あなたは、「バジャドリード」って聞いたことがありますか?
前回紹介した「チチェンイッツア遺跡」に行くとき滞在する人も多くいます。
それでは、「ピンクレイク」は聞いたことあるでしょうか?
別名、ピンクラグーンとも呼ばれています。
両方とも、多くの日本人が知らないと答えるかもしれません。
今は・・・・・・♪
実は、知る人ぞ知るユカタン半島の穴場的観光地で、今後人気が出ると確信しています。
ということで、今回は、ユカタン半島の穴場的観光地について語ります。
バジャドリード:Valladolid
バジャドリードは、情報も少なくガイドブックにもあまり掲載されていません。
まだ観光地化していないので、街並みがとても落ち着いており静かな雰囲気です。
夜一人で外出しても問題ないくらい治安もいいので、女性のひとり旅でも安心ですよ。
しかし、メキシコ人の間ではメキシコ政府観光局により「魔法のように魅惑的な場所」プエブロ・マヒコとして選出されたことでかなり知られています。
今後は5つの理由から、日本人からも人気が高まると予想されます。
理由1
セノーテがたくさんある
理由2
ピンクレイクへの起点となる街
理由3
治安がとてもいい
理由4
チェチェン・イッツア遺跡へのアクセスがいい
理由5
コロニアル調の街並みが美しいコンパクトな街
カンクンからのツアーでは、昼食にバジャドリードに立ち寄って、
チチェン・イッツア遺跡へ移動するプランもあります。
ファインは数日宿泊しましたが、落ち着いた街並みは旅の疲れを癒してくれますよ。
アクセス:Access
カンクンからの距離:約160km
所要時間:「ADOバス」で約2時間半
運行時間:8時台から21時台まで
運行間隔:1時間に1便
運賃:192ペソ/約1,018円
6つのセノーテ:Six Cenotes
ユカタン半島には3,500以上のセノーテがあり、バジャドリード郊外にも、たくさんの魅力的なセノーテがあります。
せっかくバジャドリードを訪れたなら、素敵なセノーテを満喫したい所ですね。
①セノーテ・スィトウン:Cenote Suytun
バジャドリードからの距離:約8.4㎞
舞台のように伸びる歩道がテレビで紹介されてから人気急上昇中です。
カップルが、ここで抱き合っている光景をみるとひとり旅は虚しくなりました😢
セノーテ・スィトウン
②セノーテ・イキル:Cenote il kil
バジャドリードからの距離:約39㎞
ツアーでは、チチェン・イッツア遺跡とセットで組まれることが多いセノーテです。
直径:50m
水深:40m
5mの飛び込みが楽しめるのはセノーテ・イキルだけなので男性に人気があります。
セノーテ・イキル
③セノーテ・シェケケン:Cenote X’keken
バジャドリードからの距離:約6.5㎞
頑張ればレンタル自転車でも行ける距離です♬
セノーテ・シェケケンは大型の鍾乳石が魅力です。
④セノーテ・サムラ:Cenote Samula
バジャドリードからの距離:約6.3㎞
映画「リメンバー・ミー」の舞台となり知名度が上がりました。
(ファインはこの映画を見ていないけど・・・・・・・・・💦)
⑤セノーテ・サシ:Cenote Zaci
バジャドリードからの距離:約770m
市街地にあり、徒歩圏内なので時間がない方にオススメのセノーテです。
但し、コロナの影響でしょうか?現在は休業しているみたいですね。
⑥セノーテ・オシュマン:Cenote Oxman
バジャドリードからの距離:約4.4㎞
ツタが密集しているセノーテで、男は絶対好きなターザン遊びができますwww
ピンクレイク:Pink Lagoon
バジャドリードを知らない人でも、ピンクレイクを知っている人がいるかもしれません。
正式名称:ラス・コロラダスのピンクラグーン
ファインが、バジャドリードに宿泊した目的は、翌日ここに行くためだったのです。
ピンクラグーンとも言われてもいますが、このブログではピンクレイクで統一します。
アクセス:Access
ピンクレイクに行ってみたいけど、アクセスが・・・・と諦める人が多いです。
しかし、これから紹介する方法で簡単に行くことが出来るの検討してみて下さいね♪
<旅行会社主催ツアー>
カンクン発ツアーは、安くても2万円以上もするのでちょっと驚きです。
ピンクレイクは、アクセスが悪いことを知っている旅行会社は強気の値段設定をしてきます。
バジャドリードからのツアーは、探してみましたが見つけることが出来ませんでした。
ツアーはもちろん楽ですが、お金を払うのは以下の内容を読んでからにして下さい。
<レンタカー>
レンタカーは日本と同じくらいの料金ですが、個人的にはあまりオススメしません。
なぜなら、このルートはメキシコ警察官に職務質問で停められる可能性があるからです。
あなたが国際免許を持っていたとしても、長時間足止めされてしまいます。
なぜなら彼ら警察官の目的は、職務質問という名目で旅人のお金を奪うことだからです。
お金を払わないと、いちいち意味不明な理由をつけてなかなか解放してくれません。
結果、ツアー代金より高くつくことになります(同じ宿の日本人経験者談より)
<バス移動>
ファインは、難易度がやや高いと言われているバスでピンクレイクまで行きました。
直行便がないので不安になる気持ちはわかりますが、恐らく大丈夫でしょう。
バスターミナルは、バジャドリードの街の中心部にあるのですぐに見つかります。
まずは「バジャドリード」からADOバスで「ティジミンTizimín」まで移動しましょう。
所要時間:約60分
バジャドリードを出発して60分後、ティジミンTizimínで乗り換えます。
ティジミンからラス・コロラダス
所要時間:約70分
ティジミンからラス・コロラダスへのバスは、1社のみしかありません。
しかも、1日3本しかないので、高確率でティジミンで待ち時間が発生してしまいます。
タイミング次第では長時間待つ事もありますが、ファインはバスの出発時間まで、見どころは全くないティジミンで食事をしたり、市街散策したりして時間を潰しました。
もし大きな荷物があっても、バスターミナルで荷物を預かってくれるので安心ですよ。
出発時間になったのでバスターミナルへ戻り、予定時刻通り出発します。
ここまでは、難易度は高くありません。
問題は帰りのアクセスです。
ピンクレイク見学後、ラス・コロラダスからティジミンまで戻るアクセスが問題なのです。
帰りのバスも1日3本しかありません。
ラス・コロラダスはピンクレイクしか見どころはなく、時間を潰す場所もありません。
最終バスの夕方まで、食事処やお土産を買うお店さえないので困りますよね?
