ブエナスタルデス、旅ブロガーのファインです。
あなたは、日本でお店に入るときに店員に挨拶をしたことはありますか?
多くの日本人は、お客側からお店の店員さんに対して挨拶はしないと思います。
しかし、マドリードでは店に出入りするときはお客から店員に挨拶をするのです。
もし、挨拶をしなければ
「無礼な人」
もしくは
「なんだこいつは」
と思われてしまうかもしれません。
あなたもスペインへ旅行した際には、観光客でも自分から
「HOLA:オラ~」(こんにちは)
と声を出して入店しましょう。
ということで、今回は「マドリード」について語ります。
- ①プラド美術館:Museo del Prado
- ②国立ソフィア王妃芸術センター:Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía
- ③マイヨール広場:Plaza Mayor
- ④プエルタ・デル・ソル:Puerta del Sol
- ⑤オリエンテ宮殿:Palacio de Oriente
- ⑥サン・ミゲル市場:Mercado de San Miguel
- ⑦ラス・ベンタス闘牛場:Plaza de Toros de Las Ventas
- ⑧サン・イシドロ教会:Santa Iglesia de San Isidro
- ⑨エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ:Estadio Santiago Bernabéu
- ①プラド美術館:Museo del Prado
- ②国立ソフィア王妃芸術センター:Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía
- ③マイヨール広場:Plaza Mayor
- ④プエルタ・デル・ソル:Puerta del Sol
- ⑤オリエンテ宮殿:Palacio de Oriente
- ⑥サン・ミゲル市場:Mercado de San Miguel
- ⑦ラス・ベンタス闘牛場:Plaza de Toros de Las Ventas
- ⑧サン・イシドロ教会:Santa Iglesia de San Isidro
- ⑨エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ:Estadio Santiago Bernabéu
①プラド美術館:Museo del Prado
マドリードを訪れたら真っ先に思い浮かぶ観光地がプラド美術館でしょう。
プラド美術館に訪れるためにマドリードに来たという方もいる程の定番観光地です。
芸術センスがゼロのファインでも、ここは訪れる候補に入っていました。
プラド美術館には、約8000点以上の油彩画が展示されています。
彫刻は約1,000点、版画に関しては約4,800点もの作品があると言われています。
ちなみに、2021年時点では1,400点余りしか展示されていません。
あなたは「スペイン3大画家」って、ご存じでしょうか?
スペインが誇る3大画家の代表作が展示されているのがプラド美術館なのです。
①エル・グレコ(2階の中央部分にずらりと彼の作品が並んでいます)
②ペラスケス(代表作「ラス・メニーナス」は12番の部屋にあります)
③ゴヤ(約100年もの間非公開だった「裸のマハ」がある)
スペイン絵画を代表するエル・グレコの作品群は、素人目にも惹きつけられるものがあります。
芸術に関心のない方でも、教科書などで一度は見たことある絵に出会えると思います。
ちなみに「プラド美術館」は、人気スポットの為すぐ入場できるわけではありません。
平日でも30分以上は並ぶ覚悟が必要です。
ファインが訪れたときは、館内に入るまで90分以上も並びました。
行列に並びたくなければ、日曜日に訪れることだけは避けた方がいいでしょう。
とても大きな美術館なので、全てじっくり鑑賞すると丸1日はかかるかもしれません。
入場前にあなたがどうしても見たい作品をチェックしておくことをオススメします。
