ断念しました。

 

現地人が言った意味は、カリオカ水道橋周辺を歩いてみると理解できます。

この地域では、雰囲気の良くない少年たちの集団が常にたむろしているのです。

子供好きなファインでも、カリオカ水道橋周辺の少年たちは少し怖い印象でした。

 

大人でも車に向かって奇声を上げている人やたくさんの浮浪者ふろうしゃを目撃しました。

リオデジャネイロに関するサイトやガイドブックでは注意喚起しているエリアです。

「気をつけて観光してください」

とか

「くれぐれも用心して下さい」

と記載をよく目にします。

 

しかし、このエリアではいくら用心しようにも注意しようがないのです。

理由は、万一少年たちに襲われた場合、まず近くに避難できるお店がありません。

大きな広場があり、モニュメントの前では写真を撮ったりするのですが、

障害物がないため、遠くからでもアジア人観光客と一目でわかる状況なのです。

 

韓国人グループと交代で写真を撮りあったりしましたが、襲われたらアウトでしたね。

ここへ観光しようとする方は、くれぐれも自己判断で行くようにお願いします。

 

物を投げられたバス物を投げられたバス

 

ちなみに、上記写真に写っているバスに向かって何か物を投げている集団がいました。

「おそらくバスの中からカメラで写真を撮っている人がいたのだろう」

と現地のおじさんが話していました。

ファインは、すぐその場から逃げたので、その後の詳細まではわかりません。

 

 

 

セラロンの階段:Escadaria Selarón

この階段を作ったアーティストは、ホルへ・セラロン(Jorge Selaron)さんです。

2013年まで、約20年もの年月をかけて、自宅前の階段を飾り続けました。

この階段には、60ヶ国以上から集めた2,000枚以上のタイルを使用しています。

215段あるセラロンの階段の全長は、約125メートルあります。

 

この階段は、タイルで飾られておりちょっとしたアート作品になっています。

ファインは階段下から登りましたが、上から降りるとカラフルな景色が楽しめません。

ここで写真を撮るなら、下から見上げて撮ってもらうとタイルがよく見えます。

ちなみに、セラロン氏はブラジル人ではなくチリ人です。

セラロンの階段セラロンの階段

元々芸術家であったセラロン氏は、廃棄物で自宅周辺の環境を整えたのが始まりと言われています。

タイルで階段を飾り始めたら評判になり、多くの観光客が帰国後にセラロンさん宛に送ったそうです。

ファインは気がつきませんでしたが、阪神タイガースのタイルもあるみたいです。

関西人がセラロンさんに送ったのでしょうか?www

 

上記の写真の通り、かなりの観光客で賑わっています。

自分だけの写真を撮るのはちょっと難しいかもしれません💦

ここも先ほどのカリオカ水道橋から近いので治安は良くありません。

特に階段の上は行っちゃダメです。

 

アクセス:Access

最寄駅:Cinelândia駅から約640m  徒歩9分

周辺を走っているバスはありますが、投石の可能性があるので利用は控えましょう。

 

 

 

リオデジャネイロ大聖堂:カテドラル・メトロポリターナ

「アルコス・ダ・ラパ」の奥にある巨大なドーム状の建物です。

天井にほどこされた巨大なステンドグラスがとても有名ですが、外観も個性的です。

1976年にできた近代的なデザインで、他では見られないインパクトある教会です。

高さが80mもあり、スケールも他の有名な大聖堂に引けを取りません。

 

リオデジャネイロ大聖堂リオデジャネイロ大聖堂

 

その面の直径も106mあり、2万人もの収容が可能です。

ファインは地下には行きませんでしたが、宗教博物館が併設されています。

 

カテドラル・メトロポリターナカテドラル・メトロポリターナ

 

天井から光が差し込み、非常に神秘的な空間です。

無宗教で、芸術にうといファインでも、この大聖堂には強烈な芸術性を感じました。

 

リオデジャネイロ大聖堂の内部リオデジャネイロ大聖堂の内部

 

<基本情報>
オープン日時:平日8時~12時、13時~18時

土日8時~12時

入場料:無料

アクセス:Access

最寄り駅:地下鉄Carioca駅から徒歩約5分

 

 

 

リオデジャネイロ市立劇場:Theatro Municipal do Rio de Janeiro

歴史的な建造物が立ち並ぶシネランディア広場に面しています。

ブラジル国内で最も重要な劇場の一つで、デザインはオペラ座をモデルにしています。

上記3ヶ所と比較したら警察官も多く見かけたので少し安心なエリアです。

リオデジャネイロ市立劇場リオデジャネイロ市立劇場

<基本情報>

定休日:日曜と月曜日

定休日以外は、館内ツアーをガイド同行で1日6回行われています。

コロナの影響でしょうか?現在は臨時休業しています。

 

アクセス:Access

最寄り駅:シネランジア駅から徒歩1分

 

 

