こんにちは、旅ブロガーの「ファイン」です。
気がつくといつの間にか飛行機に乗っていることってありませんか?
それは、間違いなくファインと同じ種類の旅が大好きな人間ですね。
そういう人は、旅がしたくてしたくて仕方がない人種です。
コロナ禍では、非常に我慢されたことと推察いたします。
ということで、今回は海外旅行には必須の飛行機について語ります。
快適な座席ランキング
旅好きな人に飛行機が嫌いな人は少ないのではないでしょうか?
ファインは、もちろん飛行機が大好きです。
空港に着いただけで、ワクワクします。
ビジネスクラス
ちなみに、飛行機移動の快適さは、飛行機の座席位置で大きく変わると思いませんか?
ファーストクラス、ビジネスクラス、を指定できればそれは勿論快適でしょう。
しかし、ファインにとってはファーストクラスは「YOU TUBE」だけの世界です。
現実的には「ビジネスクラス」を素通りして後方の「エコノミークラス」に移動します。
ただ、エコノミークラスもある程度の知識を備えていればそれほど悪くないですよ。
エコノミークラスでは、座席位置次第で快適さが異なるのでとても重要です。
欧州のエコノミークラスの機内食
ファインのお勧めの座席を理由と共に紹介します。
第1位:非常口座席
飛行機の座席シート第1希望は、「非常口座席」です。
ここは前に座席がないため、広々としており足を伸ばして過ごすことができます。
またお見合い席とも言われ、CAさんの素敵な笑顔に出会えるかもしれません。
但し、以下の条件が必須になります。
1. 満15歳以上
2. 搭乗に際して付き添いの方や係員の手伝いを必要としない
3. 航空機ドアの開閉等、緊急脱出の援助を実施することができる
4. 脱出手順の案内及び乗務員の指示を理解し、他の乗客へ口頭で伝えられる
5. 緊急脱出時に同伴者の援助をする必要がない
6. 緊急脱出の援助を実施することに同意する必要がある
緊急時CAの指示に従い手伝う必要がある為、冷静そうな大人がお願いされるようです。
航空会社の母国語や英語を理解できることがこの座席の条件に含まれています。
つまり我々日本人が、日本発着以外のフライトでこの座席になる可能性は低いでしょう。
エコノミークラスの非常口
第2位:ベビーバシネット
あなたは、次に紹介する「ベビーバシネット」の席はご存じでしょうか?
ファインが2番目に希望する座席で、赤ちゃん連れ用の目の前に壁があるシートです。
bassinet = 飛行機の座席の前に設置できる赤ちゃん用の簡易ベッド
キャリーコットと呼んでいる航空会社もありますが、ほぼ「バシネット」で通じます。
足元が広く、他の席よりもかなり快適なフライトが約束されますよ。
目の前は壁なので、リクライニングで席を倒されることがないというメリットがあります。
隣の人を起こさなくても、足をまたげば通路へ出られる理想的なシートです。
予約時は×印がついていますが、実はこれ意図的に航空会社が付けている可能性が高いのです。
エコノミークラスの最前列がバシネット席である場合が多いので食事面でもメリットがあります。
通常、食事は前から配布されることが殆どです。
2種類か3種類の食事メニューは間違いなく選ぶことが出来るでしょう。
しかし、後方座席の場合、運が悪ければ選択肢がなくただ配布されるだけの場合もあるのです。
また、現地到着時にエコノミークラスでは真っ先に降りることが出来ます。
預け荷物を早く受け取れる可能性が高まり、入国審査の列で前方に並ぶことが出来るのです。
赤ちゃんイメージ
チェックイン当日、赤ちゃん連れのお客様がいなければこの席をゲットできます。
隣に赤ちゃん連れが座る可能性が高いので、子供嫌いな方は苦痛を伴うフライトになるでしょう。
殆どの赤ちゃんは、耳抜きが出来ないので辛い状況に陥り泣き出す確率は高いです。
※耳抜き
鼓膜の内側と外側に生じた圧力差を解消する方法
鼻を摘み、口を閉じた状態で鼻から空気をはき出すようにすることで耳へ空気を送る。
飛行中の急激な気圧変化により、耳が痛くなったりする場合に行うと効果的です。
唾を飲み込む、欠伸をするように顎を大きく動かすなどの方法もあります。
ちなみに、国際線の場合2歳以上は席を購入しなければならないので必然的に2歳未満しか利用できません。
また、体重制限は航空会社により9kg未満~14kg未満までと異なります。
但し、デメリットもあります。
前に座席がないため、離着陸時に荷物を足元に置くことが出来ないのです。
壁にあるシートポケットにスマホを入れる位しか出来ないのがちょっと辛い所ですね。
もう一つのデメリットは、肘掛けが上がらない事です。
前に席がない場合、テーブルやモニターなどは肘掛けに収納されています。
肘掛けが上がらないエコノミー席は、太っている方はかなり窮屈に感じるかもしれません。
また、赤ちゃんが2組いた場合は笑うしかありません。
1人の赤ちゃんが泣きだしたら、高確率で寝ていたもう一人の赤ちゃんも泣きだすからです。
第3位:通路側
これには、賛否両論ありますが理由を説明しましょう。
短時間フライトなら窓側でもいいですが、欧米路線は必死に通路側を狙いにいきます。
そのために、チェックインカウンターへは早めに行く必要があります。
メリットは、トイレに行くとき声をかけることなく座席を立てること!
