ニイハオ、旅ブロガーのファインです。
今回紹介する「淡水」は、ひとり旅にはちょっと寂しさを感じる場所かもしれません。
淡水のメインと言えば、ロマンティックな夕陽です。
台湾で一番美しい夕陽スポットと言われており、右も左もカップルだらけでした。
昼間は、河口沿いに路上ミュージシャンもいて賑やかな雰囲気です。
ということで、今回は台北郊外の人気スポット「淡水」について語ります。
淡水老街ダンシュイラオジエ:Tamsui Old Town
買い物や食べ歩きができて、淡水の雰囲気を味わえるオールドストリートです。
ここへ来たら○○食べようとか、食べる物を決めてこないのが淡水流。
「小腹が空いたら直感で購入して、食べ歩きを楽しむのよ」と台湾人に教えて貰いました。
海の幸から淡水名物まで、淡水グルメに目移りするくらいなんでもあります。
酸梅湯:スワンメイタン
淡水名物の梅ジュースです。
淡水の人気梅ジュース専門店「阿婆酸梅湯」は、「十分」でも見かけました。
ホットorアイス
中華圏では、冷たい飲み物は体に悪いと信じられておりアイスを飲む習慣がありません。
つまり冷たいドリンクを提供しているのは、主に観光客向けなのです。
サイズは一種類
想像通りの甘酸っぱい味ですが、日本の梅ジュースより砂糖が多めに入っている感じです。
トマトと混ぜた梅ジュースや漢方の梅ジュースなどもありました。
個人的な感想ですが、日本人にはあまり受けない味のような気がします。
料金:35元
淡水阿給:ダンシュイア-ゲイ
油揚げの中に春雨が入ったものに、とろりとしたタレがかけてあります。
甘辛いソースの匂いが特徴のボリュームがある淡水の郷土料理です。
「つくね」と「がんも」を足して2で割った中に、春雨が詰まっている感じでしょうか。
料金:40元
魚丸湯:ユーワンタン
港町らしく、魚のつみれスープも淡水の定番料理です。
魚のつみれだと思って食べると、ちょぅと驚くかもしれません。
つみれの中に、お肉がギュッと詰まっているのです。
料金:35元
アイスクリーム:Ice Cream
長さ50cmもある淡水名物のアイスクリームです。
味は、バニラやストロベリー、チョコやタロイモやマンゴーなどもありました。
料金:35元
鐵蛋:ティエダン
漢方と醤油で煮て乾かして、また煮て乾かして、これを数回繰り返します。
鉄のように固いことから、鉄玉子とも呼ばれています。
あくまでネーミングなので、固いと言ってもゴムくらいですよ。
真っ黒になった卵は、淡水名物の珍味で、お土産として真空パックで売られています。
但し、タマゴは加工されていても日本への持ち込みが禁止です。
購入したら、お土産として持ち帰らず必ず台湾国内で食べて下さいね。
うずらの卵:26個・100元
鶏の卵:7個・100元
現烤蛋糕シエンカオダンガオ:Current Baked Egg Pudding
タマゴのケーキと訳されるみたいですが、巨大なふわふわしたカステラです。
「源味本舗古早味現烤蛋糕」 ← 読めない💦
かなりの行列が出来ていたので、スルーしちゃいました。
地元ではかなり有名らしいです。
プレーン味:90元
チーズ味:130元
箱代:10元
ちなみに、士林市場にも同じ店舗があります。
営業時間:月曜日~金曜日 9:00~18:00 土曜日と日曜日 8:00~20:00
八里ばり:Bali
淡水を訪れたら、フェリーを利用して対岸の「八里」を訪れることをオススメします。
全長4kmのサイクリングロードがあるので自転車好きの方は楽しめるでしょう。
<左岸公園>
とてもきれいに整備されたサイクリングコースがある公園です。
日本では見たことのない2人乗りや4人乗り自転車も借りることが出来ます。
レンタルするときにはパスポートが必要になるので忘れないで携帯しましょう。
アクセス:Access
最寄り駅:MRT信義淡水線・淡水駅からフェリーで5分
運賃:23元
チケット売り場窓口では、往復割引で購入できます。
往復割引はありませんが、悠遊カードも利用できます。
情人橋:Lover’s Bridge
淡水河から台湾海峡が目の前に広がる漁人埠頭(ユーレンマートウ)にあります。
淡水のメインである夕陽をここから眺めるのがカップルで訪れた人の定番です。
ちなみに、「フェリークルージング」で、夕陽を楽しむ人も多いですよ。
情人=恋人
橋が完成した日がバレンタインデーだったことが由来しています。
美しい夕陽とライトアップされた情人橋のコラボレーションは幻想的です。
夕陽が有名ですが、ここからの夕陽が沈んだ後の夜景もなかなかのものなのですよ。
情人橋の夕陽
アクセス:Access
最寄り駅:信義淡水線・淡水駅から約4.4㎞
<バス>
淡水駅から「紅27バス」
終点の「漁人碼頭」で降りるより「淡水漁市:Tamsui Fish Market」の方が近いです。
<フェリー>
淡水駅から徒歩5分でフェリー乗り場
チケット売り場の呼び込みが激しいので、簡単に見つけられます。
運賃:淡水駅~漁人碼頭 50元 現在は60元
紅毛城ホンマオチャン:San Domingo Castle
スペイン統治時代に建てられた要塞で、後にイギリス領事館として利用されました。
小高い丘の上に建つ煉瓦色のレトロな古跡は、淡水観光必見の歴史博物館です。
洋風な雰囲気の紅毛城から臨む夕陽がとても美しいと地元の間では評判です。
夕陽が有名ですが、昼間の景色もなかなかの絶景でした。
営業時間:9:00~22:00
定休日:第一月曜
入場料:無料
アクセス:Access
淡水客運バス:紅26番バス 「真理大学」下車
老梅石槽ラオムイチオッツォー: Laomei Green Reef
台湾の八大秘境のひとつです。
以下の写真は、絵ではありません。
大屯火山の爆発後、岸辺の火山礁岩が波で削られて、硬い部分が残った火山礁岩です。
春には海岸線に石槽の上に緑の藻がびっちりと生え、緑の石槽となります。
老梅石槽
毎年4~5月に「海蝕溝」と呼ばれる幻想的な石槽を観ることが出来ます。
季節限定の美しい景色が希少性を高めているのです。
見ごろが毎年変わるので、ファインのように3月でも観ることが出来るかもしれません。
綠石槽は藻なのでとても滑りやすく、写真撮影に夢中になっていると滑り転びます。
自然の海岸なので、入場料は無料です。
ちなみに、周囲には何もないので食事をしながら鑑賞することは出来ません。
アクセス:Access
最寄り駅:MRT淡水駅
基隆行きの淡水客運バス「862番」もしくは「863番」「892番」に乗り換え
「老梅バス停」下車 徒歩5分
老梅石槽②
老梅石槽③
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介した「淡水」はいかがでしたでしょうか?
台北市内からMRT信義淡水線でたったの40分弱で行ける距離にあります。
都会の台北も魅力的ですが、台湾一の夕陽は必見ですよ。
但し、ひとりで訪れたら寂しい気持ちになるかもしれませんけど・・・・・笑
最後に紹介した「老梅石槽」は、春に台湾を訪れた際にはぜひ観て欲しい絶景です。
都会の台北も楽しいですが、自然の幻想的な景色が見れる淡水もいいものですよ。
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