 

リオのカーニバル:Carnival in Rio

ファインがリオデジャネイロを訪れた一番の目的は「カーニバル」です。

リオのカーニバルは21時から始まりますが、街は昼からハイテンションでした。

昼から、いや朝からアルコールを飲んで大声を上げている人ばかりです。

しかし、警察官も街中に溢れているので、それほど危険は感じません。

 

昼間のリオデジャネイロ市内昼間のリオデジャネイロ市内

 

地下鉄の車内も派手な衣装に身を包んだ人たちが大合唱していました。

日本人には馴染みのない曲ですが、一人が歌い始めると皆で歌い始めます。

大合唱グループが駅で降りても、乗ってきた人たちも大合唱を始めるという感じです。

上記写真は、派手に騒いで散らかしていったゴミを清掃しているボランティア団体です。

リオのカーニバルリオのカーニバル

 

 

カイピリーニャ:Caipirinha

ブラジルを代表するアルコール度数51度とかなり強めのお酒(カクテル)です。

コパカバーナビーチでは、屋台のカイリピーニャもあります。

なんと、屋台なのにクレジットカードも使えるんですwww

都内のブラジル料理を提供するお店でも見かけることが出来ます。

 

田舎の娘さんという意味のカイリピーニャ田舎の娘さんという意味のカイリピーニャ

ブラジル産蒸留酒「カシャッサ」をベースにしています。

ライムや砂糖を混ぜ合わせるのが一般的です。

コパカバーナビーチで、寝転がっているだけでカイピリーニャの売り子がやってきます。

料金:15R$(500ml)(約306円)

カイリピーニャを売る青年カイリピーニャを売る青年

 

 

 

ファベーラ:favela

リオデジャネイロ市内に1,000ケ所以上点在する世界的に有名な貧困街です。

ブラジルでは、イタリアからの帰国者が初めてのコロナ感染者になりました。

二人目も三人目も海外へ渡航できるお金持ちからコロナの感染者が出ています。

 

2020年3月頃は、富裕層が住むエリアに感染が広がり「金持ち病」と言われていました。

ただ皆さんもご存じの通り「密を避けること」「衛生面での消毒」が重要なこと、

これらを出来ないファベーラ住民がコロナに感染するのは時間の問題でした。

 

ファベーラは、普段の生活が密の状態なのです。

衛生面でも、貧困エリアなので消毒するお金さえもありません。

皮肉なことに、富裕層宅にメイドで働いていた貧困層の女性が最初の死亡者となりました。

 

ちなみに、富裕層の雇い主は、コロナから回復しています。

問題は、富裕層の雇い主がコロナに感染している事実をメイドに隠していたことです。

ファベーラでは、一人でもコロナ感染者が出ると、続々と広がる環境にあります。

 

富裕層や経済界から支持を受けるボルソナロ大統領は、貧困層のファベーラ住民を

助ける対策もせず、感染拡大のスピードは雪だるま式に加速しています。

 

コロナ禍以前は、リオデジャネイロでファベーラ観光ツアーも催行さいこうされていました。

現在、観光客はコロナ対策が出来ていないファベーラに近づけない状況です。

治安が悪いから近づけないわけではなく、コロナ対策が脆弱ぜいじゃくなため近づけないのです。

 

国から見捨てられ、貧困から抜け出すことのできない彼らを皆さんはどう思いますか?

リオデジャネイロの貧民街リオデジャネイロの貧民街

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

追伸

今回ご紹介したリオデジャネイロの治安の悪い観光地はいかがでしたでしょうか?

記事内の見どころについては、距離的には近いので歩いて行くことが出来ます。

但し、昼間でも投石などがあるので単独行動は避けるようにしてください。

ファインが訪れた時は、「カリオカ水道橋」「セラロンの階段」「リオデジャネイロ大聖堂」周辺は警察官の姿もあまり多くはありませんでした。

 

次回はリオデジャネイロのカーニバルについて熱く語ります。

バッグ等を盗まれたりしたけど、また行きたくなる魅力がブラジルにはあるのです。

物価も高いけど、コロナ禍が落ち着いたらぜひ再訪したいと思っています。

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管理人

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居住地域  :千葉
<自己紹介>
飛行機が飛ばない状況でも、未知の国へ行く意欲がまったく衰えない旅ブロガーです。ひとり旅を好むが寂しがり屋という矛盾した性格をしています。都内の大学卒業後、旅行会社へ就職。転職後も旅行関連の資格を取得し観光業界へ従事。添乗員を目指している方、国家資格取得を目標にしている方の参考になるネタを投稿していく予定です。海外旅行では、失敗だらけだけど無事に帰国できればokという考えで旅を続けています。同じ旅好き、もしくは観光業界への就職を目指している方々の役に立ちたいという思いでブログをはじめました。旅行に関する情報をシェアしあなたと一緒に成長できれば嬉しく思います♪

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