ちなみに、プラド美術館に入館する際は、空港のような手荷物検査があります。
<営業時間と入場料>
月曜日〜土曜日/10:00〜20:00
日曜日・祝日/10:00 〜19:00
無料開放日/1月1日、聖金曜、5月1日、12月25日
入場料:14€(約1,825円)
18歳以下、18歳〜25歳の学生:無料
日、土曜の午後、平日18時以降:無料
アクセス:Access
最寄り駅:メトロ2号線「Banco de 駅」
または1号線「Atocha駅」 徒歩9分
②国立ソフィア王妃芸術センター:Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía
20世紀の近現代美術を所蔵する美術館です。
名前が長いので地元では、頭文字を取って「MNCARS」と呼ばれています。
上記写真は、メインの建物となる「サバティーニ館」です。
この美術館の代表作品は、何と言ってもパブロ・ピカソの「ゲルニカ」でしょう。
この作品の大きさは、縦349cm × 横777cm もあるので迫力があります。
この絵を見てテーマを理解できる日本人はあまり多くありません。
ゲルニカは、スペイン市民戦争に介入したナチスドイツやイタリア軍が、スペイン・バスク地方にある村ゲルニカの無差別爆撃した出来事を主題とした作品なのです。
つまり、1937年にピカソが反戦を訴えて描き上げた反戦芸術なのです。
この絵に関しては解説がないと理解しにくいですが、内戦に苦しむ弱者を描いています。
ちなみに、世界中の人々に知られているゲルニカは完成時には注目を集めなかったばかりでなく
「反社会的で馬鹿げた絵画」
と言われていたそうです。
ゲルニカが世界的に知名度が高まったのは、第2次世界大戦後となります。
戦争により苦しむ人々が世界中に溢れていたことにより、脚光を浴びたのはなんとも皮肉な話です。
過去記事のグエル公園のグエルパビリオンズでちらっと出てきたスペインを代表する画家「サルバドール・ダリ」の作品も多数展示されています。
「バルセロナ・バス・ツーリスティック」を利用して、ひとりで観光する方法 #54 | 元添乗員のひとり旅 (fineserviceagency.com)
彼の作品を知らない人でも、大きく目を見開いた髭に特徴のある写真は見たことあるでしょう。
<営業時間と入場料>
月~土曜:10:00~21:00
日曜:10:00~14:30
7月1日~9月10日の金・土曜:10:00~23:00
定休日:火曜日
入場料:8€(約1,043円)
※月曜、水~金曜の19:00~、土曜の14:30~、日曜は無料 (18歳未満無料)
アクセス:Access
最寄り駅:メトロ1号線Atocha駅 徒歩3分
上記で紹介したプラド美術館から約700mしか離れていません。
③マイヨール広場:Plaza Mayor
昼間は観光客、夜は仕事を終えたマドリード市民で賑わっている有名な広場です。
マイヨール広場には、世界最古のレストラン「ソブリーノ・デ・ボティン」があります。
9つあるアーチのなかで最も有名な門がクチジェロス(Cuchilleros)の門です。
クチジェロス=刃物職人の意。
129m×94mの長方形の広場で、3階建ての建築物に237箇所のバルコニーが特徴です。
「プエルタ・デル・ソル広場」から徒歩10分ほどの距離にあります。
大道芸人もちらほら見かけ、観光インフォメーション・センターなどもあります。
スペイン人には、マドリードで初めての市場が開かれた場所として知られています。
アクセス:Access
最寄り駅:メトロ Sol駅 (L1, L2, L3) 徒歩5分
メトロÓpera駅 (L2, L5, R) 徒歩6分
メトロ Tirso de Molina駅 (L1) 徒歩7分
上記で紹介した国立王妃ソフィア芸術センターからの距離は、約1.5㎞で徒歩圏内です。
④プエルタ・デル・ソル:Puerta del Sol
日本語で太陽の門と訳し、全域歩行者専用のマドリードのランドマーク的存在です。
大晦日のカウントダウンの様子をTVで見たことないでしょうか?