日本人は席を立つときに隣の人に一度立ち上がってもらうのが苦手ですよね?
ファインもトイレに行く度に気を遣うのが嫌なのです。
ましてや、トイレに行きたいタイミングで隣の方が寝ていたら我慢しちゃいますから。
もう一つのメリットは、長距離の場合窓側と比べて空間を広く使えることは重要です!
また、頭上の荷物を取り出しやすいこともメリットではないでしょうか?
機内の通路座席
第4位:前方の座席
前方座席の1つ目のメリットはエンジンより前にあるため、後方より静かということ。
この事実を知らない人は結構多いです。
飛行機のエンジン音は、お子様連れや年配者は気になる方も多い傾向にあります。
またバシネット同様に、飛行機の乗降ドアが近いので到着時に早く降りられること。
このメリットを考慮して、前方席を選択する人が多い傾向にあります。
3つ目のメリットは後方と比べて揺れが少ないこと。
これは、ファイン自身あまり感じたことがないのでメリットに入れるべきか微妙です。
この情報は添乗員に転職してきた元CAさんから聞きました。
4つ目のメリットはすぐ寝ることが出来ること。
ドリンクや食事は前から配布される事が多いので、食べてすぐ寝ることができます。
トレーも早く下げてもらえて、皆さんが食事している時に早めにトイレに行けます。
食事後のトイレ前は、列になるほど混みあう光景を見たことある方も多いでしょう。
ランキング形式で紹介しましたが、ファイン自身は、前方や後方こだわりはありません。
個人的な印象ですが、前方は比較的飛行機に乗り慣れた方が多い印象ですね。
「エコノミークラス」の前方は、なんとなく落ち着いた雰囲気が感じられます。
ファインは、後方のワイワイした賑やかな雰囲気も嫌いじゃありません。
長距離フライトでは、映画1本観たらギャレーにストレッチに行くので後方は便利です。
ちなみに「頭上荷物入スペース」は後方の方が広いことはご存じですか?
ギャレー = CAさんが食べ物や飲み物を準備する場所
ファインは荷物を機内に持ち込むので、頭上スペースが広いのは大きなメリットです。
自身の荷物が、席から離れたところに入れられると不安になりませんか?
なるべく自分の席の頭上へ機内へ持ち込んだ荷物を入れたいですもんね。
受託手荷物のないバックパッカーはここの席を狙う人が多いですよ。
頭上荷物入スペース
第5位:窓側
個人的には第4位と第5位を入れ替えてもいいかなぁという考えがありました。
しかし、ファインと反対に窓側を希望する方も少なくないのです。
窓側は、もちろん素晴らしい景色が見れるというメリットはあります。
しかし、出発時間によってはCAさんから窓のシェードを閉めるよう指示があります。
そのような場合、窓からの景色は離陸と着陸の数分位しか楽しめないのです。
たった数分のために、通路側の快適空間を放棄する選択肢はファインにはありません。
しかも翼の横だったら景色はあまり見えないので、もはやメリットはないに等しい。
席を立つにも二人にお願いしないといけないし、その二人が寝ていたら・・・(-_-;)
窓側座席の景色を眺められるというメリットも天候に影響されることも大きいです。
それに窓側の席を利用した方で寒さを感じたことはありませんか?
機内の窓側は寒いと感じることが多く、LCCの場合毛布は有料の場合もあるのです。
CAさんの忙しいタイミングなども理解しているので、毛布は頼みにくいですしね。
また、収納棚から荷物を取りたいときに、窓側の席だったので諦めた経験はありませんか?
ファインは、ほぼ諦めるか、通路側の方がトイレに行った時に取り出します。
窓側座席からの景色
第6位:真ん中の座席
真ん中の席だけは、どうしても避けたいのは誰もが思うことでしょう。
最悪なのは、座席の配置が3列シートで真ん中の席です。
説明不要の席で、かなり辛くデメリットしかありません。
ちなみに、航空会社は一名のお客は空いてる隙間に入れようとする傾向にあります。
海外の方は大柄な方が多く、自分が真ん中で挟まれたら肘を置く場所もなく大変です。
彼らは、こちらの領域に両サイドから遠慮なく悪びれる様子もなく侵入してきます。
長時間のフライトでは、苦痛以外の表現のしようがありません。
もはや、逃げ道はありません。
そんな時に機内で「Good grief」 と呟いている自分がいます。
訳:なんてことだ、やれやれだぜ、呆れている時、嫌だなと思う時
機内の座席選びに失敗すると、到着後ヘロヘロ状態で観光することになるのです。
全然寝られずに、ヘロヘロ状態の観光経験のある方もいるんじゃないでしょうか?
ヘロヘロ状態での観光は、その日は辛いだけで全然楽しくないですよね(笑)
ペルーのLCC
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した飛行機の座席ランキングはいかがでしたでしょうか?
共感してくれる方もいれば、自分とは違うと感じる方もいるでしょう。
座席の優先順位は異なりますが、この記事を座席選びの参考にして頂ければ幸いです。
ちなみに、最後の写真は、南米のLCCの機内で撮影しました。
気がついた方はいますか?
ペルーでマチュピチュからリマに移動するとき飛行機内で犬を抱いているお客がいたのですよ。
ペットは、航空法では荷物扱いのはず???
時代の流れでしょうか?
日本ではスターフライヤー社が2021年10月からペットの機内座席に持ち込めるサービスを検証飛行すると発表したのです。
ペットはどこの座席が快適なのでしょうか?ww
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