また、タクシーを呼ぶのにも時間がかかります。(ここで待っていたら儲かると思うんだけど・・・)
<カンクンに戻る場合>
万一夕方のバスに乗り遅れたら、ティジミンからカンクン行のバスに間に合いません。
でもご安心を!
ファインは以下の方法で、余裕で快適にティジミンまで戻れました。
往路のティジミンからラス・コロラダスまでのバス車内で、友達を作ればいいのです。
ピンクレイクは、滞在時間1時間もあれば十分に満足できると思います。
ピンク色した水しかないので、確かに綺麗でしたが長時間滞在は正直飽きますよ。
英語も苦手で、タクシーを呼ぶスペイン語力もないならシェアすればいいだけです。
ファインは、ポンコツ英語で
「一緒にティジミンまで帰ろう」
と外人に声をかけまくりました。
ちなみに、日本人の女子は、外人の方からよく声をかけてもらえるそうですwww
往路のバスを降りたところに、ちょうどタクシーが1台お客を降ろすところでした。
ナイスタイミングと思い、一緒にティジミンまで帰る約束をした外国人に頼りました。
タクシードライバーに、
「90分後にティジミンまで乗せて欲しい」
と伝えてもらったのです。
その時は、その声をかけた外国人と二人でタクシーで帰る予定でしたが、
ピンクレイク見学中に、さらに仲間が2人増えて4人でタクシー1台をシェアすることに。
バス代よりやや高いくらいで、ファインはティジミンまで無事戻ることに成功しました。
ピンクレイク
<タクシーをシェアする人が見つけられない場合>
長時間滞在は時間を持て余すけど、夕方のバスでもティジミンまで戻ることが出来ます。
万一バスを逃して、ティジミンからカンクン行のバスに乗れなくても大丈夫なのです。
実はピンクレイクには、ガイドさんがちゃんといるのです。
そのピンクレイクのガイドさんに、タクシーを呼んでもらえばいいだけだから♬
ガイドさんもタクシードライバーも英語が通じませんが、スマホ翻訳機能で問題ありません。
ティジミンまで到着すれば、もう大丈夫です。
ティジミンから「バジャドリード」までのバスは本数がたくさんありますから。
しかも、「バジャドリード」からカンクンまでのバスは遅い時間まで運行しています。
つまり、「ティジミン」にまで戻れればなんとかなるということです。
夜遅い時間に、カンクンに着くのが不安な人はバジャドリードで泊ればいいだけのこと。
個人的には、日程に余裕があればバジャドリードで1泊することをオススメします。
メキシコとは思えないような落ち着いた雰囲気は、旅の疲れを癒してくれますよ。
ちなみに、「ティジミン」で宿泊施設を探してみましたが見つかりませんでした。
バスターミナルの職員に聞いても、
「ティジミンには宿泊施設はないよ~」
との回答です。
ピンクレイクからは、カンクンへ戻るか、バジャドリードへ戻るかの2択のようですね。
ピンクレイク②
~ピンクレイクがピンク色になる原因~
ピンクレイクの色は、決してインスタ映えのために着色している訳ではありません。
「スピルリナ」という微細藻類や「アルテミア」という微生物が原因なのです。
ガイドさん曰く、以前はピンクレイクで泳ぐことも出来たみたいです。
しかし、観光客がサンダルなどを置いて行く行為が多発し、微生物に悪影響が出ると現地で問題になり遊泳禁止になってしまいました。
禁止事項が増える原因が、我々観光客だという事はちょっと残念な気持ちになりますね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回紹介した「ピンクレイク」は、いかがでしたでしょうか?
ピンクレイクのある「ラス・コロラダス」は、周囲に工場しかないエリアなのです。
バス下車後、ピンク色をした塩湖を見ること以外やることが何もありません(-_-;)
ピンクレイクのさらに奥へ入るには、50ペソ(約265円)のガイド料が必要になります。
ちなみに、ガイドさんたちは全員ここにある塩工場の従業員さんたちです。
このピンクレイクは、南米では有名な塩会社の敷地内にあります。
ピンク色をした塩湖では、4万羽を超えるフランミンゴ群も遠くに見ることが出来ます。
フラミンゴの近くに行くことは、保護目的のために許されませんでした。
ファインのガイドさんは、とてもよく働いてくれたのでチップをはずみました。
サービスの悪い時は、チップを払わないこともあるファインです。
しかし、サービスに満足したら、相場の2倍以上を払うように心がけています。
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