広場を象徴するクマとイチゴノキの像は写真を撮る観光客でごったがえしています。
プエルタ・デル・ソルの地下鉄ソル駅は、公共交通機関のハブ駅にもなっています。
アクセス:Access
最寄り駅:ソル駅 徒歩0分
情報として最寄り駅を記載しましたが、マヨール広場から約350mの距離にあります。
⑤オリエンテ宮殿:Palacio de Oriente
「ベラスケス」「カラヴァッジオ」「ゴヤ」等のスペインを代表する作品や世界で唯一の完全なストラディヴァリウスの弦楽四重奏などが展示されています。
夜はイルミネーションでライトアップされるので、女性が喜びそうな写真が撮れます。
王宮がらみの公の行事はここでおこなわれ、営業時間は季節により変動します。
営業時間:4~9月10:00~20:00
10~3月10:00~18:00
日曜日10:00~16:00
入場料:10€(約1,304円)
無料の日:10月~3月水・木曜15:00~18:00
4月~9月水・木曜17:00~20:00
定休日:1/1、1/6、5/1、12/24、12/25、12/31、その他公式行事が行われるとき
アクセス:Access
最寄り駅:オペラ駅 徒歩5分
こちらもプエルタ・デル・ソルから約900mなので徒歩圏内に位置しています。
⑥サン・ミゲル市場:Mercado de San Miguel
観光地価格のタパス屋さんがたくさんならぶ知名度の高いフードコートです。
市場では生ガキ、生ハム、オリーブ、ピンチョス、魚貝類を堪能できます。
営業時間:10:00~24:00時(木・金・土曜は~翌2:00)年中無休
アクセス:Access
上記で紹介したオリエンテ宮殿から約500mの距離にあります。
またマヨール広場からも約350mの距離にあるので徒歩圏内です。
⑦ラス・ベンタス闘牛場:Plaza de Toros de Las Ventas
マドリードにある「スペイン最大の闘牛場」です。
5月から6月までのサン・イシドロ祭の期間中は毎日闘牛が行われています。
動物愛護の観点から、最近は反対運動も激しく開催が衰退気味です。
収容人数は23,798人で、世界第3位を誇ります。
残酷なショーを観たくない人は、博物館が隣接しているのでそちらをオススメします。
アクセス:Access
最寄り駅:Ventas 駅(L2, L5)
⑧サン・イシドロ教会:Santa Iglesia de San Isidro
マドリードの守護聖人「サン・イシドロ」をまつる教会です。
アルムデナ大聖堂が建設されるまで、マドリードの大聖堂として使われていました。
以前は、日本でもお馴染みのフランシスコ・ザビエルが祀られていました。
営業時間:8:00~12:00、18:00~20:00(ミサの間は見学禁止)
アクセス:Access
サンミゲル市場から約350mの距離にあります。
⑨エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ:Estadio Santiago Bernabéu
スペインの国内リーグ「レアル・マドリード」のホームスタジアムです。
リーガ・エスパニョーラは、国民的大イベントです。
レアル・マドリードとアトレティコ・デ・マドリードの対戦は盛り上がります。
ここでイタリア人と名乗る男性に付きまとわれました。
怪しかったので相手にしなかったら、サッカー場を一周ずっと歩いてついてきました。
裏に回ると、人通りも少なくなり、危険を察知したファインは小走りで逃げました。
彼は雰囲気的に犯罪の匂いがしました。
入場料:25€(約3,260円)
チケットは、当日券を窓口で購入でき、クレジットカードも使えます。
営業日:毎日(12月25日と1月1日を除く)
営業時間:月~土曜 10:00~19:30 日曜祝日 10:30~18:30
アクセス:Access
最寄り駅:メトロ10号線サンティアゴ・ベルナベウ駅
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追伸
今回ご紹介したマドリードのを代表する観光地はいかがでしたでしょうか?
7番目に紹介したラスベンタス闘牛場と9番目に紹介したエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ以外は近い場所にあるので徒歩で観光することが可能です。
こんなすごい所で、日本の久保選手が活躍する姿を想像するだけでワクワクします。
ファインが生存中に、日本代表がワールドカップでどこまでいけるのか楽しみです。
ファインが訪れたときは、かなり空いていましたが普段は30分以上並ぶ時もあるそうです。
時間を無駄にしたくない人は、事前にオンライン購入がオススメですよ。
絶対に外せないとタイトルに名打ちましたが、どうしても時間的都合で1つだけ外すとしたら8番目に紹介したサンイシドロ教会でしょうか💦
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